山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

今倉山から二十六夜山ツアー(2017,11,16)

11月も後半となり、紅葉は終盤となってきました。

16日に都留と道志の境にある今倉山から二十六夜山を通って、都留の芭蕉月待ちの湯まで降りる、少々長いコースを歩くツアーに行っていました。

登山開始

道坂トンネルの手前から登り始めます。トンネルの向こうは道志村になります。

名残の紅葉

標高1000mを少し越えるこの辺りでは、まだ紅葉が残っていました。

しばらく行くと

稜線到着

稜線に出ます。ここは道志の最高峰、御正体山から今倉山に通じる尾根の一角です。

ここからはやや急な尾根歩きが続きます。

紅葉斜面を登る

オオモミジやハウチワカエデが残る斜面は、日当たりが良くてとても暖かいです。

この日は気温が上がらず寒くなると言われていましたが、幸いなことに風がなく日当たりが良かったので、風下側ではポカポカと暖かい日和でした。

振り返れば遠くに

神山と噴煙

箱根の神山と大涌谷の噴煙がハッキリと見え、地吹雪舞う富士山も御正体山の上に被さるように見えていました。

今倉山

今倉山に到着しました。三角点にタッチです。

ここは眺めが良くないので更に進みます。

アップダウンを繰り返しながら進むと

赤岩への稜線

眺めの良いところに出てきました。

富士山、御正体山だけでなく杓子山、三ッ峠山などの山々を見ながらの縦走はとても気持ちがよいです。

そして大展望台の

赤岩にてランチ

赤岩(松山)に到着し、ここでランチです。

先着パーティがいましたが、大挙して合流させていただきました。

ここは本当に申し分ない眺めで、雲取山や大岳山など奥多摩の山々、八ヶ岳や金峰山・茅ヶ岳、白銀の南アルプス、大菩薩の山々、箱根から天城方面、そして丹沢と360度のパノラマを満喫できました。

食後は二十六夜山に向かいます。

ブナ巨木

この山の稜線にはブナやミズナラの巨木がいたるところにあり、林がとても美しいです。紅葉が終わって見通しが良くなり、日差しがあるととても暖かいです。

赤岩から1時間強で月待ち信仰の舞台となった

二十六夜山

二十六夜山に着きました。

その昔はどんな風に二十六夜の月待ちをしたのでしょうか。興味深いところです。

二十六夜山からは

急斜面を下る

落ち葉が厚く堆積した急斜面を下っていきます。落ち葉が滑るだけでなく落ち葉の下にある石ころや木の枝が見えないので、おそるおそる下っていきます。

尾根から沢へ降りて沢沿いを進み、

最後の渡渉

丸木橋を渡ってさらに下っていき、

芭蕉月待ちの湯

登山開始から6時間でゴールの芭蕉月待ちの湯に無事下山しました。

下りの累積標高差が1100mある、歩き応えのあるコースでした。

ご参加された皆さま、大変ご苦労さまでした。

ご参加いただきありがとうございました。

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サルギ尾根から上高岩山・鍋割山ツアー(2017.11.12)

この日は日曜日。素晴らしいお天気と紅葉の時期なので、集合場所の武蔵五日市駅は多くの登山者であふれかえっていました。

そのほとんどは都民の森、つまり三頭山の方へ向かっていきました。

私たちが向かう上養沢行きはとても少なく、同じバス停で降りた人はわずかでした。

養沢神社から登山開始します。いきなり

いきなりの急登

ものすごい急登で、雨の後には登るのが大変そうな道です。

キッコウハグマ

足元にキッコウハグマのとても小さな花や、ツルリンドウの赤い実があちこちで見られました。

緩急の繰り返しと時折岩場が混じる斜面を進んでいくとサルギ尾根の中心にある

高岩山

高岩山が見えてきました。

ところどころにある道標は、どれも

無惨な道標

無惨な状態となっていました。これはクマの仕業かも知れません。

高岩山で一休み。私たちを追い越していった人はわずかに一人。すれ違った人は一人もいません。とても静かなコースです。

タカノツメ、コハウチワカエデ、サラサドウダン、ホツツジなどの紅葉が見頃で、真っ青な空の左手には大岳山と馬頭刈尾根、右手には麻生山、日の出山、御岳山がくっきりと眺められて、実の気持ちの良いコースです。

高岩山からはもったいないことにかなり下って、最後の急登をあえぎながら登ると、ようやく

展望台到着

上高岩山の近くにある展望台に着きました。ここまで来ると御岳山方面からやって来た登山者が数名いて、少し賑やかです。

ここはとても眺めがよい場所なのでお弁当タイムとしました。

間近に見る大岳山

迫力有る大岳山は間近に見え、都心方面はスカイツリーや新宿の高層ビル群などもはっきりと見ることができました。

展望台の周囲にはいろいろと観察対象があって、

リンドウ

わずかに開いたリンドウの花(超マクロ撮影)や

ツクバネ

ツクバネの実がたくさん付いていて、展望台から落としてクルクル回転するのを何度も何度も楽しみました。

昼食後は上高岩山のピークを踏んで芥場(あくば)峠を越え、鍋割山へ向かいます。

鍋割山への稜線
1000mを越える稜線はもうほとんど葉を落としていて鋸山や御前山が木々の間から見渡せました。

鍋割山の山頂を通って御嶽神社のの奥の院へ

奥の院峰

奥の院峰には

奥の院の祠

小さな祠が置いてあって安全登山のお願いをして下山開始します。

長尾平への下り

途中岩場をトラバースする箇所があり、溜まった落ち葉で滑らないように慎重に進み、長尾平を通って宿坊街を抜け、

ケーブル駅到着
ケーブルの駅に到着しました。

御岳山もかなり混雑したのでしょう。ケーブル待ちの人が並んでいました。

今回のツアーコースはやや長く少々ハードでしたが、マイナーなコースなので紅葉時期の好天の週末にもかかわらず静かな山歩きを楽しむことができました。

サルギ尾根の岩に張り付いたように色づくツツジ類がとても印象に残りました。

ご参加され皆さま、大変ご苦労さまでした。ご参加いただきありがとうございました。





越前岳ツアー(2017.11.10)

7日のツアーから3日後に、同じ越前岳ツアーをフォーゲルで実施しました。

天気予報は良く、登山口に向かうバスからは雪を被った富士山が見えたのですが・・・。

登山開始

十里木高原から登り始める頃には、すっかり曇ってしまいました。

一面のススキ原

一面のススキ原を登っていきます。

残念ながら富士山は見えず、麓の

ゴルフ場

ゴルフ場が青々とした人工芝で覆われているのが見えただけでした。

越前岳が見えた

やがて越前岳が見えてきました。この時は山頂まで見えていたのですが・・・。

葉を落とした林

群立ちしているアブラチャンの林では、もう葉を落としていました。

岩場やえぐれた道を登り切ると

山頂

越前岳の山頂に着きました。この時は霧で何も見えないばかりか、風が強くて寒いので風当たりの弱い森の中でお弁当タイムです。

山頂から山神社方面へ下っていきます。

富士見台

この日も富士見台からは富士山が見えず残念。でも

鋸岳

紅葉の合間からは鋸岳のギザギザした稜線が見えてきて、その先の展望台からは

位牌岳も見えた
鋸岳に続く位牌岳も見えてきました。お天気が回復してきているのがわかります。

山神社へ向かう道にはクリの木もそこそこあり、

クリ

まだ実が残っているクリもありました。

富士見峠で稜線を離れ山神社方面へ下っていきます。

サルノコシカケ

巨大なきのこ、サルノコシカケが落下していました。ずっしりと重いです。

避難小屋

この門扉の中は何でしょう? 誰か人でも住んでいるのでしょうか?

いえいえ、これは避難小屋です。覗いてみると随分居心地の良さそうな小屋でいろりや煙突まで備えられていました。

沢沿いのトラバース道を行きます。

斜面の紅葉

斜面の紅葉がとてもきれいでした。

登山開始から6時間ほどで

山神社入口

山神社入口まで到着。ここからは車道歩きです。

近くの駐車場で拾ってきた落ち葉を

落ち葉並べ

並べてみました。千差万別の色と形の葉が勢揃い。秋はカラフルでとても楽しいです。

この後はバス停まで歩いてツアーを締めくくりました。

御殿場駅へ向かうバスの中で、手前の雲が晴れて富士山が顔を出していました。この日はバスからしか富士山が見えず残念でした。

ご参加された皆さま、大変ご苦労さまでした。

ご参加いただきありがとうございました。

越前岳ツアー(2017.11.7)

富士山の南部、沼津市との間にふたこぶらくだのような形をした山並みがあります。

愛鷹連峰といい、最高峰越前岳とその次に高い位牌岳がその「こぶ」を形成しています。

今回は北側にある最高峰越前岳(1504m)に登るツアーに行ってきました。

登山開始

十里木高原の駐車場から登山開始です。

ススキ原の階段

ススキ原の中に階段が一直線に続いていて、鉄塔まで登ると傾斜はなだらかとなり、さらに一登りすると

見晴台にて

馬の背見晴台に着きます。富士山が素晴らしい眺めで、

見晴台からの富士

凄い迫力です。

越前岳が見えた

越前岳の山頂も見えてきました。

ここからは樹林帯となり、岩場も混じる急登です。

林床には

ミヤマシキミ

ミヤマシキミの実がたくさん。急登のあとは

えぐれた道

えぐれた道が幾筋もあり、どこを歩いたらいいか探すのが大変。

しだいに雲がかかってきて風もやや強くなり、少し肌寒くなってきた頃

越前岳山頂

越前岳の山頂に到着しました。数パーティと一緒に昼ご飯です。

雲や霧で展望がないのが残念。短時間で下山開始します。

富士見台

ここは富士見台。昭和13年に発行された五十銭紙幣に描かれた富士山の図案となった場所です。ここでも残念ながら見えません。

紅葉はもう終盤でしたが、降りて来るに連れて

コミネカエデ

真っ赤なコミネカエデが華やかでした。

鋸岳展望台にて

鋸山展望台は南側の位牌岳や鋸岳がよく見える場所ですが、ここでも残念です。

ぐんぐん下ると

富士見峠

富士見峠に到着。お客様が集めてくれた落ち葉を並べてみました。

落ち葉並べ

コミネカエデ、ウリハダカエデ、カジカエデ、コハウチワカエデがそれぞれ色の違いがあってきれいです。この他にもハウチワカエデ、イタヤカエデ、ウリカエデなども見ることができました。

ここから稜線を離れ沢沿いを下っていきます。

山神社

山神社で安全登山のお礼を言い、

ゴール

鳥居をくぐってゴールの山神社入口まで下山しました。

山頂や富士見台からは展望が利きませんでしたが、登る途中でばっちりと富士山を見ることができました。

ご参加された皆さま、大変ご苦労さまでした。

そしてご参加頂きありがとうございました。

大菩薩嶺・牛の寝通りツアー(2017.11.5-6)2日目

1日目から続く

2日目の朝も良いお天気ですが少し強めの風が吹いています。

ご来光はどうでしょうか?

低空に厚みのある雲が出ていましたが、

ご来光

雲の上から昇りました! 雲海が広がっています。

朝ご飯を食べ介山荘にお礼を言って

熊沢山への登り

石丸峠へ向かいます。熊沢山を越えて石丸峠への下りで、今日もまた

石丸峠手前からみた富士

拝むことができました。左手前は小金沢山です。

大菩薩湖と南アルプス

次第に薄くなっていく雲海の向こうには屏風のように南アルプスの山並みが続いています。

石丸峠の少し先から主稜線を離れて牛の寝通りに入りました。

牛の寝通りと三頭山

葉を落とした木々の間からは、牛の寝通りの長大な尾根とその先にある三頭山や御前山が見通せます。

主稜線の紅葉はほぼ終わっていましたが、牛の寝通りに入って標高をぐんぐん下げていくと次第に紅葉が見られるようになりました。

タカノツメ黄葉

少しレモン色っぽい黄色いのはタカノツメ。この尾根にはたくさんありました。

ブナ巨木

ブナの巨木があちこちに見られ、まだ葉を付けている個体もありました。

熊だな

これは何でしょう?

鳥の巣ではありません。

これは熊が木をよじ登って木の実(この場合はドングリ)を食べた跡で、熊だなと呼ばれています。熊が生息している証拠ですね。

今年は各地でドングリが豊作ですが、なぜかこの尾根の上部にはドングリがほとんど落ちていませんでした。

そのせいか、熊だなはこれ1つしか見つけられませんでした。

牛の寝通りの紅葉

標高1300mくらいまで下がるとほとんど平坦になります。牛の背中のように長く平らな尾根という意味でしょうか、紅葉見物にはとても良い道です。

この辺りが最も良い感じで紅葉していました。

三段染め

まさに三段染めです。

道標


平坦な尾根

本当に平坦で広い尾根が延々と続きます。

拾った落ち葉並べをしてみました。

落ち葉並べ

他にも数種類のカエデがあり、色とりどりの色彩を堪能しました。

そして7時間弱で

小菅の湯にゴール

ゴールの小菅の湯に到着しました。お疲れ様でした!

この2日間は快晴で風が弱く、絶好の登山日和となり、大菩薩周辺からのパノラマと極彩色の牛の寝通りの紅葉を楽しむことができました。

ご参加いただきありがとうございました。


1日目に戻る

プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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