山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

八ヶ岳主峰・赤岳(2017.9.21-22)

来年のツアー企画検討のため、赤岳に行ってきました。

美濃戸から赤岳鉱泉、行者小屋、赤岳天望荘、赤岳山頂などを巡りました。

美濃戸から

北沢

北沢を通って

赤岳鉱泉

赤岳鉱泉へ。横岳の圧倒的な岩壁が素晴らしいです。

ここから少し登ると

行者小屋

行者小屋です。いくつかのコースが行者小屋から分かれています。

今回は地蔵尾根を登って主稜線に出て、

赤岳と天望荘

赤岳が間近に見上げられ、その手前にある赤岳天望荘に泊まりました。

この時期朝晩はかなり冷え込み、着込んで夜明け前から外に出ました。

横岳、蓼科山と朝焼け

日ノ岳、横岳から蓼科山につながる山並みの朝焼けがきれいです。

ご来光

低空に雲があり、その雲から日が昇りました。

天望荘から赤岳に登ります。

岩場と天望荘

急な岩場を登り切ると

山頂間近

山頂手前の小屋に着き、山頂はすぐそこです。

赤岳山頂にて

雲海に浮かぶ富士山を見ながら山頂に到着です。

山頂からは大変眺めが良く、

南アルプスと中央アルプス

南には北岳、甲斐駒など南アルプス、隣の中央アルプス、手前の権現岳。

阿弥陀岳と御岳、北アルプス

西には槍穂など北アルプスと乗鞍、御嶽、手前の阿弥陀岳。

そして北には蓼科山と妙高連山、浅間山など。

眺望を心ゆくまで楽しんだ後、文三郎尾根を下ります。

文三郎尾根の岩場

クサリが続く急な岩場を慎重に下り、階段をひたすら下って行者小屋に到着。この後は南沢を通って美濃戸まで下山しました。

さすがに八ヶ岳の主峰だけあって、とても魅力のある山でした。岩場が多いので覚悟して入山する必要があります。悪天候時のエスケープルートなど十分考慮して企画したいと思います。

今のところ来年の7月にすべく検討中です。

ぜひご注目下さい。



スポンサーサイト

御坂・破風山ツアー(2017.9.19)

昨年の9月は長雨でツアーの中止が続きましたが、今年の9月は比較的お天気の良い日が多く、この日も晴の予報です。

今回は、御坂山塊の最高峰・黒岳より西のスズラン峠から主稜線を大石峠まで歩くツアーです。

途中に破風(はふ)山、中藤(なかっとう)山、不逢(あわず)山といった無名の山が続いています。

ところどこで富士山や河口湖の眺めがとても素晴らしく、花も多いのですが、交通の便が悪いのでいつもあまり登山者に会わない山域です。

今回は石和温泉駅から往復タクシーを利用しました。

登山開始

旧芦川村(現笛吹市)のスズラン群生地の先から登山開始です。

林道沿いには

ハナイカリ

ハナイカリやタイアザミ、ヤマハッカなどがたくさん咲いていますが、1日前に通過した台風の影響で小枝や葉っぱがたくさん落ちていました。

ギンリョウソウモドキ

白いニョキッとしているのはギンリョウソウモドキ。これでもれっきとした花です。初夏に咲くギンリョウソウに似ていますね。

スズラン峠から主稜線に入りました。するとどうでしょう。大きな木がバタバタ倒れていて

オオシラビソ倒木

登山道を塞いでいます。よくみると

オオシラビソ球果

こんなマツボックリが。これはオオシラビソです。

オオシラビソはこの付近では標高1800m以上に自生する木で、ここ(1600m)に部分的に純林を作っているのは不自然です。

これは植栽されたものでしょう。このオオシラビソの太い木が何本も折れています。台風の強風に耐えられなかったのでしょう。

それにしてもどうしてオオシラビソをこの場所に植栽したのかよくわかりません。適地適木でなかったと予想されます。

破風山

今回のコースの最高峰、破風山(1676m)に到着しました。雲の上に少し富士山の山頂付近が見えています。

更に進むと

レイジンソウ

レイジンソウ、サラシナショウマ、カイフウロ、ヤマトリカブトなどの花が見られるようになりました。

そして次のピーク

中藤山

中藤山に到着。ここでランチタイムです。

富士山と河口湖

富士山を覆っている雲が取れてついに顔を出しました! 河口湖の広がりも見え雄大な景観です。

こんな素晴らしい景観を私たちだけで独り占めさせてもらいました。

更に西へ進み

大石峠

広い草原状の大石峠に到着。ここで稜線歩きを終了し下り始めました。

無数にある倒木と落枝をどかしながらどんどん下っていきます。

ベニテング

美しいベニテングダケが開いていましたが、きのこは少なめでした。

最後の林道歩きでは

サルナシ

台風による落とし物のサルナシの美味しい実をほおばりながら、全員無事上芦川の駐車場に下山し、登山を終了しました。

ご参加されたみなさま、大変お疲れ様でした。そしてご参加いただきありがとうございました。

赤城・黒檜山ツアー(2017.9.16)

もともとは9月15日から1泊で覚満淵・谷川岳ツアーを実施する予定でいました。

しかし台風18号の接近に伴い秋雨前線が刺激されて16日は雨が降りそうということで谷川岳登山は中止としました。

15日はお天気が良さそうで実施する予定でしたが、参加される方が少なくなり、どうせならということで覚満淵のすぐ近くにある赤城・黒檜山と覚満淵の両方へ行くことになりました。

登山口

登山口から

岩ゴロ斜面を登る

岩がゴロゴロする急斜面を登っていきます。すぐに見晴らしが良くなり

大沼と地蔵岳

眼下の大沼とその向こうの地蔵岳の眺めが最高です。

大沼の畔にある赤い建物は赤城神社です。

紅葉し始め

今年は涼しくなるのが例年より早くて一部では紅葉が始まっています。この木はサラサドウダンでしょう。

きつい急坂を登り切ると

山頂

黒檜山の山頂に着きました。さすがに百名山だけあって平日にもかかわらずたくさんの人が山頂で休憩していました。

山頂から北へ2~3分歩いたところにある展望スポットでランチタイム。ここからは

浅間から草津

西側に浅間山、四阿山、草津白根山が

尾瀬の山々

そして北側に上州武尊山、至仏山、燧ヶ岳など尾瀬周辺の山々が、そして東側には日光白根山、皇海山、袈裟丸山、男体山がはっきりと見渡せました。

少々北風が強くて寒かったですがこの山でこんなに見られたのは初めてです。

黒檜山からは駒ヶ岳へ縦走します。

黒檜大神

山頂のすぐ近くにある黒檜大神という神社でお詣りを済ませて進みます。

長九郎山と小沼

大沼より標高の高いところにあるカルデラ湖の小沼が神秘的な色でたたすんでいました。

ナナカマド実

ナナカマドはまだ紅葉していませんが、赤い実がたわわに実っています。

メギ実

トゲが鋭いメギは細長い実をたくさん付けていました。

駒ヶ岳

駒ヶ岳に到着しました。ここに来るまでも階段が多かったですが、この先も階段の連続。そろそろ飽きてきた頃道路に下りて、ここから少し歩くと

覚満淵

覚満淵湿原に到着です。

湿原の植物を観察

アケボノソウなど湿原の植物やノハラアザミなど草原の植物を観察しました。


急遽決まった黒檜山ツアーでしたが、良いお天気となり素晴らしい眺めを堪能できました。

ご参加された皆さま、ありがとうございました。


瑞牆山(2017.9.14)

奥秩父の主峰・金峰山の隣にある、日本百名山・瑞牆山に下見に行きました。

多くの人は瑞牆山荘から往復しますが、今回は裏側から登って表側の瑞牆山荘に下りてくるコースとしました。

みずがき山自然公園から林道を進むとまもなく終点に着き、

登山開始

ここから山道に入ります。沢沿いを進み、たびたび

丸太の橋

こんな橋を渡ります。両側は

渓谷の岩壁

巨岩がそそり立っています。程なくすると

不動滝

不動滝に着きました。水量が少ないですね。雨が少ないせいでしょうか。

不動滝からは登りがやや急になり

大岩の間を行く

こんな大きな岩の間を進みます。クサリがかかっているところもありますが、ほとんど危険な場所や大変な場所はなく、北側の涼しい道を登り詰めると

山頂

真っ青な空が広がる瑞牆山山頂に到着です。

表側から多くの人が登ってきていました。

最高のお天気となり、周囲の山々の展望が素晴らしいです。

大やすり岩と南アルプス

眼下の巨岩・大やすり岩と遠方の南アルプス、

金峰山

五丈岩が目立つ金峰山、

そして反対側には八ヶ岳連峰と遠くの北アルプスの一部もが。富士山は残念ながら雲の中ですが、ゆっくりしていたい山頂です。

この山は花崗岩でできていて、風化により岩が丸みを帯びていて歩き回りやすいです。

ゆっくり休憩した後は表側の道を下ります。

急な岩だらけの道を慎重に進みます。

大やすり岩

山頂から見下ろしていた大やすり岩を今度は見上げます。すごく大きな岩ですね。

ぐんぐん下って金峰山との分岐にある

富士見平小屋

富士見平小屋をとおり、

途中道草をして

下山途中からの瑞垣山

登った瑞牆山の勇姿をながめ、

瑞牆山荘

瑞牆山荘まで下った後、再びみずがき山自然公園まで戻って

みずがき自然公園からの瑞垣山

朝は暗さと逆光でよく見えなかった全景を目に焼き付けました。


ちょっと見ると登るのがとんでもなく大変そうですが、岩の間を通る登山道が巧妙に付けられていて、子どもでも注意すれば登れる山でした。

10月中旬頃には黄葉・紅葉で素晴らしい景観が期待できると思い、10月11日にツアーを予定しています。

詳しくは ツアーチラシ をご覧下さい。韮崎市内に10日に前泊して11日に登ります。

みなさまのお申し込みをお待ちしております。






北八ヶ岳・東天狗岳(2017.9.13)

ツアー下見のため、北八ヶ岳の白駒池からニュウを経由して東天狗岳に行ってきました。

北八ヶ岳はシラビソ、コメツガの針葉樹原生林と林床を覆うコケ、そして点在する池が素晴らしいです。

シラビソ原生林

国道を一歩中にはいると、鬱蒼とした針葉樹とコケの森が広がっています。いかにも北八ヶ岳らしい光景です。

ちょっと歩くと

白駒池

白駒池に着きました。ここは9月末~10月始めにかけて紅葉が美しいところ。まだその頃まで2週間ほどあり、少し色づいた程度です。でもよく見ると

オガラバナ紅葉

オガラバナというカエデの仲間の一部にはとてもきれいに紅葉している株もありました。

池のまわりには観光客をちらほら見かけましたが、ニュウに向かうコースに一歩はいると静寂の世界が広がっていました。

岩ゴロゴロの歩きにくい斜面を登っていくと急に視界が開け、

ニュウ

岩だらけのピークが見えました。ここが奇妙な名前のニュウというピークです。

ニュウから中山峠に向かうコース上に眺めの良い場所があり、そこから

東西天狗と硫黄岳

2つのピークを持つ天狗岳とその左奥に丸みを帯びた火山の硫黄岳が、すごい迫力を持って望めました。

まずは中山峠の近くにある

黒百合ヒュッテ

本番に宿泊する黒百合ヒュッテに立ち寄りました。そしてこの後は東天狗岳に登ります。

次第に斜度が上がっていきますが、どんどん眺めが良くなっていきます。

日当たりの良いところでは

ウラシマツツジ紅葉

ウラシマツツジの紅葉が見事です。

さわやかな風に吹かれながら、ようやく

東天狗山頂

東天狗岳の山頂に到着です。

360度素晴らしい眺めです。南の方は

硫黄岳と赤岳

硫黄岳の向こうに八ヶ岳最高峰・赤岳とその隣の阿弥陀岳が、

北八ヶ岳の峰々

北の方には蓼科山と北横岳などの山が、そして西の方には

西天狗

東天狗岳と同じ標高で三角点のある西天狗岳が、くっきりと見渡せました。

大展望を満喫して黒百合ヒュッテまで戻り、この日は中山、高見石、白駒池を通って国道まで戻りました。

今後はナナカマドやカエデ類が美しく色づき、常緑の森の中で目立ちます。

澄み切った青空が広がり、さらに眺望が良くなることでしょう。


このツアーの本番は、9月28日(木)~29日(金)に行われます。 詳しくは ツアーチラシ をご覧下さい。

みなさまのお申し込みをお待ちしております。

よろしくお願いいたします。

プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

最新記事
リンク
このブログをリンクに追加する
2012年1月15日より
カレンダー
08 | 2017/09 | 10
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
Facebook
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR