山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

サルギ尾根から上高岩山・鍋割山ツアー(2017.11.12)

この日は日曜日。素晴らしいお天気と紅葉の時期なので、集合場所の武蔵五日市駅は多くの登山者であふれかえっていました。

そのほとんどは都民の森、つまり三頭山の方へ向かっていきました。

私たちが向かう上養沢行きはとても少なく、同じバス停で降りた人はわずかでした。

養沢神社から登山開始します。いきなり

いきなりの急登

ものすごい急登で、雨の後には登るのが大変そうな道です。

キッコウハグマ

足元にキッコウハグマのとても小さな花や、ツルリンドウの赤い実があちこちで見られました。

緩急の繰り返しと時折岩場が混じる斜面を進んでいくとサルギ尾根の中心にある

高岩山

高岩山が見えてきました。

ところどころにある道標は、どれも

無惨な道標

無惨な状態となっていました。これはクマの仕業かも知れません。

高岩山で一休み。私たちを追い越していった人はわずかに一人。すれ違った人は一人もいません。とても静かなコースです。

タカノツメ、コハウチワカエデ、サラサドウダン、ホツツジなどの紅葉が見頃で、真っ青な空の左手には大岳山と馬頭刈尾根、右手には麻生山、日の出山、御岳山がくっきりと眺められて、実の気持ちの良いコースです。

高岩山からはもったいないことにかなり下って、最後の急登をあえぎながら登ると、ようやく

展望台到着

上高岩山の近くにある展望台に着きました。ここまで来ると御岳山方面からやって来た登山者が数名いて、少し賑やかです。

ここはとても眺めがよい場所なのでお弁当タイムとしました。

間近に見る大岳山

迫力有る大岳山は間近に見え、都心方面はスカイツリーや新宿の高層ビル群などもはっきりと見ることができました。

展望台の周囲にはいろいろと観察対象があって、

リンドウ

わずかに開いたリンドウの花(超マクロ撮影)や

ツクバネ

ツクバネの実がたくさん付いていて、展望台から落としてクルクル回転するのを何度も何度も楽しみました。

昼食後は上高岩山のピークを踏んで芥場(あくば)峠を越え、鍋割山へ向かいます。

鍋割山への稜線
1000mを越える稜線はもうほとんど葉を落としていて鋸山や御前山が木々の間から見渡せました。

鍋割山の山頂を通って御嶽神社のの奥の院へ

奥の院峰

奥の院峰には

奥の院の祠

小さな祠が置いてあって安全登山のお願いをして下山開始します。

長尾平への下り

途中岩場をトラバースする箇所があり、溜まった落ち葉で滑らないように慎重に進み、長尾平を通って宿坊街を抜け、

ケーブル駅到着
ケーブルの駅に到着しました。

御岳山もかなり混雑したのでしょう。ケーブル待ちの人が並んでいました。

今回のツアーコースはやや長く少々ハードでしたが、マイナーなコースなので紅葉時期の好天の週末にもかかわらず静かな山歩きを楽しむことができました。

サルギ尾根の岩に張り付いたように色づくツツジ類がとても印象に残りました。

ご参加され皆さま、大変ご苦労さまでした。ご参加いただきありがとうございました。





スポンサーサイト

越前岳ツアー(2017.11.10)

7日のツアーから3日後に、同じ越前岳ツアーをフォーゲルで実施しました。

天気予報は良く、登山口に向かうバスからは雪を被った富士山が見えたのですが・・・。

登山開始

十里木高原から登り始める頃には、すっかり曇ってしまいました。

一面のススキ原

一面のススキ原を登っていきます。

残念ながら富士山は見えず、麓の

ゴルフ場

ゴルフ場が青々とした人工芝で覆われているのが見えただけでした。

越前岳が見えた

やがて越前岳が見えてきました。この時は山頂まで見えていたのですが・・・。

葉を落とした林

群立ちしているアブラチャンの林では、もう葉を落としていました。

岩場やえぐれた道を登り切ると

山頂

越前岳の山頂に着きました。この時は霧で何も見えないばかりか、風が強くて寒いので風当たりの弱い森の中でお弁当タイムです。

山頂から山神社方面へ下っていきます。

富士見台

この日も富士見台からは富士山が見えず残念。でも

鋸岳

紅葉の合間からは鋸岳のギザギザした稜線が見えてきて、その先の展望台からは

位牌岳も見えた
鋸岳に続く位牌岳も見えてきました。お天気が回復してきているのがわかります。

山神社へ向かう道にはクリの木もそこそこあり、

クリ

まだ実が残っているクリもありました。

富士見峠で稜線を離れ山神社方面へ下っていきます。

サルノコシカケ

巨大なきのこ、サルノコシカケが落下していました。ずっしりと重いです。

避難小屋

この門扉の中は何でしょう? 誰か人でも住んでいるのでしょうか?

いえいえ、これは避難小屋です。覗いてみると随分居心地の良さそうな小屋でいろりや煙突まで備えられていました。

沢沿いのトラバース道を行きます。

斜面の紅葉

斜面の紅葉がとてもきれいでした。

登山開始から6時間ほどで

山神社入口

山神社入口まで到着。ここからは車道歩きです。

近くの駐車場で拾ってきた落ち葉を

落ち葉並べ

並べてみました。千差万別の色と形の葉が勢揃い。秋はカラフルでとても楽しいです。

この後はバス停まで歩いてツアーを締めくくりました。

御殿場駅へ向かうバスの中で、手前の雲が晴れて富士山が顔を出していました。この日はバスからしか富士山が見えず残念でした。

ご参加された皆さま、大変ご苦労さまでした。

ご参加いただきありがとうございました。

大菩薩嶺・牛の寝通りツアー(2017.11.5-6)2日目

1日目から続く

2日目の朝も良いお天気ですが少し強めの風が吹いています。

ご来光はどうでしょうか?

低空に厚みのある雲が出ていましたが、

ご来光

雲の上から昇りました! 雲海が広がっています。

朝ご飯を食べ介山荘にお礼を言って

熊沢山への登り

石丸峠へ向かいます。熊沢山を越えて石丸峠への下りで、今日もまた

石丸峠手前からみた富士

拝むことができました。左手前は小金沢山です。

大菩薩湖と南アルプス

次第に薄くなっていく雲海の向こうには屏風のように南アルプスの山並みが続いています。

石丸峠の少し先から主稜線を離れて牛の寝通りに入りました。

牛の寝通りと三頭山

葉を落とした木々の間からは、牛の寝通りの長大な尾根とその先にある三頭山や御前山が見通せます。

主稜線の紅葉はほぼ終わっていましたが、牛の寝通りに入って標高をぐんぐん下げていくと次第に紅葉が見られるようになりました。

タカノツメ黄葉

少しレモン色っぽい黄色いのはタカノツメ。この尾根にはたくさんありました。

ブナ巨木

ブナの巨木があちこちに見られ、まだ葉を付けている個体もありました。

熊だな

これは何でしょう?

鳥の巣ではありません。

これは熊が木をよじ登って木の実(この場合はドングリ)を食べた跡で、熊だなと呼ばれています。熊が生息している証拠ですね。

今年は各地でドングリが豊作ですが、なぜかこの尾根の上部にはドングリがほとんど落ちていませんでした。

そのせいか、熊だなはこれ1つしか見つけられませんでした。

牛の寝通りの紅葉

標高1300mくらいまで下がるとほとんど平坦になります。牛の背中のように長く平らな尾根という意味でしょうか、紅葉見物にはとても良い道です。

この辺りが最も良い感じで紅葉していました。

三段染め

まさに三段染めです。

道標


平坦な尾根

本当に平坦で広い尾根が延々と続きます。

拾った落ち葉並べをしてみました。

落ち葉並べ

他にも数種類のカエデがあり、色とりどりの色彩を堪能しました。

そして7時間弱で

小菅の湯にゴール

ゴールの小菅の湯に到着しました。お疲れ様でした!

この2日間は快晴で風が弱く、絶好の登山日和となり、大菩薩周辺からのパノラマと極彩色の牛の寝通りの紅葉を楽しむことができました。

ご参加いただきありがとうございました。


1日目に戻る

大菩薩嶺・牛の寝通りツアー(2017.11.5-6)1日目

3連休の最後の日から1泊2日で今年最後の宿泊登山ツアーに行ってきました。

1日目は上日川峠から大菩薩嶺に登り、大菩薩峠にある介山荘という山小屋に泊まり
2日目は石丸峠まで主稜線を歩いた後、東に折れて長い牛の寝通りという尾根を小菅の湯まで縦走する
ツアーです。

まず1日目。お天気は雲一つ無い天気です。

3連休に入って比較的お天気に恵まれているので、甲斐大和からのバスに乗る人はそれほど多くありませんし、山の中での混雑もそれほどではありませんでした。

登山開始

上日川峠からの登りは樹林帯の中を行きます。さすがにこの標高では紅葉がほぼ終わっているので、木漏れ日を浴びて暖かいです。

富士が見えてきた

少し急な斜面を登ると富士山が見えてきました。バッチリです!

さすがに標高2000m近いので麻の冷え込みは厳しく、

霜柱

霜柱が立っていました。

雷岩にて

稜線に出ました。雷岩の所は絶好のランチポイントです。多くの人がここでランチしています。

ここからの眺めは大変素晴らしく、

雷岩からみた富士

どーんと日本一の山が構えていて、それは感動ものでした。人造湖の大菩薩湖がアクセントになっていますね。

ここから大菩薩嶺を往復した後、

大菩薩峠への下り

大菩薩峠に下っていきます。この尾根歩きが実に爽快。草原状で見晴らしがよく、奥多摩の山や御坂、道志方面がすっきりと見渡せました。

降り空ければ

雷岩方面を振り返る

雷岩方面と、遠くには雪を被った乗鞍岳まで見えました。

この道はところどころ岩場があり

岩場の下り

慎重に下っていきます。やがて

峠に立つ介山荘

この日の宿、介山荘が見えてきました。ここが大菩薩峠です。

大菩薩峠は日の出も日の入りも見られる良いロケーションにあります。

夕方は防寒具をしっかり着込んで日の入り鑑賞です。

夕焼けの介山荘

日没が近づいてきて介山荘の建物が赤みを帯びてきました。

そして16:30過ぎに南アルプスの山並みの真ん中に

日没

日が沈みました。宿のご主人によると、沈んだ山は蝙蝠岳、そしてその右が塩見岳、左は荒川岳と赤石岳です。

夕日の中の富士

富士山の周囲の空もうっすら染まり、

とても印象的な夕日を楽しむことができました。

夕食中に宿のご主人が、「月が昇ったよ」とおっしゃるので見に行くと

月が昇った

地平線から満月直後のいびつな赤い月が顔を出していました。

1日中素晴らしいお天気に恵まれた初日が終了しました。 

2日目につづく











倉戸山ツアー(2017.11.3)

10月の後半は、週末に2回続けて台風がやって来ました。11月に入ってようやくお天気が続くようになり、久々の好天の週末です。

しかも3連休。奥多摩の駅前はものすごい人・人・人。

乗る予定のバスにも長蛇の列。何と3台増便され、やっとの思いで登山口の女の湯に着きました。ヤレヤレ。

女の湯から倉戸山を目指して登っていきます。

ところどころ急坂があり、

急坂を登る

久々の登山の人はあえぎながら登っていきます。

11月に入って秋も後半戦。いろいろなものを発見できます。

クリタケ

おいしいキノコのクリタケ、

ドングリ

今年はどこでも豊作のドングリ(ミズナラとコナラ)、

アズキナシ実

アズキナシの赤い実。

山頂近くで

巨大なキノコ

とても大きくてスベスベしたキノコを発見。ムラサキシメジかも知れません。

登り始めて2時間で

山頂

美しく紅黄葉したカエデが多い、倉戸山山頂に到着しました。ご苦労様で~す!

山頂に着いた

はしゃぎ回ります(笑)。

ランチタイム

誰もいない山頂でゆっくりとランチタイム。駅前とバスの焦燥がウソのようです。

真っ赤なカエデ

お天気が良いので紅葉が映えます。

下りは倉戸口バス停へ向かっていきます。

御前山

奥多摩湖向こうの御前山(惣岳山)がきれいに紅葉しています。

小河内ダム

木々の間から小河内ダムも見えました。

イチョウ黄葉と御前山

麓に降りてくると銀杏の黄色も目に飛び込んできました。

やがて倉戸口バス停に到着し、無事ツアーを終了いたしました。

当初の予報に反して良いお天気となり、あまりの人手に驚きましたが、山の中ではほとんど人にも会わず、美しい紅葉と奥多摩湖の青い湖面を眺めて、静で気持ちの良い山歩きでした。

ご参加された皆さま、ありがとうございました。

プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

最新記事
リンク
このブログをリンクに追加する
2012年1月15日より
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
Facebook
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR