山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

曽我丘陵ツアー(2018.2.16)

2月中旬はそろそろ梅の花を楽しめる時期です。

今年も曽我梅林で有名な曽我丘陵を歩いてきました。

スタートは上大井駅。

上大井駅前

雲が多めで、先ほどまで見えていた富士山は隠れてしまいました。残念。

みかん畑

みかん畑の間を縫うように登っていきます。

ヤママユのまゆ

お客様がヤママユという蛾のまゆを見つけました。とても立派なもので、これならしっかりした絹糸を取れそうです。

ヤママユは天蚕とも呼ばれ、このまゆから取った着物などの絹製品は、超高級品として売られています。

それにしてもイモムシがこんな立派なまゆを作るなんて、すごいですね。

さらに登ると公園に到着しました。ここにはカワヅザクラが植えられていますが、そちらはまだほとんど蕾です。でも

紅梅

深紅の紅梅は開花していてとてもきれいでした。

いこいの村あしがらという宿泊施設を過ぎ、そこの庭に差し掛かりました。

いこいの村の庭2

ここの庭に植えられている紅白とピンクの梅は満開。素晴らしい色彩で

いこいの村の庭
思わずシャッターを押してカメラに納めました。

よく手入れされた雑木林を過ぎると深い森の中に入っていき、

浅間山

全く展望の利かないこのコースの最高峰浅間山には鉄塔が立っています。

うっそうとした森

さらに森をどんどん進んでいきます。

そしてやっと開けた場所に出ると、そこには梅林が広がっていて

梅林と大磯・二宮方面

遠くには海が広がっています。真鶴半島、伊豆半島、房総半島そして江の島などまで望め、本当に広がりが素晴らしい空間です。

ゆったりと時間が流れていて、のんびりしていたい場所でした。

梅林とみかん畑の間をどんどん進んでいき、見晴台という眺めの良い場所までやって来ました。

ここには今までちょうど良いテーブルがあったのですが、ベンチだけになっていて先着がいたので

道路でご飯

道路でお昼ご飯を食べることに。この頃には青空が広がってきてぽかぽか暖かい日差しが降り注いでいました。

見晴台から梅林に向かって下っていきます。

満開の梅林

梅林は満開といって良いでしょう。ここの梅林は実を取るための梅が多いので白梅中心ですが、紅梅も少しは見られます。

梅林に入るとロウバイが咲いていたり、こんな

しだれ梅

しだれ梅も随所に見られました。あたりは香りが漂っていて、いかにも春らしい雰囲気でした。

お買い物

何件かのお店に入ってお買い物をして、

下曽我駅

ゴールの下曽我駅に到着してツアーを終了しました。

ご参加された皆さま、ありがとうございました。

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竹寺・子の権現ツアー(2018.2.13)

奥武蔵にある2つの古刹を訪れるツアーに行ってきました。竹寺と子の権現の2つです。

どちらも創建が9~10世紀と大変古く、神仏分離から逃れたお寺であり神社です。

コースは小殿から西武線吾野駅までの9.5kmで、全域が関東ふれあいの道となっています。

スタート地点

小殿でバスを降り、登り始めます。お天気は上々で風も弱いです。

杉林のやや急坂をぐんぐん登っていきます。

わずかに残雪

心配していた残雪もわずかで、こちこちに凍っている雪を避けて慎重に歩きます。

竹寺本堂

1時間余りで竹寺に着きました。これは上から見た本堂です。

本堂の前に植えてある桜の木に何か鳥の姿が見えました。

ウソの群れ

ウソという美しい鳥です。雄は首回りがピンク色で華やかです。すぐに逃げないのでしばらく観察していました。

この鳥は桜や梅の花芽が好きで、関係者には嫌われていますが、私たちは会えて嬉しかったです。

竹寺社務所

社務所の庭はとてもきれいにされていて、

フクジュソウ

たくさん咲いているフクジュソウがまぶしい色彩を放っていました。

本堂の建物も参道にある茅(ち)の輪も大変風情があるお寺でした。

竹寺からは豆口峠という変わった名前の峠を通って子の権現に向かっていきます。

コースの南側斜面には雪はまったく無いのですが、北側斜面など日当たりの悪いところには

トラバース

少し硬い雪が残っていて緊張します。でも何とかアイゼンを付けずに歩き通せました。

そして暗い森を抜けると山の頂上にある

子の権現本堂

子の権現に到着しました。ここは足腰の守護神仏として有名で、履き物を奉納して願いをかけることで御利益があるそうです。

鉄のわらじ

重さ2トンもある巨大な鉄のわらじや、

夫婦ゲタ

紅白の巨大な夫婦ゲタも奉納された物で、本堂の横に並べられていました。

各自お守りや御朱印などをもらって出発。

この後は吾野駅に向かって降りていきます。

このコース中には評判の浅見茶屋があるので、名物のうどんを食べていくことにしました。

というのはウソで、はじめからこのお店に寄るつもりで、行動食程度を食べてお腹を空かせて入ったのでした。

寒い日でしたので、暖かくてこしの強いうどんはとても美味しく、またお店の雰囲気がとても良くてすっかり魅了されました。

この後は吾野駅まで小1時間歩いてツアーを終了いたしました。

ご参加された皆さま、ありがとうございました。




箱根外輪山・三国山ツアー(2018.2.11)

箱根は今でも活発に活動している火山ですが、今から数十年前に活動して現在は休止している部分に古期外輪山があります。

金時山や明神ヶ岳など著名な山が古期外輪山を形成していますが、芦ノ湖の西側には三国山を中心とした山域があり、箱根スカイラインが並行して通っているせいもあって、登山者は多くはありません。

今回は「芦ノ湖半周!」と銘打って、芦ノ湖南岸の町港から北岸の桃源台まで外輪山歩きに行ってきました。

前夜低気圧が通過して雨が降り、この日箱根町港に到着すると深い霧が降りていました。

箱根駅伝の復路スタート地点を過ぎ、

登山口

箱根旧街道の石畳の道に到着。ここから登山開始です。

思いの外残雪が多くて、いきなり雪の道を登ります。気温が高めで雪が柔らかいので、アイゼンを付けずに進みます。

一旦道路に出て、今度はアイゼンを付けて再び雪の付いた山道を登っていきます。

まだ霧が芦ノ湖周辺を覆っていて、眺めがよい場所に来ても

濃霧

視界がまだ遮られていました。

雪道を行く

稜線に出るまでは登ったり下ったりを繰り返した後、一気に登り

稜線に出た

外輪山の稜線に出ました。登山道は稜線の防火帯を通っています。防火帯はハコネダケというネザサが密生している中に付けられていて、風が弱いので吹きだまりになっています。雪が全くない場所もあるので、ここではアイゼンを外して行くことにしました。

防火帯は吹きだまり

徐々に霧が晴れて青空が広がってきました。

霧が晴れた

ついに霧が晴れて、芦ノ湖と登山開始した町港付近がはっきりと見えてきました。

ちょうどお昼頃にスカイラインの駐車場およびそば屋さんに着き、私たちもここで

ランチタイム

ランチを食べることとしました。

風が強くて寒かったですが、眺めは最高。一般観光客が近くの展望台まで登ったり下ったりしていました。

食後は私たちも展望台の途中までいってみました。

富士山の地吹雪

巨大な富士山が見えました! 強風のため地吹雪が上がっています。 寒そう!!

再びアイゼン

再びアイゼンを付けてスタートです。ここから先はハコネダケの密生がないため、

神山と芦ノ湖

芦ノ湖や神山の眺めが良いです。

巻道を行く

展望台のあるピークなどを巻いていきます。

アップダウンを繰り返した後、今日の最高峰三国山(1102m)に向けてぐんぐん高度を稼いでいくと、

三国山に着いた

ついに三国山に着きました! ご苦労様でした。

山頂は樹木に囲まれていてあまり展望が良くありませんが、この付近の林は美しく、

ブナ巨木林を下る

こんな立派なブナの木がたくさん見られました。

三国山から下りきったところが

湖尻峠

湖尻峠。外輪山はここから再び登りとなりますが、私たちはここで芦ノ湖へ急降下して芦ノ湖畔を歩きました。

湖畔から振り返ると

三国山を振り返る

今登ってきた三国山とそれを取り囲む外輪山の稜線が遠くまで続いていました。

登山開始から7時間半。雪道のためか予定より余計に時間がかかりましたが、無事桃源台に着いてツアーを終了しました。

ご参加された皆さま、雪山歩き大変ご苦労さまでした。

そして寒い時期にご参加いただきありがとうございました。







武山鍋山行(2018.2.8)

立春を過ぎても今年は寒い日が続いていますが、少しずつ日が長くなってきて春が近づいていることを感じます。

寒いときは暖かい物を食べたくなりますよね。暖かいものと言えば何と言ってもお鍋! というわけで、今年も山で鍋料理を作って食べることになり、三浦半島の先端の方にある武山ツアーに行ってきました。

京急線津久井浜駅からはキャベツ畑の間を登っていきます。

三浦富士から武山の山並み

お天気は快晴ですが、北よりの冷たい風が吹いています。三浦半島といえども真冬は寒いです。

この山並みは右から三浦富士、砲台山、武山と続いています。

まずは三浦富士に登ります。富士という名が付いていますが、どうみても富士山を想像できません。

観光農園の看板

観光農園の看板があります。ここまで来る途中にはハウスが並んでいて、その中には真っ赤に熟したイチゴが実っていたり、たわわに大きなみかんが成っているみかん畑の間を進んでいきます。

やがて山道となり、

照葉樹の森

うっそうとした照葉樹林の中に付けられた急な階段を上っていくと、一汗かいた頃

三浦富士山頂

三浦富士に着きました。標高184mの富士山です。

眺めは良くて、広い東京湾の向こうには房総の山々が、そして南側には

雪をかぶった三原山

美しく弧を描く三浦海岸と、遠くには雪を被った伊豆大島の三原山がくっきりと眺められました。

三浦富士から武山に向かいます。少し標高を下げた後、再び登っていくと広い道に出ました。

日当たりが良くて

キチジョウソウ実

キチジョウソウの実や、コスミレ、タチツボスミレの花も見ることができました。

道に木のクズが落ちていたので見上げてみると

リスの仕業

木の枝先が真っ白くかじられています。これはタイワンリスの仕業。

リスなどの齧歯類は終生に渡って切歯が伸び続けるので、何かをかじる必要があるためです。

でも元々はここにいなかったタイワンリスの被害です。各地で駆除が続けられていますが、なかなか減らすことは難しいようです。

お昼頃、

展望台

武山の山頂にある立派な展望台に到着しました。まずは展望台のてっぺんに登って

遠望台から眺める

周囲を見渡しました。東京湾とその向こうの房総半島、伊豆大島と伊豆半島の天城山、箱根の山々、大楠山などがパノラマで、素晴らしい眺めでした。

さてお腹が減ったので

お鍋調理中

お鍋を作り始めます。展望台の下に良いテーブルがあって、良い匂いを拡散させながらお客様に準備していただいた材料を手分けして火に掛けていきます。

やや寒い日でしたので、とっても暖まりとっても美味しくいただきました。

たらふく食べた後は津久井浜駅に向かって下山です。

途中で美しく咲いている

カワヅザクラ

サクラを見たり、直売所に並んでいる

三浦大根

三浦大根を見て食指が動いたり。

でもさすがにあの大きな大根は持って帰るのが大変で買うのをあきらめました。

のんびり楽しく歩いたり食べたりして、無事津久井浜駅に到着して鍋山行を終了しました。

ご参加された皆さま、お鍋の準備や調理を主体的に進めていただきありがとうございました。






涸沼・大洗海岸ツアー(2018.2.5)

寒い日が続いています。今年の寒さは格別ですが、冬はバードウォッチングの季節。寒さに負けず、茨城県に探鳥ツアーに行ってきました。

水戸の近くにある汽水湖の涸沼(ひぬま)と大洗海岸がその目的地です。

レンタカーを借りて涸沼までやって来ました。お天気は快晴・無風の絶好のコンディションです。

ヨシ原

まずは湖の西側にあるヨシ原で鳥を探します。

いつも写真撮影に訪れている方からチュウヒの止まっている場所を教えてもらいました。

ここではチュウヒの他、オオジュリンなどの小鳥も見つかりました。

続いて親沢公園へ。ここには

ヤドリギ

ヤドリギが見られ、この実を食べに来るレンジャクに期待していたのですが、残念ながら見られず。代わりにとてもきれいなシメを数個体見ることができました。

そして網掛公園へ。ここはオオワシが見られる場所として知られています。着くやいなや

オオワシ

オオワシが現れました。遠くてうまく撮れませんが翼と尾の白い模様が青空の中で美しく輝き、まったく羽ばたかずにスーと飛んでいきました。

続いて

ミサゴ

ミサゴが数個体現れました。とにかく次から次へといろいろ現れるので、

あっ、オオワシだ

ゆっくりと休んでいる暇はありません。嬉しい悲鳴です。

網掛公園にて

湖にもカイツブリやカモの仲間がたくさん見られました。

この後オオワシをはじめ、猛禽が何度も現れましたが、これから何カ所も訪れるので次の場所へと移動しました。

大洗海岸

太平洋に出ました。ここは大洗海岸です。波が高く潮が満ちているので、岩礁に波が当たってしぶきがあがります。

そんな場所になぜか

シノリガモ

シノリガモが立っていました。どうしてこんな場所に好きこのんでいるのでしょう。この後大きな波がやって来て飲み込まれたと思ったら、平然として近くの岩場に立っていました。計算された行動だったのですね。

この近くではウミアイサやカルガモ、セグロカモメなどを見てまた移動します。

たいぶ日が傾いてきたので最後の訪問場所に行きました。

砂並草原

鳥たちがねぐらとする広大なヨシ原です。

小鳥が飛んできてはスッとヨシ原に吸い込まれるように飛び込んでいくので、何がやってきたのかわかりません。

それでもハイイロチュウヒがねぐら入りするときにははっきりと姿を見ることができました。

もう暗くなってきたので帰ろうとすると更に別のチュウヒがねぐらに入っていきました。


初めての涸沼・大洗海岸ツアーはお天気に恵まれて50種を越えるたくさんの鳥を見ることができました。

とても遠い場所ですが、来た甲斐がありました。

ご参加された皆さま、大変ご苦労さまでした。




プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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