山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

花だらけの赤城・荒山ツアー(2018.5.29)

赤城山の前衛峰、赤城・荒山ツアーに行ってきました。

今年は花がみんな早いので、どの程度残っているのか心配でした。

登山開始

姫百合駐車場をスタート。

石ゴロ斜面

途中から大きな石がゴロゴロしている斜面を登っていきます。

小1時間で

荒山高原

荒山高原に到着。この辺りはツツジの名所です。

ヤマツツジとサラサドウダン

赤身の濃いヤマツツジとサラサドウダン、

レンゲツツジとヤマツツジ

同じくヤマツツジとオレンジ色の大きなレンゲツツジ。

ヤマツツジはやや盛りを過ぎていましたが、レンゲツツジはちょうど見頃。良かったです。

鍋割山へ行く道を分けて荒山へ向かいます。

本当に花いっぱいで、

サラサドウダン

紅白の縞模様が美しいサラサドウダン、

サワフタギ

純白の美しいサワフタギ、

クサタチバナ

クサタチバナ、

サクラスミレ

サクラスミレなどなど。

この日は曇りがちで眺めは良くありませんが、これだけ咲いていると飽きません。

ツツジの中を登る

ヤマツツジのトンネルを越え、標高を上げていくと

アオダモ

アオダモや

ミヤマザクラ

ミヤマザクラ、そして

シロヤシオとヤマツツジ

シロヤシオまで咲き出して、本当に素晴らしい景観です。

ヤマツツジとミヤマザクラ

ヤマツツジとミヤマザクラの紅白ツーショットがあざやかですね。

そして

荒山山頂

荒山山頂に到着。ここで

ランチタイム

お弁当を食べて、反対側の軽井沢峠へ下りて小沼まで歩き、ツアーを終了しました。

ここでご紹介した以外でも、ズミはあちこちで満開でしたしツクバネウツギ、ニシキゴロモなどの花も見られ、本当に花の山でした。

眺めはなくても花いっぱいの山へ登り、満足して帰路につきました。

ご参加された皆さま、ありがとうございました。

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大平山・石割山ツアー(2018.5.17)

山中湖の北側に延びる稜線上に、大平山、平尾山、石割山があり、これらを結ぶコースからは富士山や山中湖がよく見えます。

フォーゲルでは石割山に2015年12月にツアーで訪問して以来で、グリーンシーズンはこれが初めてです。

新宿・相模湖から高速バスに乗ってラクラクで山中湖畔に到着。ここから石割山稜に登ります。

登山開始

お天気は曇ですが、気温が高くちょっとムシムシしています。ここに来る前には笠雲がかかっていた富士山ですが、すっかり晴れました。

入口看板

湖岸道路にある標識を目印に、ここあら少しずつ登っていきます。

ツリバナ

ツリバナを皮切りにいきなりいろいろな花が出てきました。

コマユミ、ハナイカダ、ユキザサ、ズミなど道路沿いにたくさん咲いていました。

稜線に出てもしばらく舗装道路ですが、やがて山道に入りました。

火山灰の堆積したところが続いていて、樹木が育ちにくいせいか低木、疎林、草原の環境となっています。

これらの環境では日当たりが良く、それが花の多い理由になっています。

エゾノタチツボスミレ

エゾノタチツボスミレは草原で見られるスミレ。これがかなり咲いています。その他キンポウゲ、クサボケ、ミツバツチグリ、キジムシロ、アカネスミレなどの草花と、ミツバウツギ、マユミ、ヤブデマリ、

ゴマギ

ゴマギ、

ズミ

ズミ、

富士山とオニグルミ

オニグルミ、

アケビ

アケビなどが本当にたくさん咲いていました。

そろそろ12時になるので、ランチにしようと思って大平山に着くと、

大平山山頂

あっと驚く遠足です。忍野小学校3年生だそうです。人なつっこい子ども達でした。

大平山からも花は続き、

ヤブウツギ

ヤブウツギ、

ミヤマザクラ

ミヤマザクラ、

ゴマギ

ゴマギなど花の山道です。

次のピーク平尾山も眺めが良く

平尾山からの富士山

ちょっと山中湖は遠ざかりましたが、相変わらずの富士山でした。

大平山より望む石割山

本日の最高峰・石割山がだんだん近づいてきました。

山頂の手前は火山灰地の急登で、ロープをつかみながら何とか石割山に着きました。

この山からも良い眺めでした。

石割山からはえぐれた急な道を下っていきます。

でも平尾山までの植生と違って

ブナ巨木

こんな巨木を含むブナ、ミズナラ林です。これはどうしてでしょうか?

もしかすると

石割神社

この石割神社があるので、切られずに守られてきたのかも知れません。

大平山、平尾山辺りは比較的なだらかな稜線なので、木々を伐採しても山が崩れたりしにくいので、採草地として利用してきたのだと思います。

その昔は草が大切な資源でした。屋根の材料・牛馬の餌・田畑の肥料・・・にするためです。

今でも忍野村にある高座山の南西斜面は毎年山焼きを行っていて、草原を維持しています。大平山周辺も同じような場所だったに違いありません。

草原であれば日当たりが良く花が多くなります。今回のコースは長い間草原として利用されてきたけれど、草資源の必要性が低下するとともに手入れされなくなって樹林化してきている場所です。このまま放置すればやがて安定した森になって花は減っていくでしょう。

石割神社から平野バス停に下りてツアーを終了しました。

ご参加された皆さま、ありがとうございました。











現地集合・本社ヶ丸ツアー(2018.5.12)

中央線沿線にあって、滝子山と並んでひときわ高い本社ヶ丸(1632m)。

標高差も1000m以上あって、とても歩き応えのある山へツアーに行ってきました。

大月駅で集合してタクシーで笹子の変電所へ。ここまで来ると笹子駅から標高差300mあまり、歩行時間にして1時間20分を省けました。

登山開始

この先も続いている林道を登り始めます。

ほどなくして

登山口

登山口に到着。植林地のシカ柵を越えて急坂を上り始めました。

4年位前に植えられた檜林は、まだ日当たりが良く風が通らないので暑い暑い。

植林地を過ぎて自然林の中を清八峠へ登っていきます。

カラマツと広葉樹の混交林

自然林とはいってもカラマツと広葉樹の混交した森で、標高が高くなるに連れてトウゴクミツバツツジのピンク色が目立ってきました。

清八峠

清八峠で一休み。ここはもう標高1600mに近く、ここからは岩場を伴うアップダウンとなります。

岩場が始まる

やや急な岩場に取り付きます。

岩場にひっそりと

イワカガミ

イワカガミが咲いていました。

岩場はそれほど危険な場所はなく、何回かアップダウンして本社ヶ丸山頂に到着しました。ご苦労様です。

ここからの眺めはファンタスティックです。

富士山と三ッ峠山

だいぶ雪が少なくなった富士山と大きな三ッ峠山、

御坂山地と南アルプス

左の丸い黒岳と中央の尖った釈迦ヶ岳、そして遠方には残雪の南アルプス連峰。

この他、八ヶ岳連峰、金峰や甲武信など奥秩父、滝子山から大菩薩嶺まで続く甲州アルプス、さらにははるか遠くに槍穂高までのぞめ、360度のパノラマを堪能しました。

狭い山頂にも拘わらず20人以上で陣取って

山頂でランチ

ランチタイムです。他のパーティのみなさん、ごめんなさい。

ランチ後は反対側に下り、

私の大好きな

ブナ林

ブナ林の中をゆっくり下っていきます。

ブナ新緑

見上げると新緑がとても美しくて感動です。

巨木林

こんな巨木もたくさんありますが、幼木があまり見あたりません。鹿に食べられているのでしょうか?

素晴らしい林の後は角研山を経由して

沢へ急降下

沢へ向かって急な下りが続きます。

やっと

沢へ下りた

沢へ下りたと思ったら、沢の水量が意外に多くてスリルある渡渉を何回か繰り返し、

笹子駅に到着してツアーを終了しました。

下り標高差1000m以上あるなかなかのハードコースでしたが、お天気に恵まれ、素晴らしい眺めと新緑、そしてトウゴクミツバツツジに癒されながら、無事ツアーを終了しました。

ご参加されたみなさま大変ご苦労さまでした。

そしてご参加いただきありがとうございました。

西上州・物語山ツアー(2018.4.24)

西上州には小さい岩山があちこちにあり、アカヤシオの生育地になっています。

交通の便が悪いのでバスツアーには最適。毎年アカヤシオの季節に西上州に目が行きます。

サンスポーツランド

サンスポーツランドでバスを降り、ここから登山開始します。

今年は何でも開花が早く

フジの花盛り

もうすでにあちこちにフジの紫色が広がっています。

林道を進む

林道を進んでいきます。かなり荒れた道で、至るところで一部が崩落したりえぐれたりしているので、もはや車で通ることはできません。

林道沿いは落葉広葉樹が多く

新緑がきれい

曇りがちでしたが新緑がとてもきれいです。

花はいろいろあって

マルバスミレ

マルバスミレや

ミミガタ

ホウが何故か上を向いたミミガタテンナンショウ、

そしてミヤマキケマン、ミヤマハコベ、コンロンソウ、フタバアオイ、レンプクソウなどや、終わりかけのコガネネコノメソウ、ヨゴレネコノメなど花を見るには良い道でした。

林道が終わって

急坂始まる

急坂が始まりました。

所によっては何かにつかまらないと大変な道で、最も急な箇所には

ロープがたより

ロープがかかっていて、これにつかまって登っていきます。

物語山と西峰との間にある鞍部で一休みして更に急坂に取りかかります。

足元には

地上に落ちたアカヤシオの花

ボタッボタッとアカヤシオの花が落ちています。残念ながらもう花は終わりに近いようです。

ミツバツツジとヒカゲツツジ

でもトウゴクミツバツツジとヒカゲツツジがきれいに咲いていて、花に励まされながらがんばり、ついに

山頂

山頂に到着しました。バンザイ!

霧で展望が利かないので、そそくさと鞍部まで戻ります。

わずかに残ったアカヤシオ

霧の中にわずかに残ったアカヤシオの花を眺めつつ

下りも大変

急な道を慎重に下りきり林道に戻ってきてほっとしました。

物語山の伝説の舞台となったメンベ岩は・・・

メンベ岩は見えず

残念ながら霧のため見えません。

2週間前に下見した時は

10日のメンベ岩

こんな感じで見えていたのに残念です。

落ち武者が切り立った岩に登り切腹したという伝説が残っているところです。

この後はひたすら林道を降りてサンスポーツランドに到着し、ツアーを終了しました。

ご参加された皆さま、急な上り下りでしたが大変ご苦労さまでした。

そしてご参加いただきありがとうございました。

奥多摩・鉄五郎新道から大塚山ツアー(2018.4.14)

昨年、4月5日にフォーゲルで歩いたコースを今年はクラブツーリズムの現地集合ツアーで歩きました。

昨年は春の寒さから、全般的に植物の開花が遅れて、ツアーでは期待していた花がまだ咲いていない状態でした。今年は逆に進みすぎているのが気になります。

古里駅に集合して

多摩川を渡る

寸庭橋で新緑の囲まれた多摩川を渡ります。

集落を抜けて

鉄五郎新道へ

鉄五郎新道に入っていきます。

おっ、ちょっと珍しいスミレがありました。

マキノスミレ

マキノスミレです。こんな杉林の中なのにけなげに咲いています。

金毘羅神社

金比羅神社跡に着きました。跡とはいえ、紙垂がかかっていてきちんと掃除もされているので、神社の機能がまだあるようです。

ここからが急登の始まりです。

イワウチワ自生地看板

イワウチワ保護地の看板があり自生地であることを示しています。咲いているでしょうか?

イワウチワ

あるにはありましたが、ほんの数株です。ほとんど終わっていました。

3月からの高温傾向で開花が一気に進み、残念ながらもう終盤でした。

ここから広沢山までの斜面はとても急で、

きつい斜面

イワウチワを見つけたときと違ってみなさん無言になってしまいました。

足元には

フモトスミレ

フモトスミレがたくさん咲き、

イヌブナ雄花

イヌブナの雄花がびっしりと落ちています。ミツバツツジはもう終盤でヒカゲツツジの花は見あたりません。

ようやく

広沢山

広沢山に到着し急登は終わりました。ヤレヤレ。

広沢山からは一登りで

大塚山

今日の最高標高点である大塚山に到着。ここでランチタイムです。

大塚山から御岳の宿坊街に向かって下っていきます。

この斜面ではちょうど

ミツバツツジ見ごろ

ミツバツツジが見頃で、写真タイムとなりました。

奥ノ院とヤマザクラ

ヤマザクラも見頃で、急峻な奥の院のピークをバックに、薄ピンク色が映えています。

御岳にある富士峰園地には

カタクリ

カタクリがまだ咲き残っていました。

宿坊街から鳩ノ巣駅方面への道に入りました。

この道は

新緑の斜面

ちょうど新緑が見頃。イヌブナやイタヤカエデなどが美しい色彩のモザイクを見せてくれています。

ヨゴレネコノメ、ツルネコノメ、ナガバノスミレサイシン、ヒナスミレなどもたくさん咲いていました。

長いトラバース

長い長いトラバースを終えて大楢峠を越え、ぐんぐん下っていきます。

谷を隔てて反対側の斜面には

登った斜面の遠望

午前中に苦労した急斜面が望めます。新緑があざやかですね。

バットレス展望台

みなさんあずまやに集結。この先には対岸の岩壁(越沢バットレス)に取り付いているクライマーの姿がありました。

最後に

雲仙橋

雲仙橋で多摩川を渡り鳩ノ巣駅に到着してツアーを終了しました。


今年もイワウチワの花期を逸してしまいましたが、7種類のスミレ(タチツボ、マルバ、アカネ、マキノ、フモト、ナガバ、ヒナ)と3種類のネコノメソウ、ヤマエンゴサク、カタクリなどたくさんの草花と、ミツバツツジの見事な花、そして山を覆う新緑など見どころが多いツアーでした。

ご参加されたみなさまご苦労様でした。ご参加いただきありがとうございました。

プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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