山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

愛鷹連峰・越前岳(2017.10.27)

富士山の南にある古い火山、愛鷹連峰。その最高峰・越前岳に行ってきました。

ようやく長雨が終わり、秋晴れとなりました。この日は雲一つ無い絶好の登山日和です。

御殿場からバスに乗り十里木で下車。ここから数分歩くと登山口です。

長い階段

いきなり長い階段が。斜度もそれなりにありきつい登りです。

十里木からの富士山

登り切るとススキ原の向こうにどでかい富士山が。山頂付近は少し雪を被っています。

富士山と宝永火口

こちら側からは宝永火口がよく見えます。300年ちょっと前に大噴火を起こした場所ですね。

登りが緩やかになって灌木の中を登っていきます。

次第に紅葉が

登るに連れて次第に木々が色づいてきました。

ヤマボウシやブナ、そしてコアジサイなどが目立ちます。

斜度が緩くなってきたら

越前岳山頂

越前岳の山頂に到着です。お天気に誘われて数組のパーティがランチを取っていました。

山頂の眺めは素晴らしく、富士山の他

駿河湾

駿河湾と富士市街の景観が良かったです。

ここからは稜線歩きです。

稜線の紅葉

コミネカエデが赤く色づいていて、黄色いブナもきれいです。

山頂から20分あまりで富士見台着。ここは昭和の初期に岡田紅陽という人が富士山に撮影に訪れ、その図案が昭和初期に発酵された五十銭紙幣に使われたそうです。

私も真似をして撮ってみました。

五十銭の富士

題して五十銭札の富士です。周囲の灌木が伸びていて、案外写しにくかったです。

ここからは稜線沿いに富士見峠へ向かって下っていきます。

南の方には

位牌岳と鋸岳

愛鷹連峰で2番目に高い位牌岳(左)とその隣の鋸岳が、その峻険な姿をくっきりと見せていました。

東の方には木々の間から

箱根方面

箱根の神山と駒ヶ岳を望むことができ、大涌く谷の噴煙もよく見えました。

富士見峠からはやや急な道を下りて、林道手前で

山神社の祠

(愛鷹)山神社で安全登山のお詣りをして

山神社入口

鳥居のある山神社入口まで下山しました。

快晴微風の絶好のコンディションに恵まれ、越前岳の楽しい下見を終えました。


越前岳ツアーは2回行われ、

 11月7日(火)はクラブツーリズムの新宿発バスツアー → 詳細
 11月10日(金)はフォーゲルの現地集合ツアー → 詳細

となっています。
素晴らしい富士山と稜線の紅葉を見においでください。


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八ヶ岳主峰・赤岳(2017.9.21-22)

来年のツアー企画検討のため、赤岳に行ってきました。

美濃戸から赤岳鉱泉、行者小屋、赤岳天望荘、赤岳山頂などを巡りました。

美濃戸から

北沢

北沢を通って

赤岳鉱泉

赤岳鉱泉へ。横岳の圧倒的な岩壁が素晴らしいです。

ここから少し登ると

行者小屋

行者小屋です。いくつかのコースが行者小屋から分かれています。

今回は地蔵尾根を登って主稜線に出て、

赤岳と天望荘

赤岳が間近に見上げられ、その手前にある赤岳天望荘に泊まりました。

この時期朝晩はかなり冷え込み、着込んで夜明け前から外に出ました。

横岳、蓼科山と朝焼け

日ノ岳、横岳から蓼科山につながる山並みの朝焼けがきれいです。

ご来光

低空に雲があり、その雲から日が昇りました。

天望荘から赤岳に登ります。

岩場と天望荘

急な岩場を登り切ると

山頂間近

山頂手前の小屋に着き、山頂はすぐそこです。

赤岳山頂にて

雲海に浮かぶ富士山を見ながら山頂に到着です。

山頂からは大変眺めが良く、

南アルプスと中央アルプス

南には北岳、甲斐駒など南アルプス、隣の中央アルプス、手前の権現岳。

阿弥陀岳と御岳、北アルプス

西には槍穂など北アルプスと乗鞍、御嶽、手前の阿弥陀岳。

そして北には蓼科山と妙高連山、浅間山など。

眺望を心ゆくまで楽しんだ後、文三郎尾根を下ります。

文三郎尾根の岩場

クサリが続く急な岩場を慎重に下り、階段をひたすら下って行者小屋に到着。この後は南沢を通って美濃戸まで下山しました。

さすがに八ヶ岳の主峰だけあって、とても魅力のある山でした。岩場が多いので覚悟して入山する必要があります。悪天候時のエスケープルートなど十分考慮して企画したいと思います。

今のところ来年の7月にすべく検討中です。

ぜひご注目下さい。



瑞牆山(2017.9.14)

奥秩父の主峰・金峰山の隣にある、日本百名山・瑞牆山に下見に行きました。

多くの人は瑞牆山荘から往復しますが、今回は裏側から登って表側の瑞牆山荘に下りてくるコースとしました。

みずがき山自然公園から林道を進むとまもなく終点に着き、

登山開始

ここから山道に入ります。沢沿いを進み、たびたび

丸太の橋

こんな橋を渡ります。両側は

渓谷の岩壁

巨岩がそそり立っています。程なくすると

不動滝

不動滝に着きました。水量が少ないですね。雨が少ないせいでしょうか。

不動滝からは登りがやや急になり

大岩の間を行く

こんな大きな岩の間を進みます。クサリがかかっているところもありますが、ほとんど危険な場所や大変な場所はなく、北側の涼しい道を登り詰めると

山頂

真っ青な空が広がる瑞牆山山頂に到着です。

表側から多くの人が登ってきていました。

最高のお天気となり、周囲の山々の展望が素晴らしいです。

大やすり岩と南アルプス

眼下の巨岩・大やすり岩と遠方の南アルプス、

金峰山

五丈岩が目立つ金峰山、

そして反対側には八ヶ岳連峰と遠くの北アルプスの一部もが。富士山は残念ながら雲の中ですが、ゆっくりしていたい山頂です。

この山は花崗岩でできていて、風化により岩が丸みを帯びていて歩き回りやすいです。

ゆっくり休憩した後は表側の道を下ります。

急な岩だらけの道を慎重に進みます。

大やすり岩

山頂から見下ろしていた大やすり岩を今度は見上げます。すごく大きな岩ですね。

ぐんぐん下って金峰山との分岐にある

富士見平小屋

富士見平小屋をとおり、

途中道草をして

下山途中からの瑞垣山

登った瑞牆山の勇姿をながめ、

瑞牆山荘

瑞牆山荘まで下った後、再びみずがき山自然公園まで戻って

みずがき自然公園からの瑞垣山

朝は暗さと逆光でよく見えなかった全景を目に焼き付けました。


ちょっと見ると登るのがとんでもなく大変そうですが、岩の間を通る登山道が巧妙に付けられていて、子どもでも注意すれば登れる山でした。

10月中旬頃には黄葉・紅葉で素晴らしい景観が期待できると思い、10月11日にツアーを予定しています。

詳しくは ツアーチラシ をご覧下さい。韮崎市内に10日に前泊して11日に登ります。

みなさまのお申し込みをお待ちしております。






北八ヶ岳・東天狗岳(2017.9.13)

ツアー下見のため、北八ヶ岳の白駒池からニュウを経由して東天狗岳に行ってきました。

北八ヶ岳はシラビソ、コメツガの針葉樹原生林と林床を覆うコケ、そして点在する池が素晴らしいです。

シラビソ原生林

国道を一歩中にはいると、鬱蒼とした針葉樹とコケの森が広がっています。いかにも北八ヶ岳らしい光景です。

ちょっと歩くと

白駒池

白駒池に着きました。ここは9月末~10月始めにかけて紅葉が美しいところ。まだその頃まで2週間ほどあり、少し色づいた程度です。でもよく見ると

オガラバナ紅葉

オガラバナというカエデの仲間の一部にはとてもきれいに紅葉している株もありました。

池のまわりには観光客をちらほら見かけましたが、ニュウに向かうコースに一歩はいると静寂の世界が広がっていました。

岩ゴロゴロの歩きにくい斜面を登っていくと急に視界が開け、

ニュウ

岩だらけのピークが見えました。ここが奇妙な名前のニュウというピークです。

ニュウから中山峠に向かうコース上に眺めの良い場所があり、そこから

東西天狗と硫黄岳

2つのピークを持つ天狗岳とその左奥に丸みを帯びた火山の硫黄岳が、すごい迫力を持って望めました。

まずは中山峠の近くにある

黒百合ヒュッテ

本番に宿泊する黒百合ヒュッテに立ち寄りました。そしてこの後は東天狗岳に登ります。

次第に斜度が上がっていきますが、どんどん眺めが良くなっていきます。

日当たりの良いところでは

ウラシマツツジ紅葉

ウラシマツツジの紅葉が見事です。

さわやかな風に吹かれながら、ようやく

東天狗山頂

東天狗岳の山頂に到着です。

360度素晴らしい眺めです。南の方は

硫黄岳と赤岳

硫黄岳の向こうに八ヶ岳最高峰・赤岳とその隣の阿弥陀岳が、

北八ヶ岳の峰々

北の方には蓼科山と北横岳などの山が、そして西の方には

西天狗

東天狗岳と同じ標高で三角点のある西天狗岳が、くっきりと見渡せました。

大展望を満喫して黒百合ヒュッテまで戻り、この日は中山、高見石、白駒池を通って国道まで戻りました。

今後はナナカマドやカエデ類が美しく色づき、常緑の森の中で目立ちます。

澄み切った青空が広がり、さらに眺望が良くなることでしょう。


このツアーの本番は、9月28日(木)~29日(金)に行われます。 詳しくは ツアーチラシ をご覧下さい。

みなさまのお申し込みをお待ちしております。

よろしくお願いいたします。

宇都宮アルプス(2017.1.5)

みなさま、あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2017年最初は宇都宮アルプス(篠井富屋連峰)です。クラブツーリズムツアーの下見で行ってきました。

いわゆるご当地アルプスの1つで、12kmの距離の中にピークが7座あって起伏に富んだ山域です。

登山スタート

スタートは子どもの森公園です。良いお天気ですが北風が冷たくて寒いです。

人工林を抜けると、

雑木林と人工林が入り交じる

雑木林と人工林が入り交じった登山道を進みます。

木の合間からは

日光方面

日光方面の町並みがよく眺められました。

最初のピークは

榛名山

榛名山。ところどころ岩が露出していて、やや急な斜面もあります。その次のピークは

男山

男山です。男があるなら女は? と思いましたが女はありません。木の合間から

高原山

高原山が綺麗に見えています。高原山は鶏頂山や釈迦ヶ岳など1800m近い山々の相称です。

そして3つ目が宇都宮アルプス最高峰の

本山

本山です。最高峰だけあってここからの眺めが最も良く、日光方面や古賀志山、遠く筑波山なども眺めることができました。

榛名山と男山

振り返れば、先ほど登った榛名山(左)と男山がラクだの背のように並んでいました。

本山からぐんぐん下りた後は再び登りとなり、最後に急な登りを登り切ると飯盛山

茶碗に飯を盛ってひっくり返したような形をしている飯盛山に到着です。

このピークの前後は最も急坂で、特に下りが

急斜面

ロープをつかまないと降りられないようなところでした。

しかし下りきると、今までの起伏に富んだコースが一転。なだらかなダラダラ道が果てしなく続いています。


5つめのピークの

高舘山

高舘山、6つ目の

黒戸山

黒戸山、7つめの

兜山

兜山を越えて、中徳治郎登山口へ下山しました。後ろを振り返ると

最後に振り返る

相変わらず青い空に兜山(左)と鬼山(右。7座に含まれない)とその中間の黒戸山が見えていました。

宇都宮アルプスは前半が起伏に富んだ岩っぽいコース、そして後半はやたらに長く緩い起伏のコースと対照的な組み合わせでできていて変化に富んでいました。

このコースは1月20日と23日にツアーが予定されています。みなさまのご参加をお待ちしています。


ツアーの詳細





プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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