山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

湯河原城山は雪の中(2013.2.21)

毎月第3木曜日はよみうりカルチャーの山歩き講座です。その名は「自然を楽しむゆっくり山歩き」。

その名の通り、コースタイムなど気にせず楽しい山歩きを毎月行っています。

今月は湯河原城山。湯河原では幕山が有名ですが、ここ城山も海の眺めが良く気に入っています。

湯河原駅から歩ける便利さもあります。

駅からはみかん畑の中の急登が続きます。

みるみる海が見えてきて良い感じです。

伊豆半島方面

伊豆半島方面の眺めです。小さくてわかりにくいのですが、伊豆七島の利島・新島と伊豆半島の小室山がはっきり見えています。

城山山頂では

真鶴半島

眼下の真鶴半島とその遠くの三浦半島、房総半島(この写真からはわかりませんが)、そして

伊豆大島

伊豆大島と初島がよくわかります。伊豆大島の三原山が冠雪しているのも見えました。

ここから北上し、しとどの窟と呼ばれる大きな岩棚へ向かいました。

しとどの窟

ここはかつて源頼朝が逃げ延びた場所だといういわれがある場所です。

ずいぶん大きな岩棚で、こんな山奥なら数日間気づかれずに済んだことも何となく理解できます。

この辺りは北斜面なので残雪が多く

しとどの窟前で

こんな感じです。この付近は急斜面でしたので軽アイゼンなどの滑り止めを利用しました。

再び下りきったところには有名な幕山梅林(湯河原梅林)があります。

事前に見たHPでは梅の開花状況として3分咲きとなっていましたが、

幕山梅林

うーん、ひいき目に見ても2分咲きでしょうか。

紅梅の方がたくさん咲いていました。

今回の講座は、海や島々の遠望、雪の中の歩行、梅林と盛りだくさん。

普段味わえない山歩きを楽しむことができました。


このカルチャー講座は常時受講生を募集しています。

詳しくはよみうり文化センターの当該ページ

http://www.ync.ne.jp/yokohama/kouza/201210-11459010.htm

をご覧ください。(4月よりURLが変わります)

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初秋の陣馬山(2012.9.20)

もうじきお彼岸。そろそろ涼しくなる頃ですが、この日も30℃越え。でも湿度が少し下がったせいか、とてもさわやかです。

よみうりカルチャー講座で陣馬山へ行きました。和田から登って陣馬高原下へ下るコースです。

人工林と雑木林の混じる道をゆっくりと行きます。シラヤマギクやイヌショウマなどがポツポツ咲き出しています。サラシナショウマはまだつぼみ。少し開花が遅れているでしょうか。

尾根道

尾根道と合流しました。ここでもシラヤマギクの花が見られます。そしてこの日の主人公は

シモバシラ

シモバシラです。あちこちで咲き出していました。

山頂の茶屋

山頂に着きました。富士山は見えませんが、まずまずの天気でとても気持ちの良い眺めです。

山頂からの眺め

写真中央は、北西にある生藤山とその周辺の山です。左は権現山。この写真にありませんが、さらに左には扇山や三ツ峠、御正体山、そして丹沢の山々が望めました。

山頂は草原状になっていて、ノハラアザミ、ユウガギク、タムラソウ、ツリガネニンジン、シモバシラ、ヒキオコシなどが所狭しと咲いていました。

山頂の茶屋は1つだけ営業していて、眺めの良い展望デッキで涼しい風に吹かれてナメコ汁をいただきました。とても気持ちが良かった!

しばらくして下山開始。足元に注意して下っていくと

タマゴタケ

真っ赤なタマゴタケを発見しました。一見毒キノコのようですが、これはとてもおいしいキノコです。それにしてもきれいだこと。

ツリフネソウ群落

うまく写真で表現できませんが、ツリフネソウの群落も見事でした。
この他、メタカラコウ、ヤマハッカ、アキノタムラソウ、シロヨメナなども咲いていました。


この講座はよみうりカルチャー横浜センターの野外講座で、月に1回行っています。

来月は箱根の明神・明星です。箱根外輪山に咲く花が楽しみです。


桜咲く湯坂路

このブログにもアップしましたように、4月2日に下見をしたコースでみなさんをご案内しました。

その時は花はとても少なかったですが、本日は多くの花が見られました。

宮ノ下から浅間山までは、特にカントウミヤマカタバミがあちこちで群落を作って咲いていて、それは見事でした。

浅間山から湯坂路を湯本まで下りましたが、山頂に近い方では

マメザクラ

マメザクラが、可愛い花をたくさん下に向けていました。よくみると花弁に爪痕があり、ハチが訪花したことがわかりました。たぶん、マルハナバチ女王でしょう。

林床には低い背丈のクサボケや、タチツボ・ツボ・エイザンスミレなどがたくさん見られました。
この尾根には桜とカエデが植栽されていて、

新緑とヤマザクラ

桜の花とカエデの新緑のコンビネーションが見事でした。

サクラ鑑賞

お天気はまずまずで、桜をみる参加者も満足そうです。

下りるに従って開花したヤマザクラが多くなってきました。

新緑とヤマザクラ2

カエデ(イロハモミジがほとんど)の小さな赤い花も見られ、芽鱗の赤・新葉の緑とのコントラストが素晴らしかったです。

高尾山などと違い、比較的静かな桜咲く山歩きを楽しんできました。

野山の野鳥観察

今年は多くの人が冬鳥の少なさを指摘しています。
水鳥はまだしも、野山の鳥がうんと少ないことを私も実感しています。

今日は町田市北部にある野津田公園を歩きました。その野山の鳥を見ることを目的にして。

最初に行った広い原っぱでは留鳥がそれなりに見られました。エナガ、コゲラ、シジュウカラ、メジロ、ヤマガラの混群です。モズ、キジなども見られました。

ヌルデ山

この後、公園内を歩いていると、やっと冬鳥のツグミやジョウビタキが現れました。漂鳥のアカハラも。でもやっぱり個体数はとても少ないです。オオタカらしきタカとホオジロを見た後、遊水機能のある湿性植物園へ行きました。

湿性植物園

ここでは求愛行動を取るコガモ、カワラヒワなどがいました。
この日は留鳥がそれなりに出てくれましたが、冬鳥はやはりとても少なかったです。

2月5日に同じ場所を歩いたときは留鳥もほとんど現れてくれませんでした。2月12日にこの近くを歩いたときもそうです。

冬鳥が関東周辺で少ないのはほぼ確かなようです。どこへ行っているのでしょう?
当地では漂鳥も少なめで、留鳥は変動が大きいです。

もしかすると山に木の実が沢山あって冬鳥と漂鳥が下りてこないのでしょうか?
留鳥は例年並みにいるのかも知れません。

野鳥は翼を持っていて移動力が大きいので、年ごとの変動が大きくなりがちです。
来年はきっとたくさんやって来てくれると願いつつ、一抹の不安があるこの冬です。



ふたたび大楠山へ

2/3はカルチャー講座本番で、ふたたび大楠山へ。この日も寒い1日でした。

日本海側の大雪は相変わらず。何ともしがたいですが、そろそろ収束してくれることを祈ります。

三浦半島にはもちろん雪はありません。でも寒いです。

コースは1月30日にご紹介しているので、トピックスだけを掲載します。

まず、テイカカズラの種子があちこちに落ちていました。その1つに感動してしまいました。これです。

テイカカズラ種子

飛んできた種子がコケの上に落下して突き刺さっているのです! これを2~3個見ました。

これこそ、テイカカズラが意図していた種子散布だったのでは、と直感しました。

コケには水分があるし、この状態なら根を出せそうです。


次は下山路で見つけた薪炭材の萌芽の様子です。

まずは

ヤマザクラ萌芽

サクラ(たぶんヤマザクラ)です。そして

マテバシイ萌芽

マテバシイです。

どうですか、たこ足のような株立ちした姿。 よくまあ、これだけの幹が育ったものです。

伐採して40~50年経ったのでしょうか。切りっぱなしで放置しておいた株からたくさんの幹ができました。

このまま放置しておくとどうなるのでしょう?


最後に前田川沿いで見たつららです。

つらら

この日は、この冬一番の寒さです。暖かい三浦半島でもついに結氷した証拠です。

全国的に今年は寒冬です。

みなさま、インフルエンザにならないよう、お気を付け下さい。





プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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