山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

安達太良連峰・箕輪山(2016.9.16)

安達太良山への入山は通常、東側の奥岳温泉からが普通です。ここからは安達太良エクスプレスというゴンドラがあって、終点から1時間ちょっとで安達太良山に着くことができます。

ところで安達太良連峰の最高峰は安達太良山ではなく箕輪山ということはあまり知られていません。

両者の間に鉄山、そして安達太良山の南には和尚山という山があって、連峰を形成しています。

今回(10月7日出発クラブツーリズムツアー)はくろがね小屋という温泉付き山小屋に宿泊し、安達太良山・鉄山・箕輪山と縦走して横向温泉に下山するツアーを企画しましたが、いろいろな事情があって行程が変更になり、1日目は調子ヶ滝という日本の滝百選に選ばれている滝を見学して横向温泉のリゾートホテルに泊まり、2日目に箕輪山・鉄山・安達太良山を縦走してゴンドラで奥岳温泉に下山するコースで行われることになりました。この日はその下見です。

登山口

横向登山道からスタート。しばらくはスキー場横のブナ巨木林を進みます。

マイヅルソウ実

マイヅルソウが美しい実を付けていました。

ぐんぐん標高を上げていくと、次第に樹林の背丈が低くなり、

スキー場方面を見下ろす

スキー場の駐車場などが見下ろせるようになりました。

そしてほどなくすると

箕輪山山頂

最高峰・箕輪山に到着しました。ガスが出ていてあまり展望がないのが残念ですが、かろうじて

避難小屋と鉄山

鉄山とその手前の避難小屋を見通すことができました。

箕輪山からは一旦鞍部に抜けて下り、再び鉄山に向けて登り始めます。

エゾリンドウ

エゾリンドウがあちこちに所狭しと咲いていて、思いがけず花を楽しむことができました。

避難小屋

そしてこぢんまりした避難小屋を通過し鉄山に向かいました。

ここからはガスが深くなって写真がありません。

鉄山を越えて安達太良山との間になる矢筈森の近くまで来て来た道を引き返しました。

箕輪山大斜面

途中で見た箕輪山の大斜面はとても雄大です。ミネカエデやサラサドウダンが多いので、全体が紅葉したら見事な眺めになるだろうと想像しました。

ツアーは10月7日出発です。ちょうど紅葉の見頃になるだろうと期待しています。

ツアーの詳細は こちら をご覧下さい。

まだ空席がありますしお申し込み受付中ですので、みなさまのご参加をお待ちしています。







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尾瀬・燧ヶ岳(2016.9.13)

山では秋の気配が次第に感じられるようになりました。

ツアー下見のため9月13日に尾瀬の名峰・日本百名山・燧ヶ岳に登ってきました。

本番では1日目に一ノ瀬から三平峠を越えて尾瀬沼畔にある尾瀬沼ヒュッテに宿泊しますが、この日は未明から一ノ瀬を出発し、早朝に尾瀬沼から登山開始しました。

尾瀬沼ヒュッテ

その尾瀬沼ヒュッテです。この時間はまだ小雨が降っていましたが、やがて上がり曇り空の登山となりました。

登山口の近くには広大な湿原

大江湿原

大江湿原があります。ここは初夏にニッコウキズゲが一面に咲き乱れるユートピアですが、ここにもシカの脅威が迫っています。

そこで反対側の境界には

シカゲート

ネットを張ってあり、人が通る通路にはグレーティングが敷いてあってシカの侵入を防止しています。

登山口から長英新道に入りました。長英新道はやや距離が長いながらもそれほどの急坂はなく、比較的登りやすいコースです。道沿いには

ツルリンドウ実

ツルリンドウや

オオバタケシマラン

オオバタケシマラン、

アカモノ実

アカモノなどの実が見られました。

シャクナゲ多い山道

初夏になればシャクナゲで彩られるであろう場所を通り過ぎ、

次第に急になる道を上り詰め、2つあるピークのうちの1つ、俎嵓(まないたぐら)に到着する頃には霧も徐々に晴れ、

雲の上には

日光白根山

日光白根山も覗いていました。

そしてすぐ近くにはもう1つのピークで山頂のある

柴安ぐら

柴安嵓が見えています。距離的には近いのですが、この間に50mの鞍部があり、柴安嵓の山頂直下には岩場があって行くのに苦労させられます。

それらを乗り越えると

山頂

山頂には立派な標識が立っていました。

尾瀬ヶ原はガスの間からかすかに見えただけで残念でした。

再び俎嵓に戻って今度は御池の方に下山します。

御池に下りるコースはやや歩きにくい場所がありますが、所々に湿原があり、

広沢田代

最も大きな広沢田代はかなりの広がりがありました。

この後も急坂を下って御池に到着し、燧ヶ岳登山を終了しました。


草もみじが始まっていましたが、木々の紅葉はまだこれからという感じでした。

ツアー本番は9月30日(金)出発です。その頃には湿原も樹林帯も美しく紅葉していることでしょう。

引き続き参加者を募集中ですので、みなさまのお申し込みをお待ちしています。

ツアーのチラシは こちら にあります。

よろしくお願いいたします。

石割山(2015.11.13)

山中湖の近くに石割山(1413m)があります。来月の下見のため出かけてきました。

赤の鳥居

石割山登山口には石割神社の赤い鳥居があり、ここから約400段の階段があって息が切れます。

階段を登りきってさらに進むと8合目に

石割神社

石割神社があります。しめ縄がかかっている大きな岩は、石という字のように割れているからその名が付いたと言われていますが、そのように見えますか?

ここから急坂を登るとほどなくして石割山山頂に着きます。ここも良かったのですが、ここから西の方へ尾根歩きをして次のピークの

平尾山から

平尾山からの方が山中湖がよく見えましたし、富士山も少し顔を出していました。

木の実もまだ残っていて

ミヤマイボタ実

ミヤマイボタの黒い実と

ツルウメモドキ実

ツルウメモドキの赤い実と、ガマズミの実など、それからカエデ類の紅葉をあちこちで楽しめました。

石割山ツアーは12月4日(金)に行われます。この時は400段の階段を登らず、歩きやすいコースを歩きます。

紅葉はも終わっていますが、もっと真っ白い富士山が青空にくっきりと見えていることを期待したいです。

詳しくは こちら をご覧下さい。

上州三峰山(2015.4.23)

今年の冬は太平洋側の雪が少なかったし、4月の気温が高めなので、花の開花が早まっています。

群馬県北部にある上州三峰山(1123m)はどうでしょうか?

この山は沼田と水上の間にあり、山旅会ツアーに先立って下見に行きました。

河内神社への道

河内神社の駐車場からスタートです。しばらくは舗装された道を進み、途中からよく整備された山道を行くと

河内神社

程なくして河内神社に到着です。立派な鳥居と風格のある建物に身が引き締まります。

お参りをして一登りすると緩やかな尾根道に達し、そこからは

アカマツの多い道

アカマツやイヌシデなどの森の中のとても歩きやすい道が続きます。

途中で左に折れて、農業用のため池である

三峰沼

三峰沼を訪れました。周囲を森に囲まれ静まりかえった沼は、とても良い雰囲気です。

2つの沼のほとりを通って尾根道に戻り、ぐんぐん進みます。

エンレイソウ

エンレイソウや

ショウジョウバカマ

ショウジョウバカマなどが咲き始めていましたが、まだ春の眠りから覚めたばかりで、あまり花は見られませんでした。

いくつかの分岐を過ぎると次第に

ミズナラ林

ミズナラやブナの多い林となり、

山頂から谷川連峰

ついに上州三峰山に到着しました! 雪をいただいた谷川連峰がまぶしいです。

右の方へ目をやると

上州武尊山

どっしりした上州武尊山もこのとおり。この時期の高い山は本当に美しいです。

しばし展望を楽しんだ後、来た道を引き返しました。

ツアー本番1回目は5月7日に予定されています。その頃には新緑に囲まれて、足元にはたくさんの花が咲いていることでしょう。

冬の清里(2015.1.5)

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

1月9日出発ツアーの下見のため、清里を訪れました。

この冬は寒い日が多いので覚悟していったのですが、予想に反して暖かくうららかな日です。

このツアーは清泉寮や天女山のトレイルを歩いたり、星見・ご来光観察などを行うもので、昨年に引き続いての企画です。

この日は昨年行けなかった川俣川渓谷のトレイルを歩きました。

森の中

今年八ヶ岳周辺は大雪なのですが、清里の雪は少なめです。冬型の天候が多いので、八ヶ岳の南東側は比較的お天気の良い日が多いのでしょう。森の中では雪がない場所もありました。普通の山靴で難なく歩くことができます。

面白い蔓

フジでしょうか、くるりと曲がった面白い蔓がありました。

渓谷に下りていく道はやや急なので念のため軽アイゼンを付けました。雪が少ないので、かえってない方が良い場所もありましたが、程なくして渓谷に到着です。

渓谷には水が流れ込んでいて、その場所に

ツララ1

大きなツララができます。

ツララ2

日が当たって解け始めていますが、上から水が供給されるので、夜のうちにまた凍って小さくなることはないのでしょう。

再び渓谷を離れて清泉寮の近くに戻ります。

動物の足跡

あちこちに動物の足跡があって動物が多いことを物語っています。これはリスの足跡でしょうか?

この他シカやタヌキなどの足跡も見られました。

この後、ご来光をみる美し森まで登りました。

美し森より

ここからの眺めは最高です。富士山を始め金峰山、南アルプス、八ヶ岳など本当にぐるりと見渡すことができてとても良いところです。当日のお天気を期待したいです。

ツアーの詳細は こちら をご覧ください。

1月9日出発と1月18日出発の2ツアーがあり、どちらもまだ残席があります。

冬の清里に遊びに行きませんか?


プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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