山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

箱根・三国山(2017.12.27)

2017年も大詰めです。今年最後の山歩きとして、箱根の三国山へ行ってきました。

芦ノ湖南岸の箱根町港から芦ノ湖の西側にある外輪山を北上し、湖尻峠で外輪山を下りて湖岸を歩き、芦ノ湖北岸の桃源台まで行く、芦ノ湖を半周する全長12kmのコースです。

小田原からバスで箱根町港に着きました。

駒ヶ岳と神山

芦ノ湖畔から見ると、駒ヶ岳と神山の上の方が白くなっています。霧氷でしょうか?

これから登る方向は

山伏峠と三国山方面

中央に見える山の周辺に山伏峠が、そしてその右側には三国山が続いています。

周回歩道の看板
外輪山周廻歩道という名前が付いているコースで、石畳の道を登っていくと道の駅で国道1号に出て、すぐさま階段の多い山道を登っていくと

外輪山に出た

外輪山の一角に出ました。

ここから一登りすると

ハコネダケと富士山

強風のため地吹雪が上がっている富士山が見えてきました。周囲はハコネダケというネザサの仲間がびっしりと生えています。

深い笹

箱根でよく遭遇するハコネダケの密生する道を進みます。

ハコネダケがとぎれた右手には

駒ヶ岳と二子山

芦ノ湖と神山、駒ヶ岳や登山開始した町港が見えています。もうこんなに歩いたんですね。

この道は箱根スカイラインという道路に並行して通じていて、

レストラン

スカイライン沿いのレストランも見えてきました。

この裏手にある小ピークはとても素晴らしい展望を楽しめ、富士山や愛鷹連峰の他

駿河湾

駿河湾と富士市、沼津市、伊豆半島の天城山から伊豆大島や利島など、気持ちの良い眺めでした。

縦走路に戻って進みます。

芦ノ湖と金時山

前方には芦ノ湖の先に金時山と西丹沢の山も見えています。

この日は風が強くて寒かったのと、時折雪雲がちぎれて飛んできましたが、見通しはとても良かったです。

そしてこの日の最高峰

三国山山頂

三国山に到着しました。樹林の中にありますが、落葉樹の葉が落ちているので富士山や芦ノ湖なdも枝の間から眺められました。

ここからは湖尻峠に向かってぐんぐん下っていきます。

富士山が近い

間近の富士山を眺めつつ慎重に下って

湖尻峠

湖尻峠に出てここで外輪山を離れ、カルデラの中に下っていきます。

急な階段を下りきると芦ノ湖畔に出て

湖尻水門

湖尻水門を通れば、あとは桃源台までわずかでした。

冬型の気圧配置が強くてとても寒い日でしたが、無事今年最後の登山を終了しました。

とても展望の素晴らしいコースで印象に残っています。

このコースはフォーゲルで2月11日(日・祝)にツアーを行います。

詳しくは こちら をご覧下さい。

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愛鷹連峰・越前岳(2017.10.27)

富士山の南にある古い火山、愛鷹連峰。その最高峰・越前岳に行ってきました。

ようやく長雨が終わり、秋晴れとなりました。この日は雲一つ無い絶好の登山日和です。

御殿場からバスに乗り十里木で下車。ここから数分歩くと登山口です。

長い階段

いきなり長い階段が。斜度もそれなりにありきつい登りです。

十里木からの富士山

登り切るとススキ原の向こうにどでかい富士山が。山頂付近は少し雪を被っています。

富士山と宝永火口

こちら側からは宝永火口がよく見えます。300年ちょっと前に大噴火を起こした場所ですね。

登りが緩やかになって灌木の中を登っていきます。

次第に紅葉が

登るに連れて次第に木々が色づいてきました。

ヤマボウシやブナ、そしてコアジサイなどが目立ちます。

斜度が緩くなってきたら

越前岳山頂

越前岳の山頂に到着です。お天気に誘われて数組のパーティがランチを取っていました。

山頂の眺めは素晴らしく、富士山の他

駿河湾

駿河湾と富士市街の景観が良かったです。

ここからは稜線歩きです。

稜線の紅葉

コミネカエデが赤く色づいていて、黄色いブナもきれいです。

山頂から20分あまりで富士見台着。ここは昭和の初期に岡田紅陽という人が富士山に撮影に訪れ、その図案が昭和初期に発酵された五十銭紙幣に使われたそうです。

私も真似をして撮ってみました。

五十銭の富士

題して五十銭札の富士です。周囲の灌木が伸びていて、案外写しにくかったです。

ここからは稜線沿いに富士見峠へ向かって下っていきます。

南の方には

位牌岳と鋸岳

愛鷹連峰で2番目に高い位牌岳(左)とその隣の鋸岳が、その峻険な姿をくっきりと見せていました。

東の方には木々の間から

箱根方面

箱根の神山と駒ヶ岳を望むことができ、大涌く谷の噴煙もよく見えました。

富士見峠からはやや急な道を下りて、林道手前で

山神社の祠

(愛鷹)山神社で安全登山のお詣りをして

山神社入口

鳥居のある山神社入口まで下山しました。

快晴微風の絶好のコンディションに恵まれ、越前岳の楽しい下見を終えました。


越前岳ツアーは2回行われ、

 11月7日(火)はクラブツーリズムの新宿発バスツアー → 詳細
 11月10日(金)はフォーゲルの現地集合ツアー → 詳細

となっています。
素晴らしい富士山と稜線の紅葉を見においでください。


安達太良連峰・箕輪山(2016.9.16)

安達太良山への入山は通常、東側の奥岳温泉からが普通です。ここからは安達太良エクスプレスというゴンドラがあって、終点から1時間ちょっとで安達太良山に着くことができます。

ところで安達太良連峰の最高峰は安達太良山ではなく箕輪山ということはあまり知られていません。

両者の間に鉄山、そして安達太良山の南には和尚山という山があって、連峰を形成しています。

今回(10月7日出発クラブツーリズムツアー)はくろがね小屋という温泉付き山小屋に宿泊し、安達太良山・鉄山・箕輪山と縦走して横向温泉に下山するツアーを企画しましたが、いろいろな事情があって行程が変更になり、1日目は調子ヶ滝という日本の滝百選に選ばれている滝を見学して横向温泉のリゾートホテルに泊まり、2日目に箕輪山・鉄山・安達太良山を縦走してゴンドラで奥岳温泉に下山するコースで行われることになりました。この日はその下見です。

登山口

横向登山道からスタート。しばらくはスキー場横のブナ巨木林を進みます。

マイヅルソウ実

マイヅルソウが美しい実を付けていました。

ぐんぐん標高を上げていくと、次第に樹林の背丈が低くなり、

スキー場方面を見下ろす

スキー場の駐車場などが見下ろせるようになりました。

そしてほどなくすると

箕輪山山頂

最高峰・箕輪山に到着しました。ガスが出ていてあまり展望がないのが残念ですが、かろうじて

避難小屋と鉄山

鉄山とその手前の避難小屋を見通すことができました。

箕輪山からは一旦鞍部に抜けて下り、再び鉄山に向けて登り始めます。

エゾリンドウ

エゾリンドウがあちこちに所狭しと咲いていて、思いがけず花を楽しむことができました。

避難小屋

そしてこぢんまりした避難小屋を通過し鉄山に向かいました。

ここからはガスが深くなって写真がありません。

鉄山を越えて安達太良山との間になる矢筈森の近くまで来て来た道を引き返しました。

箕輪山大斜面

途中で見た箕輪山の大斜面はとても雄大です。ミネカエデやサラサドウダンが多いので、全体が紅葉したら見事な眺めになるだろうと想像しました。

ツアーは10月7日出発です。ちょうど紅葉の見頃になるだろうと期待しています。

ツアーの詳細は こちら をご覧下さい。

まだ空席がありますしお申し込み受付中ですので、みなさまのご参加をお待ちしています。







尾瀬・燧ヶ岳(2016.9.13)

山では秋の気配が次第に感じられるようになりました。

ツアー下見のため9月13日に尾瀬の名峰・日本百名山・燧ヶ岳に登ってきました。

本番では1日目に一ノ瀬から三平峠を越えて尾瀬沼畔にある尾瀬沼ヒュッテに宿泊しますが、この日は未明から一ノ瀬を出発し、早朝に尾瀬沼から登山開始しました。

尾瀬沼ヒュッテ

その尾瀬沼ヒュッテです。この時間はまだ小雨が降っていましたが、やがて上がり曇り空の登山となりました。

登山口の近くには広大な湿原

大江湿原

大江湿原があります。ここは初夏にニッコウキズゲが一面に咲き乱れるユートピアですが、ここにもシカの脅威が迫っています。

そこで反対側の境界には

シカゲート

ネットを張ってあり、人が通る通路にはグレーティングが敷いてあってシカの侵入を防止しています。

登山口から長英新道に入りました。長英新道はやや距離が長いながらもそれほどの急坂はなく、比較的登りやすいコースです。道沿いには

ツルリンドウ実

ツルリンドウや

オオバタケシマラン

オオバタケシマラン、

アカモノ実

アカモノなどの実が見られました。

シャクナゲ多い山道

初夏になればシャクナゲで彩られるであろう場所を通り過ぎ、

次第に急になる道を上り詰め、2つあるピークのうちの1つ、俎嵓(まないたぐら)に到着する頃には霧も徐々に晴れ、

雲の上には

日光白根山

日光白根山も覗いていました。

そしてすぐ近くにはもう1つのピークで山頂のある

柴安ぐら

柴安嵓が見えています。距離的には近いのですが、この間に50mの鞍部があり、柴安嵓の山頂直下には岩場があって行くのに苦労させられます。

それらを乗り越えると

山頂

山頂には立派な標識が立っていました。

尾瀬ヶ原はガスの間からかすかに見えただけで残念でした。

再び俎嵓に戻って今度は御池の方に下山します。

御池に下りるコースはやや歩きにくい場所がありますが、所々に湿原があり、

広沢田代

最も大きな広沢田代はかなりの広がりがありました。

この後も急坂を下って御池に到着し、燧ヶ岳登山を終了しました。


草もみじが始まっていましたが、木々の紅葉はまだこれからという感じでした。

ツアー本番は9月30日(金)出発です。その頃には湿原も樹林帯も美しく紅葉していることでしょう。

引き続き参加者を募集中ですので、みなさまのお申し込みをお待ちしています。

ツアーのチラシは こちら にあります。

よろしくお願いいたします。

石割山(2015.11.13)

山中湖の近くに石割山(1413m)があります。来月の下見のため出かけてきました。

赤の鳥居

石割山登山口には石割神社の赤い鳥居があり、ここから約400段の階段があって息が切れます。

階段を登りきってさらに進むと8合目に

石割神社

石割神社があります。しめ縄がかかっている大きな岩は、石という字のように割れているからその名が付いたと言われていますが、そのように見えますか?

ここから急坂を登るとほどなくして石割山山頂に着きます。ここも良かったのですが、ここから西の方へ尾根歩きをして次のピークの

平尾山から

平尾山からの方が山中湖がよく見えましたし、富士山も少し顔を出していました。

木の実もまだ残っていて

ミヤマイボタ実

ミヤマイボタの黒い実と

ツルウメモドキ実

ツルウメモドキの赤い実と、ガマズミの実など、それからカエデ類の紅葉をあちこちで楽しめました。

石割山ツアーは12月4日(金)に行われます。この時は400段の階段を登らず、歩きやすいコースを歩きます。

紅葉はも終わっていますが、もっと真っ白い富士山が青空にくっきりと見えていることを期待したいです。

詳しくは こちら をご覧下さい。

プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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