山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

百蔵山は紅葉が始まっていました

百蔵山は大月の1つ東京寄りの猿橋駅が起点です。登山口より登り始めました。

この季節は秋の花がまだ残っています。コウヤボウキとヤクシソウです。





ヤクシソウは雑草のように、車道沿いにびっしりと咲いていました。コウヤボウキは森林の中でひっそりと、しかしそれなりの数の花が見られました。

木の実も楽しめます。これはイヌガヤです。



カヤと違って茶色い実ですが、これが実はブヨブヨしていて、中に種が入っています。外側の果肉はほんのり甘いですが、ちょっとべたべたしています。

そしてテンナンショウの実(草の実)です。



これには毒があるのですが、1つ口に含んでみました。少し甘いですが、少し経つと口の中がピリピリとしてきました。たくさん食べるとやばそう。

そして標高が高くなるにつれて木々が紅葉してきました。まずはシラキです。



普段なかなかその存在に気づかないですが、この季節には自己主張が激しいヤマウルシです。



そしてハクウンボクとダンコウバイ。





全体的に見れば紅葉は始まったばかりですが、個々に見ていくととても美しい色です。ヤマウルシは紅葉のピークの頃には落葉しているのでしょう。

山頂は南側が伐採してあって大変良い眺めです。富士山、三ツ峠、御正体山、丹沢、九鬼山、高川山などがぜーんぶ見えて気持ちが良かった。下る途中で撮った富士山です。



足元には可憐なリンドウの花



そしてサンショウやオトコヨウゾメの実がとても目立ちました。





秋の花と実、そして紅葉と景色。キノコもたくさんありました。

短い時間でしたが、いろいろと楽しめました百蔵山でした。

ネイチャーガイド・フォーゲルでは10月29日にツアーを行います。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/guide_Vogel/momokura1029.pdf
みなさまのご参加をお待ちしています。


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高尾山10/13

カルチャー講座下見のため、高尾山を歩きました。講座では往復ケーブルを使いますが、下見のこの日は病院横から登って4号路や1号路を歩き、1号路を下りました。

ケーブル駅のすぐ上にはブナとイヌブナが並んでいますが、ブナには実が無くイヌブナにはたくさんの実が成っていました。写真はイヌブナです。



今年はブナが不作のようです。
秋の花はまだまだ健在で、タカオヒゴタイ、オクモミジハグマ、カシワバハグマなどが美しく咲いていました。







ところどころで木が倒れています。これも台風による被害でしょう。
イヌブナの実はあちこちで落ちていて、食べてみると少し甘みがあっておいしいです。ウラジロノキの赤い実も落ちていました。

のんびり歩いていると、ときどき子どもたちの遠足の集団がにぎやかに追い越していきます。辛そうに歩いている子もいますが、みな楽しそうです。非日常のハイキングが楽しいのでしょう。

高尾山山頂はたくさんの人であふれかえっていました。
にぎやかな山頂を後にして巻道、そして1号路を駅まで下山しました。

もっとも東側に突きだしている大きなイチョウの木(麦まきイチョウ)が心配になって見に行きましたが、無事でした。ヨカッタ。



この下はところどころで針葉樹が倒れていて、一部がガードレールに損傷を与えていました。すごい台風だったのですね。





せっかく植えた針葉樹が根こそぎ数百本も倒れていたでしょう。でも薬王院周辺や1号路にあるものすごく太い木は無事な木が多かったです。これらの木は今まで何度も猛烈な台風に耐えてきた、筋金入りの樹木なのでしょう。それに対して倒れた木はひ弱だったのでしょうか。

先日テレビで、森林管理局の人が、植林して整備した50年位?の針葉樹が、大風に対して弱いことを指摘していました。同じ樹種の森が弱いとも言っていました。でも、そもそも人工林というのはそういう所です。それならどうすべきなのでしょう。

今後、大型台風が通るたびに人工林に被害が出て、それを公費で後始末するとなれば、もともと採算が合わない森林がさらにお荷物になります。安い外材に押されて国内産の針葉樹は売れません。かといって針葉樹は建築用などに重要で、すべて外材に頼るわけにはいきません。となれば、針葉樹の画一的な森づくりから一歩進んだ、多様な樹種からなる災害に強い森づくりを、知恵を出して進めて行かなくてはならないと思います。

金時山

今回は金時神社からのコース。標高差が小さいので比較的楽な山行です。

全体を通して最も目立った花がシロヨメナです。



あちこちで見ました。派手な花ではないのですが、たくさん咲いていると見応えがあります。そしてこの花も。



ご存知ホトトギスです。箱根では何故かヤマホトトギスを見ません。この花も見頃で、先週の明神ヶ岳に続いてたくさん見ました。

尾根では紅葉が始まっていました。この木は葉っぱを咬むと酸っぱいスノキ(酢の木)という植物です。



疲れているときに咬むとスッキリすると言いますが・・・。

朝は小雨が降っていた所もありましたが、だんだん晴れてきて遠くが見通せるようになりました。

明神ヶ岳方面です。外輪山がずっと続いています。



そして乙女峠くらいまで来て眺めた神山と仙石原、そして遠くは相模湾です。



金時山山頂から乙女峠へ向かう稜線沿いには気持ちの良いブナ林が見られます。ヒメシャラやシロヤシオなどがあって、花の時期には美しいところです。そのブナが1本立ち枯れていました。そしてこのキノコ。



ツキヨタケでしょうか。びっしりと付いていました。

山道にはいろいろな花が咲いていました。主なものです。
まず、オヤマボクチ。



テンニンソウ。



そしてセキヤノアキチョウジです。



秋の山は良いですねえ!



プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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