山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

三浦半島大楠山を歩きました

寒い日が続いていますね。日本海側で記録的な大雪だそうで、本当に大変なこととお察しいたします。
私も新潟県長岡市生まれで、子どもの頃は2mの積雪を長年経験しています。とにかく、早く雪が止むとともに、雪下ろし等で事故が起こらないことをお祈りしております。

そんな時に山歩きをしていて恐縮ですが、三浦半島の最高峰、大楠山を歩いてきましたのでレポートいたします。

起点は京急線安針塚駅です。三浦按針のお墓がある塚山公園を通り、横浜横須賀道路のインターチェンジを抜けて阿部倉温泉から登りました。

塚山公園には展望台があり登ってみました。この辺りは半島の東側なので房総や都心・みなとみらい方面がよく見えます。

アクアライン

海の途中から道路が出ていますね。本当に奇妙な光景ですが、アクアラインと海ほたるサービスエリアです。よくまあこんな道路を造ったものです。

スカイツリー方面

これは都心方面。ちょっと霞んでいますね。スカイツリーがうっすらと見えます。

塚山公園を後にして横横道路を抜けて歩いていくと桜の花を見つけました。

カワヅザクラ

たぶん、河津桜だと思います。それにしても早いこと!

そして道ばたには

ノゲシ

ノゲシです。三浦半島では1年中咲いていると書いてある本があります。今日は風が強くて寒いですが、さすが南国です。

阿部倉温泉を抜けてお昼頃、大楠山山頂に着きました。

山頂

お昼を食べているパーティがいました。
まずは展望塔に登ろうと思いましたが、何と閉鎖されていました。昨年は登れたのに! 残念。
仕方がないので、山頂にある建物の2階から眺めました。

それにしても素晴らしい眺めです。この日は霞がかかっていましたが、それでもさすがは半島最高峰です。

山並み

この写真は中央に富士山、その左に箱根、右には丹沢が見えており、1週間位前に降った雪で白くなっています。双眼鏡で見渡すと爽快な眺めです。

そして西南には大島、南には武山と城ヶ島、東南には房総の山々と、360度の展望です。

お昼を食べて下山開始しました。
この付近は海に近いので植生はスダジイ、タブノキ、アカガシ、ヤマザクラが主体です。

タブノキ冬芽

これはタブノキの冬芽です。すごく特徴的でわかりやすいですね。

そして同じく特徴的なものとして

イヌビワ

イチジクの仲間のイヌビワです。この丸いのは実ではなくて虫が越冬している虫こぶの集合体です。ですから食べないで下さいね。 イヌビワは、イヌビワコバチと共生していて、この虫がいないと子孫を残せません。進化の妙ですね。

薪炭林

この写真にはヤマザクラ(かオオシマザクラ)とアカガシなどが写っています。
ヤマザクラが株立ちしているのは、その昔燃料にするために伐採してそのままにしてあるからです。
この辺りでは、サクラ類を薪炭に利用したと本で読んだことがありますし、アカガシも同じ様な樹形をしているので、これも使ったのでしょう。

その地域で薪炭林に用いた樹種が異なるので、面白いですね。

さて、三浦半島といえばタイワンリス。これはもともといた動物ではなくて、移入されたものです。このリスが増えて大変な事になっています。

この日も、特に山頂の西側でたくさん見ました。すばしこいので写真には撮れませんでしたが、本当にあちこちにいます。そして、

樹皮はぎ

この木の樹皮がはげているのは、もしかしたらタイワンリスの仕業かも知れません。樹皮はぎ被害が多く出ているようで心配です。野鳥の巣も襲うようで、対策が急を要します。

さて、春が近い事を知らせてくれる花を見つけました。

タチツボスミレ

タチツボスミレです。
花は1つしか見ませんでしたが、葉っぱはあちこちで見ました。
ヒメウズという草も芽生えて大きくなっていました。2月には開花するでしょう。

前田川沿いを下りてバス停に着きました。


さすがに三浦半島は南国の趣がありました。
水たまりも凍っていませんでしたし。

私が講師をしているカルチャー講座で2月に2回ここを訪れます。

春が近づくのを楽しみにしています。



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沼津アルプス縦走

関東では雪が降ったので、山は雪に覆われました。そこでたぶんあまり雪が降らないであろう、沼津の山へ行くことにしました。その名も沼津アルプスです。

アルプスとはいっても、一番高いところで392mしかありません。山が5つ連なっており、本日はそのうちの3つを縦走しました。

たしかに標高は低いのですが、なかなかアップダウンがきついコースです。切り立った尾根もあり、アルプス命名の由来が少し感じられました。

多比という集落から登り始めました。この辺りは南に面していてとても暖かく、ミカン畑が広がっています。もう植物がこのように芽生えていました。

カンゾウ芽出し

カンゾウの仲間です。それにしても早過ぎます。

最初に大平山に登りました。

大平山からの遠望

富士山が近いので、迫力があります。この日は冬型が強いので山頂に雲がかかっていました。

箱根連山

箱根にも近いので冠雪しているのがよく見えます。山頂が白い方が駒ヶ岳でロープウェイの建物がはっきり見えます。

大平山から次の鷲頭山へ行く途中で振り返ってみました。

大平山を振り返る

これが大平山。この山も鷲頭山もピラミタルな形をしています。上り下りがかなり急で、アップダウンも多く、標高の割に歩き甲斐があります(笑)。

ロープ箇所

アップダウンが急なので、あちこちにロープがかけられています。

海沿いということもあって、植物は普段見慣れていないものがたくさんありました。まずはこれ。

カゴノキ

カゴノキです。樹皮の鹿の子模様が名前の由来となっている木です。

そしてハイライトがこれ。くねくねした樹形と樹皮の縦筋が特徴です。

ウバメガシ

これはウバメガシです。材が堅く炭の材料として最高級品となる木ですね。
それにしても、岩場のほとんど土壌がないような場所に純林を形成しているのにはびっくりしました。

台風のせいでしょうか、倒れてしまったウバメガシを見かけました。

倒木

横から見ると、根が横に張っているだけです。岩盤があるので、このようにしかできなかったのです。こんな痩せ地に生育するのですね。

色彩の乏しい季節でしたが1人気を吐いていたのがこれ。

アオキ実

ご存知、アオキです。すいぶんたくさん実っていました。豊作でしょうか。

ハードな登りの後、沼津アルプスの最高峰、鷲頭山に着きました。

鷲津山山頂

ここも眺めが素晴らしいです。広い海と沼津・三島の街、そして箱根の山々。
ちょうど2パーティが食事中でした。

鷲頭山から北上し、3つ目の徳倉山へ向かいました。

この辺りからは海や山、眼下の街の景色が素晴らしく、気持ちの良いハイキングが楽しめました。

富士山と駿河湾

富士山と駿河湾です。富士市の製紙工場の煙突がたくさん見えました。
遠くには雪をかぶった南アルプスがかすかに望めます。

そして

沼津の街

沼津の街です。大きいビルがあちこちにあります。

ここからの夜景は素晴らしいかも知れませんね。

徳倉山山頂でピースです。

徳倉山山頂にて

この更に北に香貫山という山があって、そこで一連の山並みが終わっています。
香貫山まで行けば、さらに眺めが良いかも知れませんが、本日はここで下山です。

下山途中でヒミズ(モグラの1種)の死体を見ました。ご愁傷様。

ヒミズ死体

ちょっと遠くに足を伸ばしてみましたが、とても新鮮な山歩きをできました。

沼津アルプスツアーは3月3日に予定しています。

計画を以下にアップいたしました。
ご参加をお待ちしています。

http://www006.upp.so-net.ne.jp/guide_Vogel/numadu0303.pdf




境川遊水池公園へ下見に行きました

昨晩の雪で町田では5cm程積もりました。都心でも一時的に積雪4cmとなり、実に6年ぶりの記録だそうです。それほど最近は雪が降らないのですね。

境川遊水池公園は藤沢市と横浜市の境にあり、最寄り駅は小田急江ノ島線湘南台駅です。

完全武装としてスノーブーツを履いてきましたが、何とこちらはほとんど雪がありません。ちょっとかっこうわるい感じ。暖かくて良かったですが。

ここが遊水池公園の入口です。

入口

雪が少ないのがおわかりですよね。路上には何も残っていませんでした。

遊水池に隣接する境川にもカモがいて、これはハシビロガモです。嘴が広いのでそう名付けられました。

ハシビロガモ

そして、頭部の緑色が美しいマガモ(手前はコガモです)

マガモとコガモ

こんな鳥もいました。イカルチドリ2羽とイソシギです。

イカルチドリとイソシギ


遊水池は、境川の洪水防止のため作られました。以前この辺りは水田だったようです。川の堤防が1ヶ所低くなっていて(越流堤)、水位が高くなったら遊水池へあふれさせるようになっています。

これから遊水池の中へ入っていきます。

広い池にはマガモやカワウがたくさんいました。

カワウは羽を広げて乾かしています。傘を広げているようで滑稽ですね。

万歳カワウ

嘴が白いこの鳥はカモではなくクイナの仲間のオオバンです。オバンではありません。念のため。

オオバン

遊水池には広いヨシ原があって、ここを住みかにしている鳥がいます。

ヨシ原

これはバンです。間近で見られるので嬉しいです。

バン

この他にもカワセミ、チョウゲンボウ、カイツブリなど、いろいろな鳥を楽しむことができました。

この場所で2月4日に野鳥観察会を開催します。

寒い時期ですが、公園内には暖房が利いた建物があって、寒かったら逃げ込むことができます。

水辺の野鳥をたくさんご覧になりたい方は、以下のリンクをみて是非ご参加ください。
お待ちしてまーす。

http://www006.upp.so-net.ne.jp/guide_Vogel/sakaigawa0204.pdf

世田谷の仙川バードウォッチング

私の所属する森林インストラクター東京会の高尾クラブ主催の観察会下見のため、世田谷の仙川沿いでバードウォッチングを行いました。みぞれが降る肌寒い日でしたが、仲間4人と一緒に歩きました。

コースは京王線仙川駅から小田急線成城学園前駅までの仙川沿いで、約4kmあります。コンクリート護岸された典型的な都市河川ですが、多くの水鳥が迎えてくれました。最も多かったのがヒドリガモです。頭部のクリーム色と身体つきがぽっちゃりした可愛いカモです。

ヒドリガモ

そしてオナガガモもたくさんいました。

オナガガモ

この写真に写っている4個体のうち、最も左側の1個体が異なる模様をしているので、何だろうということになりました。他の3個体はオナガガモ雌で間違いありませんが。

自宅で調べた結果、オナガガモの幼鳥から第1回冬羽への換羽中の個体か、雄化した個体ではないかと考えます。その理由は、首に白っぽいリング状の模様がうっすらと見られるからです。でも自信を持って言える訳ではないのですが・・・。みなさんはどう思いますか?

仙川は川幅が細いので、水鳥が間近で見られて好都合です。種数もそれなりに見られます。
一緒に行った仲間を写しました。みな、自然の中を歩くのが大好きな(物付きな?)人たちです(笑)。

仲間

寒かったので、成城学園前で暖かい中華料理を食べました。
駅前のお店でしたが、けっこうおいしかったです。

さて、仙川バードウォッチングは1月29日(日)に行われます。
ご参加を希望される方は、下記のチラシをご覧になり、お申し込み下さい。
http://www.forest-tokyo.org/events/120129tc.pdf

ご参加をお待ちしております。

境川バードウォッチング

カルチャー講座で境川沿いを歩き、バードウォッチングをしました。

この日は厳しい寒さが一段落し、風も弱く過ごしやすい日でした。
セーターにダウンと着込んでいったら、暑いの何のって(笑)。

birdwatching

こんなコンクリートで護岸されている都市河川ですが、相模原市側の段丘崖が連続する緑地として残っているため、意外に野鳥が多いのです。この日は、種数はそれほど多くありませんでしたが、個体数が多かったです。

人気のカワセミは、何度も弾丸ライナーのように飛んでいったり、草の上に止まって川にダイブし魚を捕まえていて、参加された方を喜ばせていました。いつもスターです!

コサギ、ダイサギなどのサギとカワウ、そしてカワセミ。魚食性の野鳥がこれだけいるのは、境川に魚が多い証拠です。そのカワウちゃん。

逃げないカワウ

白い顔に黒い頭。その頭部の黒い羽毛がツンツン跳ねていて、なんだかとてもいおかしかった。このカワウは私たちが大勢見ているのに逃げもせず、きょとんとしていました。人なれしているのかしら・・・。

たくさんの野鳥、そして木の実や冬芽を観察して、楽しい楽しい講座が修了しました。

陣馬山ツアー

今年2回目のツアーで陣馬山へ行きました。

とても寒い日でしたが、風がそれほど強くなかったので助かりました。
こんな日はシモバシラという植物の根元に氷の華があるかも知れない、と思い北斜面へ向かいました。が・・・

シモバシラ

一応、あるにはありましたが、長さ2~3cm位のちびっちゃいもので、ちょっと拍子抜けしました。茎はもうボロボロでしたから、年末年始の寒さ続きで、植物の組織がダメになってしまい、もうお終いのようでした。残念。

本日参加していただいたお二人です。シモバシラは残念でしたがこの明るさです。

参加していただいた人

ここから下っていった場所に、リスのものと思われる巣材と樹皮はぎ跡が見られました。

巣材らしきものは、スギの樹皮を細かく割いたものです。

巣材

そしてその近くのスギの幹にはこんな樹皮はぎ跡がありました。

樹皮はぎ

ただ、落下していたアカマツの球果にリスの食痕が見られなかったので、本当にリスの仕業か半信半疑です。どなかたご教示いただけるとありがたいです。

この時期ですから花はなく、木の実は少なくなっていました。

それでもこんな哺乳類の痕跡や、アトリの群れも確認できました。
いつ行っても新しい発見があります。

これからも季節に関わらず、自然の中へ人をご案内したいと思います。

参加していただいたお二人に、感謝いたします。

森林インストラクター東京会・新年観察会1/14

私が所属する森林インストラクター東京会が主催する、毎年恒例の新年観察会に参加しました。

今年は皇居東御苑での開催。講師は3年前にインストラクターに合格した人が担当します。聞いている人も森林インストラクター。とても話しにくいことでしょう。

解説


北海道の木の解説で、エゾマツと記されているところに植栽されていたのはアカエゾマツ(下の写真)とのこと。見事に誤りを発見・指摘されました。

アカエゾマツ球果

皇居東御苑には武蔵野の雑木林を再現した場所があります。

北の丸雑木林

ここです。ここでは冬芽の解説。落葉樹はこの時期葉っぱがないので、樹皮と冬芽で樹種を特定しなければなりません。その冬芽のことを話されました。

観察会の後は場所を変えて新年会となり、久しぶりに出合った人と歓談し、楽しい時間を過ごしました。


大山新年山行

大山は中腹と山頂に神社がある信仰の山です。中腹まではケーブルがあって、比較的容易に登れる身近な山ですが、標高は1252mもあり決して侮ることはできません。

ケーブルを下り下社を経て見晴台方面へ進みました。大山の南面から湧き出す水を集めた二重滝は最初の見どころです。しかしここ数週間の渇水のため、ほとんど水が流れていません! こんなに水量が少ないのは初めてです。



この辺りにはモミ、スギ、アカガシの大木があって素晴らしい森林ウォークを楽しむことができます。表参道は多くの人が往来していましたが、ここは比較的静かでした。

見晴台で一休みします。大山山頂と南面がどーんと構えています。



下の方のヒノキ植林を除くと自然林が広がっていて、落葉樹林主体の森にモミが点在しています。ここのモミは県の天然記念物に指定されています。

ここから階段の多い道を登っていくと展望が開けてきました。都心方面は新宿のビル群とスカイツリー、横浜方面はランドマークタワーと江ノ島、うみほたる。南の方には高麗山から真鶴半島、箱根の山々まで。

昼過ぎに山頂に着きました。大勢の人が参拝したり身体を休めています。



お昼ご飯を食べる場所探しに苦労しました。

都心方面のビル群です。スカイツリーは見下ろす感じではっきりと見えました。



この左奥には日光の男体山が雪を被っている様子も確認できました。
やっぱり大山からの眺めはサイコーです。

帰りは表参道を下りて下社に戻りました。
とにかく人が多くてビックリしましたが、小さい子どもたちも頑張って歩いていて、こちらも元気になりました。

今年最初のツアーは無事終了しました。
お天気に恵まれ、風が弱かったのでとても楽でした。

今年も楽しいツアーを数多く実施していきます。
みなさん、どうぞご参加ください!

三浦半島低山歩き

本日のコースは葉山でお仕事をしている人から聞きました。東逗子から二子山へ登り、一度森戸川へ下りて、再び稜線に登り西へ仙元山まで歩くコースです。

今日は小寒。寒の入りです。今までも十分寒いのに、これからもっと寒くなるというのです。やだー。

でも三浦半島は内陸の方より暖かいです。霜柱は全く見られません。

東逗子から南下して尾根に取り付きます。リョウメンシダとイワガネゼンマイがびっしり。



適度に湿っているのでしょう。大楠山へ行ったときも感じたのですが、三浦半島はシダが豊富です。

ヤツデはまだ僅かに花を付けていました。葉っぱも花序もとっても巨大です。



三浦半島は潜在的に照葉樹林が広がる地域です。照葉樹林の林床にある植物、といえばこれ。キチジョウソウです。吉事があると花が咲くといういわれのある植物ですが、実は毎年咲くそうです。咲いた後にはこんなに美しく真っ赤な実を付けます。



蔓植物のテイカカズラは、そろそろ種を飛ばす季節です。この種には大きな綿毛が付いていて、風で飛んでいきます。実はサヤエンドウみたいな形をしていて、種は実の中にびっしり並んでいます。その豆のサヤがねじれて種をはじき出します。これは種がほとんど跳び終わった後の実です。



それにしてもうまく作るものですねー。

春一番で芽生える樹木はこれです。それにしても、まだ1月上旬ですよ、早過ぎない?



これはニワトコです。ニワトリではありませんよ(笑)


さて、いよいよ二子山の山頂に着きました。山頂にはKDDI中継局の大きなアンテナがあります。景観上台無しですが、携帯がこれだけ普及すると文句は言いにくいですね。

山頂からは南方の大楠山、東方の房総半島、海ほたるなどが遠望できます。そして今ホットなスカイツリーは・・・



みなさん、見えますか? 実は右の方にかろうじて写っています。左にはベイブリッジが、これははっきり見えますね。

暖地に多い植物で落葉樹の代表はこれです。イチジクの仲間のイヌビワです。役に立たない(食べられない)ビワという意味ですが、イヌビワは食べられます。ただし、冬にこの丸いものを食べてはいけません。この中にはコバチという虫が越冬しているからです。



イヌビワはコバチなしでは子孫を残すことができず、切っても切れない関係となってしまいました。そのイヌビワがあっちにもこっちにもたくさんあるところを見ると、この関係はうまく言っているのでしょう。

二子山を下りて森戸川沿いに出ました。ここ数週間、雨が全く降らないので、水がほとんど流れていません。



川沿いを進み大山林道を下って一旦街中へ出た後、今度は反対側(南側)の山へ登り、稜線へ出た後西へ進みました。何度かアップダウンを繰り返した後、ようやく仙元山に到着。高さは僅か118mですが、西側の木々が伐採されているせいで、眼下の広い海と富士山・丹沢・箱根などがよーく見えました。



山頂の西側には桜が植栽してありますが、ほとんど枯れていて悲惨この上ありません。どうしてこんなになっちゃったのでしょう?



この山を最後に葉山のバス停へ下山しました。


今日歩いたコースは、なかなか変化があって面白かったです。教えていただいて良かった。暖かくなって花が咲き新緑が美しい季節にはとても素晴らしいでしょう。

そのうちに今回のコース全部か一部をフォーゲルで企画したいと思います。
乞うご期待!

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
この1年が平穏な年でありますように!

さて、本日から始動です。まずは湯河原にある城山です。

朝、湯河原駅には多くの人が集まっていました。年末年始を湯河原の温泉で過ごした人、これからハイキングに行く人、などいろいろな人たちが来ているようでした。

湯河原といえば神奈川県の最も西にあり、西隣の駅は静岡県の熱海です。箱根の南にあり、海の近くですね。

駅から登り始めました。
ミカン畑の中をどんどん登っていくと、さっそく海が見えてきました。



この日は霞があって大島は見えませんが、真鶴半島や初島が遠望できます。もちろん伊豆半島も。

マンリョウがたわわに実を付けていました。ここのマンリョウは高さ1m以上もあって、とても巨大です。



この辺りは大昔、源頼朝が暮らした場所で、その史跡・伝説の場が点在しています。これは「かぶと石」という岩です。頼朝が逃げ延びている時に休息のため兜を脱いだ所だそうです。



私には何の変哲もない石に見えますが(ごめんなさい)。

山頂付近まで道路が伸びていて山道が少ないのですが、山頂付近は車道から離れている場所にありました。山頂には城跡のおっきな碑が鎮座していました。もちろん山頂からの眺めも素晴らしいです。



山頂から北西方向の「しとどの窟」方面へ向かいます。石畳の道の横には何とオオイヌノフグリの花が早くも咲いていました。標高600m近くもある山の中で1月ですよ!



湯河原から箱根へ向かう道路から離れ、お地蔵さんがたくさん並んだ急な道を下りていくと、大きな岩棚がありました。大勢が雨宿りできそうな天然の隠れ家です。



これが「しとどの窟」と呼ばれる所で、源頼朝が敵から逃れて隠れていた場所だそうです。こんな山中に良い場所があったものです。

ここからどんどん下っていくと幕山がどんどん近づいてきました。幕山は大昔に噴火した溶岩ドームだそうです。そういえば、近くの山を見回してもこの山だけおわんを伏せたような形をしています。箱根が噴火した頃、この山も噴火したんですね。



幕山の麓には幕山公園があって、2月初旬から「梅の宴」と呼ばれる梅祭りが開催されます。この公園には4千本の梅が植栽されていてそれは見事です。近くの方はぜひ足を運んでみて下さい。ただし駐車場が相当混んで、入るのに1時間待ちなんて言うこともあるそうですから、湯河原駅からバスで行く方が無難かも知れません。


さて、みなさんにお伝えしたいことが2点あります。

まず、このブログですが、近いうちに引っ越しをします。より魅力的なサイトにしていきたいと意気込んでいます。その時はアナウンスしますので、ぜひ新しいURLにもご訪問下さい。

そして、この日歩いたコースのツアーをご紹介します。2月25日(土)に実施いたします。ご参加をお待ちしていまーーす!

http://www006.upp.so-net.ne.jp/guide_Vogel/yugawara0225.pdf


よろしくお願いします。




プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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