山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

箱根外輪山・明神明星ツアー(2012.9.29)

明神・明星の2回目の(クラブツーリズム)ツアーをご報告します。

土曜日にも関わらず渋滞は大したことなく、比較的スムーズに大雄山最乗寺に到着しました。

体操をしていると路線バスが到着し、多くのハイカーが我々より少し先に歩き始めました。

土曜日でお天気がよいとあってハイカーは随分いました。

杉林を抜けると花の多い防火帯です。

小田原の町

振り向けば小田原の町が眼下に見え始めました。バスで来る途中、伊豆大島がはっきり見えましたが、ここでもかすかに望めます。

防火帯を登る

赤紫色のタムラソウ、花がちょっとみすぼらしいシラヤマギク、釣鐘型の花が咲くツリガネニンジンなどがまだたくさん見られます。ワレモコウやオミナエシも咲き残っていました。

山火事の延焼防止が目的の防火帯は、毎年草刈りするので樹林化せず、草原状態が維持されます。それによりこれらの花が毎年見られるという理屈です。とてもありがたいことです。

神明水、明神水を通り、昼過ぎに山頂に着きました。目の前には・・・

富士山

巨大な富士山が金時山の向こうにどーんと構えています。
初冠雪は済みましたが、雪が融けてしまったようです。それにしても感動的な景観です。

明神ヶ岳山頂

山頂はだだっ広く、樹木がないので眺めが素晴らしいです。でも暑い日差しを避ける日陰探しに苦労しました。それにしても賑やかな山頂です。さすが人気のある山ですね。

お客様から三角点はどこですか、という質問にきょろきょろ。確かに見当たりません。地形図を見るとどうやら方位盤のある場所より北側にあるようです。添乗員さんが探しに行ってくれましたが、残念ながら見当たりません。

今までほとんど気にしたことはなかったですが、これからは下見の時に探さなければと思いました。

この後は沢山の花を見ながら明星ヶ岳まで縦走しました。見られたのはホトトギス、マツムシソウ、オミナエシ、シラヤマギク、リュウノウギク、タイアザミ、イヌショウマ、シロヨメナなどで、ヤマラッキョウのつぼみもありました。

外来種マルバフジバカマがものすごい勢いで広がっていることに恐怖を覚えました。早いうちに退治しないと大変なことになりそうです。

明星ヶ岳からは宮城野へ下山して温泉に直行しました。

このコースのツアーは12月にも実施されます。

真っ白な富士山、伊豆大島、伊豆半島や房総半島など素晴らしい眺めを期待できます。ぜひご参加ください!
(コース番号25801)

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箱根外輪山・明神ヶ岳と明星ヶ岳(2012.9.24)

秋分の日が過ぎ、急に涼しくなりました。でもこの日は好天で少し汗ばむような山登り日和です。

秋が深まると低山でも花が見頃となります。

大雄山最乗寺から明神ヶ岳へ向けて登り始めました。

樹齢350年から500年という立派な杉林からスタート。1時間余り少し位人工林を抜けると、

小田原の町

小田原の町が見下ろせる場所にやって来ました。この付近は防火帯とするため、草原状になっていて眺めが良いです。タムラソウ、シラヤマギク、ツリガネニンジン、ヤマハギなどの花が咲き乱れています。

その中を

明神へ登る

汗をかきながら登っていきました。

ちょうどお昼頃

明神ヶ岳山頂

明神ヶ岳山頂に到着です。神山や金時山はよく見えましたが、富士山は残念ながら雲の中。登山口へ向かうバス車中からは見えたのですが・・・。

山頂付近も花が多く

ノギクとアザミ

ノコンギクとタイアザミの花が海のように広がっていました。

ここで昼食を食べ、稜線を南下します。

マツムシソウ、オミナエシ、ホトトギス、アキノキリンソウ、イヌショウマの花があちこちで見られました。

明神から明星へ

暑くもなく寒くもない、とても気持ちの良い稜線歩きです。

相模湾の向こうには江の島、三浦半島、房総半島が、そして明星ヶ岳の向こうには伊豆大島が望めました。

明星ヶ岳の山頂は、本当に山頂らしくない場所で、真っ平らで祠と指導標があるだけでした。

明星山頂付近

この稜線から宮城野へ一気に下りて温泉に直行しました。

爽やかな気候とたくさんの花に囲まれたハッピーな山歩きでした。


このコースの下見の記録はhttp://vogel2011.blog.fc2.com/blog-entry-135.html
にあります。

また、9月29日(土)には2回目のツアーが行われます。

高座山・杓子山ツアー(2012.9.22)

山梨県東部、忍野村にある山々をクラブツーリズムの登山ツアーで訪れました。

忍野は湧水で有名な場所。登山口の鳥居地峠はその近くにあります。

この日は曇。残念ながら富士山が見えません。

土曜日とあって中央高速道路が渋滞し、登山口への到着が1時間半も余計にかかってしまいました。下山するまでに暗くならないと良いのですが。

高座山はその南面が草原状となっています。それは毎年山焼きを行うからです。かつて草は重要な資源でした。屋根の茅葺き材料、田畑の肥料、牛馬の飼料、。。。 その名残が今も残されていることはありがたいことです。

高座山登り1

鳥居地峠より草原の高座山を登っていきます。背後に大きな富士山が見えないのは残念です。

8月25日の写真(以下)

広大な草原と富士山

と比べてみて下さい。参加された方に富士山をご覧に入れられないのが残念です。
この1ヶ月で花が入れ替わりましたが、タチフウロ、フタバハギ、イブキボウフウ、オミナエシ、タイアザミ、コウゾリナ、ノコンギクなどが咲いていました。

山頂が近づくと次第に傾斜を強め、

高座山登り2

ロープがないと大変です。

高座山登り3

最後はやっとの思いで高座山山頂に到着です。

ここでお昼を食べ杓子山へ向かいました。

高座山より先は一転、森林内となり、森林性の植物が多くなりました。シロヨメナ、ツリフネソウ、サラシナショウマなどの花が多かったです。

鉄塔にて

ヤマハギ、ママコナなどの花を見ながら登っていきます。杓子の登りもそれなりにありました。そして何と言っても

トリカブト

トリカブトの花は盛りであちこちに凄い群落がありました。
他にはフシグロセンノウ、オヤマボクチ、セキヤノアキチョウジなどの花もありました。

杓子山に着くとガスが出てきました。せっかく頂上の晴れを期待していたのに。

杓子山から先はブナ・ミズナラ林。太い木もありますす。

鹿留山には小一時間で着き、ここから急斜面を立ノ塚峠へ下りました。

この斜面はなかなか険しく、ロープの連続です。

きつい下り

立ノ塚峠へ下りたら辺りがやや薄暗くなってきました。

ここからは長い林道歩き。やや崩れている林道に沿って、内野までやや退屈な林道歩きを楽しみ?ました。


秋が深まって、トリカブトの大きな群落があちこちで花開いているのが印象的でした。

このコースの下見記録は以下のアドレスにあります。
http://vogel2011.blog.fc2.com/blog-date-20120827.html

9月28日(金)にもう1回同じコースのツアーがあります(コード番号25752)。

ご興味ある方はどうぞご参加ください。

よろしくお願いいたします。

初秋の陣馬山(2012.9.20)

もうじきお彼岸。そろそろ涼しくなる頃ですが、この日も30℃越え。でも湿度が少し下がったせいか、とてもさわやかです。

よみうりカルチャー講座で陣馬山へ行きました。和田から登って陣馬高原下へ下るコースです。

人工林と雑木林の混じる道をゆっくりと行きます。シラヤマギクやイヌショウマなどがポツポツ咲き出しています。サラシナショウマはまだつぼみ。少し開花が遅れているでしょうか。

尾根道

尾根道と合流しました。ここでもシラヤマギクの花が見られます。そしてこの日の主人公は

シモバシラ

シモバシラです。あちこちで咲き出していました。

山頂の茶屋

山頂に着きました。富士山は見えませんが、まずまずの天気でとても気持ちの良い眺めです。

山頂からの眺め

写真中央は、北西にある生藤山とその周辺の山です。左は権現山。この写真にありませんが、さらに左には扇山や三ツ峠、御正体山、そして丹沢の山々が望めました。

山頂は草原状になっていて、ノハラアザミ、ユウガギク、タムラソウ、ツリガネニンジン、シモバシラ、ヒキオコシなどが所狭しと咲いていました。

山頂の茶屋は1つだけ営業していて、眺めの良い展望デッキで涼しい風に吹かれてナメコ汁をいただきました。とても気持ちが良かった!

しばらくして下山開始。足元に注意して下っていくと

タマゴタケ

真っ赤なタマゴタケを発見しました。一見毒キノコのようですが、これはとてもおいしいキノコです。それにしてもきれいだこと。

ツリフネソウ群落

うまく写真で表現できませんが、ツリフネソウの群落も見事でした。
この他、メタカラコウ、ヤマハッカ、アキノタムラソウ、シロヨメナなども咲いていました。


この講座はよみうりカルチャー横浜センターの野外講座で、月に1回行っています。

来月は箱根の明神・明星です。箱根外輪山に咲く花が楽しみです。


浅間隠山ツアー(2012.9.15)

9月にはいって2回目の浅間隠山ツアーに出かけました。

3連休の初日ということもあって、朝の高速道路は大渋滞。ちゃんと山に登れるのか心配になりました。

登山口に着いたのは12時半。ここからスタートです。

この日は曇。11日のような雷の音は聞こえません。

9月に入ってから鳥のさえずりがぱったりとしなくなりました。子育てシーズンが終わったようです。
ウグイスはチャッチャッと鳴くだけで、ホーホケキョは来年までお預けです。

シロヨメナ

森の中ではシロヨメナが見頃です。かなり大きな群落でした。

途中で深い笹藪を漕いで山頂に着きました。

山頂

晴れてきましたが、ガスが濃くて他の山が見えません。晴れれば浅間山や赤城山が見られるのに残念です。

山頂には祠があって中には

祠の中

狛犬と木彫りの像が2体収められていました。これは何を祀ってあるのでしょう?

山頂付近は草原になっていて

マツムシソウ

マツムシソウがまだ咲き残っていました。この他、ワレモコウ、タイアザミ、ツリガネニンジン、タムラソウ、ハンゴンソウ、ゴマナなどが彩りを沿えていました。そんな中を

草原を歩く

ゆっくりと下って登山口へ戻りました。

登山途中でぱらっと来ただけで、この日は雷雨の心配はなく、ゆっくりと花を見ながらの山旅でした。

参加された皆様、大変ご苦労様でした。

花いっぱいの箱根明神ヶ岳(2012.9.14)

いつまでも残暑が続きますね。あと1週間あまりでお彼岸です。

暑さ寒さも彼岸まで、の諺は過去のものとなるのでしょうか?

まだ暑いですが、山では初秋の花がどんどん咲いています。この日はツアーの下見で箱根外輪山、明神ヶ岳と明星ヶ岳を訪れました。

スタートは道了尊です。

杉林

ここの杉林は樹齢が350年から500年だそうで、とても荘厳な感じです。

ここを抜けてしばらく杉若齢林の中を行きます。標高700mを過ぎると草原状の場所が広がってきました。

オミナエシ

秋の七草オミナエシと

タムラソウ

アザミに似たタムラソウと

アキカラマツ

花が少し黄色みを帯びたアキカラマツがいっぱいです。

他にもツリガネニンジンやワレモコウなど草原の花がたくさん見られました。

所々森に入り、所々草原の道を登ってついに稜線に出ました。稜線から少しで明神ヶ岳山頂です。

明神山頂と中央火口丘

方位盤の向こうに箱根中央火口丘の神山が見えます。右側の大湧谷からは噴煙が上がっていません。昨年の大地震を境に噴煙がストップしたという話を聞いたことがあります。不気味ですね。

金時山

ぽっこりした山は金時山。お天気が良ければその背後に富士山がどっしりと構えているのですが、残念ながら見えません。

明神ヶ岳はとにかく眺めが良くて、小田原市街から相模湾もしっかり見えました。もっと良ければ丹沢の峰や大島も見えるはずですが、この日は雲があって無理でした。

山頂付近には

ノコンギク

一面、ノコンギクが咲き乱れ、でっかい

フジアザミ

フジアザミが例によって下向きに咲いていました。

ホトトギス

ホトトギスはやっと咲き始めたところ。これから賑やかになりそうです。

明神ヶ岳から明星ヶ岳へ向けて歩き始めました。いきなり奇妙なものを発見。これは何でしょう?

ツチアケビ


これをランの花が実になったところと回答したら、どの位の人が信じてくれるでしょうか?

本当なんです。ツチアケビというランの実です。ウィンナーソーセージみたいな弾力のある実がたわわに実っていますね。久々に見ました。

トリカブト

猛毒のトリカブトはようやく開花です。つぼみがたくさんあるのでこれからが楽しみ。

クサボタン

葉っぱが牡丹に似ているけど草だからクサボタン。安易な名前ですが覚えやすくて良い。

マルバハギ

秋の七草の萩には何種類かあります。これはマルバハギという植物です。秋らしくヤマハギとマルバハギがあちこちで咲いていました。

イヌショウマ

これはイヌショウマの花です。食用とするサラシナショウマに対して食用にならないから犬を付けてイヌショウマ(役に立たない升麻)となりました。とてもきれいな花なのに犬差別ですね(>_<)

振り返ると

振り返った稜線

稜線の先に明神ヶ岳が。

両側がネザサで覆われていますが、歩くところは綺麗に笹刈りされていて花が沢山見られます。

タムラソウ、ツリガネニンジン、マツムシソウ、そして株数は少ないですが

シラネアザミ

トウヒレンの仲間(たぶんシラネアザミ)もひっそりと咲いていました。

明星ヶ岳は全く展望がないので写真を撮らず、宮城野に向かって下山です。

強羅

もっとも手前が宮城野、そして早川の段丘の上が強羅。そしてケーブルが1直線に早雲山へ向かって伸びています。背後の大きい山は箱根最高峰神山(1438m)です。ここから一気に宮城野へ下りました。


いつまでも残暑が続いているので花が遅れていると思っていたのですが、予想に反していっぱいでした。植物は夜の長さで開花時期を決めているものが多いので、気温や降水量に左右されないのでしょう。


このコースはクラブツーリズムのツアーとして9月24日(月)と29日(土)に催行されます(コース番号25801)。花いっぱいの箱根外輪山を訪れませんか? ご興味ある方は右のリンクよりお入り下さい。


なお、当面私の担当する予定のツアーは以下の通りです(すべて新宿発日帰りです)。

高座・杓子山(9月22日、28日) コース番号25752
富士山お中道(10月1日、6日)  コース番号25728
草津芳ヶ平(10月3日、14日)  コース番号25721
那須姥ヶ平(10月16日、20日、23日) コース番号25716
高谷山(10月29日、11月4日) コース番号25704

こちらの方もどうぞご参加ください。






浅間隠山ツアー(2012.9.11)

夏山シーズンが終わり、秋の紅葉までの間は、初秋の花を見るのに良い季節です。

初秋の花といえばマツムシソウ、ウメバチソウ、タムラソウなどがその代表選手です。

この日は浅間山の北東に位置する浅間隠山(1757m)です。上州側からは浅間山の前方にあって浅間山を隠してしまうのでその名があります。公共交通機関でアクセスするベースは北軽井沢ですが、登山口まで3時間も歩かなければならないので、とても大変です。

それに対してツアーは道路があれば山に近づけるので大変便利です。北軽井沢から安中や高崎へ抜ける道路の最高地点が二度上(にどあげ)峠で、この近くに登山口があります。登山口にバスを置くスペースがあってここから出発です。

天気予報は曇後雨。登り始めは曇っていましたがお天気が心配です。

緩やかな樹林帯の道をのんびり登っていきます。シロヨメナやタイアザミがたくさん咲いていて秋の風情が感じられました。レンゲショウマはもう終わり、ツリガネニンジンやシシウドも咲き終わりでしたが、サラシナショウマやオクモミジハグマ、タムラソウの花は見頃でした。

林内でお昼を食べた後、再度登り始めましたが、ほどなくして雨が降り出しゴロゴロ鳴りだしてきました。しぶしぶ雨具を来て山頂を目指しましたが、やや雨が強くなり雷の音も大きくなってきました。いやーな感じです。浅間隠山の山頂付近は草原が広がっているので、隠れる場所がありません。

少し静まるのを待ち、落雷がないようお祈りして1時半過ぎに山頂に着きました。

山頂

この頃にはガスが晴れ、霞がかった浅間山が見えてきました。やったー。

山頂付近にはマツムシソウ、ウメバチソウ、ワレモコウ、コウゾリナ、タムラソウ、タイアザミ、ツリガネニンジンが咲いていました。良かった。

しばし休んでいるとまた不気味な音。この間、軽井沢方面からはずっとサイレンが鳴っていました。落雷警報なのでしょう。少し収まった間だったとはいえ心が落ち着かない山頂でした。

来た道を戻りバスにのってほっと一息。

温泉でリフレッシュして東京へ戻りました。


PS. 下見記録は以下のURLをご参照下さい。

http://vogel2011.blog.fc2.com/blog-entry-126.html

根子岳ツアー(2012.9.10)

9月も中旬になろうとしているのに一向に暑さが収まりません。

この日も軽井沢を抜けると真っ青な空が広がっていて、相当暑くなりそうです。

本日のクラブツーリズムツアーは根子岳です。大学ラグビー合宿のメッカ菅平の裏山になります。

もう学生は大分少なくなっていました。夏合宿を終え、練習試合でもやっているのでしょうか。

今回の参加者は22名様。とても楽しい人が多く、冗談を言い合いながらの登りです。

牧場

峰の原ペンション村を抜けると牧場が広がっていて、その背後に根子岳がゆったりと構えています。

牧場の柵の中は牛が草を食べるので、ほとんど花が咲いていません。

一休み

牧場を越えたところで一休み。まだまだ山頂までは長いです。

避難小屋周辺でお昼を食べ、花の多い斜面を登っていきます。

エゾリンドウ

これはエゾリンドウ。花付きがいいですね。

この他マツムシソウ、ウメバチソウ、ヤマハハコ、・・・。花の百名山だけあって花が多い山です。シラタマノキ、コケモモ、クロマメノキ。木の実も豊富です。シラタマノキのサロメチールのような匂いは強烈でしたね。

暑い暑い

それにしても草原の山は日当たりが良く暑い暑い。風がそれなりに吹いていたのが良かったですが、無風だと暑さで大変かも知れません。

次第に口数が少なくなってきました。がんばってがんばって

小根子岳山頂手前

ようやく小根子岳の山頂に近づきました。もうちょっとですよ。頑張って!
背後にあるのは根子岳、そしてその左奥は日本百名山の四阿山です。

しばし小根子岳で休み写真を取った後、根子岳へ向かいました。

幸い、少し雲が出て涼しくなりました。山頂が近くなると少し元気が戻り、冗談が復活です。

そしてついに

根子岳山頂にて

祠のある根子岳山頂(2207m)です。やりました、よく頑張りました!

この後は一路菅平牧場へ下山です。

みなさんの足取りも軽く、花を見ながら順調に降りることができました。大変ご苦労様でした。

下山して多くの人がソフトクリームに飛びついて、一路東京へ戻りました。

東篭ノ登山ツアー(2012.9.8)

9月になって2回目のクラブツーリズム東篭ノ登山ツアーへ行きました。

お天気が心配されましたが、現地へ着くとまずまずの天気。ほっとしました。

登山口の高峰温泉でバスを降りると、とても初秋とは思えないような涼しさ。20℃は下回っていたでしょう。

週末ということもあって、この日の参加者は比較的若い人が多かったです。

3日前のツアーと、それほど開花状況に変わりはなく、マツムシソウやイワインチンが咲いていましたし、コケモモ、シラタマノキ、クロマメノキ、ゴゼンタチバナ、ガンコウランの実がだいぶ熟していました。

水の塔登り

コースの難関は水の塔山の登りです。大きな岩が連続し、南側が切れ落ちている場所で、慎重に登っていらっしゃいます。

その分、山頂からの展望は申し分ありません。
高峰山と高峰温泉、スキー場などが眼下に臨めます。

山頂でお昼を食べた後、東篭の登山への稜線歩きです。

赤ゾレ

この辺りは数万年前に火山だったところ。その名残がこれです。

赤い色は、溶岩などの高温の岩石が空気に触れて酸化した跡です。ザクザクした細かい岩石が下へ移動しているらしく、植物がほとんど生えていません。そのせいで、余計に切り立って見えます。

9月5日のツアーと同様、この後は東篭の登山を経て池の平へ向かいました。5日にたくさん飛んでいた赤とんぼは全く見られません。まだ下界へ降りていないと思われるので、お天気が今一なので飛んでいないのでしょう。

曇っていて涼しいので池の平の木道歩きはラクラクです。

池の平

ハクサンフウロ、ヤナギラン、ヤマラッキョウ、カワラナデシコ、ウメバチソウ、マツムシソウなど、いろいろな花が見られましたが、何と言っても

エゾリンドウ

エゾリンドウがピカイチでした。
この繊細な色彩、花の豪華さは素晴らしいの一語に尽きます。


今年は夏から秋にこのコースへ来ましたが、来年以降は初夏・盛夏にも来てみたくなりました。

環境の多様さ、眺めの良さ、花の多さ、どれをとってもこのコースはお薦めできる素晴らしいものです。

ご参加された皆様、ありがとうございました。

御岳山ツアー(2012.9.7)

この日はフォーゲルのツアーです。

御岳山とロックガーデンを訪問し、咲き残ったレンゲショウマや咲き始めた秋の花を見に行きました。

まず始めに園地を訪れました。予想通り

レンゲショウマ

レンゲショウマが咲き残っていました。この花は花期が長いので助かります。

園地で

この他、オクモミジハグマやモミジガサなどが咲いていました。
8月下旬にはとても混雑していましたが、9月の平日ともなると閑散としていて、ゆっくりと花を見ることができました。

この日目立ったのは

ヤマジノホトトギス

この花、ヤマジノホトトギスです。ホトトギスという名は、ホトトギスという鳥の腹部の縞模様がホトトギスの花の模様に似ていることから来ています。林縁にたくさん咲いていました。

ロックガーデンに向かいます。

ジャコウソウ

いきなりジャコウソウの大群落がありました。この先はツリフネソウの花で足の踏み場も無いほどです。
壮観でした。
トラマルハナバチがひっきりなしに飛んでいます。ハナバチにとってはかき入れ時ですね。

ロックガーデンに出ました。

ロックガーデン

とにかく涼しいです。20℃そこそこでしょうか。
昼食休憩を取っていると肌寒い位です。ロックガーデンの涼しさは格別です。

タマガワホトトギス

8月に花期を迎えるタマガワホトトギスがまだ咲き残っていました。

静かな御岳山とロックガーデンをのんびりと、花を見ながら歩きました。

こんなのんびり歩きツアーも楽しい思い出となりました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

東篭ノ登山ツアー(2012.9.5)

浅間山の西方に高峰高原と呼ばれる標高2000mくらいの高原があります。

黒斑山、高峰山、水ノ塔山、篭ノ登山などの山々に囲まれ、花が多い場所として知られています。

9月5日にクラブツーリズムのツアーがあり、ご案内いたしました。

(下見記録はhttp://vogel2011.blog.fc2.com/blog-entry-127.htmlにあります)

登山口は高峰温泉です。ここからまず水ノ塔山へ登りました。

カラマツの天然林が点在する趣のある登山道です。所々に岩場、ガレ場があり溶岩がゴロゴロしています。

現在、浅間山は活動していますが、その昔はこの付近の山も噴火したことがあり、これらはその名残です。

マツムシソウはまだ咲いていましたが、下見(8/20)の時にたくさん咲いていたハクサンオミナエシ(コキンレイカ)は、もう終わりかけていました。その中でひときわ目を引いたのが

イワインチン

イワインチンというキク科の花です。この日は花盛りで、あちこちに黄色い群落が見られ壮観でした。参加されたみなさまの人気もナンバーワンでした。水ノ塔山の山頂手前は急な岩場があって、

水ノ塔山の登り

みなさん注意深く登っていらっしゃいます。これを過ぎて山頂に到着です。

山頂からはこれから行く

篭ノ登山と池の平

東篭ノ登山と池の平、そしてコースから外れますが西篭ノ登山が眺められます。

ここでお昼を食べて稜線を進みます。イワインチンの他にこの日目立ったのは

エゾリンドウ

エゾリンドウ(オヤマリンドウ?)です。エゾリンドウは茎頂とその下の葉えきに花が付き、オヤマエンドウは茎頂にのみ花が付くそうですが、両者の区別は難しいです。この後はエゾリンドウが次から次へと出てきました。

この他、トウヒレンの仲間のシラネアザミ、セリ科のシラネニンジンなどが目立ちました。

しばらくして東篭ノ登山(2227m)に到着です。今まで曇っていた天気がとても良くなってきました。振り返ると

浅間山とアカトンボ

浅間山の火口が見えます。アカトンボ(アキアカネ)がものすごくたくさん飛んでいて、この写真に4個体写っています。久々にアカトンボの群飛を見ました。

近年、農薬により激減したアキアカネですが、また復活の兆しがあるのでしょうか?

山頂からは西篭ノ登山や湯ノ丸山、四阿山と根子岳、志賀高原の横手山、榛名山、浅間隠山などが見わたせ、素晴らしい眺めです。

この後池の平湿原へ向かいました。

木道

湿原にはヤナギラン、マツムシソウ、カワラナデシコ、ヤマラッキョウ、ウメバチソウ、エゾリンドウが点在。木道歩きも楽しい一時です。

池の平湿原

わずかにあった池塘の周囲の草が若干色づき始め、まもなく草紅葉の季節を迎えようとしているようでした。

下見から2週間あまりを経て、花の主役が変わっていました。

車道沿いには今まで見たことの無いようなゴマナ、ハンゴウソウの大大群落があり圧倒されました。

花の高峰高原はその名の通り、素晴らしい所でした。

プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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