山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

まぶしい紅葉の高谷山ツアー(2012.10.29)

10月も末となり、紅葉が少しずつ低山に移ってきています。

黒檜山の紅葉は先週ピークを過ぎたので、同じ位の標高の夜叉神峠から高谷山は、紅葉に少し遅いのではないかと、心配しながらツアーに参加しました。

芦安から夜叉神登山口に来るタクシーの中で運転手さんと話をすると、麓で紅葉が良く上の方はちょっと遅いかも、ということで余計心配になりました。

登山口

予想通り登山口は紅葉が素晴らしい。唐松の葉も黄色く色づいて何とも華やかです。

こんな気持ちの良い天気の中を登り始めました。

紅葉の道

カラマツの間にカエデの仲間やガマズミ(たぶんミヤマガマズミ)のカラフルな色が目立ち、本当に歩いていて気持ちの良い道です。

カエデの色づいた葉っぱを拾い集めたら、10種類ものカエデが見つかりました。赤有りオレンジ有り黄色有り。カエデ以外にもレモンイエローのコシアブラや黄色くなったダケカンバなどたくさんの紅葉する木があって、この美しさは作り出されているのですね。

峠の近く

1時間半位で夜叉神峠が目前となってきました。やや重かった足取りも心なしか軽くなった感じです。

そうして峠まで来ると

間ノ岳

でーん、と間ノ岳が構えています。昨夜の雨は山の上で雪だったのか、まぶしく冠雪しています。何と神々しいのでしょう。

記念写真

こんな絵になる場所ではもちろん記念写真です。良い写真が撮れたことでしょう。

夜叉神峠にて

手前に浮いた雲がかかっていた北岳(右)も少しずつ見えてきました。
こんな気持ちの良い場所でお昼を食べられるなんて、何という幸せでしょう。

この日はお天気が良いだけでなく空気が澄んでいてやまがくっきり見えるし、ほとんどと言って良いほど風がありません。

昼食後、高谷山へ向かいます。

高谷山への道

カラマツやミズナラ主体の林は1800m近くなると高山に強いダケカンバやコメツガ・シラビソ・トウヒなどのやや暗い針葉樹林となってきます。木々の隙間から櫛形山の向こうに富士山の頭が見えてきました。ナンバー1の富士山と、ナンバー2の北岳と、ナンバー4の間ノ岳が見えるなんて、すごいです。

山頂の指導標

ほどなくして高谷山へ到着です。ここでも

高谷山山頂にて

白根三山が望めます。

間ノ岳を仰ぎ見る

どれどれ。あっ本当だ。

高谷山下山

名残惜しいですが下山開始です。

白根三山


峠に戻ってもう一度白根三山を見て来た道を引き返しました。

本当にお天気と紅葉に恵まれた楽しいツアーでした。


参加された皆様、ご苦労様でした。また、お会いしましょう!


なお、高谷山ツアーは11月4日にも催行されます。まだ空席がありますよ。


また、今後の私の担当するツアーは以下の通りです。

信州守屋山: 11月11日(日) コース番号25826
日光鳴虫山: 11月13日(火)、18日(日)、20日(火) コース番号25707
矢倉岳:   11月24日(土)、26日(月)、29日(金) コース番号26818

このうち矢倉岳は3本とも催行が決まっていませんが、他は決定しています。


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紅葉まっさかりの赤城・黒檜山ツアー(2012.10.21)

どぴーかんの晴れ。無風。絶好の日和の中を赤城・黒檜山ツアーへ出かけました。

移動性高気圧が本州の真ん中に張り出して、安定した天気が約束されています。

バスで赤城山の大沼(おの)の畔に来ました。紅葉は山の中腹にまで下がっていて、山の上の方はもうピークを過ぎたようです。

今日は凄い人出です。駐車場は車でいっぱい。その中を北側登山口へ向かいます。

黒檜山

黒檜山がどっしりと構えています。

いきなりの急登開始。岩がゴロゴロして歩きにくい斜面です。

黒檜への登り2

登りの道では紅葉・黄葉がきれいです。紅葉はサラサドウダン、黄葉はアカヤシオなどのツツジです。

大沼と地蔵岳

眼下に大沼が見えてきました。半島に赤城山神社があります。

大沼の向こうには地蔵岳が構えています。

黒檜への登り3

急な登りはまだまだ続きます。

やがて

黒檜山頂

黒檜山山頂です。やったー! 三角点があります。

到着したときはあまりに込んでいたので、ここから北へ5分ほど進んだ展望台でランチタイム。

西よりの風が強いので、東側に潜り込んで風を避けました。

お天気は良いのに霞がかかって遠くの山が余りよく見えません。

それでも皇海山、袈裟丸山、そしてうっすらと上州武尊、榛名、浅間の山々を望む事が出来ました。

駒ヶ岳への稜線

黒檜から駒ヶ岳方面に進みます。

駒ヶ岳

鞍部から見るとゆるやかな登りの向こうに見えています。

紅葉はピークを過ぎたようです。

駒ヶ岳山頂は大変狭いので写真を撮ってすぐに下り始めました。

尾根から下り始めると急降下の連続。

駒ヶ岳からの下り

この写真のような金属のハシゴや、木製の階段が連続します。

ほとんどドングリが落ちていないミズナラ林を通って車道まで下山しました。

この後は覚万淵へ。

覚万淵1

湿原はすっかり草紅葉色です。

覚万淵2

池の畔を歩けるように木道が整備されています。その中をのんびり歩き、赤城山ビジターセンターへ出て行程を終了しました。


とにかく素晴らしい色彩の中をみなさんと歩くことが出来てとても楽しかったです。またツツジの咲く他の季節にもご案内したいと思いました。

なお、下見記録は以下にあります。合わせてご覧下さい。

http://vogel2011.blog.fc2.com/blog-entry-143.html

高川山の猿(1012.10.20)

10月も下旬に差し掛かりました。紅葉は徐々に低山に下りてきています。

この日は大月のすぐ西にある高川山(977m)。電車の駅から登り電車の駅は下れる便利な山です。

好天の土曜日とあって、この山は大人気でした。

中央線初狩駅からスタート。こちらはスギやヒノキの人工林主体ですが、間伐してあるせいか林内は低木や草が生えています。

ナギナタコウジュ

林道歩きで最初に見つけたのがナギナタコウジュ。この花は咲き終わるととても臭くなりますが、まだシソの匂いが漂っています。

サラシナショウマ

サラシナショウマは今が見頃。とてもきれいでした。

山道を進むと、ところどころで紅葉・黄葉を目にするようになりました(まだ全体としては少ないですが)。

ヌルデ

ウルシの仲間は紅葉が早いですが、これはヌルデです。

ヤマウルシ

これはヤマウルシ。かぶれやすい人は要注意ですが、きれいになってきました。

ヤマノイモ

ヤマノイモは黄色くなりました。もうムカゴは付いていません。

クロモジ

クロモジと

ダンコウバイ

ダンコウバイも黄葉開始です。アブラチャンと合わせてクスノキ科トリオは、みな黄色くなり始めていました。

コアジサイ

コアジサイも黄葉開始です。

花の咲き残りは

コウヤボウキ

コウヤボウキと

タカオヒゴタイ

タカオヒゴタイ。そしてシロヨメナとアキノキリンソウなどでした。

ほどなくして山頂に着きました。到着当初は10人もいなかったのですが、ご飯を食べていると次から次へと登ってきて50人位?が集まりました。

山頂

こんなに狭い山頂で休めずに、少し下りた場所で休んでいた人もいます。すごい人気にびっくり。

富士山

数日前に冠雪した富士山は少しだけ見えていました。この後どんどん雲が増えてきて見えなくなってしまい、後から来た人は残念でした。

大蔵高丸方面

一番左の滝子山から大蔵高丸、黒岳の稜線、そして最も右が500円札の富士の雁が腹摺山です。
もちろんこれ以外の方面もしっかり見えていました。眺めが良く登りやすいのが人気の理由でしょう。

小学生の親子と会話を楽しんだ後下山開始。

シラキなどの紅葉

山頂付近にはシラキが多く、この木が赤く紅葉してきれいでした。

しばらく進むと樹上からどさっ!という大きな音。クマかと思ったら

ニホンザル1

ニホンザルでした。群れになっていて

ニホンザル2

地上を下りている個体も数頭いました。

どうやら実っている栗を食べているようです。

栗のイガ

クリの木の下にはイガの付いた実がたくさん落ちていて、中身はほとんど空っぽです。よく見ると上手に食べた後がありますね。

今年は全般的に木の実が少ないようなので、栗はこの時期に最高のご馳走です。この後も山で食べ続けられると良いのですが。

しばらく急な下りが続きました。

リュウノウギク

葉をこすると良い香りがするリュウノウギクと

オトコヨウゾメ

実が付いていないオトコヨウゾメなどを見ながら下山しました。

富士急線田野倉駅までの車道で、

高川山

登ってきた高川山を眺めて帰宅しました。


このコースは11月2日にフォーゲルのツアーで、11月15日にはよみうりカルチャーで歩きます。

フォーゲルのツアーのチラシは

http://vogel2011.web.fc2.com/tourpage/plan/2012/takagawa1102.pdf

をご覧下さい。ご参加をお待ちしています。

錦に染まる那須・姥ヶ平ツアー(2012.10.16)

初めて上野発のバスツアーで東北道方面へ行きました。この日は那須・姥ヶ平の紅葉などを見るツアーのご案内です。

お天気は快晴無風。空気は澄み渡り遠くの山がくっきりと見えます。とても暖かくでシャツ1枚になった人もいました。

ロープウェイ山頂駅

下見に来た10月10日には曇でガスがかかっていて風が強く寒い日でした。この日は一転して申し分のない天気です。半袖シャツ+長袖シャツで全く寒くありません。
(ちなみに下見記録はhttp://vogel2011.blog.fc2.com/blog-date-20121011.htmlにあります)

朝日岳

ロープウェイの向こうにある尖峰・朝日岳の中腹より上の斜面は真っ赤に染まっています。

茶臼への登り

10日ほどの数ではありませんが、この日も茶臼岳山頂を目指す人が数多く見られました。

牛ヶ首への巻道から下の方へ広がる斜面をご覧下さい。

巻道より

快晴のため、10日とは美しさが違います。ツツジ類が多いのですが、1つ1つは微妙に色彩が違うので、全く見飽きることがありません。

牛ヶ首にて

牛ヶ首から茶臼岳を見上げてみました。噴煙が上がっているのがよく見えます。

牛ヶ首から姥ヶ平へ下って、

姥ヶ平より茶臼

茶臼岳と紅葉の斜面を眺めながらランチタイム。こんなに贅沢なことはありません。
日差しが強いので、ハイマツの日陰に入って休憩を取りました。

この後、ひょうたん池に立ち寄りました。池に向かう木道からは

ヒョウタン池付近

隠居倉の丸い山体まで続く尾根が見通せました。爽快な眺めです。
ひょうたん池からは茶臼岳がさらに魅力的な景観を見せてくれました。

牛ヶ首へ戻って南月山へ向かいました。
ミネザクラ群落がある日の出平を過ぎると遮るもののない快適な尾根歩きです。

南月山周辺

振り返れば茶臼岳の向こうに三本槍ヶ岳まで見えています。いやはやすごい!
別の方向には日光の男体山や白根山が見えたのですが、何故か写真を失敗してしまいここに掲載する写真がありません。残念。

南月山から白笹山を経て沼原に下山しました。
この長い長い下りはちょっとくたびれましたね。

この付近にはシロヤシオやサラサドウダンがたくさんあって、サラサドウダンやミネカエデの紅葉が見事でした。

沼原に着くともう太陽が地平線に近くなっていました。秋の日はつるべ落とし。4時半を過ぎるともう暗くなり始めます。

下見の時はさらに2時間余り下って板室温泉から路線バスで黒磯駅に出ましたが、ツアーではここにバスが待っていてくれます。本当に便利なものです。ここからバスで那須インター手前で休憩する頃には、もう真っ暗になっていました。


姥ヶ平の紅葉はピークを過ぎていましたが、最高のお天気だったので、その美しさは10日の比ではありません。今日、参加された皆さんは本当にラッキーでしたし、私も本当に久しぶりに最高の紅葉を心ゆくまで楽しむことができてハッピーでした。

ご参加された皆様、本当にご苦労さまでした。


紅葉の芳ヶ平ツアー(2012.10.14)

この秋2回目の芳ヶ平ツアーへ行きました。

お天気は晴れのち曇で風は弱く、まずまずのコンディションでした。

渋峠からリフトに乗り、横手山山頂で素晴らしい眺めを堪能しました。

浅間山、四阿山、槍穂・乗鞍・白馬など北アルプスの稜線、妙高・火打、高妻山、岩菅山、苗場山、・・・・ 本当に素晴らしかったです。ただ日曜日とあって展望台は賑わっていました。

渋峠まで歩いて降り、ここから芳ヶ平へ向けて更に下ります。

芳ヶ平への下り

この付近のナナカマドやクロウスゴの紅葉は終わりかけていました。

芳ヶ平遠望

3日のツアーではガスに阻まれて白根山が見えませんでしたが、この日は噴煙を上げる山がしっかり見えています。芳ヶ平は草紅葉色。

芳ヶ平にて

この空間に立つとみなさんが感動されています。やはりここの自然は素晴らしい。

池塘

大小の池塘がより雰囲気を高めています。この日も鏡のような水面に木々が映っていました。

芳ヶ平からの登りです。

ナナカマド

ややピークを過ぎたとはいえ、ナナカマドの紅葉の美しさは何度見ても感動的です。この日もここでシャッター音が響きました。欲をいえば日が射してくれるともっと映えたのですが・・・。

白根山の近くになると硫化水素の匂いが強烈ですが、この日は風向きが良くてそれほど匂いませんでした。この辺りは高木が立ち枯れて火山の影響を強く受けていますが、

クロマメノキ紅葉

あちこちで群落を作っているクロマメノキの紅葉は、不思議な美しさを演出していました。この木は火山ガスと痩せた土壌に強いのでしょう。

スタートが遅れて日の入りが迫る中、この日もがんばって登り

湯釜

しっかりと湯釜を見ることができました。

何度見ても神秘的な色です。何と表現したら良いのでしょうか。

下山してバスに戻った頃、日没時刻となりました。

全行程を無事終えて、参加された皆さんの満足そうなお顔を拝見し、こちらも嬉しくなりました。

大入りの金時山(2012.10.13)

10月中旬の週末。爽やかに晴れ上がり絶好の行楽日和。こんな日はハイキングに最適!と皆同じ事を考えるようです。この日の金時山はまさに大入りでした。

この日のツアーは足柄万葉公園がスタート。南足柄と御殿場を隔てる足柄峠のすぐ近くです。バスから下りればすぐに、どーんと

足柄峠から富士山

日本一の山が構えています。
ここからの富士山は麓までしっかり見える素晴らしいものです。

万葉公園からはしばらく車道歩き。行き交う車がうっとうしく感じます。

車道の両側にはノコンギクやシロヨメナがたくさん。サラシナショウマもヤマトリカブトもあちこちにあります。

リンドウ

リンドウの花も咲き出していました。これとリュウノウギクの花を見ると、もうじき花のシーズンが終わるなあと、ちょっと寂しくなります。

クサボタン実

クサボタンはもう実になって髭を伸ばし始めていました。髭というのは雌しべが花の後変化したもので、タネを飛ばすために付けた羽のようなものです。クレマチスもこの仲間です。

ガマズミの赤い実もあちこちでたわわに実っていますが、期待していたサルナシやアケビは何故か実が見つかりません。残念。

砦跡からは

北側から見た金時山

仰ぎ見るよう金時山がそびえ、この先から急登が始まります。

ハシゴ

ハシゴが12箇所もかけてあり、すごい角度で登っていきますが、ハシゴは安定しているので怖い場所はありません。登るにつれて素晴らしい展望を望むことが出来、爽快です。

昼過ぎに

山頂

金時山頂に着きました。何という人の多さでしょう!!

やっとの思いで休憩する場所を探し当ててランチタイム。お日様の光がポカポカと当たって幸せな気分です。参加者だけでなく、ここにいる人たちはみなそう感じていたでしょう。

カルデラ内

箱根最高峰神山と噴煙を上げる大湧谷、そして芦ノ湖と外輪山。箱根全体のパノラマです。東に目を向ければ

明神

明神ヶ岳とそこに連なる尾根が延々と伸びています。
この素晴らしい眺めを下山するまで見ることができました。

登山中も下山中もすれ違いや追い抜きで待たされましたが、ほぼ予定通りの時刻に仙石まで着きました。
マツムシソウやフジアザミ、ホトトギスの咲き残りにも出会え、ツアーを終了しました。

参加された皆様、ありがとうございました!


那須・姥ヶ平の紅葉(2012.10.10)

3連休は過ぎましたが、紅葉の季節はこれからが本番。今度は那須です。

茶臼岳の西側に姥ヶ平という紅葉の名所があり、紅葉が見頃だとTVでも放送されていました。

16日にクラブツーリズムのツアーがあり、その下見に出かけました。

10日は平日だというのに那須ロープウェイはすごい混雑です。びっくり。

山頂駅

天気はやや下り坂。東側からガスが上がってきています。

山頂駅を出ると

すごい人

人・人・人・・・。今日は平日なのに若い人も多いです。

茶臼岳山頂へ行く道と分かれ、巻道を行きます。

巻道

火山特有の荒涼とした景観です。足元があまり良くないハイカーもたくさんいらっしゃいました。

牛ヶ首に近づくと次第に植物が多くなってきました。

紅葉の斜面

ツツジ類が多いようで、紅葉が見頃です。

牛ヶ首を越え、姥ヶ平が見えてきました。

姥ヶ平への下り

確かに紅葉で素晴らしい景観です。それにしてもすごい人ですね。

大きなカメラと三脚を持っている人もいます。撮影の名所でもあるのですね。

その姥ヶ平から茶臼岳を見上げると

姥ヶ平から茶臼岳

緑のハイマツ、赤やオレンジに色づたい木々、そして茶臼の荒々しい山容と噴煙。たしかに絵になる景観です。

姥ヶ平の雑踏から牛ヶ首へ戻り、南側の山々への縦走路に歩を進めました。

日の出平手前から茶臼岳

この先には日の出平という平坦な地形の場所があります。この写真はその手前から茶臼岳方面を振り返って写しました。

ここから南月山までの稜線は平坦で、とても歩きやすい道です。ガスがかかり風がやや強くてコンディションはあまりよくありませんが、お天気が良ければ眺めが良くて最高でしょう。

オオカメノキ実

オオカメノキが真っ赤な実を付けていました。葉はもう落葉しています。この辺りはミネザクラの名所だそうで、5月下旬頃はその花で素晴らしいそうです。

南月山への縦走路

前方に南月山が見えてきました。

この山から右(西)に折れ白笹山を目指します。

白笹山

名前の通り、笹に覆われた斜面が見えてきました。足元に真っ赤な実が・・・。

ツルリンドウ実

これはツルリンドウです。もう実になっているのか・・・。先日、高尾では花や蕾を見てきたのに。

白笹山2

白笹山の斜面にはカエデとコメツガが多く、緑と赤黄のコントラストがきれいです。

この山を越えると少々歩きにくい道が続きます。前方には

沼原湿原

沼原湿原と

調整池

調整池が見えてきました。この池は揚水発電に使われている人造湖で、水位変動が大きく近づくのは危険と記されていました。

この池の畔に駐車場があり、バスが止まっています。後でわかったのですが、このバスもクラブツーリズムのツアーで利用されていました。

駐車場に着いた後、沼原湿原を往復しました。

湿原の木道

湿原は草紅葉で、それを縫うように木道が続いています。

花は終わっていましたが、

アケボノソウ実

アケボノソウの実が残っていました。

ツアーの終点は調整池の駐車場ですが、本日は下見です。ここに乗車できるバスは待っていません。

ここから2時間余り、標高差650mを下って、薄暗くなった頃板室温泉のバス停に着きました。この間、誰にも会わず、熊よけの鈴の音だけが響き渡りました。


赤城黒檜山ツアー下見(2012.10.7)

すっかり秋らしくなって各地から紅葉の便りが聞かれるようになりました。

昨年は度重なる台風で紅葉はさっぱりでしたが、今年は今のところ評判はまずまずのようです。

今回は群馬県にある赤城山です。赤城山という名前の山はなく総称です。最高峰は黒檜山(1828m)、そしてその隣に駒ヶ岳があり、2つを結ぶコースを歩きました。

3連休の中日とあって混雑しそうなので、早朝家を出て7:30より登山開始です。

北側登山口

北側登山口スタート。林床にはササがびっしりです。このササは下山するまでずっと続いていました。それと気になったのは

樹皮はぎ

樹皮がぺろんと剥けていますが、鹿の樹皮はぎ跡です。このコースでは大変多く目に付きました。

急な登りを続けていくと眺めが良い場所が連続します。

大沼と赤城山神社

赤城山の中心には大沼(おの)という大きな沼があります。これは火山噴火で出来たものです。日本にはたくさんの火山がありますが、赤城山もかつて活動していた火山です。大沼に張り出した半島に神社があります。大沼の向こうは地蔵岳です。

どんどん高度を稼いでいきます。

この山はアカヤシオなどのツツジで有名ですが、

サラサドウダン

この紅葉した木はサラサドウダンです。この木も

サラサドウダンの樹皮はぎ

やはり樹皮をはがされています。丹沢ではシロヤシオとトウゴクミツバツツジの2種類のツツジが多いですが、シカが多い丹沢でも樹皮を剥がされているツツジの木をあまり見ません、樹種の違いなのかシカ個体群の嗜好の違いなのかわかりません。

しばらくして

黒檜山

黒檜山山頂に着きました。ここもそれなりの展望があるのですが、もう少し北西方向へ進んだところに眺めの良いポイントがあって

北西側展望台

先着の別パーティが山座同定していました。

向こうに見える大きな山は上州武尊山で、尾瀬の山は雲の中でした。

北東側を見ると

日光白根山と皇海山

日光白根山(中央)と皇海山(右)です。お天気が良ければもっとはっきり見えるのにちょっと残念。

黒檜山から駒ヶ岳へ向けて歩き出しました。縦走路にも

山頂付近の祠

鳥居と祠がありました。この山自体がご神体でここが奥宮なのでしょう。

行く手に小さな沼が見えてきました。

駒ヶ岳と小沼

手前が駒ヶ岳、そして沼は小沼(この)です。手前を先ほどのパーティが歩いていますが、ご覧になれますか?

鞍部に着く頃赤い実が目に付きました。

メギの仲間

鋭い刺と葉の形からメギの仲間だとわかりました。葉の縁に鋸歯が付いているのでヘビノボラズの仲間でしょうか? 刺が鋭くて蛇が登れないことから付いた名前だそうです。

ここから見上げる駒ヶ岳北斜面は

駒ヶ岳北斜面

まだ色づきが十分ではないようです。そういえば、黒檜山の登りでは、紅葉する木がほとんどツツジの類でしたが、ここにはカエデの仲間も生えています。

駒ヶ岳山頂はとても狭い場所でした。あまり休憩せず下山開始です。

下りは階段が多い道でした。

小沼

だんだん小沼が近づいて大きくなってきました。

下りの階段

延々と階段が続き、極めつけはここ。金属の長い階段です。登りの人が多いと待ち時間が長くて大変。

ササの多い森を抜けて車道へ出ました。

近くには

覚満淵

覚満淵という池塘を伴った湿原があり、近くにあるビジターセンターに解説がありました。

次第に天気が回復し、

黒檜山と駒ヶ岳

黒檜山(左)と駒ヶ岳(右)の紅葉が先ほどより少し映えて見えました。


このコースはクラブツーリズム新宿日帰りツアーで10月に4回実施されます。

14日、18日、20日、21日で、私は最終回を担当します。いずれのツアーも満員御礼でキャンセル待ちとなっています。

ツアーが実施される頃には紅葉がもっと進んでいることでしょう。

富士山お中道ツアー(2012.10.6)

7月下旬に実施した富士山お中道巡りの秋バージョンを実施しました。
コースは富士吉田口5合目から大沢崩れまで行ってUターンし、御庭までもどる予定でしたが、3連休の初日とあって東京脱出に大変時間がかかり、逆コースとしました。

麓から見ると富士山の上の方は雲の中でしたが、御庭駐車場まで登ってみると、時折ガスの間から山頂付近が見えます。お昼近くのスタートです。

御庭へ登る道

御庭へは標高差110mの登りです。大きな石がはめ込んであったり、石の階段の道です。

御庭へ登る

みなさん、がんばって登っています。遠くに本栖湖が見えたり富士山の山頂方面が見えたりするので表情が明るいです。

御庭からは大沢崩れを目指します。本栖湖の他、精進湖と河口湖も眺められました。シラビソやダケカンバの森を歩いて、最後に

前沢を横切る

前沢という水のない沢を横切ります。時々登山道が崩落するのか、掛け替えてあるのがわかります。

歩き始めて2時間ほどで大沢崩れに着きました。

大沢崩れ

剣が峰は見えませんが、見事に対岸が見えました。よかった。

TDさん

本日の添乗員(TD)さんは若い元気な女性です。昨日まで4日間、そして明日もお仕事だそうです。スーパーレディーですね。

この付近で

ダイモンジソウ

ダイモンジソウの花をお客様が発見しました。大の字に見えますか?
よくぞまだ咲いていてくれました。

ここでしばらく過ごし、来た道を引き返しました。

御庭に戻ってきたら少し暗くなり始めていました。
でも富士山は

富士山頂上

ガスの間から何度も顔を出し、みなさんのカメラが大活躍しました。

夕暮れ迫る道を五合目まで完歩できました!
みなさま、ご苦労様でした。


天気予報はパットせず、2時間の渋滞に巻き込まれながら、富士山の素晴らしい自然のおかげで、帰りのバスはとても賑やかでした。







志賀高原・芳ヶ平ツアー(2012.10.3)

9月は観測史上最も暑い月だったとか。平年比何と+1.9℃という極めて異常事態。来年のスギ花粉が大変多いと予想されるそうです。いやだな。

9月末から立て続けに台風が3つ来襲し、この日は3つ目の台風19号が関東南東部にあるため、北・西へ行くほど天気がよい日です。関東は雨模様ですが、志賀高原や草津はどうでしょうか?

長野市付近では薄日が射していましたが、志賀高原第2の高峰横手山はガスの中。ツアーの最初はその横手山です。晴れれば眺めがよい山ですが、ガスで何も見えません。気温は10℃以下で風が吹いているとあって肌寒いです。

このツアーはいきなり下りなのでなかなか体が温まりません。渋峠まで下ったところでようやくウォーミングアップができました。

渋峠から芳ヶ平へ下ります。

芳ヶ平への下り

思っていたより紅葉が進んでいて、ナナカマドは株によっては紅葉最盛期でした。
オオカメノキもピンク色です。

ゴゼンタチバナ実

夏にたくさん咲いていたゴゼンタチバナは朱色の実をたわわに付けています。

ダマシ平を過ぎ、木道を下っていくと

芳ヶ平

芳ヶ平に着きました。湿原が草紅葉となり、ワタスゲはもう目立ちません。
ところどころにあるナナカマドが目に鮮やかです。
写真を撮れませんでしたが、ネバリノギランがサーモンピンクの素晴らしい色をしていました。

点在する池塘や紅葉する木々をしばし楽しんだ後、白根山に向けてゆっくり登り始めました。

ナナカマド紅葉

この付近の紅葉はまさに見頃です。見事という他はありません。
カメラマンが大きな三脚を立てて撮影していました。

白根山に近づくと硫化水素ガスの匂いが強くなってきました。
今でも活発に活動を続けている要注意の火山です。

ビジターセンターに着いた後、山頂の池が見える場所まで登りました(西側展望台)。
現在、中心から500m以内は立入禁止となっていて、もっとも近い展望台には行けません。

20分ほど登ってようやく見えてきました。

湯釜

これが湯釜という名前の火口湖です。とても変わった色をしていますね。
その昔噴火したところに水が溜まったもので、PHが1.2という強酸性です。こんな所へ落ちたら一巻の終わりでしょう。

何とか雨に降られず、ガスもそれなりに薄くなって、見たかった景観をかなり見ることができました。参加者のみなさまも満足されたようでした。大変ご苦労様でした。

このツアーは10月14日にも催行されます。きっと紅葉を楽しむことが出来るでしょう。


なお、下見の時の様子は http://vogel2011.blog.fc2.com/blog-date-20120726.html にアップされています。合わせてご覧下さい。

プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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