山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

鎌倉のリス(2013.1.28)

久々の投稿です。

しばらくアップする材料がなくて冬眠していましたm(_ _)m

クラツーのツアーの中止が相次ぎましたが、フォーゲルはマイペースでやっています。

この日は鎌倉天園ハイキングツアーです。

朝、町田では雪が1cm位積もってびっくり。千葉では5cmも積もったとのことで、横須賀線の電車が遅れて集合に影響を受けました。

北鎌倉駅をスタートし、建長寺から登り始めます。ここから半僧坊を過ぎるあたりがこのコースの最大の登りです。一汗かくと富士見台に着きました。

富士見台より

冬型の気圧配置なのでお天気は抜群で、富士山もご覧の通りです。

富士見台からさらに登ると比較的アップダウンが少なくなります。

尾根に出ました。この尾根の西側は鎌倉市、東側は横浜市栄区です。最高地点の大平山(159m)は両市の最高地点のはずですが、横浜市しか記載がありませんでした。その先、同じような標高の場所に今度は鎌倉市の最高地点と記されています。変なの。

西よりの風が冷たかったので、山頂付近のゴルフ場のクラブハウス付近でランチタイム。

広々としている場所ですが要注意です。上空からトビが弁当をさらいにくるからです。現に1羽が家族連れの中に急降下し何かを取っていきました。

昼食後、尾根を南下し瑞泉寺付近まで来て休憩。

瑞泉寺裏手

住宅がすぐそこまで迫っています。最近伐採した跡なのかトゲのある陽樹がたくさん芽生えています。カラスザンショウでしょうか?

この辺りにはあちこちでタイワンリスが我が物顔で走り回っています。

様子見

人が近づいても逃げません。というかむしろ至近距離を保っています。きっと餌付けしている人がいるのでしょう。

枝を登って

ご存じの通り、タイワンリスは飼育していた個体が逃げ出して野生化し、急速に個体数を増やしています。その被害も甚大で、樹皮をかじったり野鳥の卵を食べたり電線をかじったり。生態系にも大きな影響を与えています。

でも仕草はかわいいので、つい餌をやってしまう人がいるのでしょう。

リスを観察

参加者の皆様とその行動をじっくり観察しました。

タイワンリスは特定外来生物に指定されていて一部では駆除を行っていますが、繁殖力が高いため増加するスピードに追いつかないと言います。

今はまだ生息地が狭い範囲に限られていて顕在化していませんが、在来のニホンリスの生息地まで分布を広げると追い払ったり雑種ができたりと大変なことになります。

早く対策をしてほしいものです。

花はほとんどない季節でしたが、眺めが良いし野鳥も間近で見られ、参加された皆様とのんびりツアーを満喫しました。

参加者の皆様、ありがとうございました。



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穏やかな日の岩殿山(2013.1.13)

今年のフォーゲルの初ツアーで岩殿山へ行きました。

大月の横にある、大きな岩壁がある山です。本日ご参加の方は、今まで通過するときにこの山の存在が気になっていた人ばかりです。私も先週初めて下見で登り、そのお気持ちがよくわかります。

下見の様子は今月7日のトピックをご覧ください。

さて、この日も良い天気で風もほとんどありません。寒中ですが、この上ない好条件といって良いでしょう。

登り始めてすぐにある丸山公園の展望台(丸山444.4m)からは

丸山公園より富士山

さっそく真っ白な富士山が眺められます。この山(丘?)の標高の小数点以下にどんな意味があるかわかりません。というのは丘の上を削って平らにしたような場所だからです。

ここからコンクリートの階段などを登っていくと鏡岩の上に出ます。ここからは

桂川と段丘

下を曲がりくねって流れる桂川と河岸段丘の様子がジオラマのように見えて楽しい場所です。

先ほど通過した丸山は上から見ると

丸山公園を見下ろす

ごらんの通り。

丸山とここ(鏡岩頂上)とは標高差は150m位あり、目がくらみそうです。

岩殿山周辺は礫岩の大きな岩でできており、ぼろぼろ崩れるのでロッククライミングはできそうもありません。礫岩の間に挟まれている小石は丸くて表面がつるつるしていて、ここがかつて海の底だったことを示しています。その小石がぼろぼろこぼれるので、下りの際は小石を踏んで転びそうになり要注意です。

岩殿山から展望を楽しんだ後は兜岩から稚児落とし方面へ向かいました。

兜岩のところにあるくさり場は足を踏み外すと崖下に落っこちて危険なので巻き道を行きました。巻き道とはいっても油断ができません。

崖を下る

こんな場所もあるのです。スリルのある場所を切り抜けて進みます。

途中の日だまりで昼食時間を楽しんだ後、いよいよ稚児落としです。

壮絶な岩壁

いよいよ壮絶な岩壁が見えてきました。

稚児落としに立つ人

ここが稚児落としの中心部です。てっぺんにいる人が見えますか?

その場所立つと足がすくみました。

それにしてもどうして岩殿山周辺だけがこんな礫岩の岩壁が続くのでしょうか? 

岩壁を回り込んで再び大月駅に戻ってツアーを終了しました。

この時期は落葉樹の葉っぱがほとんどないので、遠くの景色や岩壁が木々の間からよく見えます。

コースの途中でオケラのドライフラワーがたくさんあったので、秋に歩くのも楽しいでしょう。

よみうりカルチャーの講座は今年9月にここを歩く予定です。今から楽しみです。


達磨山・金冠山ツアー(2012.1.12)

今年2回目の達磨山ツアーに行きました。

このコースはとにかく眺めがすばらしいので、いつ行っても楽しいコースです。

北の方にある富士山に向かって歩くので、いつも順光の富士山を見ることができます。

それに、富士山の手前に海があって、白い富士山と青い海のコントラストがハッキリしていて、富士山を余計に引き立てています。

この日はこのコース特有の強風が吹いていました。

達磨山頂にて

標高982mの達磨山山頂では写真撮影です。うまく撮れたかな?

お天気がよいので富士山の他にも

富士山と南アルプス


真っ白い南アルプスや八ヶ岳の峰々がはっきりと見渡せます。

富士山には傘のような雲がかかっていましたが、この後すぐになくなってしまいました。すぐに天候が悪化しない証拠でしょう。

強風の中、小達磨を通過し金冠山に到着です。

沼津アルプス

海沿いに小さな山が一続きになっているのは沼津アルプスです。この山並みは最も高い山で400m足らずですが、アップダウンが激しいため少しハードなコースです。クラツーでも2月に企画されていて、私が担当するコースです。

金冠山でしばし休憩しましたが、強い風にもかかわらずいつまでも景観を楽しんでいるお客様がいらっしゃいました。

金冠山にて

これにはとても感銘を受けました。そのくらい、ここの眺めは人に訴える力があるということでしょう。

この後は広い芝生の道をバスが待つレストハウスまで下り、温泉に向かいました。

風が強い日でしたが、2回目のツアーも天候に恵まれ、すばらしい展望を楽しむことができたことを嬉しく思います。ご参加されたみなさま、ご苦労様でした。




大岩壁の大月・岩殿山(2012.1.7)

以前から気になっていた大月の大岩壁、岩殿山を訪れました。

快晴無風。絶好のコンディションです。

大月駅からしばらく行くと

岩殿山

岩殿山の大岩壁が近づいてきます。

山全体が公園となっているようで、上る道はコンクリート製の階段と手すりが付いていて、道の周囲にはサクラやドウダンツツジなどが植栽されています。

一登りで丸山公園に着きました。

丸山から

眼下の大月市街から遠くにはでっかい富士山が。雪をいただいてビューティフルです。

富士山の左の山は杓子山、右は高川山です。

山を見上げると

岩殿山2

こんな感じです。すごい迫力!

近くでウソが鳴いています。少し探したらすぐ近くのサクラで

ウソ

♂が花芽を食べていました。この冬はウソが麓に降りてきて見やすいようです。山に食べ物が少ないからでしょう。

さて再び登りです。あの大岩壁は横から見ると

鏡岩

こんな感じです。鏡岩と命名されています。この山は礫岩が多くて風化が激しくて小石が道にたくさん落ちています。この岩も礫岩なのでしょう。そんなもろい岩はクライミングには適しません。

また一登りで山頂に着きました。

岩殿山頂

その昔山城がここにもありました。あちこちにその歴史を伝えようと掲示があります。こんな急峻な山ですから敵は攻めにくかったことでしょう。

山頂からの眺めは実に雄大です。

岩殿山頂から

富士山や杓子山はもちろん、

三ッ峠と本社ヶ丸

三ッ峠(左)と本社ヶ丸(右)は近くに見えます。この右には滝子山から大蔵高丸、雁ヶ腹擦山、笹尾根、権現山、百藏山、扇山、倉岳山、・・・と360°のファンタスティックな景観です。

岩殿山を後にして縦走路を進みます。

途中、兜岩というくさり場があり、なかなかスリルがありました。ここは巻き道があるので怖い人は無理する必要はありません。その兜岩くさり場から振り返ると

兜岩から岩殿山

岩殿山の側面の絶壁が見えます。でもこんなことでは驚いていられません。天神山を追加してしばらく行った場所にある

稚児落とし

どうですか、この大岩壁は! その名も「稚児落とし」です。

写真からはその迫力がよくわかりませんが、実際に行ってみるとすごい迫力です。

稚児落としをぐるっと回って下山しました。

大月駅へも歩いてそれほど時間がかからずに着きました。

振り返ってみると

大月駅にて

右の岩殿山と左の天神山があり、そのさらに左に稚児落としの岩壁があります。所々で礫岩の大きな岩がむき出しになって得意の景観を作り出しています。

中央線の沿線にはこんな山は他に見たことがありません。どうしてここだけこんな岩山になったのでしょうか?


お天気に恵まれたこともあって展望と景観を楽しんだ山行でした。

このコースはフォーゲルで1月13日(日)にツアーを実施します。

http://vogel2011.web.fc2.com/tourpage/plan/2013/iwadono0113.pdf

ぜひご参加ください。

達磨山・金冠山ツアー(2013.1.4)

明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

この正月は日本海側で悪天候が続き、各地の山で遭難騒ぎが起きています。

山岳救助の人は正月返上で本当にご苦労様です。

4日は今年最初のクラブツーリズムのツアーで、伊豆半島の達磨山と金冠山に行きました。参加された方は何と25名様です。

このコースはすぐ近くに西伊豆スカイラインが通っていて、アクセスが極めて容易です。達磨山の頂上直下に登山口があって、わずか20分で982mの頂に着くことができます。10:50に登山開始です。

達磨山山頂

山頂からの眺めはサイコー! 笹山なのと近くに高い山がないので360°の素晴らしい展望です。

もちろん

富士山

富士山はどーんと大きく(富士山の左肩に八ヶ岳も見えています)

南アルプス

南アルプスもごらんのとおり。

そして

山頂からの眺め

富士山の東側には海を隔てて沼津アルプスや箱根もばっちりです。

この日はほとんど無風で透明度が抜群でした。こんなに条件の良い日はそんなにあるものではありません。

ここから富士山を見ながらいったん下った後、再び小達磨山に登ります。こちらは山頂からの展望がよくありません。小達磨山を過ぎると再び下りとなります。

小達磨を下る

木々はすっかり葉を落としていますが、アセビの花芽が赤や黄色の様々な色で花のない時期に目立っていました。

戸田(へだ)峠を過ぎて三度登り始めます。最後のピークは金冠山。よい名前ですね。

この山の山頂も素晴らしい展望が待っていました。

金冠山山頂にて

金冠山からは最後の下りです。

芝生が張ってあり、とても幅の広い

ゴルフコース

ゴルフ場フェアウェイのような道をのんびりと下りました。

芝生があるところは霜柱が立たないのでぬかるむことはなく、とても歩きやすい道でした。

13:50にゴールのレストハウスに到着しました。休憩時間を含めても3時間のショートコースでしたが、充実感いっぱいです。

とにかく天気に恵まれましたが、コースが十分整備されており、危険な場所は全くありません。入門コースとしては最適でした。

今回のコースは、1月12日(土)にも実施されますし、2月に3回計画されています。(コース番号25809)

素晴らしい展望の道を歩きませんか?

プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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