山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

霧の神山ツアー(2013.5.29)

とうとう関東地方も梅雨に入りました。平年より10日も早いそうです。

これから雨のシーズンとなりますが、気象協会によると、梅雨の期間に雨の降る日数の割合は4割未満だそうです。意外に少ないのですね。梅雨だからといって出かけないのはもったいないです。

この日はどの気象予報会社の予報も雨。半ばあきらめながらツアーに行きました。

スタートは箱根園の駒ヶ岳ロープウェイ。

芦ノ湖

芦ノ湖の上空は鉛色の雲が垂れ込めています。

山頂駅に着いたら濃霧で何も見えません。駒ヶ岳山頂へ行くのはあきらめ、すぐに箱根最高峰・神山へ向かいました。

濃霧

幻想的な森の中はしっとりと濡れていて緑がきれいです。幸いなことに雨は降っていません。

トウゴク

ピークをやや過ぎた感じですが、トウゴクミツバツツジが咲き残っていました。このほか、メギやコウグイスカグラ、ツクバネソウの花もありました。

神山山頂

ゆっくり植物を見ながら歩き、ロープウェイ山頂駅から約2時間で神山山頂に着きました。

ツルアジサイやカマツカ、サンショウバラのつぼみが見られました。あと2週間も経てばこれらの花が咲くでしょうか。

神山から隣の冠ヶ岳の山頂へ向かう途中でイワカガミの花がありました。まだ咲き残っていてほっとしました。冠ヶ岳から下っていくとかなりまとまった群落があり、

イワカガミ

可憐な花を見て、参加された方はカメラを構えたりじっくりと見入ったりされていました。本当に良かった!

ここから大涌谷に下っていきます。

硫黄の臭いがだんだん強まっていきます。

立ち枯れた森

火山性ガスの影響で立ち枯れた木が広がり、景色が開けてきました。

大涌谷

濃霧がだんだん晴れてきて観光地、大涌谷の全貌が見えてきました。噴煙も上がっていますね。

神山山頂から2時間ちょっとでゴールの大涌谷に着いた頃、小雨が降り出してきました。

梅雨入りの日でしたが、ほとんど雨に降られずに山旅を楽しむことができました。

ご参加された皆様、ご苦労様でした。





スポンサーサイト

素晴らしい森と花の山・御坂黒岳(2013.5.27)

本日は、御坂山地の最高峰・黒岳に出かけました。

6月上旬のツアー下見のためですが、このツアーも登山口と下山口が異なるため、友人二人と待ち合わせ、2台の車を利用しました。

天下茶屋

スタート地点の天下茶屋です。この茶屋はかつて太宰治が宿泊して小説を書いた場所として知られており、2Fが太宰記念館となっているそうです。

登り始めてすぐに

アズマシャクナゲ

アズマシャクナゲの花を見ました。森の中では鳥のさえずりの他、蝉の鳴き声が聞こえてきました。その声の主は

エゾハルゼミ抜け殻

この抜け殻から出たエゾハルゼミの成虫です。やや小型の蝉ですが、近所にいる雄が一斉に鳴くので、鳥の声がかき消されてしまうほどにぎやかです。

ヒラタケ

倒木に大きなキノコが生えていました。友人によるとヒラタケだそうです。

御坂山へ行く途中で

富士山と河口湖

巨大な富士山と眼下の河口湖がよく見える場所がありました。

ほどなくして御坂山に着きました。

ナナカマド

ナナカマドの大きな木があって、開花していました。この花のにおいは独特です。

コヨウラクツツジ

この赤い壺形の花は、たぶんコヨウラクツツジです。このほか、サラサドウダンなどがありました。

イチゴの仲間にはいろいろありますが、草の中で実が大変おいしいのは

シロバナノヘビイチゴ

シロバナノヘビイチゴです。早く実がなーれ!

御坂山を越えて旧御坂峠へ下りていくところには

巨木林

ブナやミズならの巨木林があって、素晴らしい景観です。その下には

ブナの花

ブナの花がびっしりと落ちていました。

この山の森は巨木林あり、若い林あり、カラマツやヒノキの植林地があるなど変化に富んでいます。
そしてシカの食害が少ないようなので、林床の草本がたくさんあって花も多いです。
ほんの一部ですがちょっと挙げてみましょう。

トウゴクミツバツツジ

まず、咲き残っているトウゴクミツバツツジです。
続いて、足元には

ツクバキンモンソウ

ツクバキンモンソウ

ミヤマエンレイソウ

ミヤマエンレイソウ

クサタチバナ

クサタチバナ

ルイヨウボタン

ルイヨウボタン、そして木では

オオツクバネウツギ

オオツクバネウツギや

ミヤマザクラ

ミヤマザクラ、カエデ類の花、アオダモなどがたくさん咲いていました。

黒岳山頂

のんびり歩いたので、歩き始めて5時間(途中での昼食休憩30分含む)もかかって黒岳山頂に着きました。

ここから歩いて3分くらいの所にある展望台を往復しました。

天候が下り坂で余計に山々が霞んできていました。

この後は途中から沢沿いに下りて、

シロガネソウ

シロガネソウなどを見ながら山頂から2時間弱でスズラン群生地へ下山しました。

その群生地にはもちろん、

スズラン

スズランが咲き出していましたよ。

さて、今回のコースは登りも下りも歩きやすく、森と花が美しいので良い山です。

ツアーのご案内は こちら です。
皆様のごさんかをお待ちしております。

よろしくお願いいたします。





道志の高峰・今倉山(2013.5.25)

そろそろ梅雨の走りの季節ですが、今日はまだ良い天気。

山旅会ツアー下見のため、道志の今倉山へ出かけました。

このコースは登山口と下山口が異なり、それぞれバスの便が悪いため、知人に同行をお願いし、車2台で向かいました。

スタートは道坂トンネルの出口P。他のハイカーも集まっていました。

トンネルの上から取り付きます。やや急ですが歩きやすい道が続いています。

オトコヨウゾメ

ガマズミの仲間、オトコヨウゾメがあちこちできれいに咲いていました。

ツクバネウツギ

ツクバネウツギも花とつぼみが多く、本番で期待できそうです。

林床には

ツルキンバイ

ツルキンバイと

ユキザサ

ユキザサも多いです。少し開けたところからは

富士山

やや霞んでいますが富士山も見えました。

登り始めて1時間半弱で今倉山東峰に到着しました。ここからは稜線歩きです。

ミヤマザクラ

真っ白いミヤマザクラが所々で花を咲かせていて華やかです。

ヤマウツボ

このへんてこなものは何でしょう? キノコ?

いえいえ、実は植物の花なのです。樹木の根から栄養を取って自分では光合成もしないヤマウツボという寄生植物です。

今倉山には立派なブナ林があります。

太いブナ

この写真の奥の木は最も太いブナでしょう。その辺りには

ルイヨウボタン

牡丹に葉が似ているというルイヨウボタンと

マイヅルソウ

マイヅルソウ

ワチガイソウ

ワチガイソウが花を開いていました。

東峰から西峰を通って赤岩という展望台に通じる登山道沿いには、植生がまばらな場所があって、日当たりの良いところに

トウゴク

トウゴクミツバツツジが咲き残っていました。

赤岩

登り始めて2時間半ほどで展望台・赤岩に着きました。やや霞んできていますが

御正体と杓子

隣の御正体山と杓子山が見えていますし、他には三つ峠山も望むことが出来ました。

昼食後、二十六夜山方面へ向かいます。

クサタチバナ

ちょっと珍しいクサタチバナがつぼみ状態です。本番には咲いているでしょう。

あちこちで開花直前だった

ヤマツツジ

ヤマツツジは標高が下がるにつれて咲いてきていました。

二十六夜山山頂

赤岩から1時間あまりで二十六夜山に到着です。

ここからはやや急な道を、芭蕉月待ちの湯へ下山します。

約1時間で

仙人水

仙人水です。ちょろちょろと冷たい水が流れていて、手を入れたら実に気持ちが良かったです。

ガクウツギ

この付近にはガクウツギ(コンテリギ)が薄暗い林を照らしていました。

さらに1時間弱で芭蕉月待ちの湯に着きました。

実はここに書いていない稀少な植物もたくさんありました。

ぜひツアーにご参加してご確認ください。

お待ちしております。

山旅会の今倉山ツアーは こちら をご覧ください。






シロヤシオの檜洞丸ツアー(2013.5.24)

抜けるような青空の中、ツツジを見に檜洞丸ツアーに出かけました。

この時期に見られるのはシロヤシオとトウゴクミツバツツジ、そしてヤマツツジです。

西丹沢自然教室からスタート。約1時間で

ゴーラ沢出合

ゴーラ沢出合到着です。沢の水が少ないので徒渉もラクラク。

この出合から道はやや急になります。

ヤマツツジ

ヤマツツジが咲き出していました。この色は緑と良く合います。

富士山

歩き始めて2時間で展望園地着。やや霞んでいましたが富士山がよく見えました。

標高1400mを越えると

シロヤシオ

シロヤシオの花が見えてきました。この木はゴヨウツツジともいい、葉が5枚きれいに並んでいる上、葉の縁がピンク色でとてもきれいです。さらに別の名である松肌は樹皮が松の樹皮のようだからです。

シロヤシオ2

シロヤシオは葉が開いてから開花するため、花が葉の陰に隠れて見えにくいですが、たくさん咲いていて見事でした。

歩き始めて3時間半。稜線に出て山頂直下の木道を行きます。この周囲にはバイケイソウとマルバダケブキの群落があって、これらは鹿が好まない植物のためたくさん残っています。

檜洞丸山頂

歩き始めて3時間40分でようやく山頂に着きました。

ランチを取って下山開始です。コースは石棚山稜です。

トウゴク

トウゴクミツバツツジが咲いていました。シロヤシオよりあまり目立たずやや寂しい感じでした。

ブナ林

この辺りのブナ林は素晴らしく、太い木がたくさんありました。

稜線付近のブナの立ち枯れが多くて気になりましたが、その分すぐ近くのツツジ類は明るくなって、こそだてに有利となっています。

石棚山山頂までは気持ちの良い道でしたが、そこを過ぎると急な下降が続きます。

急な下り

なかなかの下りでした。

砂防堰堤の下り

最後に砂防堰堤の横をハシゴで下り、ほどなくして

箒沢着

ゴールの箒沢に到着しました。

みなさま、本当にお疲れ様でした! 登り始めて7時間50分の長丁場でした。


このコースのツアーは6月2日(日)にも催行されます。よろしくお願いいたします。









シャクナゲとツツジの天城山(2013.5.22)

以前から行きたかったシャクナゲの季節の天城山へ出かけました。

天城山は総称ですが、本日のコースは天城高原ゴルフ場から万二郎岳、万三郎岳(1406m、伊豆半島最高峰)、シャクナゲコースを通って天城高原ゴルフ場に戻る道です。地元の登山ガイドの知人と一緒に回りました。

花の季節とあってゴルフ場の駐車場は車であふれていました。

ヒメシャラ林

ヒメシャラやアセビの多い道を登っていきます。ここには特産種の

アマギツツジ葉

アマギツツジが自生しています。アマギツツジはミツバツツジの仲間で、枝先に葉が3枚集まっています。

花の色は朱色ということなので、きっとヤマツツジのような感じだと思いますが、まだつぼみでした。

リョウブとトウゴク

リョウブとトウゴクミツバツツジが混じる森となってきました。

程なくして

万二郎山頂

万二郎岳の山頂に到着です。展望は望めませんが、いろいろな樹種が自生していました。なかでも目に付いたのは

ベニドウダン花

ベニドウダンです。とても花が小さくて見落としてしまいそうな感じです。

ここからアップダウンを繰り返しながら伊豆半島最高峰の万三郎岳を目指します。

ヤマグルマ

岩の上からは、その隣の下から生えている古い植物のヤマグルマが開花していました。運良く近くで見られて良かった。

ハウチワ

ここにはカエデの種類も多く、これはハウチワカエデです。

トウゴク

トウゴクミツバツツジの花も満開に近い状況でとても見事です。

万三郎に近づくにつれて

ブナ林の新緑

ブナが増えてきました。新緑で素晴らしいブナ林にしばし見とれました。

そしてお目当てのアマギシャクナゲは

シャクナゲの道

ちょうど見頃を迎えていました。

アマギシャクナゲはアズマシャクナゲの変種ですが、あまり大きな違いを見つけられません。アズマシャクナゲより大きくなるようですが、それほど大きな違いを感じませんでした。

万三郎で昼食を取り、ブナが多いシャクナゲコースを通ってゴルフ場に戻りました。

なかなか見応えのあるシャクナゲとトウゴクミツバツツジの花、そして太い木が多いブナやカエデ林を見ることができました。林床はシカの食害がかなりあるようで、草本層はやや貧弱で、シカが食べないトリカブトやアセビ、ミヤマシキミなどが多かったです。

森の中の道は雨でえぐられていて少し歩きにくい箇所が多いように思えました。

雨が多いのと火山性の土壌が影響しているのでしょう。

このコースはフォーゲルで5月30日に実施予定です。詳しくは こちら をご覧ください。

箱根・丸岳(2013.5.21)

以前から箱根に気になる山がありました。

金時山から乙女峠方面を見たときに、その先にある丸岳(1156m)です。

来月、カルチャー講座で丸岳をご案内することになったので行ってきました。

湖尻水門

桃源台でバスを下り、芦ノ湖沿いを西に進むと湖尻水門があります。そこを越えて外輪山に登ります。

ハコネダケの密生する道を登っていくと程なく稜線に出ます。稜線は通常乾燥していてそのような環境に適応した植物が生えているのですが、

ムラサキサゴゴケ

ムラサキサギゴケや

キンポウゲ

キンポウゲ(別名ウマノアシガタ)、

ジロボウエンゴサク

ジロボウエンゴサクなど湿った場所が好きな植物がたくさん出てきます。

ツボスミレ

ツボスミレもずいぶんたくさんありました。

きっと登山道は粘土質の土から出来ていて水はけが悪いせいでしょう。その登山道は雨の後ということもあり

滑る登山道

かなり滑りました。

ハコネダケがとぎれた場所ではいろいろな低木があって、ニシキウツギやマユミはたくさんありましたし

サラサドウダン

サラサドウダンや

エゾノコリンゴ

エゾノコリンゴも素晴らしい花を付けていました。

長尾峠を過ぎると次第に視界は晴れて

丸岳と金時山

本日の目的地、丸岳(アンテナがある中央の山)とその右奥の金時山が見えてきました。

足元には少し珍しい

ヒメハギ

ヒメハギも咲いていました。

登り始めて2時間半あまりで

丸岳山頂

丸岳の山頂に着きました。

丸岳からの展望

ここにはテーブルとベンチが置いてあり、芦ノ湖がよく見えましたが、富士山方面はガスが出ていて見えませんでした。

この後は乙女峠に向かって下っていきます。

緑の登山道

花が終盤のトウゴクミツバツツジやアオダモが咲き残っていました。

約1時間で乙女峠バス停に着き、高速バスで帰途につきました。



今年3回目の鶴寝山ツアー(2013.5.19)

週間予報では、雨の予報が出ていた日曜日。2日前から曇りに変わり、降られないことを祈りつつ今年3回目の鶴寝山ツアーに出かけました。

5月に入って下見と3回のツアーに来ているので、合計4回目です。それでも春のこの時期は来るたびに新緑が進んでいるのがよくわかります。ちなみに、過去のツアーの記録は

下見:    5月5日  →ブログ
ツアー1回目:5月13日 →ブログ
ツアー2回目:5月17日 →ブログ

にあります。比較してご覧ください。緑の変化がよくわかりますよ。

さて、松姫峠ではあまり期待していなかった富士山を眺められ、気分良くスタートです。

登山開始

森が切れたところからは三頭山も望めました。足元には

ユキザサ

ユキザサが咲き始めました。

さて、ニリンソウはまだ咲いているでしょうか?

ニリンソウ

目を凝らせばポツポツと咲いていました! 良かった。

ニリンソウ生育地の近くに

アミガサタケ

大きなアミガサタケが2つ顔を出していました。このキノコは炒め物などで食べるととてもおいしいのですが、もちろんそのままにしてきました。

鶴寝山の登りで

ギンリョウソウ

ユウレイタケの異名を持つギンリョウソウの花が咲いていました。もうそんな季節なのですね。これは菌類に寄生している植物で、葉を持っていないし花にも葉緑素がないので、竜(銀竜草)に喩えられたり幽霊になったりと、話題の多い植物です。

森の中で蝉の声がしてきました。いよいよエゾハルゼミが合唱するにぎやかな季節です。せっかくオオルリやコルリなどの夏鳥の美声を聞きたいのに、この蝉が一斉に鳴き出すと聞こえなくなります。

鶴寝山でしばし休憩し富士山をじっくりと眺めた後は巨樹のコースを進みます。この付近にはブナとクリの巨木が多く、

ブナにタッチ

とても太いブナのところに木道が着いていました。思わずタッチです。

この木道はブナの根を踏まないようにするために設置したのでしょう。

ブナの木の下には葉をくるくる巻いたオトシブミの揺籃(ゆりかご)がたくさん落ちていました(写真を撮るのを忘れてしまいました)。

ここから大マテイに向かう途中で純白の

シコクスミレ

シコクスミレを発見しました。2日前には見つけられなかったのですが(17日にご参加された皆様、ごめんなさい)。

大マテイ山で昼食を取った後、下山開始です。

チゴユリ

可憐なチゴユリがポツポツと咲いていました。

沢へ下りるとワサビ田があります。ここには清流をうまくコントロールする土木技術が生かされていて、歩く道には

ワサビ田の橋

地元産のヒノキを使った橋が至る所にかけられています。この橋はやや古いのですが、2日前に新設した橋はヒノキの香りがぷんぷん。香りも楽しめました。

小菅の湯

登り始めて約4時間半後に小菅の湯に着き、気持ちの良い温泉に入って帰路につきました。

ご参加された皆様、ご苦労様でした。

イワカガミ咲く箱根・神山(2013.5.18)

イワカガミ咲く箱根最高峰・神山を2年ぶりに訪れました。

箱根園からロープウェイに乗り、労せずして駒ヶ岳山頂へ。

今日は予想に反して風が強くガスが出ていて、あまり景色は見えません。

ロープウェイ

山頂へ向かっていき、振り返ってロープウェイの山頂駅を見たのがこの写真です。

少し離れるとこの建物も見えなくなります。

駒ヶ岳から神山方面へ下りていきます。

最初はハコネダケの笹原を歩くとすぐに森に入っていきます。

コウグイスカグラ

レモンイエローの花、コウグイスカグラが見えてきました。

メギ

目薬となるメギも開花しています。とてもかわいい花ですね。

足元には

キクザキイチゲ

可憐なキクザキイチゲがまだ咲き残っていました。

分岐を過ぎると今度は神山への登りに差し掛かります。

オオイタヤメイゲツ

コハウチワカエデだと思ったら、オオイタヤメイゲツでした。良い名前ですね。

オオイタヤメイゲツは葉や花の柄に毛がないのが特徴です。葉はまぶしいくらい美しく、赤い花がそれと対照的で目立っていました。

神山山頂

ほどなく神山山頂(1438m)です。土曜日と言うこともあって、山頂はとてもにぎやかでした。

山頂は木々に囲まれていて展望はあまり利きませんが、少し離れたところから

富士山

でっかい富士山がガスの中から出てきました。さすがに箱根からは大きいです。

神山から大湧谷に向けて下山開始です。次に現れるのは

冠ヶ岳

溶岩ドームの冠ヶ岳です。この後、この山頂を往復しました。残念ながらここでもあまり展望は利きません。

登山道に戻って再び下りていきます。

登山道沿いには

ミヤマハコベ

可憐なミヤマハコベが咲き、ちょっと地味な

ツクバネソウ

ツクバネソウやミヤマシキミなどの花と、待ちに待った

イワカガミ

素晴らしいイワカガミの群落が林内を明るく照らしていました。

このコースのあちこちに分布しているトウゴクミツバツツジは下りるに従って開花している株が多くなり、大湧谷に近づく頃には

トウゴク
トウゴク2

見事に咲いていました!

だんだん硫黄の臭いが強くなってきました。大湧谷の噴煙が立ち上っています。

森の木々は立ち枯れが目立つようになり、

大湧谷

多くの観光客が散策する大湧谷に着きました。


このコースは下り主体で、涼しいこともあってそれほど汗をかきませんでした。

クラブツーリズムのツアーは5月29日にこのコースで催行されます(詳しくはこちら)。イワカガミの花がなるべく残っていてほしいと願っています。



鶴寝山ツアー2回目(2013.5.17)

ツアー前日は広い範囲で夕立があり、まとまった雨が降りました。

一晩あけて当日は快晴。さわやかな天気になりました。

雨の後なので空気は澄み切っていて、山のみどりはまぶしいです。

1回目と同じコースで松姫峠に到着しましたが、集中工事の渋滞もなくスイスイ。早い時間に峠に着きました。

松姫峠より

峠からは西方の展望が良く、小金沢連嶺とその奥に真っ白い富士山が頭だけ覗いています。手前は雁ヶ腹擦山で一番左奥は道志の最高峰、御正体山です。

この写真の右側は

松姫峠より2

黒岳から大菩薩峠に至る連嶺北部です。

ここから鶴寝山に向かいますが、途中でニリンソウを見に道草です。

ニリンソウ

もう花は終わりですが、少しだけ咲いていました。今年は春が暖かかったので開花も早く終わりそうです。

もとの道に戻って鶴寝山へ向かいます。山頂からは

鶴寝山より

富士山が素晴らしい眺めです。本当に美しい山ですね。

山を下る道が2つに分かれていて、巨樹の道を進みます。

巨樹の道

この辺りはすごく太いブナとクリの林が続きます。大木の下にはカエデ類が多く、秋の紅葉はさぞかしきれいでしょう。なかなか見応えのある森です。

山沢入のヌタを越え、ほどなくして大マテイ山頂に着きました。途中の花は見頃を過ぎていて残念。

大マテイ山頂で昼食を食べた後は、相変わらず続く広い尾根を下ります。

大マテイからの下り

歩いていて気持ちの良い、のんびりしたくなる森です。

沢沿いの下り

途中から一気に下って沢へ下りてきました。

ワサビ田の横を歩きながら沢沿いの花を見ています。

ワサビ田

ワサビ田の青々としたワサビはもうじき収穫期でしょうか。

このワサビ田は水の管理が大変で、ワサビにほどよく水が行き渡るように、ホースなどを使って水を供給しています。それらの維持管理は経験やノウハウが必要で、大変な仕事でしょう。

前回より早く小菅の湯に到着し、気持ちの良い温泉に入って帰路につきました。


ご参加された皆様、ご苦労様でした。

鶴寝山ツアー1回目(2013.5.13)

今年の桜前線は東北で足踏みをして、五月連休の最後に弘前に到達し、5月になってから積雪のあった北海道はこれからです。

でも関東は早い開花後も暖かい日が多く、全ての花の開花が早まっています。この日は夏日になるとのこと。まだこの傾向は続くのでしょうか?

この日朝、東京では予想に反して霧雨が降っていました。でも、小仏トンネルを越えると晴れ間が広がり、大月周辺は良い天気になりました。

中央道の集中工事のおかげで渋滞し、30分余計にかかりましたが、10時過ぎには松姫峠に到着しここから登山です。

さわやかな風が吹き渡り、新緑が美しい森の中をコガラやキビタキなどの鳥が美しくさえずっています。そんな中、のんびり登山スタートです。

ブナ巨木林

ここの特徴は何と言っても森の素晴らしさです。ブナやクリの巨木林が続きます。低木層はカエデの類が多く、ハウチワカエデ、ウリハダカエデ、ヒトツバカエデなど様々なカエデの仲間が見られます。これだけのブナとカエデがあれば、新緑の今だけでなく紅葉時期もさぞかし素晴らしいでしょう。

ニリンソウ生育地に行くと、ピークは過ぎましたがニリンソウの花が見られました。

ニリンソウ生育地

そこから登山道に戻るところです。

最初のピーク、鶴寝山では

富士山

やや霞がかかっていましたが立派な富士山と足元に大変小さいフモトスミレの花を見ました。

鶴寝山から一旦鞍部に下りました。ここを山沢入のヌタと言います。どうしてこんな名前が付いたのでしょう。

お客様のお一人が、面白いことをおっしゃいました。

舌を出すヘビ

この写真の右の幹からでた枝が、ヘビが舌を出しているみたいというのです。なるほど、そんな風にも見えますね。

登り始めてから約2時間で

大マテイ山頂

大マテイ山頂に着きました。1409mです。スタート地点の松姫峠が1250mなので、たった160mしか登っていませんが、緑まぶしい豊かな森を歩きながらなので、それは至福の時間でした。

大マテイ山からは倉棚小屋跡を経由して小菅の湯に下山します。

足元にたくさんの白いスミレを見ることができました。

シコクスミレ

これはシコクスミレです。四国で発見された種だそうですが、広い範囲に分布しています。

急な道を沢へ下っていきます。沢にはワサビ田が広がっていて、清らかな水が流れています。

ミヤマハコベ

ミヤマハコベがあちこちで見られ、ワサビの花も咲いていました。

ちょうど木橋の掛け替えが行われていて、こんなエピソードもありました。

橋掛け替え中

橋はまず皮を剥いだ丸太を置いてその上に足を置くための横板を釘で打ち付けていくのですが、まだ横板を取り付けてない橋があって、丸太がつるつる滑るため、みなさん橋を通らずにまたいで川を渡っているところです。

何事もなくて良かったのですが、記憶に残るハプニングでした。

こうしてのんびり歩きながら小菅の湯に到着し、気持ちの良い温泉に入り帰路につきました。

ご参加された皆様、大変ご苦労さまでした。


このツアーは5月17日、19日にも行われます。 詳しくは こちら です。

下見の記録は こちら です。



3回目の鳴虫山ツアーは小雨(2013.5.11)

この春3回目の鳴虫山ツアーに行きました。

お天気は下り坂とあって土曜日にも関わらず道路はスイスイ。前2回とほぼ同じ時間に登山口に着きました。

この時点で雲はまだ高く薄日が差していました。

ヤマツツジ

登り初めはヤマツツジのトンネルです。ずいぶんきれいに咲いていました。

ヤマツツジ2

緑と朱色のコンビネーションが見事です。

神ノ主山にて

登り初めから小一時間で神ノ主山に到着です。ここは眺めが良く

神ノ主山から

男体、大真名子、女峰などの高峰と眼下の日光の街並みがばっちりです。

足元には大変小さくて見落としそうな

フモトスミレ

フモトスミレの花が点々とありました。

山頂までしばらくのところで雨がぽつぽつ来たのでやむなくそこで昼食です。

ついでに

小雨降る中の登り

雨具を着て歩き始めます。

アカヤシオはほとんど終わっていましたが、

トウゴクミツバ

トウゴクミツバツツジは花盛りでした。

山頂で小休止した後出発です。次第に

トウゴクミツバ2

ガスが濃くなってきました。雨はまだ小降りのままです。

霧の中

美しい林ですが、お天気がちょっと残念です。

シロヤシオ2

シロヤシオは少し咲き始めていました。

雨で滑る道を慎重におり、

含満ヶ淵

雨で水量が増えている大谷川の迫力はなかなかでした。ここまで来ればゴールも間近です。

今回は、アカヤシオの花がほぼ終わっていて残念でしたが、トウゴクミツバやヤマツツジなど、別のツツジを十分楽しむことができました。

ご参加された皆様、小雨降る中大変ご苦労さまでした。

山旅会・高川山ツアー(2013.5.9)

大型連休が過ぎ、日本列島は落ち着きを取り戻してきました。

昨日より気温が上昇し、この日は30℃近くになるとのこと。快適なシーズンは短そうです。

4/26に下見をした高川山ツアーへ出かけました。 (下見の様子は こちら

田野倉駅から歩き始め、松葉入コースを行きます。

イカリソウは咲き終わりが近い感じでしたが、ジュウニヒトエはまだまだ咲いていました。

尾根に出る前に

馬頭観音

馬の頭をかたどった馬頭観音の前で手を合わせました。

尾根に出ました。

ヤマツツジ

ヤマツツジの花が盛りです。新緑の緑とこの色がよくマッチしていますね。

アオダモ

アオダモの花も相変わらずです。ヤマツツジとアオダモのコンビネーションが、この日も素晴らしかったです。

下見の時に無かった花は

ユキザサ

ユキザサです。

多かった花は、マルバウツギ、オトコヨウゾメで、ヒメウツギ、フデリンドウなども見られました。

花が多かったので、ちょくちょく立ち止まりながら花を観察した結果、歩き始めから山頂に着くまで約3時間かかりました。

高川山山頂

ここの山頂は木が伐採してあるので眺めが良く

富士山と三つ峠

やや霞んでいましたが、富士山と三ツ峠がどーんと大きく見えました。

下山は沢沿いの中谷入コースを選びました。約2時間で下山し温泉に入ってツアーを終了しました。

参加された皆様、暑い中ご苦労様でした。






鶴寝山・大マテイ山(2013.5.5)

五月連休も終わりに近づきました。高速道路はUターンラッシュが始まるとのことです。

大変な渋滞に巻き込まれた方にはお気の毒ですが、事故を起こさないよう願っております。

今日は奥多摩の三頭山と大菩薩の山々に挟まれた、鶴寝山と大マテイ山を訪れました。

スタートは松姫峠です。すでに標高1250mあります。

松姫峠

さすがに連休中とあって駐車場はいっぱい。ライダーも大勢来ていました。

小金沢連嶺

ここからは大菩薩から南へ延びる尾根(小金沢連嶺)と雁ヶ腹擦山がよく見えます。その後ろに富士山が見えるはずなのですが、この日は裾が少し見えただけでした。

幅広い尾根を緩やかに登っていきます。足元には

フデリンドウ

フデリンドウやツルキンバイが咲いています。

ニリンソウの自生地まで足を運んでみました。

ニリンソウ

シカが入らないようにネットを張られている場所に群落がありましたが、少し元気がないように思いました。花の時期もややピークを過ぎているようです。

尾根道に戻って鶴寝山へ向かいます。足元には大変小さい

フモトスミレ

フモトスミレがたくさん咲いていました。

鶴寝山を過ぎると一旦下ります。道が2つに分かれていて日向コースと巨木コースがありますが、今日は巨木コースを進みます。

ブナクリ巨木林

この付近にはブナとクリの巨木がたくさんあって見応えがあります。

林床はシカの食害でやや寂しいのですが、この森は大変素晴らしく野鳥の声も良く聞きました。コガラ、ゴジュウカラ、アオバト、ジュウイチ、ルリビタキ、カケス、などなどです。

幅広い尾根をさらに進み、大マテイ山へ登っていきます。

ミツバコンロンソウ

ミツバコンロンソウやワチガイソウの花を見ながら

大マテイ山頂

大マテイ山山頂(1409m)に到着しました。どこが頂上かわからないような広いところで、巨木を見ながら一休みです。

さていよいよ下りです。初めは大マテイ山を回り込むように進みます。

雁ヶ腹擦山とミツバツツジ

雁ヶ腹擦山を手前のミツバツツジが引き立てています。

ヨゴレネコノメの母種である

イワボタン

イワボタンがヨゴレネコノメと混生していました。

イワボタンはあまり見ない植物で、山の上の方にあるのは珍しかったです。

ここから人工林を下って沢沿いに出ました。

ワサビ田

清流にはワサビ田がこしらえてあり、

ワサビの花

ワサビ田から逃げ出したワサビの花が見られました。

沢沿いにはミヤマキケマンやミヤマハコベ、イワボタンなどの花が見られました。

さらに下ると車道に出てしばらく進むと小菅の湯に到着しました。


このコースの最大の魅力はブナやクリの巨木林です。広い範囲で見られました。さらに三頭山、雲取山、大菩薩嶺、富士山などの展望が素晴らしいです。足元に見られる小さい花も魅力的でした。下山したところに温泉があるのも大変良いです。

クラブツーリズムのツアーは5月中旬に3本催行されます。 5/13月、5/17金、5/19日です。
どの日も空席があります。詳しくは こちら をご覧ください。

ご参加をお待ちしています。



丹沢・檜洞丸(2013.5.4)

五月連休後半。晴天が続くので丹沢・檜洞丸へツアーの下見に出かけました。

この山には27~28年前に行ったことがありそれ以来です。

西丹沢自然教室

スタートはバスの終点、西丹沢自然教室です。

さすがに大型連休なので臨時バスも運行され登山者は大変多いです。

大きなキャンプ場は大入り満員。所狭しと並んでいるテントを見ると、何だか都会が引っ越してきたようです。

キャンプ場の横から登山開始。最初は沢沿いを進みます。

ホソバテンナンショウ

マムシグサの仲間です。葉が細いのでホソバテンナンショウでしょう。

斜面をトラバースしながら進みます。

畦ヶ丸

西側には権現山と奥の畦ヶ丸が望めます。

ゴーラ沢出合

次第に沢との高さが低くなってきてゴーラ沢出合に着きました。

ごろごろした大きな石が上流から流れてきて堆積しています。

ここからツツジ新道を一気に登っていきます。

ブナモミ林

モミやブナの大木が連続します。

ミツバツツジ

美しいミツバツツジが咲いていて風情があります。アップすると

ミツバツツジアップ

おしべが5本あるのがわかります。5本はミツバツツジ、10本ならトウゴク(東国)ミツバツツジです。

トウゴクは時期的にもっと遅いですし、花と葉が同時に開花することが多いです。

ところでこのツツジ新道はかつて鎖が連続するようなハードなコースだった記憶があります。それが今はハシゴや鎖も一部にはありますが、

木の階段

随所に木の階段ができていて実に歩きやすくなっていました。

歩き始めて2時間40分ほどで稜線に出ました。ここからは檜洞丸山頂まで20分位です。

ブナ立ち枯れ

かつて来たときは鬱蒼としたブナ林の中を歩いた記憶がありますが、今は立ち枯れたブナもあり大変明るくなっています。ちょっと寂しい思いです。

檜洞丸山頂

歩き始めて約3時間で檜洞丸山頂に着きました。連休中ということもあり大勢の人がいましたし、子供連れも多かったです。少し東の方へ下ったところに

青ヶ岳山荘

山小屋(青ヶ岳山荘)があり、トイレや休憩に利用させてもらえます(どちらも利用料がかかります)。

昼食後、下山開始。ツツジ新道を登ってきましたが下りは石棚山稜です。

石棚山稜のブナ林

こちらにも素晴らしいブナ林があり、ツツジ新道と同様シロヤシオの木がたくさんありました。シーズン中は素晴らしいでしょう。

マメザクラ

マメザクラモ今がシーズンで、あちこちで白からピンク色に染めていました。

足元には

ツルキンバイ

ツルキンバイと

マルバスミレ

マルバスミレと

エイザンスミレ

エイザンスミレが美しいです。

しばらくはるんるんの道を進みましたが、石棚山をすぎると道は急降下し、大変着疲れる道です。でも

新緑と花

ツツジの花が混じった新緑は息を飲むようでした。

もういい加減にいやになる頃、沢に到着しました。沢には大きな堰堤が作られていました。

砂防堰堤

もう堰堤の上は石で埋まっています。相当な量の石が落ちてくるのです。

下り初めて約3時間で箒沢に到着です。


このコースは5月21日(火)、24日(金)、6月2日(日)にツアーが計画されていて、24日と2日の催行が決まっています。詳しくはこちらをご覧ください。

この時期にはシロヤシオとトウゴクミツバツツジの紅白のコンビネーションが素晴らしいと思います。
中級Bと少々ハードですが、花を楽しむことが出来ますよ。

よろしくお願いいたします。

5月の担当ツアー(2013.5.3現在)

五月連休後半初日、いかがお過ごしでしょうか?

しばらく好天が続くとのこと。お出かけには最適な連休になりそうです。

アカヤシオと男体山

(写真は鳴虫山頂上直下より、男体山を撮影したもので、アカヤシオの花が見えます)

さて、5月に催行される、あるいは予定されている荘司担当ツアーをご紹介いたします。赤字は催行が決定しているツアーです。

<クラブツーリズムの登山ツアー>

山旅会・高川山: 9日(木)
日光・鳴虫山: 11日(土)
鶴寝山・大マテイ山: 13日(月)、17日(金)、19日(日)
西丹沢・桧洞丸: 21日(火)、24日(金)
箱根・神山: 25日(土)、27日(月)、29日(水)

<ネイチャーガイド・フォーゲルのツアー>

生藤山: 10日(金)
九鬼山: 18日(土)
天城山: 30日(木)
高尾山: 31日(金)




よろしくお願いいたします。

今年2回目の鳴虫山ツアー(2013.5.2)

大型連休後半に先だって、2度目の日光・鳴虫山ツアーへ出かけました。

集合場所の上野では少々冷たい雨が降っていましたが、都内を脱出すると真っ青な空が広がってきました。

日光では少々雲がありましたが、日光連山にかかっている雲は徐々に上昇し、雪を頂いた山々が見えつつあります。

4/30とほぼ同じ時間に登山開始。この辺りにはまだ桜が咲いています。

いきなりキビタキやクロツグミのソプラノ、アルトみたいな素晴らしいBGMが流れていて良い気分です。

ミツバツツジ

ピンク色の花が見えてきました。花が小さいのでミツバツツジかトウゴクミツバツツジでしょう。一昨日よりこの花が目立つようになりました。

神ノ主山から

神ノ主山からは女峰山がでーんと構えているのが見えます。東の方には那須連峰の南にある高原山も遠望できました。

アカヤシオアップ

再び登り始めると、アカヤシオの花が見えてきました。

鳴虫山のアカヤシオは高さ10m以上の大きな株が多く、近づくと遙か上に咲いているので見づらいです。

でもたまに近くにあり、その美しさが感じられました。

アカヤシオ咲く斜面

登りながらこの美しい花を眺められるのはとても幸せです。花の向こうには

日光連山とアカヤシオ

もちろん日光連山がありますし。

また例によって

木の根は続く

根っこだらけの斜面を登り

アカヤシオと男体山

横目で男体山やアカヤシオを眺めながら

山頂

12:20頃鳴虫山山頂に着きました。お天気が良いせいか、我々より多数の人たちが思い思いに食事しています。この日のお弁当は稲荷寿司で、とてもおいしかった!

ここからはアップダウンを繰り返しながら徐々に高度を下げていきます。

歩く方向に男体山が見えているのが何とも気持ちの良いものです。

日光連山とカタマツ

カラマツの新緑が素晴らしく、背景の山々が引き立っています。

急な斜面を慎重に下り、

含満ヶ淵

この日も無事に含満ヶ淵へ下山しました。

大谷川の流れは迫力があり、新緑がそれを引き立てていました。

ご参加された皆様、大変ご苦労さまでした。

このツアーの3回目は5月11日(土)に催行されます。キャンセル待ちとなっておりますが、参加ご希望の方はおたずねください。




アカヤシオの鳴虫山ツアー1回目(2013.4.30)

今日で4月も終わり。関東ではこの春桜の開花が大変早かったですが、東北地方で桜前線の開花が足踏みしているようです。わからないものですね。

昨年11月以来の鳴虫山です。さて、目玉のアカヤシオはどうでしょうか?

登山口の桜

登山口にはまだ桜が咲いています。さすがに日光は寒いのですね。

この日の天気予報は曇り時々雨ですが、今のところ降っていません。下山するまで何とか降らないでほしいです。

神ノ主山

神ノ主山までやってきました。男体山や女峰山などの日光連山が見えています。今日は見えないとあきらめていたので良かったです。

人工林

人工林と広葉樹林の間を進みます。広葉樹林では新緑が美しいです。

点在するアカヤシオ

登るにつれてアカヤシオの花が見えてきました。ピンクの比較的濃い色の木と薄い色の木が入り混じっています。

落ちた花

登山道にぼとっと落ちている花がありました。大輪です。

登り道は尾根が続きます。その尾根は

木の根

言葉に言い表せないほどの景観です。この根っこは何と表現したら良いのでしょうか?

足元に十分気を付けながら登らないと転んでしまいそうです。

山をバックに

少し足を止めて日光連山の方を見ると手前にアカヤシオの美しい花が。

花がきれい

やはり写真を撮りたくなります。

登り始めて2時間半で

山頂

鳴虫山山頂に到着です。この直前に12時の鐘が聞こえてきました。

山頂付近はまだ芽吹いていませんね。御前山では1300m付近まで新緑前線が上がっていましたが、ここ(1104m)ではまだです。北にあるせいですね。

下山路はアップダウンの繰り返しです。イヌブナやツツジ類の美しい広葉樹林が続き、足元には

カタクリ

転々とカタクリの花が咲いていました。

独標の手前に

カラマツ林

カラマツ林があって新緑が大変美しかったです。

山から下りるとそこは観光地の含満ヶ縁。

含満ヶ淵

雪解け水で水量が多く迫力がありました。そして何度数えてもその数が合わないという

化け地蔵

化け地蔵を見ながら無事ツアーを終了いたしました。

約5時間半の行程でした。参加された皆様、大変お疲れ様でした。




3回目の御前山ツアー(2013.4.29)

大型連休前半も最終日ですが、今年は道路の混雑がほとんどありません。

この日も中央高速の渋滞はなく、スイスイと奥多摩へやってきました。

前2回と同様、栃寄沢の入口でバスを降り体操して登山開始です。

栃寄沢

ここに来るたびに新緑が進行しているようすがわかります。この日は気温が高めでしたので、シャツ1枚での歩行です。

ミヤマハコベ

ミヤマハコベが目立つようになりました。このハコベは平地のものより花が大きく豪華です。

フタバアオイ

徳川家の紋章・三葉葵の素となっているフタバアオイの群生です。ここにはかなりの株数があり、お椀を伏せたような白い花がまだ咲き残っています。

ゴハンギョウの滝(栃寄大滝)を過ぎ、体験の森の入口で一休み。道路の横には

フデリンドウ

立派な株のフデリンドウと

ヒメレンゲ

黄色がまぶしいヒメレンゲの花が盛りとなってきました。

このほか、エイザンスミレやマルバスミレの花も日に日に多くなっています。

ここからはやや斜度を上げ

カラマツ林

カラマツ林を登っていきます。

イタヤカエデの黄緑色の花が木全体を覆っていてそれは見事でした(写真を撮り忘れました)。

カラマツ林を上り詰め、避難小屋で休憩後、御前山に到着しました。

この日も雲取山、鷹巣山、三頭山、丹沢がよく見えましたが、残念ながら富士山は霞んでいて見えませんでした。

下山開始です。ここから惣岳山までがカタクリの最も多い場所です。

カタクリ

逆光でピンク色が映えてとてもきれいでした。

惣岳山を越え、また右側に崖がある場所に来ました。

崖

ここは斜面が急な上、草木が刈り取られているので少し恐怖に感じられるところです。防火帯ということで毎年草刈りをしているのでしょうが、なぜか刈り取った草が見あたりません。運び出しているのでしょうか?さらに、草刈りの時にはロープを使って転落を防止しているのでしょうか?

バスが待つ月夜見第2駐車場の手前にきつい上り坂があり、がっかりするところです。

最後の登り

疲れた足をむち打ってゴールに到着しました。

お天気に恵まれ、花にも恵まれ、みなさん無事到着できて本当に良かったです。
大変ご苦労さまでした。


プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

最新記事
リンク
このブログをリンクに追加する
2012年1月15日より
カレンダー
04 | 2013/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
Facebook
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR