山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

7月の担当ツアー(2013.6.30)

みなさん、こんばんは。

明日から7月。ということは、もう今年は半分終わってしまいました。いつもの事ながら速いですね。

さて、7月に私が担当するツアーをご紹介します。山の名前にリンクを貼ってあります。

<クラブツーリズム・あるく登山ツアー>

根子岳・四阿山: 7月1日(月)、13日(土)
安達太良山:   7月3日(水)、15日(月・祝)
東篭ノ登山と池の平: 7月6日(土)、19日(金)
富士山お中道巡り:  7月23日(火)、28日(日)、30日(火)

ただし、30日のお中道巡りは催行が決まっていません。

<ネイチャーガイド・フォーゲル>

三頭山: 7月5日(金)
黒岳:  7月20日(土)
木曽駒ヶ岳: 7月26日(金)~27日(土)

みなさまのご参加をお待ちしております。

よろしくお願い致します。

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2回目の入笠山ツアー(2-13.6.25)

はっきりしない天気が続いています。

今朝、関東では雨が降っていましたが、諏訪南ICを下りたときは曇り空。山の上の方がガスがかかっているようです。

ゴンドラ駅から入笠湿原に向けて歩き出すと、いろいろな花が植栽されている場所をとおります。

ホテイアツモリソウ、クガイソウ、カワラナデシコ、ノハナショウブ、アヤメ、レンゲツツジなどが咲いています。

湿原に来ました。

入笠湿原1

レンゲツツジ、アヤメ、クリンソウ、スズランの花が多く大変美しい花園です。

入笠湿原2

湿原に立つシラカバのアクセントが湿原の雰囲気向上に役立っています。

この湿原の周囲は小高くなっていて、それぞれから水が中央の湿原に向かって流れ、湿原を維持しています。

ここから遊歩道を通って

お花畑

お花畑に着きました。こちらにはスズランやレンゲツツジの他に、ツマトリソウ、ヤマオダマキ、ハクサンフウロなどが咲いていました。

このお花畑は草刈りで維持されている半自然草原です。毎年の草刈りを止めれば森に戻っていき、これらの美しい花を見ることはできなくなります。そのために草刈りは重要です。

お花畑を過ぎてレンゲツツジなどの中を登っていくとまもなく

山頂

入笠山山頂に到着です。遠足の子供たちがたくさんいて、何という混雑状況でしょうか!

ランチタイム中は日が差してお天気はまずまずです。

諏訪湖や守屋山はよく見えますが、それ以外の山が残念ながら見えません。

この後下山して大阿原湿原を一週。

大阿原湿原1

大阿原湿原2

たくさんあるズミは花は終わっていて残念でしたが、レンゲツツジ、サンリンソウ、キンポウゲなどをそれなりに見ることが出来ました。

まもなく1周回り終えようとする頃、本日も雨が降り出しました。3日前と近い時間です。

3日前ほどのスコールではなかったのでほっとしましたが、ちょっと残念です。

そんなこんなで、来た道をゴンドラ乗り場まで戻り、バスで帰途につきました。

参加された皆様、ご苦労様でした!!



東北の名山・安達太良山(2013.6.23)

東北の名山として名高い日本百名山・花の百名山、安達太良山(標高1700m)へ下見に出かけてきました。

福島県中部にある山で、一昨年の震災以降初めて福島県を訪れました。本当はもっと早く行きたかったのですが、今までチャンスがありませんでした。

ロープウェイを使うと、労せずして標高1300mの高みに付くことが出来ます。この日はシーズン中の日曜日ということもあって、麓の駐車場はかなりの車でしたし、山中でもすれ違いや追い越し等で大変でした。

歩き始めると、もうそこには高い木はなく低木林です。花が多くてなかなか進みません。

中でも特に多かったのは

ガクウラジロヨウラク

ウラジロヨウラク(萼が長いので正確には変種ガクウラジロヨウラク)と

サラサドウダン

サラサドウダンです。

どちらも低木なので、花が目の高さにあって見やすかったです。そのほかの花を列挙しますと

ハクサンシャクナゲ

ハクサンシャクナゲはまだ咲き始め。

タニウツギ

タニウツギは見頃に近く

ツマトリソウ

ツマトリソウや

マイヅルソウ

マイヅルソウと

ナナカマド

ナナカマドは見頃で

ゴゼンタチバナ

ゴゼンタチバナは咲き始めでした。

ランチタイム

木の高さが次第に低くなってきて

山頂

実質1時間あまりで山頂が目の前の所まで来ました。ここからは岩をよじ登るとすぐに山頂です。

山頂からは360°の展望が得られ、西側や北側の方の山もよく見えました。

南西の方から、猪苗代湖、

磐梯山

磐梯山、小野川湖、飯豊連峰、そして

吾妻連峰

吾妻連峰とこれから行く鉄山方面の稜線です。

素晴らしい眺めを堪能した後、北上します。

縦走路の眺めも良く、磐梯山や飯豊連峰がずっと見えています。

振り返れば

山頂振り返り

写真右の山頂に立っている人が見えます。落っこちないでね。

荒涼とした稜線の西側に

沼の平

沼ノ平が見えてきました。ここは100年あまり前の噴火口です。ここは火山ガスが出るので立ち入り禁止となっています。

安達太良山はここ沼ノ平で1899年から激しい噴火を繰り返し、72名もの死者を出したそうです。噴出したものでこの辺りの植生は破壊されました。従ってここの植物はまだ100年あまりの若いものばかりなのです。

沼ノ平を展望できる牛の背を後に、峰の辻から勢至平に向けて下山です。

水が流れている脇では

モウセンゴケ

食虫植物のモウセンゴケが群生していました。

その他にはイワカガミやオノエランの他

イソツツジ

イソツツジや

タニウツギと鉄山

タニウツギ(背景は鉄山)がたくさん咲いていました。

クジャクチョウ

クジャクチョウが群舞し、夢のような空間です。

山頂から1時間半ほどで勢至平に出ました。ここからは

下山路

広い道となります。

相変わらず

サラサドウダン2

サラサドウダンやウラジロヨウラクが咲き乱れ、日本百名山と花の百名山をダブル指定されている山を堪能して下山しました。

このコースは、山旅会で2回催行決定されています。

7月3日(水)と7月15日(月・祝)です。(くわしくはこちら

この素晴らしい山へ行きませんか?


入笠山ツアー1回目(2013,6,22)

台風から変わった温帯低気圧が昨夜通り過ぎ、かなりの雨を降らせました。

関東地方は低気圧一過の晴天です。しかし入笠山に近づくにつれ、雲が多くなってきました。

富士見パノラマリゾートのロープウェイに乗り、わずか10分で標高差700mを一気に駆け上がりました。

次第に雲が切れ、まずまずの天気になってきました。

山頂駅から徒歩10分あまりで入笠湿原に着きます。ここは擂り鉢状の地形となっていて、周囲から水が集まってきて湿原になっています。シカ柵を越えて中にはいると

入笠湿原

レンゲツツジやクリンソウ、そしてアヤメが美しく咲いています。下見の時に華やかに演出していたズミはもう花が終わりです。残念。

湿原から10分ほど進むと今度は

お花畑

お花畑です。スズラン、ツマトリソウ、シロバナノヘビイチゴなどが見頃でした。

レンゲツツジ

レンゲツツジ咲く道を登っていくと、ロープウェイ山頂駅から約1時間半で

入笠山頂

入笠山頂です。驚くほどたくさんの人がいました。100人はゆうに越えていたでしょう。

南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、諏訪湖などが360°見渡せる素晴らしい展望でした。

昼食後、反対側に下山し車道を歩いて

大阿原湿原

大阿原湿原に着きました。こちらも残念ながらズミやエゾノコリンゴは花が終わっていました。

ぐるっと一周しようとしたその矢先、強い雨が急にザー!と降ってきました。あわてて傘を取り出し雨具を身につけ、来た道を戻ることにしました。

湿原を離れ車道を歩いてロープウェイに向かいます。

車道

少しガスが出てきましたが、幸いなことに雨は1時間くらいで終わり、日が差してきました。

ベニバナイチヤクソウ

道路の横に何気なくベニバナイチヤクソウがひっそりと咲いていました。

約4時間、高原散策を楽しんだ後、ロープウェイを使って下山し、バスに乗り込む頃は八ヶ岳がかなり雲から現れていました。

みなさま、ご苦労様でした。


今年2回目の四阿山・根子岳ツアー(2013.6.17)

1回目から1日おいて、2回目のツアーに出かけました。

この日はお天気が良く暑くなりそうです。

牧場

レンゲツツジは相変わらずで、高原は華やかな景観です。

シラカバ林を登る

シラカバの林を登っていきます。根子岳も四阿山の東側斜面も植生はほとんど同じで、上の方は草原地域、その下はダケカンバ林、さらにその下はシラカバ林です。

これは、その昔の人がこの地を草原として利用した跡です。農作業などに使う牛馬の放牧に使っていたか、採草地として屋根材や田畑の肥料などに草を利用するため、大面積で毎年草刈りや火入れをしていたのでしょう。

レンゲツツジは有毒なため牛馬が食べず、他の草木を食べていました。あるいは花がきれいなため、人はレンゲツツジを刈り取りませんでした。そのためレンゲツツジはその勢力を拡大したのです。一方で、昭和30年代より草は使われなくなり、一部が放置されました。そこへパイオニア植物のシラカバやダケカンバが侵入して純林が出来てきました。

次第にレンゲツツジの日当たりが悪くなって来ていますが、まだ開花に影響を与えるほどではないようです。
長野県内にはその昔、広い範囲で採草地がありました。霧ヶ峰などがニッコウキスゲ咲く大草原であるのはその名残です。レンゲツツジの名所は牧場であることが多いです。それは上にも述べたように牛が食べないからに他なりません。

さて話が長くなりましたが、ずんずん登って

根子岳間近

ダケカンバ林を抜け日当たりの良い斜面に差し掛かりました。もう根子岳はすぐそこです。

根子岳山頂

登り始めて2時間弱で根子岳山頂に着きました。
後方に湯ノ丸山や東西篭ノ登山が見えています。

根子岳山頂2

菅平に白い模様があるのは野菜用のシートです。レタスなどが栽培されているようです。

昼食後に

四阿山を仰ぎ見る

四阿山へ向けて進みました。170m下って300mあまり登ります。
少しスリルのある岩場を抜けると狭い尾根にからの展望が良い場所に出ます。

ムラサキヤシオ

咲き始めたムラサキヤシオとミネザクラ、そしてオオカメノキなどが咲き誇っています。

鞍部から針葉樹林の中の急登です。足元に美しい

コミヤマカタバミ

コミヤマカタバミの薄ピンク色の花が見られました。カタバミの仲間の葉っぱは、ハートマークで3つ寄り添っているのでわかりやすいです。

きつい急登を終えると傾斜が緩やかな広い道となります。

日当たりがよいのでたくさんの花が咲いています。

コヨウラクツツジ

小さくて見落としそうな花ですが、これはコヨウラクツツジです。

ミネザクラ

こちらはミネザクラ。花の色が株ごとに違います。

ヒメイチゲ

この小さい花はヒメイチゲです。雪解け直後に咲く花なので、まだ雪解けしたばかりのようです。

根子岳から1時間半で

四阿山山頂

ついに四阿山山頂に着きました。やったー!

浅間山方面は雲で見えませんでしたが、まずまずの展望です。

きつかった登りで少し重くなった腰を上げ、四阿山から下山開始です。

日当たりの良い尾根にある中四阿、小四阿を通過します。

ハクサンチドリ

15日よりハクサンチドリの開花が進んでいます。

無事下山

見渡す限りのレンゲツツジ原を抜けて全員無事下山しました。

バスの待つ牧場の駐車場横にあるお店で、おいしいソフトクリームや牛乳にありつき、温泉に入って新幹線で帰路につきました。

お疲れ様でした!









今年1回目の四阿山・根子岳ツアー(2013.6.15)

ゆっくり北上した台風3号のせいでしばらく続いた雨がやっと止み、久々に薄日が差しました。

この日は、新幹線で行く今年1回目の四阿山・根子岳ツアーに出かけました。

四阿山は日本百名山、根子岳は花の百名山。とてもぜいたくな組み合わせです。

上田で下車しバスに乗り換えて、50分位で菅平牧場に到着。ここから登山開始です。

登山開始

レンゲツツジがちょうど見頃で開放感が漂います。牧場の横をゆっくりと登り始めました。

レンゲツツジ

レンゲツツジは有毒な植物で牛が食べないので、牧場の中で一人勝ち状態です。花の季節は本当によく目立ちます。

ミヤマザクラ

山で咲く桜の1つ、ミヤマザクラが満開です。思わずシャッターを押したくなります。

シラカバ林

牧場の横にシラカバの林が広がっていました。シラカバの新緑とレンゲツツジの花色のコンビネーションが見事です。

ムラサキヤシオ

シラカバの林の中にはムラサキヤシオが咲き残っていて、これも感動的な色です。

シラカバからダケカンバになり、どんどん登っていきます。

登山道の横には

イワカガミとオウレン

ピンク色のイワカガミと白いミツバオウレンがたくさんあちこちで咲いていました。

根子岳手前

林が終わり、笹原の中を根子岳へ登っていきます。

根子岳山頂

登り始めて約2時間で根子岳山頂に着きました。2207mの山頂ですが、残念ながらガスで四阿山や他の山は見えません。

ここで軽く食事をして四阿山へ向かいます。

途中の岩場で見た2つ目の桜

ミネザクラ

ミネザクラです。ここから先でもかなり咲いていました。

鞍部へ下り、四阿山へ登る針葉樹林の中でついに・・・

雨が降り始めました。残念ですが雨具を付けて再度登り始めます。

ついに雨が

ガスも出てきて視界があまり利きません。

根子岳から1時間半ほどで四阿山へ到着です。展望が利かないのでそそくさと下り始めました。

四阿山を下る

展望がないのは残念ですが、足元の花は大変多く、ヒメイチゲ、コヨウラクツツジ、ミネザクラ、イワカガミ、ミツバオウレン、ミヤマキンバイなど多彩です。

ここからは1つ南側の尾根を通り、中四阿・小四阿を経て菅平牧場へ向かいます。

麓のダケカンバ林に差し掛かりました。とにかく驚いたのは

どこまでも続くレンゲツツジ

歩いても歩いても、どこまでも続くレンゲツツジです。花のピーク時期と重なって、それは夢のような空間でした。こんなにたくさんレンゲツツジを見たことはありません。

牧場の横を通って車道に出ました。ゴールは目前です。

四阿山と根子岳

今まで見えなかった根子岳と四阿山の頂上がようやく少し見えました。

全行程7時間あまりでゴール地点の菅平牧場の駐車場に到着しました。本当にお疲れ様でした!


とにかく花の多い素晴らしい山でした。
新幹線を使ったので10時に登山を開始することができ、17時に下りることができました。帰りはゆっくり温泉に入って渋滞知らずの新幹線でラクラク東京へ戻ることができました。

少し値段が高いですが、それだけの価値があるツアーです。いつもこのブログを読んでくださっている皆様、四季折々の花と大展望を見に行きませんか?




道志の高峰・今倉山ツアー(2013.6.11)

台風が北上しています。お天気が気になる中、道志の高峰・今倉山から二十六夜山ツアーに行ってきました。

登山口の道坂トンネルに着いたときは曇り空。幸いなことに雨は降っていませんが、山の上の方はガスが出ています。トンネルの横から登山開始です。

道志の山は交通の便が悪いですが、歩きやすい道が多く助かります。今倉山へ登る道も傾斜はそれなりにありますが、浮き石や道のえぐれなどがないので、ゆっくり花を見ながら登ることができます。

ヤマツツジ咲く道

ヤマツツジはちょうど見頃でしたし、ツクバネウツギやカマツカなどもかなり咲いていました。

今倉山東峰

登り始めてから1時間半ほどで今倉山東峰(1470m)に着きました。相変わらず地面は乾いています。
この辺りからブナが出始めます。

各地で鹿による食害が深刻な事態となっていますが、ここでは食痕は少しあるものの大したことはなく、豊富な草花が見られます。

ヤグルマソウ

これはヤグルマソウ。するすると花茎が伸びつぼみが付いているのが見えます。
ヤブレガサを巨大にしたようなヤマタイミンガサもあちこちで群落を作っていました。

ツクバネウツギ

ツクバネウツギは白い花、黄色っぽい花と色彩に変異があり楽しいです。

クサタチバナ

黒岳にもたくさんあったクサタチバナはここでも健在で、こちらの標高が少し低い分開花が進んでいました。

赤岩にて

東峰から約1時間で赤岩に到着しました。ここは素晴らしい展望台なのですが、

赤岩から

ガスで何も見えません。富士山を見たような気になって昼ご飯です。

ここからブナやミズナラの素晴らしい森を歩き

二十六夜山

約1時間で、二十六夜待ちで有名な二十六夜山に到着です。山頂に彫り込まれた立派な山名板が立っていました。

二十六夜山が花の百名山に指定されるベースとなったエイザンスミレは、大きな夏葉を付けていて花の時期には想像できないような姿でした。

サルナシの花がたくさん落ちているジグザグの急な山道を下り、冷たい仙人水で顔を洗って、最後に

矢名沢

矢名沢にかかる橋を渡り、全員無事下山場所の芭蕉月待ちの湯に到着しました。

最後まで雨に当たらずに済みました。本当に良かった。

温泉から出てバスに乗り込む直前にザッと雨が降り出しました。

みなさま、お疲れ様でした!

花盛りの入笠山(2013.6.10)

空梅雨かと思っていたら、南海上で台風が発生して北上しています。

今週はこの台風の影響を受けそうな感じです。

それでもこの日(6/10)は良い天気。信州の入笠山へ行ってきました。

ゴンドラ

ゴンドラを使って向かいます。これで標高差を750mも稼げてラクラクです。

ゴンドラを下りれば標高1770m。大変涼しいです。

しばらく行くと入笠湿原に着きます。

入笠湿原

美しいシラカバの林に木道が設置されていて、気軽に湿原を楽しむことができます。

この日は何といっても

ズミの花園

ズミの白い花が見事でした。湿ったところには

クリンソウ

サクラソウの仲間、クリンソウがきれいです。

ここから次の湿原に向かう途中の湿地にはニリンソウの仲間の

サンリンソウ

サンリンソウと、シロバナノヘビイチゴ、ヤマハタザオなどがあちこちで白い花を咲かせています。

T字路横の湿原


次の湿原に来ました。入笠湿原もそうですが、湿原の周囲にネットが張られていて、出入り口をスライドするようになっています。ここでも鹿の被害が深刻なのですね。

ここにも花は多く

ツマトリソウ

ツマトリソウと

スズラン

スズラン、そして植栽なのかサクラソウもきれいな花を咲かせていました。

ここからそのまま山頂へ向かいます。

レンゲツツジ

レンゲツツジはほとんどつぼみでしたが、中にはその大きな花を開け始めている株もありました。一斉に咲くとにぎやかになるでしょう。

入笠山頂

入笠山頂に着きました。この山はお天気さえ良ければ360°のさえぎるもののない展望が得られ、この日も少し雲に隠されていましたが、南アルプス、中央アルプス、八ヶ岳、諏訪湖などをほとんど見ることが出来ました。

山頂からは別の道を通って下り、大阿原湿原へ向かいます。

ウワミズザクラ

途中でウワミズザクラの花を見ました。平地では4月20日頃に満開でしたので、ここは2ヶ月弱遅いですね。

このコースはあちこちでズミの花が見られましたが、大阿原湿原原にも多いです。

エゾノコリンゴ

それに真っ白い花をしたエゾノコリンゴが美しく、ズミと同じ場所で咲いていました。両者はよく似ていますが、花はエゾノコリンゴの方が白くてやや大きく、つぼみが真っ白(ズミはピンク色)です。

大阿原湿原には木道が掛けられていて、一周できるように作られています。湿地沿いにはサンリンソウと

ミツバオウレン

ミツバオウレンが清楚な花を付けていました。

この後はもとに戻り、ゴンドラに乗って下山開始です。

さきほどより雲が上がってきて

八ヶ岳

八ヶ岳の主峰赤岳も見えてきて良かったです。

一部の花だけをご紹介しましたが、ここに掲載していない花は多く、さすがに入笠山は花の山だと思いました。

ネットを張らないと食害されてしまうのは残念ですが、地元の人が大事に保護しているのがよくわかります。

満足して帰ってきました。

入笠山ツアーは6月下旬に2回(もしかすると3回)催行されます。詳しくは こちら をごご覧ください。

よろしくお願いいたします。


2回目の黒岳ツアー(2013.6.9)

2回目は6月9日。平年の梅雨入りに近い日です。

幸いなことにこの日もお天気です。山に行かない日だけ雨が降って入れれば、と都合の良いことを考えています。

さてこの日も天下茶屋をスタート。6日より気温が高いですが、富士山はよく見えます。

ヤマツツジ

日に日に美しくなるヤマツツジを見ながら登ります。

お客様が森の上にカメラを向けて撮影されていたので、私も撮りました。

林冠

カエデ類が多いようです。緑がまぶしいですね。

エゾハルゼミの鳴き声は6日よりさらにパワーアップ。この間、羽化した個体が多いのでしょう。

林に中には

きれいな花

クサタチバナなどの草花が咲いていて、思わず写真を撮りたくなります。

河口湖と富士山

林が切れたところからは富士山と河口湖がばっちり。

その横には

ミヤマザクラ

ミヤマザクラが美しく咲いていました。

お昼頃、旧御坂峠に到着。この日もここでお弁当です。

旧御坂峠

広くてゆっくりとご飯を食べるのには最適な場所です。

その原っぱには

キンポウゲ

てかてか光るキンポウゲの花がいっぱい咲いていました。

その後、黒岳山頂に向けて出発。約1時間で黒岳山頂に着きました。展望がないので、この日も2~3分離れた場所にある展望台に直行です。

展望台から

眼下に河口湖を望める良い展望台なのですが、この日も残念ながら富士山は見えませんでした。

縦走路に戻り、スズラン峠に向けて下りていきます。

ユキザサ

この日はユキザサが花として最も見頃だったでしょう。

黒岳から1時間ちょっとでスズラン群生地に着きました。

スズラン群生地

白樺林にスズランは良い雰囲気を醸し出しています。

そのスズランは

スズラン

まだかろうじて咲いていましたが、花の色が変色していたのがたくさんありました。


2回目の黒岳ツアーが終了しました。今度は夏に3回ほど実施する予定です。

レンゲショウマなど夏の花を見に行きませんか?



黒岳ツアー(2013.6.6)

相変わらず梅雨の中休み?が続いています。

この日は夜から珍しく雨が降るそうですが、どうでしょうか?

河口湖の北にある御坂山地の黒岳ツアーへ出かけました。下見記録は こちら です。

天下茶屋の裏にある太宰治の記念碑の横を通り登っていきます。

富士山

富士山が雲に隠されながらも見えています。ずいぶん雪が少なくなりました。

ヤマツツジ

ヤマツツジは見頃となり、新緑の中でひときわ目立ちます。

この日もっとも多かった花は

ツクバネウツギ1

ツクバネウツギ(衝羽根空木)です。萼の形から羽根衝きをするときの羽根(衝羽根)に似ていることと、花の形がウツギに似ていることから付いた名前ですが、ウツギの仲間ではありません。花の色は千差万別で

ツクバネウツギ2

こんな色やもっと赤っぽい花もありました。なかなか見応えがあります。

登り

薄日が指す程度で森の中は微風が通り、大変さわやかで登りやすい山です。

あちこちで大きなヤグルマソウが葉を広げていました。

森はかなり成熟していて

太いブナ

図太いブナやミズナラが林立しています。中には倒木もありそこには

ヒラタケ

立派なキノコ(ヒラタケ)が生えていました。

各地で鹿の食害が見られますが、ここの森は比較的被害が少なく、豊富な林床植生に恵まれています。

同じ山梨県内でも大きな差があることがわかってきました。

旧御坂峠

昼頃、旧御坂峠に着きました。ランチタイムです。弁当を広げるのに十分な空間があり気持ちの良い場所です。

ここにはその昔茶屋があったようですが、今は廃屋になっています。

食後、黒岳に向けて登り始めました。あちこちで

クサタチバナ

クサタチバナが咲いていました。この花はミカンの仲間のタチバナに花が似ているから付けられた名前ですが、本当に似ています。きれいですが有毒の植物なので要注意です。

お客様に教えてもらった

サラサドウダン

サラサドウダンも見頃です。この花の色はずいぶん薄いですね。

花を見ながらゆっくり登り、1時間程度で黒岳山頂に到着です。山頂は展望が利かないので、少し離れた展望台を往復しました。富士山は隠れていて見えませんでしたが、眼下の河口湖や十ニヶ岳方面の山々を望むことができました。

山頂に戻って小休止です。

ヘビノボラズ

ヘビノボラズが目一杯花やつぼみを付けていて壮観でした。

ここからスズラン峠に下る斜面にも花は多く、ユキザサやクサタチバナ、そして

ルイヨウボタン

ルイヨウボタンがいっぱいでした。

森の中の歩きやすい道を下り、舗装された車道を歩いて、山頂から1時間あまりでスズラン群生地に到着しました。

群生地には

スズラン群生地

アカマツやシラカバの林の中に

スズラン

可憐なスズランが咲き残っていました。

群生地横で待つバスに乗り、渋滞もなくスイスイと走って新宿に早い時間に帰着しました。


今日のコースはずっと素晴らしい森の中を歩きます。立派なブナやミズナラの森があり、登山道は大変歩きやすくてゆっくり自然に浸りながら歩くのに最適です。

6月9日にも2回目のツアーがありますし、夏の花を見るツアーも8月に3回(6日、17日、19日)計画されています。夏にはレンゲショウマやクガイソウなどが咲き乱れることでしょう。









日本百名山・四阿山と花の百名山・根子岳(2013.6.4)

梅雨入りはしましたが、ほとんど雨が降りません。今頃、気象予報を担当している人は後悔しているかも知れません。この先もしばらくまとまった雨が降らないそうです。山に行くにはありがたいのですが・・・。

今年は6月から9月までの四阿山と根子岳のツアーを担当することになり、その下見に行ってきました。少々長いですがご報告いたします。

この日は素晴らしい天気に恵まれました。梅雨とは思えないくらいからっとしていて、ツアー本番に取っておきたいくらい気持ちの良い日です。

菅平牧場を基点にして、根子岳→四阿山→菅平牧場の周回コースです。根子岳は花の百名山、四阿山は日本百名山。2つの著名な山を巡る贅沢なコースです。

菅平牧場

菅平牧場をスタートしました。ズミの花が咲き始めていました。ズミはコリンゴとも呼ばれますが、実はおいしくありません。あちこちからカッコウの鳴き声が聞こえてきます。カッコウは草原性の鳥なので、草原環境が減っている現在では、ここ菅平は重要な生息地になっているのでしょう。

日当たりの良い場所では

フデリンドウ

フデリンドウや

ショウジョウバカマ

ショウジョウバカマ、そしてイワカガミが咲いています。

シラカバ林の新緑

シラカバ林に入りました。新緑がまぶしく、樹皮の白さがひときわ目立ちます。

そしてその林床には私の大好きな

ムラサキヤシオ

ムラサキヤシオの花があちこちで見られました。

根子岳の西斜面はなだらかで、昔から牧場として使われていたのでしょう。牧場の上の方は笹原が広がっています。

菅平と北アルプス

そのため大変眺めが良く、北アルプスが屏風のように広がっているのが望めます。

所々でシラカバやダケカンバの林が広がっていて、一部で樹林化が進んでいるのがわかります。このまま放置すれば、長い年月を経てやがて森林になっていくでしょう。しかし、根子岳に花が多いのは草原だからです。このまま放置するのが良いのかは、関係者がこれから決めていかなければなりません。

後立山

それにしても北アルプスは大変美しかったです。この写真は後立山連峰で、左に双耳峰の鹿島槍、右に白馬3山が見えています。

ミネザクラと北アルプス

あちこちでミネザクラ(タカネザクラ)が美しく咲いていました。

やがて

根子岳山頂直下

根子岳山頂が見えてきました。遮るものがありません。

登り始めて2時間弱で根子岳山頂に着きました。

根子岳より志賀高原

北東方面には志賀高原の山々が望めます。中央が横手山、その左に岩菅山や笠ヶ岳、そして写真には写っていませんが、右には白根山や本白根山が見えています。遠くには苗場山や谷川連峰まで見えているようです。

しばし休息して四阿山へ向かいます。

根子岳より四阿山

四阿山はどっしりとした山で、北西側は黒っぽい針葉樹林で覆われています。根子岳とは全く様相が違いますね。

根子岳の反対側(東面)はというと、

根子岳東面

実は西面とは想像も出来ない荒々しさです。その昔火山であったことがよくわかりますね。

四阿山との鞍部に出ていよいよ四阿山への登りです。暗い針葉樹林の中を進みます。

四阿山北西面

まだ雪が残っていました。北西側という斜面の向きと、深い森林のため日当たりが悪いからでしょう。
キクイタダキのさえずりが聞こえてきました。コメツガ、シラビソなどの暗い森を好む鳥なので納得です。

ようやく暗い森の中の急登が終わった頃、突然目の前に

カモシカ

カモシカが現れました。しばらくにらめっこしていましたが、小走りに森の中へ消えました。

四阿山

四阿山の山頂が見えてきました。この辺りは眺めが良く、南西の方には

浅間山群

左の浅間山や、黒斑山、篭ノ登山、写真に写っていませんが湯ノ丸山などが一望です。

遠くには八ヶ岳や蓼科山、妙義山や榛名山まで本当に良く見えます。

ミネザクラ

ミネザクラはあちこちでその美しい花を開いており、つぼみやまだ葉を開いていない株もたくさんありました。

根子岳の方を振り返ると

根子岳南東面

この写真の右が根子岳で、草原状になっています。荒々しい箇所はほんの少しですね。

四阿山山頂神社

根子岳より1時間半ほどで四阿山の山頂に着きました。祠の前で無事に下山できるようお祈りです。

山頂からは360°の展望が利き

浅間山

浅間山の眺めが最高です。

大展望を堪能した後、別のルートを通って下山します。

ミヤマキンバイ

植生がない荒れた場所にはミヤマキンバイが咲き始めていました。少し下ると

ハイマツ

ハイマツの群落です。標高2300m位の山ですが、高山でみる植物が見られます。下山コースは石がごろごろしている場所が多く、森はほとんどありません。

中四阿山

この辺りは中四阿山です。尾根状の小高い小ピークです。人が岩の上に座っているのがわかりますか?

根子岳はというと

根子岳南面

こんな感じです。

次第に標高を下げていくと開花が進み

イワカガミ

イワカガミと

オオカメノキ

オオカメノキがきれいです。

もうじき咲きそうな植物は

ズミのつぼみ

赤いズミのつぼみと(背後の丸い山は湯ノ丸山)

レンゲツツジつぼみ

あちこちでたくさんあったレンゲツツジのつぼみです。

これが咲き出すと壮観でしょう。

四阿山の山頂から2時間半ほどで

ゴール

無事下山です。

このコースは変化があるし眺めが良いし、何より初夏から初秋まで花が多いです。歩き応えも十分です。

クラブツーリズムでは以下の日程で都内および埼玉県内よりツアーが行われます(全て私が担当します)。

日本百名山と花の百名山をはしごする、この贅沢ツアーにぜひご参加ください。

6月15日(土)、17日(月)
7月1日(月)、13日(土)
8月4日(日)、7日(水)
9月8日(日)、11日(水)

詳細は こちら をご覧ください。



2回目の檜洞丸ツアー(2013.6.2)

天気の週間予報は2日前までずっと雨。前夜でようやく曇の予報に変わり、もしかしたら降られずに済むかなぁ、と思って2回目の檜洞丸ツアーに行きました。

ところが予想に反して道中から富士山が見えたり、大山にかかっていたガスが上がってきたりして、嬉しい誤算です。

この日は日曜日とあって西丹沢自然教室にはハイカーが多く、遭難防止の呼びかけで県警のパトカーもいました。

登山開始

さあいよいよ登山開始です。空は晴れ上がり大変さわやかな風が吹き抜けています。下見から1ヶ月経ち、みどりはだいぶ濃くなりました。

ゴーラ沢出合

約1時間で沢の出合に到着です。白っぽい花崗岩がごろごろと堆積しています。

ツツジ新道を登り、さらに約1時間で展望園地着。ここで行動食を取ります。

展望園地より

その方向の木が伐採してあって富士山が良く望めました。雨の中の登山を想像していたので、富士山が見られるとは何て嬉しいのでしょう。

ここからさらに1時間で稜線に出ました。この辺りにはまだ

シロヤシオ

シロヤシオと

トウゴク

トウゴクミツバツツジが咲き残っていました。良かった。

木道

山頂直下にはブナやヒメシャラの間に植生保護のための木道が敷かれています。

その周囲は鹿の食べないバイケイソウやマルバダケブキだらけです。ツツジ新道の笹もずいぶん鹿に食べられて枯れ、見通しが良くなっていました。

歩き始めて3時間40分で

檜洞丸山頂

檜洞丸山頂に着きました。蛭ヶ岳や御正体山など遠くの山の遠望もできます。

しばし休憩後、下山開始です。

石棚山稜

太いブナとその下のシロヤシオが続く石棚山稜は、石棚山まではとても気持ちの良い尾根道が続きます。道の至る所にクワガタソウが咲いていました。

しかし石棚山を過ぎると道は一変。尾根は狭くなりアップダウンのきつい道となります。そして板小屋沢の頭を過ぎると益々悪路となり

えぐれた道

雨でえぐれた道が延々と続きウンザリします。もういいかげんにしてくれ、と思うようになったらようやく沢沿いにおり、しばらく沢に沿って歩いて

無事下山

バスが待つ車道手前の橋を渡りました。

下山は3時間50分かかり、登りより長かったです。

いやー、本当にお疲れ様でした。


檜洞丸ツアーの下見(5/4)記録は こちら
1回目のツアー(5/24)は こちら
に記録がありますので、是非ご覧ください。みどりの変化がわかりますよ。






プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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