山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

沼津アルプスツアー1回目(2014.1.30)

沼津市南部、海沿いにいくつもの山が列状に連なっているところがあります。

地元から愛される山、沼津アルプスです。岩崎元郎さんの新日本百名山にも指定されている、最近では有名な山並みです。

標高が400mに満たない低山ですが、アップダウンが激しいためアルプスの名前を付けられました。

今回は、大平山・鷲頭山・志下山・徳倉山を縦走するツアーです。

稜線への登り

海沿いの多比という集落から大平山・鷲頭山間の稜線に向けて急な斜面を登っていきます。

小1時間で稜線に出ました。予定ではここから大平山を往復することになっていましたが、昼過ぎから雨になるという予報のため割愛し、直接鷲頭山へ向かうことにしました。

やせた尾根

尾根は次第にやせてきて

ウバメガシ林

岩場となり、ウバメガシが岩にはいつくばって生えています。こんな場所が好きなのか純林を形成しています。

トラバース気味にやや急な斜面を登ると

鷲頭山

鷲頭山に到着しました。ここでランチタイムです。

昼食後下山を開始しようとしたら雨が降り出しました。

急な下り

小鷲頭山からの急斜面は雨でないことを祈っていましたが、少し濡れてきたので慎重に下ります。

雨中の縦走

次第にガスがかかってきて展望もなくなり、残念です。

でもこのコースは変化に富み植生も豊か。樹木や木の実の話などして歩きました。

雨が次第に勢いを増してきたので、急斜面の徳倉山の往復は割愛して下山口である香貫台に下りました。


ご参加された皆様、後半は雨でしたがご苦労様でした。そしてありがとうございました。

このコースのツアーは2月1日(キャンセル待ち)、2月8日にも予定されています。

8日(土)は残席がたくさんありますので、皆様のご参加をお待ちしております。

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2回目の玄岳ツアー(2014.1.28)

早くも1月があと数日で終わりですが、今年は太平洋側で雪がほとんど降っていません。もちろん雪のシーズンはこれからですが、ツアーに行く上で雪は傷害となるので、今まで無かったことは幸いでした。

今日も熱海近くの玄岳ツアーです。天気はよいのですが南風が強く気になります。

登山口

急な舗装道路を登り切ると登山口があり、ここから山道となります。

登りやすい道を登っていくと登山口から1時間半で、東側の展望が利くところまでやってきました。

展望台からの大海原

相模湾の大海原が広がっています 真鶴半島や伊豆大島、房総半島などがかなりはっきりと見えています。

途中ですれ違った人から山頂の風のすごさを聞いていたので、ここで昼ご飯を食べることにしました。

展望台

時折風は吹きますが、それほど強くはないし、お日様はぽかぽか日が当たっているので、とても快適なランチタイムでした。

ここから少し登ると

玄岳直下

青空の中に真っ白い富士山が現れました

それから程なくすると

玄岳山頂

玄岳山頂に到着です。相模湾、駿河湾、天城山、箱根、愛鷹連峰、沼津アルプス、達磨山なと360度の眺望です

風が強いので写真を一通り撮ったら函南側に下山を始めました。

伊豆スカイラインと箱根

眼下に伊豆スカイラインが箱根方面へ延びていて、道路の横に池が浮かんでいます。

笹の生い茂った急な斜面を下るとそこには

氷ヶ池

その昔、氷を切り出したという氷ヶ池が見えてきました。池の畔まで来ると

氷ヶ池と富士山

富士山と池をバックに記念写真です。1ヶ月前に来たときよりずいぶん水が少なくなっていました。

氷ヶ池を過ぎてしばらく行くと道は人工林の中に入り、展望が利かなくなりましたが、

丹那断層公園

1時間半ほどで丹那断層公園に着きました。

そこには今日お世話になった群馬清和交通の青いバスが駐車場に待機していました。

このあとに入って新宿への帰路に付きました。

ご参加された皆様、ありがとうございました。





山旅会・月居山&袋田の滝ツアー(2014.1.21)

大寒を過ぎここから立春までが1年で最も寒い時期です。

日本三大瀑布の袋田の滝が凍っている期待を込めて、山旅会でツアーに出かけました。

大子町は茨城県の最北にあり、福島県境に近い町です。

まずは袋田の滝の横にある月居山に登ります。

下見の報告 でも書きましたが、この山は双耳峰でこれを2こぶラクダに喩えると、こぶの間に月が居座って見えたことがこの山名の由来だそうです。

鞍部にて

ちょうどその場所(鞍部)までやって来ました。

まずはその1つ(後山)に登ります。

後山への登り

距離は短いのですが傾斜が急で、こんなロープ箇所がいくつかあります。幸い、道は乾いていて登りやすかったです。

一登りすると

後山山頂

月居山の後山山頂に到着しました。ここに三角点があります。かつての月居城の跡だという立派な石碑が立っていました。

北よりの風が遮られて山頂はぽかぽか 暖かくて良い日です。

でもせっかく凍った氷瀑が解けてしまうんではないか、という不安も

後山を下り次は前山に登っていきます。

鞍部のすぐ上に月居観音の鐘と観音堂の建物があり、お堂に立つと

月居観音からの景観

袋田の町が眼下に広がって良い眺めです。何と1200年も前からここを使っていたというので驚きです。

この辺りから急な石段が始まります。前山山頂までは急な登り、そして山頂の後は急降下です。特に急なところには手すりがあるので良いのですが、雪が降って凍ったりすると少し怖い道です。

前方の生瀬富士を見ながら下っていくと、大きな音が聞こえてきました。

眼下には東の方から西の方へ向かって半分凍った川(滝川)が流れていて、その一角に

生瀬の滝

生瀬の滝が姿を現しました。この滝は袋田の滝の上流にあります。半ば凍っているのがおわかりになるでしょう。

更に進むと

袋田の滝最上部

4段ある袋田の滝の最上段が現れました

ものすごい迫力です

ついに山を下りて滝の真横の吊り橋までやって来ました。

吊り橋にて

どひゃーー、という感じです。8割くらい凍っているように見えます。

観瀑台に入ると

袋田の滝最下部

滝のすぐ近くで見ることができます。ほとんど結氷していますが、少し水が流れているのがまたよくて、最高のタイミングに出くわすことができました。ラッキー!!

5年前に出来たエレベータを使い、滝の上から眺めると

観瀑台より

上半分のパノラマがご覧になれるでしょう。

みなさん、大満足で観瀑台をあとにして、この後袋田温泉・関所の湯で暖まりまり、一路上野へ向かいました。


今回のツアーは滝の氷結したタイミングにぴったり合って、素晴らしい滝を眺めることができました。そしてその前に登った月居山からは、滝の周囲がパノラマのように見え、鳥になったように名瀑を立体的に楽しむことができました。

今度は別の季節に来てみたいと思いました。

ご参加された皆様、ありがとうございました。


沼津アルプス3山(2014.1.20)

沼津市の南部、海沿いに連続する山々があります。最高でも400m足らずですが、アップダウンがきついため沼津アルプスと呼ばれています。

沼津アルプスは大平山、鷲頭山、徳倉山、横山、香貫山の5山からなり、今回は標高の高い最初の3山を縦走します。

海沿いの多比という町から登り始めます。やや急な舗装道路を登っていくとやがて山道となります。

大平山への登り

スイセンが満開で素敵な香りが漂っています。

稜線に出てしばらく行くと

富士山

どーんと富士山が見えました。眼下には沼津の町が広がっています。

そして更に急な道を登っていくと、登山口より約1時間で

大平山山頂

最初の山・大平山(356m)に到着です。この山からはあまり展望が良くありません。

来た道を途中まで戻り、今度は2番目の山で最高峰の鷲頭山へ進みます。

ウバメガシ林

狭い尾根にはくねくね曲がった木ばかりの林になりました。この木はウバメガシといい、昔焼いて炭にし燃料とした木です。こんな痩せ地に生える木は、大抵は他の植物との競争に勝てない弱い木です。

ウバメガシの炭は良炭として知られ、備長炭の名前で売られています。ここ沼津はウバメガシの北限・東限に位置するとのことです。

痩せた尾根を越え、トラバース気味に急な道を登っていくと、大平山から約1時間で鷲頭山山頂(392m)に到着しました。山頂からは海の方がよく見え

鷲頭山山頂

小さな祠もありました。

鷲頭山から大平山

今来た道を振り返ると円錐形の大平山と、その先の奥沼津アルプスの山々、そしてはるか遠くに東伊豆の山を望むことができました。

ここから約10分で

小鷲頭山山頂

小鷲頭山に着きました。ここからの方が鷲頭山からより眺めが良く、富士山も見ることができました。

小鷲頭山を過ぎると道は急降下の連続で

ロープ道

あちこちでロープがかけられています。

下りきったところが志下峠。そこから志下山へ登り返します。

海の展望台

この付近は海の眺めが良くて実に気持ちの良い縦走路です。

木の実もたくさんあり、サルトリイバラ、ノイバラ、クロミノニシゴリ、トベラなどが次から次へと見られました。

鷲頭山を振り返る

後ろを振り返ると鷲頭山と小鷲頭山が険しく屹立しています。

前方には

縦走路から富士山

名前のないピークの横に富士山が覗いています。

アップダウンを繰り返し、最後の急な坂を登り切るとついに3つ目の山

徳倉山山頂

徳倉山(256m)に着きました。ここまでなかなか歩き応えがある縦走路でした。

徳倉山の急坂を下りジグザグ道を下ります。

キチジョウソウ

キチジョウソウの美しい実が輝いている横を通り抜け、香貫台入口まで下山しました。

鷲頭山から2時間あまりの行程でした。

とても歩き応えがあるコースですが、変化に富み景色も良く木の実もたくさんある楽しい山行でした。


このコースは1月30日(催行決定)、2月1日(催行決定)、2月8日、2月11日にツアーが予定されています。

詳しくは こちら をご覧ください。


房総高宕山・お汁粉ツアー(2014.1.17)

1年で最も寒い季節を迎えました。山では遠くの景色がよく見えますが、山の上ではじっとしていると寒くなってきます。

こういうときは暖かいものが欲しくなるので、山中でお汁粉を食べることも楽しみの1つにした(それがメインという意見もあり)ツアーに出かけました。

行き先は房総半島の高宕山です。標高は300mちょっとしかありませんが、谷は深くて登山道の脇が切れ落ちているような場所があちこちにあり気が抜けないコースです。

登山口

君津の町からずいぶん奥に入った植畑上郷という集落に登山口があります。ここに来るまでは田園風景が広がっていて実にのどかな場所です。

雪が残る道

2日前に降った雪が少し残っていました。山の上の方で雪が無いことを祈ります。

石射太郎

石射太郎山のすぐ横にある展望台までやって来ました。背後にある石射太郎山は岩山で危険なため登山禁止です。

この展望台からはこれから行く

高宕山と八良塚

高宕山(中央やや右側のピーク)とこの付近の最高峰八良塚(左のピーク)が遠望されました。

この頃雪がパラパラ降ってきておやっ!と思いましたが、すぐに止んで晴れてきました。

高宕山縦走コースからは

石射太郎遠望

かっこいい石射太郎山が立派な眺めです!

アップダウンの少ない歩きやすい道を進むと突然

長い階段

狛犬と仁王様の間に長い長い階段が現れました。これを登り切ると昼食場所の高宕観音に到着です。ここまで歩き始めて2時間弱です。

観音様の横に陣取らせていただいて、鍋を取り出してお汁粉作りに励みました(すみません、写真はありません)。お一人様あたりの量は十分ではありませんが、全員にお汁粉を食べていただきました。いやー、お粗末様でした。

お汁粉作りに添乗員の蓬田さんとお客様にすっかりお世話になりました。お新香など差し入れもいただき感謝感謝です。この場をお借りしてお礼申し上げます。

さて食後は高宕山登山です。ロープや階段はなるべく避けて、狭い山頂に2グループに分けて登りました。ようやく

高宕山山頂にて

山頂に到着すると、それはすごいすごい眺めでした。山というより大きな岩の上に立っているような感じです。スリル満点でした。

高宕山からは下山口に向けて進みます。

花はカンアオイだけでしたが、木の実はあちこちにたくさんあり、ミヤマシキミやフウトウカズラ、イイギリや、

カラタチバナ

百両とも呼ばれるカラタチバナ、そして

イズセンリョウ

イズセンリョウなども見つけることができました。

房総独特の粘土質で滑りやすい道を何とか切り抜け

お疲れ様でした

ほぼ予定通り下山場所である奥畑バス停近くで全員無事下山しました。

ご参加された皆様、ありがとうございました。



まるごとMt.Takaoツアー(2014.1.14)

クラブツーリズムの山旅会ではこの1月より高尾山周辺の山を、1年を通していろいろなコースを歩くツアー、まるごとMt.Takaoシリーズが始まります。

その第1回目が14日にスタートしました。高尾山口駅を基点にして稲荷山コースを登って高尾山頂に行き、1号路を高尾山口駅まで下るという、最もオーソドックスなコースです。

この日も冷え込みはきつかったですが、お天気は良く風がほとんど無かったので幸いでした。

稲荷山コースへ

稲荷山コースの最初は階段が続きます。北斜面にはカシワバハグマという植物の根元に氷の華、いやちっちゃな氷柱みたいな結晶が付いていました。クリスマスの日に下見をしたときはそれなりに大きかったのですが、次第に茎がぼろぼろになって水を吸い上げなくなり小さくなってきます。

ジャノヒゲ

あちこちで足元にはコバルトブルーのジャノヒゲの実が輝いていました。

都心方面

稲荷山からは都心方面がよく見えました。この写真にはスカイツリーが写っていますがおわかりになりますか?

山頂直下では

シモバシラ

シモバシラの根元に小さな氷の華が咲いていました! 少しは見られて良かったです。

高尾山頂

ちょうどお昼頃高尾山頂に着きました。期待していた富士山は・・・

富士山は見えず

残念ながら見えません。丹沢や御坂などの山は全部見えていたのですが残念。

この後1号路を通って3時頃にケーブルの下の駅に到着して解散しました。

ご参加された皆様、ありがとうございました。


このコースを下見したときの結果と今後のまるごとMt.Takaoシリーズは こちら をご覧ください。3月までの計画が掲載されていますが、4月以降も現在企画検討が進んでいます。

四季を通して同じフィールドを歩くと自然の移り変わりが身体全体で身に付き、他の山へ行くときの楽しみも広がります。ぜひみなさん、ご参加ください!!


月居山と凍りかけた袋田の滝(2014.1.10)

ついに寒に入ってこれからしばらくは1年で最も寒い季節です。

この日は冷え込みがきつくて風も強く寒い1日です。

そんな日に茨城県の袋田の滝とそのすぐ横にある月居山(つきおれさん)に下見に行ってきました。

袋田温泉の辺りからみると

月居山遠望

月居山ははっきりとした双耳峰に見えます。右側が後山、左側が前山で、月居山は後山を指しています。

鞍部

その耳の真ん中(鞍部)にやって来ました。ここまで温泉から小1時間です。

最初に後山に登ります。山頂近くにはロープが数カ所あってそれなりの斜面を登っていくと

後山山頂

月居山に到着です。木々の葉が落ちているので眺めは良く、南側に奥久慈男体山を望むことができました。

一度鞍部に戻り今度は前山です。

月居観音

鞍部のすぐ上に月居観音が祭ってあり、ここからは

袋田の町

袋田の町が眼下によく見えます。

石の階段が連続し、前山を通過すると今度は急な下りが続きます。

いい加減に足がくたびれてくる頃、生瀬の滝と

袋田の滝最上部

袋田の滝の最上部が見えてきました。凄い音が轟いています。

一番下まで下り、5年くらい前にできた観瀑台に上ります。

袋田の滝最下部

袋田の滝の最下部は半分くらい凍っています。あまりに大きくてデジカメの視野いっぱいとなりました。

エレベータで

観瀑台

観瀑台の最上部まで行ってみると

袋田の滝全景

滝の全体を見ることができました。

凍りかけた滝はとても迫力があり、一見の価値がありました。

本番ではもっと凍っているかも知れません。


山旅会・月居山ツアーは1月21日に催行が決まっています。

詳しくは こちら をご覧ください。

南房総・高宕山(2014.1.7)

千葉県には南部に山がたくさんありますが、最高でも標高400mと低く丘陵が連なっています。

しかし雨が多いことと地質的なことにより谷が深く、部分的に険しい山域がかなりあります。

石射太郎山から高宕山に至るコースも、そんな房総らしさが見られます。

山旅会ツアーの下見のため、このコースを下見してきました。

登山口

君津市の東部、植畑の集落より登り始めます。高宕第一トンネルの手前に登山口があります。

20分あまりで稜線に出て、そこに石射太郎山があります。

石射太郎にて

この辺りは素晴らしい展望台となっていて、向こうに見えるのは高宕山(右)と八良塚(左)で、いずれも300mを越える山々です。

石射太郎山

石射太郎山はそのすぐ横にあって険しい山容を見せていますが、登山は禁止されています。

ここから高宕山に向けてスタートです。

トベラ

トベラが赤い実を付け、

カンアオイ

カンアオイが地味ーーーな花を開いています。葉っぱの間の地面からにょきっ出ているのが、これでも花なのです。

振り返ると

石射太郎を振り返る

岩山、つまり石射太郎山が目立っていますね。

石射太郎から約1時間で

高宕観音

高宕観音です。ここには霊像があって、奈良時代の行基菩薩の作だとされています。

観音から高宕山へ向かいます。程なくして

階段

階段や

山頂直下のロープ

ロープが取り付けられていて、

観音から15分ほどで

高宕山頂

高宕山頂に到着です。

山頂は大きな岩そのもので大変狭く、せいぜい10人くらいしか立つことが出来ません。

しかし眺めはぐるり360度で最高です。

高宕山頂からは奥畑バス停へ向かいました。

オニシバリ

ジンチョウゲの仲間のオニシバリがもうじき咲きそうな感じでした。

それなりにアップダウンがあり、ところどころで切れ落ちた箇所がありますが、1時間半ほどで

奥畑バス停

奥畑バス停に到着しました。

バス停の対面には大きな駐車場があり、ここでバスミートできることを確認して下見を終了いたしました。
 
石射太郎山~高宕山ツアーは1月17日に催行されます。 →こちらをご覧ください

このツアーは山の中でお汁粉を作って召し上がっていただきます。

お天気がよいことを期待したいと思います。



ニューイヤートレイルウォークin清里(2014.1.5-6)

この冬は寒いながら比較的穏やかな日が続いています。

新年早々、山旅会で八ヶ岳山麓の清里へニューイヤートレイルウォークとスターウォッチングのツアーに行ってきました。

今回のツアーはほとんど山登りをせず、言ってみれば麓で雪遊びをする初めての企画かも知れません。

期待と不安が交錯する中、上野・新宿を出発しました。

関東地方では曇っていましたが、甲府盆地の辺りから晴れてきて南アルプスや八ヶ岳がきれいに見えます。

日曜日にもかかわらず道路はスイスイ流れていてあっという間に清泉寮到着。ここからまず清泉寮の平坦なトレイルをのんびり歩きます。

スノートレイル

年末からお天気続きで雪が降っていないため、積雪は少なくトレイルは堅く踏みしめられた雪が氷のようになっていて少々歩きにくいです。

トレイルウォーク

普通の登山靴とスパッツ、そしてストックで自然を観察しながらのんびり歩きます。アイゼンは付けていません。

歩き出すと暑くなり、それ程厚着をせずに歩くことができます。それでも気温は低いので、

氷の結晶1

沢沿いには美しい氷の結晶が輝きを放っていました

この間、鹿が十数頭走り去るのを見たり、鹿が食べた笹や樹皮など、そしてツルウメモドキやズミなどの実を観察することが出来ました。

2時間ほどで1周して、その後はこの森に住むかわいいほ乳類のヤマネを保全するための施設であるヤマネミュージアム
に見学に行ったり、美味しいソフトクリームを食べたり、買い物をして過ごし、早々と本日の宿、清里高原ホテルに入りました。

1日目はこれで終わりではありません。次は夕日の観察です。

ホテルから15分くらい歩いたところにある展望台に向かいます。気温は氷点下になっています。

夕日の観察

展望台からは大変眺めが良く、遠く金峰山など奥秩父の山並み、南アルプス北部、赤岳と権現岳などが見渡せましたが、富士山の所だけ雲がかかっていました。

金峰山と甲武信ヶ岳

日が沈む直前、山々が薄いピンク色に染まりました

南の低空にある雲を気にしながらホテルへ戻りました。

そして夕食後、このホテルの屋上にある天文台の望遠鏡で木星を観察した後、外に出て星空観察です(写真はありません、あしからず)。

心配していた雲はなく、オリオン座や大犬座など、明るい星の多い冬の満天の星空をじっくりと楽しむことができました。

かくして1日目は終了です。

さて2日目となりました。この日もゆっくり朝を迎えるわけではなく、日の出前から同じ展望台に出発です。気温は-9度とギンギンに冷えています。

氷の結晶2

さてこの写真は何でしょう

空から見た流氷ではありません。車のフロントガラスに付いた氷の結晶です。

1つ1つが大変大きい上、みな違う形をしています。雪印マークばかりでは無いのですね。

そんな縛れる寒さの中、物好きな、いえ失礼、好奇心あふれるな皆さんと展望台へ向かいます。

朝の富士山

この日は幸いなことに富士山がばっちりで、あかね色に染まった空が美しいです。

赤岳

7時頃、ついにモルゲンローテが始まりました

赤岳がピンク色となり、

甲斐駒

甲斐駒もご覧の通り。

モルゲンローテ

みなさん、寒さを忘れて見入っています。

そしてついに

日の出

金峰山の方からご来光です。荘厳な瞬間で、手を合わせて拝んでいる方もいらっしゃいました。

実に感動的な瞬間を過ごした後、ホテルに戻りますが、

つるつる滑る道

凍った道は大変滑りやすく、一歩一歩気が抜けません。

さて、朝食後は再びトレイルウォーキングです。今度は天女山という丘みたいな山が目的地です。

天女山登山口

ここからスタートです。

天女山への登り

カラマツやアカマツ主体の道をゆっくりと登っていきます。

雪は所々消えて土が出ていますし、残っているところも踏み固められてこちこちです。あえて道を外して雪の中を歩いたりしながら

天女山山頂

天女山の山頂に到着です。お疲れ様でした。

幸い、この日もお天気に恵まれ、純白の八ヶ岳が青空に映えて見事です。ここからは

林道下り

車道を下ります。雪がない時期は車道歩きはいやなものですが、少し雪があると違います。

ノウサギの足跡

こんな動物の足跡が縦横にあって、どんな動物がどんな行動を取ったのか想像するのが実に楽しいです。ちなみにこの足跡はノウサギですが、この他にもネズミやシカ、タヌキなどたくさん見られました。

日当たりの良くないところはパウダースノーで、その上を歩くのは実に気持ちの良いものでした。

こうして2時間ほどのスノートレイルウォーキングが無事終了しました。

この後ツアーでは諏訪大社で初詣をして一路東京へ戻って無事2日間のツアーを終了いたしました。


ご参加された皆様、本当にありがとうございました。幸いお天気に恵まれ新しい企画も滞りなく終えることができました。皆様に感謝申し上げます。

なお、今回の添乗員の蓬田さんから素敵な氷の結晶の写真を2枚(縦長の写真)いただき、このトピックに掲載させていただきました。ありがとうございました。

玄岳ツアー(2014.1.4)

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

1月4日に熱海と函南の間にある玄岳に行ってきました。少しご報告が遅れたことをご容赦願います。

登山口はバス停「玄岳ハイクコース入口」。熱海郊外です。

最初は舗装道路の急登で高度を稼ぎます。

30分ほどで舗装道路が終わり山道となります。

落葉樹林の中の緩い登りをゆっくりと登っていきます。

玄岳山頂付近

登山開始から2時間ほどで、山頂が見える場所が近づいてきました。

山頂直前

あと一息! 眺めが素晴らしいです。

玄岳山頂

ついに山頂に着きました。とにかく360度の素晴らしい眺めです。

富士山と箱根

富士山に箱根。相模湾と駿河湾。そして富士山の南側には南アルプスや天城山もよく見えていました。

笹原を下る

しばし眺めとお弁当を楽しんだ後下山開始。

昼食後は山頂付近を覆う笹原から降下していきます。一部で急な坂があり、ちょっと苦労しました。

伊豆スカイラインを横切り更に下りていくと

氷ヶ池

昔ここから氷を切り出したという氷ヶ池に到着です。きれいな池ですが、絵になる富士山は残念ながら余りよく見えませんでした。

山頂から2時間半ほどでゴール地点の丹那断層公園に到着いたしました。

丹那断層

ここでストレッチをし、断層公園を見学。断層の展示をしてある場所では、地層の食い違いが明瞭に確認できて良かったです。

これにてツアーを終了いたしました。

新年早々、天気はまずまずで幸先の良いスタートを切ることが出来ました。

参加された皆様、ありがとうございました。





プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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