山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

栗駒山・焼石岳ツアー1回目(2014.6.23-24)

紅葉で有名な栗駒山、花の名山焼石岳の2つの山を訪れるツアーに出かけました。

どちらの山も「花の百名山」、そして「日本二百名山」に指定されています。

まず1日目は一ノ関からバスで

いわかがみ平

いわかがみ平へ到着し、ここからスタートし、変化に富んだ東栗駒コースを進みます。

サラサドウダン

このサラサドウダンやツマトリソウがたくさん咲いている低木林を行くと約1時間で新湯沢の渡渉点に差し掛かりました。

渡渉1

観光協会の話ではそれほど困難ではないと聞いていたのですが、雪解け水で増水していて渡渉はスリルがありました。

何とか切り抜けて進むと

栗駒山

東栗駒山付近から、これから登る栗駒山が大きく眺められました。

栗駒草原と呼ばれる花の多い場所にはイワイチョウ、イワカガミや

ヒナザクラ

ヒナザクラが所狭しと咲いていました。

栗駒山頂

この日は風が強く、栗駒山頂からはあまり展望が利かないとあって短時間の滞在で須川コースを下山開始します。

天狗平から北へ下り始めると次第に風が弱まり

ウラジロヨウラク

ウラジロヨウラクなどの花を眺める余裕が出てきました。

昭和湖

やがて昭和湖に到着です。この湖は昭和19年に噴火した時にできたもので、この辺りは硫黄臭がすごかったです。

草津白根山の湯釜のような、ミルクを流し込んだような湖水の色が印象的です。

雪渓を歩く

たっぷり残る雪を進み、

名残ヶ原

一面のワタスゲやイワイチョウが咲く湿原・名残ヶ原を通って

須川温泉

下山場所の須川温泉に到着しました。

この日はここから1時間ほどバスに揺られて上畑温泉に宿泊しました。


2日目は焼石岳に登ります。

バスで胆沢温泉まで行き、タクシーに乗り換えて中沼登山口へ向かいます。

焼石岳は栗駒山よりも奥が深く標高差もあるロングコースです。

中沼

登り始めて小1時間で中沼到着です。これから向かう豊富な残雪を抱えた山がよく見えます。

上沼

次に中沼より小さい上沼の横を進みます。この辺りは水が豊富で至る所に湿原ができていて

ミズバショウとリュウキンカ

ミズバショウやリュウキンカがどこにでも咲いています。

シラネアオイ

シラネアオイも

ハクサンチドリ

ハクサンチドリもたくさん。とにかく花が多い山です。

銀明水

登り始めて2時間半で、とてもおいしい水がこんこんと湧き出す銀明水に到着です。ここからは

大きな雪渓

とても大きな雪渓を登っていきます。今年は積雪がずいぶん多かったそうで、盛夏まで残りそうな雪渓です。

ミネザクラ

雪が解けたばかりの場所ではミネザクラが美しく咲いていました。

登り始めて約4時間で

姥石平

姥石平に着きました。チングルマやハクサンイチゲがお花畑を作っていて、その先に焼石岳を望むことができる別天地です。

ミヤマシオガマ

どきっとするような美しさのミヤマシオガマとヒナザクラ、ムシトリスミレ、ミヤマダイコンソウ、オオバキスミレ、ミヤマキンバイ、ハクサンチドリがびっしり。素晴らしい花の楽園です。

この後、焼石岳を往復し姥石平でランチを取った後

ランチ終了

下山開始です。雪解けが進んで

細くなった雪渓

細くなった雪渓を慎重に下り、全行程約9時間かかって中沼登山口に無事下山しました。


2日間、花の名山を訪れ、渡渉や雪渓歩きのスリルを味わい、ツアーが無事終了しました。

ご参加されたみなさま、大変お疲れ様でした。そしてありがとうございました。


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山旅会・滝子山(2014.6.21)

今年は梅雨入りしたかと思ったら大雨が降り、1週間ほど続いた後は中休みが続いています。

その1週間に予定されていた1回目の滝子山ツアーは沢の増水が心配されるため中止となりました。

今回はもともと計画されていた2回目のツアーです。

大月駅に集合してタクシーで登山口の道証(みちあかし)地蔵へ行き、そこからスタートです。電車で行って笹子駅から歩くのと比較して、1時間あまり、標高差にして200mあまりを省力化できて助かります。バスツアーだと桜公園からスタートなので、これと比較しても30分短縮できます。

さて今年の冬山梨県内は大雪の被害に遭いました。ここ滝子山も例外でなく、「すみ沢」を渡る最初の渡渉にある橋は

登りの渡渉

壊れかけていて増水すると危険な状態です。この日は水位が低かったので助かりました。

激しい倒木

川沿いの倒木もひどい状態で、迂回を余儀なくされます。

ここでもシカによる食害が目立ち、林床の草花は少なく笹の葉もかなり食べられていましたが、

フタリシズカ

フタリシズカはきらいなのか健在です。この他、ハシリドコロ、トリカブト、ヒトリシズカなどの葉や実もたくさんありました。

標高を上げるに従って林が美しくなり、

ブナ林

ブナやミズナラの林となってきました。森林内のギャップには

マタタビ

マタタビの花がびっしり。ヤマブドウやカマツカ、クリンソウの花も見ることができました。

13時頃山頂に到着です。残念ながらガスで何も見えません。山頂からの展望は素晴らしい山なのでとても残念です。

ヤマツツジが残る尾根道を初狩駅に向かって下山します。

サラサドウダン

あちこちでサラサドウダンの花が見事でした。

マメザクラ

これはマメザクラの実。(私には)とても甘くて美味しかったです。

滝子山からの下りは標高差1160mあるロングコース。

女坂を下る

その一角の女坂をジグザグに下っていきます。その後延々と下り

下りの渡渉

林道に出る手前で7~8回の渡渉を繰り返し、無事初狩駅へ到着してツアーを終了いたしました。

ご参加されたみなさま、大変ご苦労さまでした。そしてありがとうございました。

入笠山ツアー3回目(2014.6.20)

梅雨の中休みが続きます。今年の梅雨は極端で、梅雨入り直後の大雨の後は長い中休み。この後どうなるのでしょう?

入笠山へ3回目のツアーにでかけてきました。

入笠湿原のズミ

入笠湿原のズミはピークをやや過ぎていますが、まだ雪のように花を付けています。

湿原のレンゲツツジ

レンゲツツジの開花が進み、だいぶ賑やかになってきました。

クリンソウ

クリンソウも咲き進んでいます。

その時、後ろから賑やかな声が響いてきました。

遠足の子どもたち

お花畑に入った頃、小学生の団体が通り過ぎていきました。いやはや、とても賑やかでした。

お花畑

静かになったお花畑にはレンゲツツジの他

スズラン

スズランの花もあちこちでたくさん見られます。

お花畑を出て入笠山を登っていきます。

入笠山頂直下

山頂近くなると、八ヶ岳の眺めが良くなりました。ズミとレンゲツツジの花が紅白で大変美しかったです。

山頂
入笠山頂に着きました。この日もごった返しています。

ズミと甲斐駒

山頂横にあるズミの株の向こうに甲斐駒が見え隠れしていました。

八ヶ岳から蓼科山はばっちりです。中央アルプスははっきりとは見えません。

山頂から反対側に下山し、しばし車道を行きます。

サルオガセ

トロロコンブのようなサルオガセがあっちにもこっちにも引っかかっていて、とても幻想的です。

大阿原湿原に出て一周します。私の大好きな

テイ沢

テイ沢には苔むした石がゴロゴロしていて、とても神秘的な感じです。この湿原の春はズミもエゾノコリンゴも咲き、1年で最も輝く季節でしょう。

長い車道歩きの途中で

ベニバナイチヤクソウ

咲き始めたベニバナイチヤクソウが彩りを添えていました。

この後、ロープウェイ山頂駅まで歩き、ゴンドラで無事下山しました。

ご参加されたお客様、ありがとうございました。

根子岳・四阿山ツアー2回目(2014.6.17)

1回目から1日おいて2回目のツアーに出かけました。

1回目よりやや雲が多いようです。

牧場とレンゲツツジ

レンゲツツジはこの2日で更に開花が進みました。なかなか壮観です。

あずまや

あずまやで一休み。ここからは根子岳も四阿山も望むことができます。

下に広がるレンゲツツジの海がオレンジ色に輝いています。

ムラサキヤシオ

少し登れば、まだムラサキヤシオが健在です。この花の色は本当に素敵です。

イワカガミ

濃いピンク色のイワカガミは今が見頃。これが足元に続くと本当に見事です。

根子岳山頂

根子岳に着きました。空はどんよりしていて、遠くの山は見えにくいですが、四阿山ははっきり見えています。

2日前には山頂で休憩する人の他、コースを歩くハイカーがたくさんいて、すれ違い待ちで時間をだいぶ使いましたが、この日は出会う人がとても少なくて歩きやすかったです。

根子岳を下りる

菅平から根子岳に至る斜面はとても緩やかですが、山頂を越えると一変します。急峻な崖が迫り、迫力ある景観です。

上空を私の大好きなアマツバメがビュンビュン飛び、思わず「かっこいい!」と叫んでしまいました。

鞍部まで下った後、針葉樹林の急斜面を登り、標高2300m付近の平坦な場所に出ました。

オオシラビソの森

この辺りはオオシラビソやトウヒの森となっています。これが本来、この標高で見られる森なのです。根子岳には少ないのは、かつて大規模に伐採されたからでしょう。

ところでこの木の枝に注目して下さい。木の上の方は枝が斜め上に伸びていますが、下の方は斜め下に垂れ下がっています。なぜでしょう?

それは積雪と関係があります。雪が積もっているところでは枝が雪の重みで垂れ下がってしまうのです。つまり、垂れ下がった枝くらいまで積雪があったということです。

四阿山山頂

長い登りの末、やっと四阿山の山頂にたどり着きました。この山の山頂には長野県側と群馬県側に神社があって、その中間にも祠が安置されています。全ての祠にお参りをして下山するまでの安全を祈願しました。

四阿山から違う道を通って菅平牧場に下山します。

小四阿を望む

途中の道は樹木がまばらで、眺めが良いです。ということは晴れると日差しが強く、雷の時は怖い思いをします。1回目の時は日差しが強くて消耗しましたが、今回はこの写真に写っている小四阿の辺りで雷が2~3回来ましたが、それで収まりほっとしました。

シラカバ林を下る

標高が下がってくると再びレンゲツツジの海が広がります。本当に素晴らしいツツジの海でした。

渡渉

このコースで唯一の渡渉です。橋が老朽化していますが、そのすぐ横に飛び石が配置されていて、難なく渡ることができて良かったです。

予定より早めにゴールの菅平牧場に到着しました。

ご参加されたみなさま、ありがとうございました。


ちなみに、昨年は本ツアーを6回担当いたしました。

1回目と2回目の同じ日にも出かけていて、比較のためリンクを貼っておきます。

合わせてご覧ください。

2013年1回目(6月15日)のリンク

2013年2回目(6月17日)のリンク



根子岳・四阿山ツアー1回目(2014.6.15)

花の百名山・根子岳と日本百名山・四阿山を踏破するツアーを今年も担当することになり、1回目に出かけてきました。

素晴らしい天気となりました。この時期はレンゲツツジやミネザクラなどの花が楽しめる季節です。さてどんな山行となるでしょうか?

レンゲツツジと北アルプス

満開のレンゲツツジの中を進みます。お天気が良いので雪をいただいた北アルプスが屏風のように広がっています。

ムラサキヤシオ

鮮やかな色のムラサキヤシオの花もまだ健在です。雪解け直後に咲く花なので、遅くなるとこの花を楽しむことはできません。

イワカガミが花盛り

イワカガミがあちこちで大群落を作っていて、登りの疲れを癒してくれます。

根子岳

登り始めて約2時間で根子岳山頂に着きました。浅間山や八ヶ岳、乗鞍岳、横手山などがぐるりと見渡せてよい気分です。

根子岳から四阿山

根子岳からみる四阿山は、深い針葉樹林に覆われていることもあって実にどっしりしています。かっこいい!

根子岳を下る

なだらかな斜面だった登りの斜面と違って反対側の斜面は荒々しく切れ落ちていて、過去火山だったことがよくわかります。

ここから両側の展望を見ながらの縦走は実に爽快です。

鞍部まで下ってからが、このコースで最もきつい登りとなります。それでも針葉樹林の中なので涼しくて救われます。

根子岳を振り返る

振り返れば根子岳の笹に覆われた斜面が広がっています。

きつい登りを登り切ると平坦な斜面に出ました。ここからは後一歩です。

四阿山山頂付近

山頂が間近に見えてきました。

そして根子岳から約2時間で

四阿山山頂

ついに四阿山の山頂に到着です。やったー!

山頂でしばし眺めを楽しんだ後、別のコースを通って菅平牧場に無事下山しました。

夏至に近い直射日光は強く、やや消耗しましたが、全員無事下山しました。お疲れ様でした!

今回は、ここで示した花以外では、ミツバオウレン、ヒメイチゲ、オオカメノキ、コヨラクツツジ、アマドコロ、スズラン、アズマギク、フデリンドウ、キンポウゲ、ミツバツチグリ、ミヤマキンバイ、マイヅルソウ、ミヤマハンノキなど多数です。

ご参加いただいた19名のみなさま、ありがとうございました。

入笠山ツアー2回目(2014.6.14)

梅雨入り後、1週間あまり悪天が続きましたが、ようやく中休みとなってきました。

そんな矢先、入笠山2回目のツアーに出かけてきました。

好天になったのと雨が続いた後の土曜日とあって、中央高速も渋滞していましたし、入笠山ロープウェイも

大混雑のロープウェイ

乗車する人の列がかつてないほど長くなっています。

入笠湿原のズミ

前回、ほとんどつぼみだった入笠湿原のズミはずいぶん咲いていました。

レンゲツツジちらほら

レンゲツツジも湿原内でちらほら、ロープウェイの途中では満開のレンゲツツジも見られました。

クリンソウ群落

クリンソウも開花が進み、群落はご覧の通り賑やかになってきました。

お花畑では

お花畑のスズラン

スズランの花もたくさん見かけるようになり、今日のお客様は

スズランの撮影

撮影に熱心です。

行き交う人はとても多く、山頂では

山頂はすごい人

人でごったがえしています。こんなに多くの人を山頂で見たのは初めてです!

記念撮影も順番待ちの有様でした。

この後はいつものとおり

大阿原湿原

大阿原湿原に行くと、ズミより花が大きくて白いエゾノコリンゴも同時に咲いていて見事です。

ロープウェイの乗り場に戻る途中にあるビューポイントからは

ビューポイントからの八ヶ岳

八ヶ岳もご覧の通り。雲が徐々に上がっていき、すっかり晴れ上がりました。

東京では30°くらいまで気温が上がった日でしたが、ここ入笠山では少々強い西よりの風が吹き抜けて、とても涼しい快適な気候でした。

ロープウェイ上の駅で

ソフトクリーム

ここの名物であるルバーブソフトクリームをいただき、ハッピーな気分で帰路に付きました。

ご参加されたみなさま、ありがとうございました。


山旅会・平標山、仙ノ倉山ツアー(2014.6.11-12)

群馬県と新潟県の境にあって、谷川岳から西へ平標山まで延びる尾根を上越国境といいます。

その中でひときわ花が多い山である西端の平標山、そして最高峰仙ノ倉山を訪れるツアーに出かけました。

登山開始

三国峠下の駐車場から11時頃登山開始です。昔から使われていた街道なので、道が広くてとても歩きやすいです。

ガスがかかり時折霧雨が降るあいにくの天気の中を進みます。

タニウツギ

雪国の6月はこの花、タニウツギが楽しみです。太平洋側には白いウツギの仲間が目立つ時期ですが、多雪地ではウツギを見ることはなく、ほとんどピンク色のタニウツギです。

避難小屋

三国峠に着きました。ここには神社があり、避難小屋風な建物があったので使わせていただきました。とても立派な小屋です。

ここからは三国山へ登っていきます。

ウラジロヨウラク

ウラジロヨウラクがたくさん咲いていました。

三国山

7月にニッコウキスゲが咲く草原とガレ場を抜けて三国山に着きました。山頂には幸福の鐘があって、何人かで鳴らしました。

三国山から北方の三角山方面へ進みます。時折激しい風が吹いて低気圧の接近を予感します。

この尾根にはとても花が多く

ムラサキヤシオ

雪解け時期をピンクに彩るムラサキヤシオと

シラネアオイ

あちこちに咲いていた大輪のシラネアオイ

ベニサラサドウダン

紅色が濃いベニサラサドウダン

ツバメオモト

ツバメオモトや

アカモノ

アカモノ、そしてマイヅルソウ、イワカガミ、ミネカエデ、ウワミズザクラ、コヨウラクツツジ、オオカメノキ、ツマトリソウ、ゴゼンタチバナ、イワナシ、ミツバオウレンなど数え切れないほどの花が咲いていて、それは素晴らしい道です。

16時ちょっと前にこの日の宿泊地である平標山の家という山小屋に到着いたしました。

ありがたいことに、この日は私たちの貸切とさせていただき、お客様や小屋のご家族とたっぷりお話ができてとても楽し時間を過ごさせていただきました。本当にありがとうございました。


低気圧の接近で、夜は猛烈な嵐となって、強い雨が断続的に降りました。不安な気持ちで2日目の朝を迎えました。

相変わらずガスが深くて周りの山が全く見えません。風も強い状態が続いており、出発を躊躇してたところ、宿のご主人から出発を遅らせた方が良いというアドバイスをもらい、1時間くらい遅らせることにしました。

結果的にはそれが良く、風雨もだいぶ収まってきたので出発することにしました。

平標山までは約300mの登りで、木の階段が続いています。この道の両側にも花は多く

アズマシャクナゲ

アズマシャクナゲや

ショウジョウバカマとコシジオウレン

ショウジョウバカマとコシジオウレン(ミツバオウレンの花茎が褐色のタイプ)

ミネザクラ

ミネザクラなどが咲いていました。

小雨は相変わらず降っていますが風がそれほど強くないので、平標山から仙ノ倉山を往復することにしました。

この尾根は強風で知られ、特に南風の時は人が吹き飛ばされるほどものすごい風が吹くのだそうです。この日は幸いでした。

鞍部までの道はお花畑になっています。すでに花が咲き始めていて

ハクサンイチゲ

フレッシュなハクサンイチゲや

ハクサンコザクラ

ハクサンコザクラ、

ミネズオウ

とても小さいミネズオウの他、ミヤマキンバイ、コメバツガザクラ、チングルマなどが見られました。ここのお花畑は例年6月20日頃が満開だそうですので少し早いですが、個人的には咲き始めのこの時期が好きです。特にミネズオウやコメバツガザクラは20日頃には終わっていますし。

平標山から1時間あまりでついに

仙ノ倉山

最高峰、仙ノ倉山に登頂です。ばんざーい!

この後は来た道を引き返しました。次第に視界も開けてきて

山の家周辺

山の家の周辺も見え始め、

仙ノ倉方面の景観

仙ノ倉山方面の山並みと、その隣の尖峰

エビス大黒の頭

エビス大黒の頭がうっすらとその姿を出しました。周辺の様子が少しはわかって良かったです。

元々の予定は松手山を通る尾根コースで下山する予定でしたが、相当の雨が降ったので平元新道コースに変更して登山口まで下山しました。

2日間、ほとんどお日様を見ることはなくお天気に恵まれませんでしたが、花の百名山に恥じない沢山の花に出会うことができて本当に良かったと思います。

ご参加された皆様、そして平標山の家の皆様、本当にありがとうございました。






入笠山ツアー1回目(2014.6.9)

梅雨に入って急に悪天続きとなりました。中央高速の渋滞は解除されましたが、不安定な天気と予想されています。

今年1回目の入笠山ツアーに出かけました。

ロープウェイ山麓駅

麓はお天気が良くて良い感じでした。

入笠湿原

今年は昨年より全てに渡って開花が遅く、湿原ではまだ花が咲き出したばかりです。それでも

クリンソウ

クリンソウは美しい花を咲かせていました。

お花畑

お花畑に着いた頃、お天気が怪しくなってきました。

サクラソウ

ここには植栽されたサクラソウの花が見頃となっていました。

スズラン

スズランもポツポツと開花しています。

ここから山頂へ向かう途中でザッと降り始めてしまいました。それでも山頂に着いたら雨は止み

諏訪湖

何と諏訪湖が見えました! ラッキー!!

山頂から大阿原湿原に向かいます。

大阿原湿原

ズミが咲く頃は白い花が点在するのですが、今年はまだピンク色のつぼみをびっしりと付けている段階でした。

湿原を半周してテイ沢を越え

木道

木道を歩いているとその下に

苔とツルネコノメソウ

コケとツルネコノメソウがありました。

雨をたっぷり浴びてその美しいこと!!

この後はたびたび雨に当たりながらロープウェイを下りて帰路に付きました。

ご参加された皆様、雨の中大変ご苦労さまでした。




御坂・黒岳ツアー3回目(2014.6.7)

6月5日に梅雨入りし、6日は大雨が降りました。

7日朝には大雨のため中央高速が通行止めになり、ツアーの変更を余儀なくされました。

仕方がないので東名高速を使い、御殿場から東富士五湖道路を通って河口湖へ向かうことにしました。

それでも余計に時間がかかるので、天下茶屋からの登山はあきらめ、ゴール地点のスズラン群生地から黒岳を往復する、短縮コースを取ることにしました。

登山開始

スズラン群生地から登山開始です。雨で緑が実に美しいです。

ユキザサ

ユキザサがあちこちで咲き、

クサタチバナ

クサタチバナが咲き出していました。

2時間あまりで

黒岳

黒岳山頂に着きました。幸い、雨はほとんど降っていません。

ここでUターンし、来た道を引き返しました。

山では人に会うこともなく静かな山歩きを楽しめました。

スズラン群生地に戻って来ました。

スズラン群生地

スズランの他にギンランや

グンナイフウロ

グンナイフウロが咲いていました。

コースが短くなり、ご参加された皆様には申し訳ありませんでした。

ありがとうございました。

御坂・黒岳ツアー2回目(2014.6.3)

5月末から続く真夏のような暑さは少し収まりつつありますが、まだ暑いです。

そんな中、再び黒岳ツアーに出かけました。

天下茶屋

天下茶屋で下車した時はまだ

富士山

富士山が見えていましたが、この後すぐ雲に隠れてしまいました。

ヤマツツジ

1回目から4日経ち、次第にヤマツツジの花が増えていることに気づきます。

ブナ林

ブナ林の新緑も、より緑が濃くなっていることを実感。

鉄塔付近

このコースで最も眺めの良い、鉄塔の場所にやってきました。

この段階で、富士山はすっかり雲の中。でも周囲の山々がよく見えていました。

この日も順調に黒岳登頂を果たし、スズラン群生地に向けて下山です。

沢沿いの道

総じて良い道なのですが、1カ所だけ沢沿いの崩れている箇所があり、慎重に進みます。

予定通りの時間にスズラン群生地に下山し、群生地を見学します。

スズラン

4日前より更に開花し、だいぶ見頃となっていました。

ギンラン

ギンランも咲きだし、花が入れ替わっている様子がわかります。

無事2回目のツアーを終了いたしました。

ご参加された皆様、ありがとうございました。

南月山・高原山ツアー(2014.5.31-6.1)

那須連山の一角にある南月山(みなみがっさん)と高原山の一角にある八方ヶ原を2日間で訪れるツアーに出かけました。

1日目の5/31です。那須ロープウェイに乗り、山頂駅に到着し、ここからスタートです。

ロープウェイ山頂駅

素晴らしい天気になりました。気温は相当高くなるという予報が出ています。隠れる場所がないから暑いかも。

茶臼岳に登る道を分けて斜面をトラバースして

牛ヶ首で昼食

牛ヶ首という稜線に着きました。茶臼岳はすぐそこに見えます。こんな所で食べるご飯は最高です。

ここから茶臼岳とは反対方向に向かっていきます。

ミネザクラ

あちこちでミネザクラが美しく咲いています。満開には少し早かったですが、こんな高い山の上で見る桜はなんとも素晴らしいものです。

この桜の花は白っぽいものから濃いピンク色まで様々です。

ミネザクラと茶臼岳

後ろを振り返ると、茶臼岳をバックにしたミネザクラが絵になります。

南月山から笹の多い斜面を白笹山に向かいです。

アズマシャクナゲと白笹山

今度はすごく濃い色のアズマシャクナゲの花とつぼみがはっとするような色で輝いています。

この他、オオカメノキや

ヒメイチゲ

ヒメイチゲの花がたくさん見られました。

調整池

ゴール地点にある沼原調整池が見えてきましたが、歩きにくい道のせいかなかなか近づきません。

上の方ではまだつぼみだった

シロヤシオ満開

シロヤシオは下の方で満開になっていました。

ややしんどい道を下り続けてようやく

駐車場

ゴール地点の駐車場に到着です。みなさまご苦労様でした。

ここでバスミートし、空荷で沼原湿原を往復します。

沼原湿原

この時期にはまだ花があまりないのですが、フデリンドウより華奢な感じの

ハルリンドウ

ハルリンドウがたくさん咲いていましたし、クロサンショウウオの卵も見ることができました。

この湿原は夏にニッコウキスゲなどの花で賑やかになるそうです。

バスに戻ってこの日は塩原温泉にあるホテルで宿泊しました。


2日目の6/1になりました。この日は塩原温泉に南にある高原山に向かいます。

スタートは八方ヶ原にある小間々台駐車場です。

八方ヶ原のヤマツツジ

ヤマツツジがちょうど満開で素晴らしい景観ですが、観光地なので人も多いです。ここから大入道に向かって登ります。

大入道

森の中を進むと最初のピークの大入道につきました。ここからがツツジの多いコースです。

シロヤシオと前黒山

さっそくシロヤシオの花が見えてきました。バックは前黒山です。

満開のシロヤシオ

すごい数のシロヤシオです。

トウゴクミツバツツジも

トウゴクミツバツツジもところどころで咲いていて、この中でランチを取っている人もいました。なるほど、良い考えです。

さすがにツツジの花が見頃とあってハイカーが多く、行き交う人で賑わっていました。

ツツジのトンネルを歩く

このコースは八方ヶ原という緩やかな起伏の広い高原の縁にあり、崖沿いにツツジが咲いています。成熟した森の中にはありません。それは、日当たりを好むツツジという植物が他の植物との競争に弱く、

オオカメノキ

このオオカメノキ同様、崖に逃げてきて活路を見いだしているのです。それゆえ、崖沿いのコースではツツジのトンネルが見られるのです。良い場所にコースを造ったとも言えるでしょう。

この日は前日同様素晴らしい天気で気温も相当高かったので、剣ヶ峰からの下山は森の中のコースを選びました。

大間々台駐車場

ゴールの大間々台ではレンゲツツジも咲き出していて、本当にツツジの素晴らしい所であることを実感しました。

ご参加された皆様、ご苦労様でした。そしてありがとうございました。

御坂・黒岳ツアー1回目(2014.5.30)

大変遅くなってしまい申し訳ありませんが、ようやく更新します。

梅雨入り前の5月30日のツアー報告です。

御坂山地の最高峰・黒岳に行きました。お天気はまずまずでした。

富士山

スタート地点の天下茶屋からは大きな富士山がしっかりと見てました。

太宰治の歌碑

そのすぐ上には天下茶屋で小説を書いた太宰治の歌碑があります。よくみると「富士には月見草がよく似合う」と書いてあります。

ここから稜線まで登っていく途中に

シャクナゲ

やや葉が細いアズマシャクナゲが咲いていました。

稜線に出てブナ・ミズナラ林をしばらく登ると

御坂山

最初のピークの御坂山に到着です。

1600m近い高さがあるので、まだ新緑まっただなかという感じです。

ここから旧御坂峠まで下り、再度黒岳まで登ります。標高の高い場所では

トウゴクミツバツツジ

トウゴクミツバツツジがまだ咲いています。少し狭い尾根を頑張って登ると

黒岳山頂

ついに黒岳山頂に着きました。今年は2月に降った大雪のせいで花が贈れています。山頂にはまだクサボケが咲いているのにびっくり。

実は、この付近で前日(5/29)ひょうが降って、農作物に大きな被害が出たのだそうです。

この日のコースでもまだ開いたばかりの葉だけでなく

雹で落ちたつぼみ

トウゴクミツバツツジのつぼみも落ちていました。これは異常なことです。

自然は時に猛威をふるって植物を痛めつけます。しかし植物は長い年月にわたり多くの困難を乗り越えてきたから今があるのです。こんなことぐらい、想定の範囲内なのでしょう。

ここからゴール地点のすずらん群生地まで下り、

スズラン

見頃が近づいているスズランや、エゾノタチツボスミレなどを見学しました。

見学を終えて帰路に付きました。

ご参加された皆様、ありがとうございました。



プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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