山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

芳ヶ平~志賀高原ツアー(2014.9.27-28)2日目

一夜明けて2日目になりました。幸いこの日も好天です。

出発地の渋峠に着く前に、国道の最高地点に立ち寄り、少し景観を眺めてみます。

この日も大展望が広がっています。

草津白根山と浅間山

噴煙を上げる白根山と、その奥の本白根山。そして更にその奥の浅間山と黒斑山。

上から見た芳ヶ平

前日歩いた芳ヶ平。胸のすくような景観が広がっています。こんなに素晴らしく見えたのは初めてです。

渋峠からリフトで横手山に登り、山頂の展望台に登ります。

志賀高原の山並み

これから下る志賀高原の山々、そして何と

御嶽山

遙か遠くに噴煙を上げる御嶽山が見えるではないですか!

この日の前日、御嶽山は突如噴火して多数の人が被害を受けられました。1人でも多くの命が救われることを祈らずにはいられません。

この他、四阿山や湯ノ丸山、そして妙高山や戸隠山なども見ることができました。

大展望を楽しんだ後下り始めます。

最初は森の中のかなりの急降下。そしてしばらく進むと

ゲレンデを下る

ゲレンデ歩きとなります。

途中からも遠くの山がよく見え、

笠ヶ岳と後立山

笠ヶ岳と遠くに広がる白馬岳や五竜岳、鹿島槍ヶ岳。

岩菅山

そして岩菅山とそのすぐ奥の志賀高原最高峰、裏岩菅山。

これかが紅葉する木々の間から見えるので、何とも気持ちの良いものです。

花はだいぶ少なくなりましたが、それでも

リンドウ花盛り

こんなに咲いたエゾリンドウを見ると嬉しくなりますし、ツルリンドウの花も見ることができます。

ぬかるんだりアップダウンの多い道を何とか切り抜けて四十八池の畔に出てランチタイム。

志賀山と裏志賀山

ここ四十八池湿原からは、裏志賀山(右)と志賀山を巡り、渋池まで下ります。

裏志賀山へのかなり急な道を登り切ると

四十八池遠望

先ほどまでいた四十八池が美しく輝いています。

そして何と言っても素晴らしいのは、志賀高原で最大の池である

大沼池

大沼池が見られることです。ちょうどガスが晴れてコバルトブルーの池が現れてきました!

裏志賀山の次は志賀山です。途中の鞍部付近からは

池と横手山

小さい池とその奥の横手山がガスの中から覗いていました。

志賀山からの下りは大石がゴロゴロしたり、えぐれが多くて歩きにくい道です。

急な下り道

一歩一歩慎重に下ります。

一時雲が多くなっていましたが、夕方近くになって再び青空が広がってきて

鉢山

午前中に越えてきた鉢山をバックに、紅葉が色鮮やかに映えています。

やがて平坦な道まで下り、

渋池

渋池で記念写真を撮って、前山リフトに到着し、リフトで下山して2日目の行程を終了いたしました。


2日間、最高の天候に恵まれ、最高の紅葉に恵まれ、無事ツアーを終了いたしました。

ご参加されたみなさま、大変ご苦労さまでした。そしてご参加ありがとうございました。

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芳ヶ平~志賀高原ツアー(2014.9.27-28)1日目

今年でそれぞれ3回目の芳ヶ平と志賀高原。昨年からは1泊ツアーとなって、秋の紅葉時期に出かけています。

今年は6月から草津白根山の活動が活発化したため、白根山周辺に立ち寄ることができず、コース変更しての実施となりました。

草津から志賀高原に至る志賀草津高原ルートは昼間だけ通行できます。しかし白根山に近いところは駐停車禁止で、もちろんバスを下りて歩くことは禁止されています。

今年は紅葉が少し早めで車窓からは

高原ルートから

素晴らしい紅葉が見られます。お天気は申し分なく、本当に良い日がツアーになりました。

下山開始

渋峠で下り、登山開始(いや、下山開始)です。

三段染め

真っ赤なナナカマドと黄色いダケカンバ、緑色のオオシラビソと青空。本当に素晴らしいコントラストです。

クロウスゴ

これはクロウスゴ。目の覚めるような色ですね。

紅葉したエゾリンドウ

紅葉まっさかりなのにエゾリンドウがあちこちでたくさん咲いています。紅葉した葉っぱと花が同時だなんて・・・。

ゴゼンタチバナ

ゴゼンタチバナもあちこちで実をたくさん付けています。この他、シラタマノキ、アカモノ、クロウスゴも実りの季節を迎えています。

紅葉した道を歩く

こんな中を歩くのは本当にハッピー。歩きにくい道ですが、さわやかな気候とあって足取りも軽いです。

ダマシ平

一面の笹原に着きました。ここはスキーツアーの人が良く道を間違えた場所。雪に覆われた時期は登山道がないので、だだっ広いこの笹原で方角を間違えて遭難しやすいのだそうです。そこでこの場所は「ダマシ平」と呼ばれています。

芳ヶ平遠望

やがて噴煙を上げる草津白根山とその手前の草紅葉色に輝く芳ヶ平が見えてきました。絵はがきの世界です!

程なくして大湿原、芳ヶ平に下りてきました。

湿原の木道

湿原の中に伸びている木道を歩きながら、真っ青な空と真っ赤なナナカマドやクロマメノキ、そして広大な湿原を眺めて歩くのは至福の時間です。本当にのんびりしたい所です。

湿原の池糖

風がほとんどないので、池塔の水面は鏡のようで、紅葉が二重に映えています。

ゆっくりしたい気持ちを抑えつつ、すぐ横にある

芳ヶ平ヒュッテ

芳ヶ平ヒュッテでわんちゃんと遊び、そのまま来た道を渋峠まで戻ってこの日の行程を終了しました。

ツアー1日目は快晴無風、紅葉ピークと3拍子揃ったこの上ないコンディションに恵まれました。

箱根・明神ヶ岳、明星ヶ岳ツアー2回目(2014.9.22)

1回目から2日後に2回目のツアーに同行いたしました。

1回目よりお天気が良く、気温が少し高めです。

杉並木

最乗寺の杉並木を出発します。

湿度が低いせいか、からっとしていて気持ちが良いコンディションです。

キバナアキギリ

「黄色いサルビア」のキバナアキギリが見頃を迎えています。

避難小屋を越え、防火帯に入りました。

マルバハギ

マルバハギやシラヤマギク、ワレモコウなどの花がびっしり。日当たりが良くて少々暑かったですが、花に見とれました。

小田原の町と相模湾

振り返れば小田原の町と相模湾が見えています。やや霞がかかって伊豆大島が見えず残念。

このコースには水場が2カ所ありますが、ここしばらく雨が降っていないので1つ目の神明水は枯れています。もう1つの明神水は・・・

明神水

チョロチョロ流れていました。この勢いだと早晩枯れそうです。

長い登りを頑張って

明神ヶ岳山頂

登山開始から約3時間で明神ヶ岳に到着しました。

この日は気温が高いせいか、来るバスの中で見えていた富士山は雲の中。残念。

ノコンギク

広々とした山頂にはノコンギクの大群落があって、薄い紺色の絨毯が広がっていて見事です。

楽しいランチタイムを過ごした後は明星ヶ岳に向けて出発。展望の良い気持ちの良い尾根歩きです。

明神ヶ岳を振り返る

途中で振り返ると、明神ヶ岳の大きな山容がはっきりと望めます。

明星ヶ岳山頂

小刻みなアップダウンを繰り返して明星ヶ岳の山頂に着きました。

ここが山頂だといわれると、ほとんどの方がええっ!と驚かれます。

山頂の標識がなければ、どこが山頂かわからないところです。

この山頂からは展望が全く望めませんが、下山途中に良い展望台があります。

それは、この山で大文字焼きが行われるからです。別名大文字山と呼ばれていますが、毎年8月16日に大文字焼きの行事が行われるその場所は、「大」の文字を描いて笹が刈り取られています。

その場所からは素晴らしい展望が楽しめます。

大文字焼きの現場から

逆光のためうまく撮れませんでしたが、強羅や早雲山、宮城野などの地域が立体模型のように広がっています。

これから行く温泉の屋根もしっかり見えます。しばし大展望を楽しんだ後、急坂を下りきり、無事下山いたしました。

ご参加されたみなさま、どうもありがとうございました。


箱根・明神ヶ岳、明星ヶ岳ツアー1回目(2014.9.20)

この日は彼岸の入り。例年、暑さが収まる時期ですが、今年の場合にはもうとっくに過ぎ去り、秋が深まっています。

やや肌寒いくらいの日ですが、台風の接近が遅れて雨は降っていません。

今年も箱根の明神・明星ツアーに出かけてきました。

杉林を登る

大雄山最乗寺の杉並木を登っていきます。

しばらくは針葉樹林の暗い林が続きます。

見晴らし小屋

歩き始めて1時間強で避難小屋に到着です。年々ぼろになってきて、そろそろ倒壊しそうな感じです。

ここから少し進むと

防火帯

防火帯が切ってあって、ススキや

オミナエシ

この写真のオミナエシの他、タムラソウ、シラヤマギク、ツリガネニンジン、マルバハギ、ツルボ、タイアザミ、ヤマハッカなど、日当たりが良いためにたくさんの花が咲いています。防火帯のある場所は夏から秋に花がたくさん見られるのです。

行きの道路が少し渋滞したこともあって途中で昼食を半分食べ、食後の登りで外輪山の稜線まで出たところで

神山

神山や駒ヶ岳を眺めることができました。この瞬間がこのコースではハッピーに感じます。

稜線に出てしまえばもう明神ヶ岳の山頂はすぐそこ。

山頂と富士山

うっすらと富士山も見えています。

肌寒い中で残りの昼食を食べ下山開始。明星ヶ岳までは2時間弱の道のりです。

イヌショウマ

ちょうど見頃のイヌショウマやマツムシソウ、フジアザミ、ホトトギスなどたくさんの花が咲く尾根道は、歩いていてとても楽しいです。

タムラソウ群落

タムラソウの美しい群落で休憩した後は、見たくない

マルバフジバカマ

外来種マルバフジバカマの大群落を横目で見ながら進みます。

こんなに繁茂してしまった外来種をどうするのでしょう!

この後、山頂らしくない明星ヶ岳の山頂を踏み、宮城野へ向けて急坂を下ります。

1時間あまり退屈な道を乗り切り、

林道到着

ようやく林道に着きました。

この後は車道をしばらく歩いて宮城野の温泉で入浴を楽しみ帰路に付きました。

今年は秋の花が昨年より少し遅れています、そのため、オミナエシやツリガネニンジンが見頃で良かったです。

ご参加されたみなさま、どうもありがとうございました。











山旅会・御坂山塊ツアー2回目(2014.9.19)

1回目から3日後に2回目のツアーに出かけました。

この日はやや雲が多くとても涼しい日です。いよいよ秋が深まったことを実感する日です。

笛吹市のスズラン群生地の先からスタートです。花の多い林道をしばらく歩いた後、

登山口

登山道に入ります。

林内には花が少ないのですが、この日もたくさんのキノコが出現。

ホコリタケ

ユニークなのはやはりこのホコリタケ。たたくと胞子が飛ぶので面白いです。

ヒノキの実

人工林の下に落ちている緑色の実はヒノキの未熟な実です。これに傷を付けるとさわやかな香りが楽しめます。

ユキザサ実

この赤いものはユキザサの実。暗い林床では目立ちます。

キバナアキギリ

サルビアの仲間、キバナアキギリの花も輝いていました。

スズラン峠から稜線歩きが始まります。ここの稜線は急な上り下りや岩場がほとんどなく、花やキノコを探しながらのんびり歩くことができます。

タムラソウ

アザミに似ているけど刺がないタムラソウ、

トリカブトとコウシュウヒゴタイ

たくさん咲いているトリカブトとコウシュウヒゴタイ、

オヤマボクチ

イガイガ頭のオヤマボクチ、

シロヨメナ

林内に咲く野菊の1種、シロヨメナ、そして

タマゴタケ

真っ赤で目立つタマゴタケなどなど、全く飽きることがありません。

中藤山

このコースにはピークが2つあり、1つ目は破風山(はふさん)、そしてもう1つは中藤山(なかっとうやま)です。その中藤山の最後の登りに差し掛かりました。

中藤山山頂

そして中藤山に到着。今まで隠れていた富士山がようやく少し顔を出してくれました。

この後も稜線をさらに進みながら

ママコナ

花びらに飯粒が付いているようなママコナの花を見たり

ヤマボウシの実

ヤマボウシの実を拾ったりして楽しみながら

大石峠

大石峠に到着。ここで稜線歩きはお終い。

大石峠からはやや暗い森をジグザグに下っていきます。この日も

ベニテングダケ

森の芸術品、ベニテングダケがたくさん見られ感動しました。

やがてバスの待つ登山口に到着し、ツアーを終了いたしました。


ご参加されたみなさま、ありがとうございました。

この日の写真を撮影していただいた添乗員、金子さんに感謝いたします。

山旅会・御坂山塊ツアー1回目(2014.9.16)

9月も後半となりました。私の好きな山域の1つである御坂山地のうち、スズラン峠から大石峠までの稜線を通るツアーに出かけてきました。

スタートはスズラン群生地の少し先です。秋の花がいっぱい咲く車道をしばらく歩いた後、ジグザグに山道を登っていきます。

ギンリョウソウ

9月なのにギンリョウソウが咲いていました。どうしたことでしょう。

スズラン峠にて

歩き始めて1時間でスズラン峠に到着です。素晴らしいお天気で、日当たりの良い斜面にはフシグロセンノウ、ヤマゼリ、カイフウロ、タイアザミ、トリカブトなどたくさんの花が咲いています。

緩やかな尾根を行く

ここからの尾根はアップダウンが小さく、歩きやすい道です。

たくさん花が咲いていますが、この日もっとも目立っていたものの1つは

sarasinashouma.jpg

サラシナショウマです。白い花穂がいっぱいで見事です。

レイジンソウ

トリカブトによく似たレイジンソウも見ることができました。

破風山でランチ。その後新道峠まで下ります。その途中に展望台があり

富士山と河口湖

河口湖や他の山々が素晴らしい眺望ですが、富士山のてっぺんだけが雲に隠れていて残念。

この後中藤山を越え、大石峠へ下っていきます。

大石峠にて

歩き始めて約4時間で大石峠に到着です。ここは草原が広がっていてマツムシソウやノコンギクなどの花も見ることができました。

大石峠から北の麓まで一気に下っていきます。

この日はとにかくたくさんのキノコを見ることができました。

ベニテングダケ

その中でもひときわ美しかったのはベニテングダケ。本当に素晴らしい輝きでした。

やや退屈な斜面を下りきり、約5時間半でゴールの駐車場に到着しました。

お天気に恵まれ、眺望と花とキノコを十二分に楽しめたツアーでした。


ご参加されたみなさま、ありがとうございました。

この日の写真を撮影していただいた添乗員、中島さんに感謝いたします。

東篭ノ登山・湯ノ丸山ツアー(2014.9.13-14)2日目

2日目の朝を迎えました。真っ青な空! 素晴らしい天気となりました。

この日は湯ノ丸山に登ります。登山口の地蔵峠の駐車場はマイカーでいっぱい。さすがに3連休です。

ゲレンデを登る

スキー場のゲレンデを登っていきます。芝生が生えていて歩きやすい道です。

リフト1本分を登るとやや平坦なツツジ平に出ました。この道の両側にいろいろな花が咲いています。

ノハラアザミ、ツリガネニンジン、ハクサンフウロ、アキノキリンソウ、エゾリンドウなどなど。

ノアザミとイチモンジセセリ

ノアザミの花には秋に多いイチモンジセセリが蜜を吸いに訪れています。

湯ノ丸山を見上げる

鐘分岐を過ぎ、やや急な斜面を湯ノ丸山に登っていきます。左が南峰、右が北峰で、ほぼ同じ高さです。

浅間山

振り返れば黒斑山の奥に噴煙を上げる浅間山が見えています。浅間山は西から見るとこんな形に見えます。

オオカメノキ紅葉

オオカメノキが真っ赤に紅葉して青空の下で映えています。奥の山は桟敷山です。

辺り一面花が咲いていて

ウメバチソウ

ウメバチソウや

イワインチン

イワインチン、

エゾリンドウtopview

花が開いたエゾリンドウ、

そしてシラネニンジンやマツムシソウなどカラフルでとても綺麗です。

登り始めて2時間弱で

湯ノ丸山山頂

湯ノ丸山山頂(南峰)に到着しました。お疲れ様でした!

三角点のある北峰でも少し休んで角間峠へ向かいます。

草間峠へ

進む方向に雄大に見える四阿山と根子岳の展望が素晴らしい。

ハクサンフウロ

上品な色のハクサンフウロが並んでいます。よく見ると少し顔が違いますね。

この花はおしべが熟す時期とめしべが熟す時期が少しずれていて、左の花が雄の時期(おしべが熟している)、右の花が雌の時期(めしべが熟している)です。こうすれば自家受粉を防ぐことができるんです。植物の知恵ですね。

四阿山と根子岳

草原から森林へ入っていきます。次第に樹木の背丈が大きくなってきて、花が少なくなっていきます。

草間峠で昼食を取り、鹿沢登山口でバスミートし、温泉に入って帰路に付きました。


2日間、お天気に恵まれ、素晴らしい眺望とさわやかな風を楽しみつつ、たくさんの秋の花を楽しんだツアーでした。

ご参加されたみなさま、ありがとうございました!

写真を撮っていただいた添乗員の飛永様には感謝いたします。

東篭ノ登山・湯ノ丸山ツアー(2014.9.13-14)1日目

急に秋めいてきました。今年は残暑をあまり体験せず、季節がどんどん進んでいるような感じです。

以前は日帰りツアーで行っていた東篭ノ登山と湯ノ丸山が、昨今の事情で難しくなったので、1泊ツアーで両山に行く企画をし、そのツアーに出かけてきました。

まずは1日目。水ノ塔山と東篭ノ登山に登ります。

3連休の初日でしばらく晴天が続くとあって道路は混んでいて、1時間あまり遅れて登山口の高峰温泉ホテルに到着しました。

ここからはまず水ノ塔山に登ります。カラマツの天然林を抜けて眺めの良い岩場に差し掛かってきました。

東篭ノ登山と赤ゾレ

水ノ塔山と東篭ノ登山がその急峻な斜面を見せています。

水ノ塔山への登り

この眺めの良い尾根を登って行きます。

シラタマノキ実

シラタマノキの白い実がびっしり。これをつぶせば、この辺りはサロメチールの臭いで充満するでしょう。

花は

マツムシソウ

マツムシソウと

イワインチン

イワインチン、そしてシラネアザミ、アキノキリンソウ、エゾリンドウなどが咲いていて

クジャクチョウ

とても美しいクジャクチョウが見られました。

登り始めてから1時間20分で水ノ塔山、そしてそこから更に1時間で東篭ノ登山に到着しました。

カラマツ黄葉と池の平湿原

そこから進む池の平湿原を望みます。その手前のカラマツがずいぶん黄色く色づいていました。

夏の不安定な天候が終わり、急に秋めいていたので、一気に黄葉が進んだのでしょう。

東篭ノ登山から池の平に下り、湿原へ向かいます。

ヤナギラン

ヤナギランの花が終わって、真っ白い種ができて紅葉が進んでいます。

この軽い種が裸地にいち早く入り込んで発芽し、花を咲かせるのがヤナギランの特徴です。火事の後などにすぐ入り込むので、Fireweedの英名をもらいました。

夕方になって人が少ない、静かな池の平湿原はとても魅力的な場所です。

鏡池

奥の鏡池に映る東篭ノ登山を楽しみ、

エゾリンドウ

湿原に咲き残る、エゾリンドウやウメバチソウ、カワラナデシコ、ヤマラッキョウ、マツムシソウなどの花をのんびり見ながら駐車場に戻り、バスで湯ノ丸高原に出て1日目を終了しました。






山旅会・月山お月見ツアー(2014.9.8-9)2日目

2日目となりました。

ご来光をみたいということもあって4時に起床し外に出ました。

快晴無風の素晴らしいコンディションです。

満月1

1日明けたこの日は満月。くっきりです。しばらくすると

満月

赤味を帯びた大きな月が山の端に沈んでいきます。これと反対方向に太陽が昇ってくるはずです。 が、

ご来光は見えず

東側低空に厚い雲があって、残念ながらご来光は見られません。残念。

朝食後、気持ちの良い青空の中で体操し、いざ出発!

月山神社と山小屋

手前の山小屋と月山神社の間を通り、程なくして

月山三角点にて

1980mの月山三角点に到着です。バンザーイ!!!

鳥海山や蔵王連峰などぐるりとすばらしい眺めを楽しんだ後下山開始です。

月見ヶ原

東側の下の方に月見ヶ原という湿原があって、雪解け水が流れた水路が何本か見えています。昔はここでお月見を下のでしょうか?

鳥海山を見ながら

お天気が良くて遠方まで気持ちの良い眺めを楽しみつつ下っていきます。

遙か遠くに見える鳥海山。まだ雪が残っていてカッコイイ。

仏生池小屋遠望

9合目にある仏生池小屋が見えてきました。米どころで広大な田んぼが色づいて見える庄内平野が、広ーーい空間に見えていて、その先はどうやら日本海のようです。

仏生池小屋

仏生池の前で一休み。ここには

4体並んだお地蔵様

かわいいお地蔵様が4体並んでいました。

木々も実を付けて冬を乗り切ろうとしています。

タカネナナカマド

これはタカネナナカマド。普通のナナカマドやウラジロナナカマドは実が丸いですが、タカネナナカマドの実は楕円をしています。

木道や石畳、そして石がゴロゴロしている道を進み、

弥陀ヶ原

広大な湿原・弥陀ヶ原まで下りてきました。

この頃にはだいぶガスが上がってきたし、時間があまり無くなってきたので、弥陀ヶ原は通過のみとしバスの待つまで下っていきます。

なでウサギ

神社にあったなでウサギの頭をなでつつ、三角点から約4時間で八合目まで無事下山し、山行を終了いたしました。


本当にお天気に恵まれた素晴らしい2日間で、月山山頂でお月見をするという希望を叶えることができました。

宿泊させていただいた山頂小屋は、山菜やキノコなどとてもおいしい食事をご提供いただき、広い部屋に宿泊させていただく、とても親切に対応していただきました。この場を借りて御礼申し上げます。

ご参加されたみなさま、ご苦労様でした。そして本当にありがとうございました。私自身、あの感動をお客様と共有できたことをとても嬉しく思います。

そしてこの企画を発案し、きめ細かい準備をし、今回の写真を撮影し、ツアーを円滑に進めていただいた蓬田さんに、心より感謝いたします。






山旅会・月山お月見ツアー(2014.9.8-9)1日目

日本百名山・月山の山頂でお月見をしたいというとても興味深いアイデアをいただき、たまたま今年は中秋の名月がとても早い時期にあるという幸運もあって、この時期に月山1泊ツアーを企画して、発案者の添乗員蓬田さんと一緒にツアーに出かけてきました。

お天気が心配でしたが、月山リフト周辺はとても良い天気。期待が高まります。

姥ヶ岳を仰ぎ見る

リフトを降りると月山の前衛・姥ヶ岳はもうすぐそこに見えます。姥ヶ岳の斜面は遅くまで雪が残る場所なので、

チングルマと稜線

まだチングルマが咲いています。9月にチングルマの花を見たのは多分初めてでしょう。

この斜面には花が多く、

オヤマリンドウ

オヤマリンドウ、

ミヤマリンドウ

ミヤマリンドウ、

ウサギギク

ウサギギクの他、ヨツバシオガマ、イワイチョウ、ニッコウキズゲ、ハクサンボウフウなどの花が見られました。

姥ヶ岳から月山

程なく姥ヶ岳山頂に着きました。ここからの月山はとても雄大です。

伸びやかな稜線

小休止後、この伸びやかな稜線をゆっくり登っていきます。

シロバナトウウチソウ

シロバナトウウチソウ、

ハクサンフウロ

ハクサンフウロ、

ウメバチソウ

ウメバチソウの他、ミヤマセンキュウ、ハクサンイチゲ、イワショウブ、ミヤマキンバイなどの花と

紅葉し始めた木々

紅葉したオオカメノキ(右)とミネザクラ(左)、それにミネカエデなどの木々が見られ、何だか初夏と秋が同居しているようでした。

牛首からの急登

牛首からの急登を何とか切り抜け、登り始めから約3時間で山頂にある山小屋に到着いたしました。

普通のツアーでは1日目はあと夕食を食べるだけなのですが、この日はまだまだ続きます。

昇る月を見る前に、まずは夕日の観察です。これが・・・本当に忘れることができない体験となりました!

夕方わき上がってきたガスが、とてもドラマチックな現象を演出してくれたのです。

幻想的な夕日

オレンジ色の太陽と、赤く染まった山々の前をガスが通り過ぎるたびに、見え隠れするその空間がキラキラ輝き、とてもこの世のものとは思えないファンタジーを創り出したのです! 何とも表現できないシーンはしばらく続き、この間、お客様は釘付け。寒いのを忘れてこのスペクタクルに見入っていらっしゃいました。

私もこんなことは初めての経験で、言葉にならない感動を覚えました。

日没

身体が震え始める頃、ようやく太陽がどこかの山に沈み、神様が創り出した瞬間が終了しました。

夕食の時にちょっとしたハプニングがあり、夕食前に月見団子を食べることになりました。夕食後、今度はお月見会です。

幸い、それまで流れていたガスはすっかり消え、

中秋の名月

中秋の名月がばっちり。

月山は月の神様が祀られているだけあって、しっかりと私たちの希望を叶えてくれました。ありがとうございます!

先ほど賞味したお団子の入っていたウサギとともに

月見団子とお月様

お月様にも入ってもらいました。写真技術が無くて残念ながら餅つきをしているウサギは見られません。あしからず。

こうして感動的な1日目が終了いたしました。







根子岳・四阿山ツアー4回目(2014.8.31)

このところぱっとしないお天気が続き、この日も午後不安定で雷雨のおそれという予報が出ていました。

そんな中、今年4回目の根子岳・四阿山ツアーに出かけました。

登山開始

天気は曇りがちで薄日が差すまずまずのコンディションです。北アルプスは見えませんが、比較的視界は広く牧場の広がりを眺めながら登っていきます。

あずまやにて

展望の良いあずまやで小休止。この辺りには

ツリガネニンジン

ツリガネニンジンや

マツムシソウ

マツムシソウ

そしてヤマハハコ、マルバダケブキ、ノハラアザミなどの花がたくさん見られました。

この先はシラカバ、ダケカンバの林の中を登っていきます。黒い土は雨上がりでやや滑るので、注意が必要です。

タムラソウ

アザミに似ていて刺がないタムラソウの花も見頃を向かえています。ミネザクラなどはもう紅葉が始まっていました。

根子岳への急登

樹林帯を抜けて根子岳への急登を頑張っています。菅平の町並みを見下ろし、さわやかな風に吹かれながら一歩一歩進みます。

そしてスタートの菅平牧場から約2時間で

根子岳山頂

根子岳に登頂です。とっても広く眺めの良い山頂でいただくランチは最高です。

食後は根子岳から四阿山へ向かってスタート。

根子岳から鞍部への下り

根子岳の山頂より先は道が急変してやや険しくなります。表の顔と裏の顔が違う山です。

岩場を抜け笹原を通って、標高差170mを一気に下り、今度は針葉樹林内の急登です。この日一番の頑張りどころを越えると平坦な場所に出ます。ちょうどこの辺りで四阿山を覆っていたガスが晴れ、

四阿山の肩から根子岳

根子岳がばっちり見えるようになりました。カメラマンがたくさん並んでいますね。

四阿山山頂

ここまで来ると四阿山はもう目と鼻の先。程なく2つの神社が祀られている四阿山山頂に登頂しました(根子岳から1時間40分)。おめでとうございます。バンザイをして記念写真を撮った後、下山開始です。

タカネナナカマド実

タカネナナカマドが重そうな実を付けて垂れ下がっています。

途中の分岐から隣の尾根に入り、ここを下っていきます。

中四阿から根子岳

今度は右手に根子岳がはっきりと見えてきました。

中四阿からの下り

中四阿付近で休憩した後、眺めの良く花の多い尾根を下っていきます。

花の絶えない素晴らしい道を一歩一歩下り、登山開始から7時間で菅平牧場へ無事下山し、ツアーを終了いたしました。

心配されていた雷雨もなく、さわやかな風に吹かれながら花いっぱいの道を歩き通し、今年最後のツアーが終了したことを嬉しく思います。

ご参加されたみなさま、登頂おめでとうございました。そしてありがとうございました。


これで今年の4回のツアーを無事終了いたしました。過去のリンクを下にお付けします。

7月21日6月17日6月15日

また昨年実施した6回のツアーのリンクもこちらにあります。

9月8日
8月4日
7月14日
7月1日
6月17日
6月15日


読者のみなさま、この素晴らしいコースを是非訪れてください。




プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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