山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

御坂山塊・破風山~大石峠ツアー2回目(2015.8.30)

1回目から1日おいて2回目のツアーに出かけました。

この日はあいにくの雨。秋雨前線が停滞してぱっとしない天気が続きます。

登山開始

スズラン駐車場から登山開始です。小雨が降っていますが大したことはありません。

林道にはそれなりに花が咲いていて、

オトコエシ

オトコエシ、タイアザミ、ツリフネソウ、ソバナ、ヨツバヒヨドリなどが見られました。

山道に入ってしばらく行くと

スズラン峠

スズラン峠に到着です。ここには

ハナイカリ

ハナイカリやフシグロセンノウ、レイジンソウ、カイフウロなどの花が咲いていました。

しばらく登ると

破風山

本日の最高地点、破風山に着き、ここでランチタイムです。風が強く寒かったので短時間で打ち切って先に進みます。

次第に雨が止んできましたが、やや強い風が吹いていて寒いです。一体、今は何月なのかわからなくなりました。

すると、登山道の真ん中でなにやら動くものが・・・。

ヒキガエル

ヒキガエルです。私たちに見つかると、じっとして身体を膨らませ、自分を大きく見せようとしています。

こんな所にいたら踏みつけられてしまうおそれがありますので、後の人に伝言して踏みつけないように注意して進みます。

角研ぎ跡

ウラジロモミの樹皮に着いた深い傷は・・・  シカの角研ぎ跡です。獣は見えなくても痕跡がたくさん残されていて面白いです。

大石峠

大石峠まで稜線歩きをして一気に下山しツアーを終了しました。

雨はお昼頃までで止み、それ以降は曇でとても涼しい日でした。

この日も花以外ではたくさんのキノコを見ることができました。

ご参加された皆様、ありがとうございました。

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雁ヶ腹摺山とシオジの森ツアー1回目(2015.8.29)

かつての五百円札に描かれた富士山を見に大月駅集合の雁ヶ腹摺山ツアーに出かけました。

この山の裏側にはシオジの森があって、今回は「森と山旅シリーズ」の一環としてシオジの森にも足を踏み入れました。

大峠

大峠までタクシーできてここから登山開始します。

雁ヶ腹摺山への登山道の途中には

ヤマハッカ

ヤマハッカや

トリカブト

トリカブト、そしてレイジンソウ、シロヨメナ、ソバナなどの花が見られました。

山頂の手前には立派な

ミズナラ林

ミズナラ林があり、林床はマルバダケブキの黄色い絨毯・・・。マルバダケブキは有毒な植物で、シカが食べません。この辺りはシカの食害がひどく、残っているのはシカの嫌いな植物ばかりなのです。

登山開始から1時間あまりで

雁ヶ腹摺山

雁ヶ腹摺山の山頂に到着です。富士山のある南側は草原状になっていて、晴れたら富士山がばっちり見えるようになっています。しかしこの日はガスが濃く、全く見えません。残念。

ここから大樺の頭までミニ縦走です。ここしばらく雨が多いせいでキノコの発生が多く、

ハナホウキタケ

ハナホウキタケや

ホコリタケの仲間

ホコリタケの仲間、そして

黄色いキノコ

こんな素晴らしくきれいなキノコもあり、退屈しません。

大樺の頭から沢に下りきるとシオジの森が広がっていました。

シオジの森

小さい渓流沿いに巨木林が成立しています。幹の太さもさることながら、

シオジの森2

30mはゆうにあろうかという、その高さに度肝を抜かれます。

苔むした岩場に背の高い巨木林が連続する、その景観はとても素晴らしいものでした。

大菩薩周辺にはシオジの生育地が何カ所かあるそうです。その1つをご案内できて良かったと思います。

大峠まで戻ってツアーを終了しました。

ご参加された皆様、ありがとうございました。

御坂山塊・破風山~大石峠ツアー1回目(2015.8.28)

8月の終盤になって急に涼しくなってきました。夏の太平洋高気圧は弱まり、天気図の上から消失してしまっています。

秋雨前線が南岸に停滞するようになり、ぐずついた日が続くようになりました。

こんな折りに、御坂山塊ツアーに出かけてきました。

すずらん駐車場からスタートしスズラン峠へ向かいます。車道と稜線に花が多いです。

オトコエシ

オトコエシ(男郎花)です。オミナエシ(女郎花)の男版ですね。この他、シロヨメナやツリフネソウ、シシウドなどの花が見られました。

スズラン峠から稜線歩きとなり、

カイフウロ

カイフウロ、

サラシナ

サラシナショウマ、

ママコナ

ママコナや

タムラソウ

タムラソウなど、たくさんの花が見られました。

破風山

この日の最高峰、破風山で少し早めにランチしてさらに進みます。

河口湖

大石峠の途中からは河口湖が望めましたが、富士山は残念ながらお休みでした。

大石峠からはぐんぐん高度を下げて、登山口に到着し、登山を終了しました。

ご参加された皆様、大変お疲れ様でした。



山旅会・鳥海山とブナの森歩きツアー(2015.8.21-23)3日目

3日目になりました。

鳥海山には低くガスが覆っていて見ることができません。

この日は山には上らず、鳥海山麓の「中島台レクレーションの森」と月山山麓のブナ林を歩きます。

まずは中島台です。ここには豊富な湧水があり、獅子ヶ鼻湿原が形成されています。

出つぼ

ここは「出つぼ」と呼ばれている湧水地です。鳥海山に降った雨や雪が地下に浸透し、長い時間をかけて湧き出してきた大量の水が湧き出している場所で、水温は7℃くらいととても冷たいです。

このあたりの森にはとても大きな特徴があります。それは

奇形ブナの森

奇形ブナです。どうしてこんな形になったのでしょう?

遊水地には

コケの森

とても素晴らしいコケが発達し、森のようになっています。

そして流れに中には

鳥海マリモ

鳥海マリモが形成されています(阿寒湖のマリモのように丸くはありません)。

湧水に触れる

流れる水の中に手を入れコケに触れると何とも言えない感触がいつまでも残っています。本当に素晴らしい小宇宙です。

さて奇形ブナですが、その秘密は

炭焼き窯

ここにあります。そうです、これは炭焼き窯です。

この地方では昔からブナやミズナラを伐採し、薪や炭として使っていました。

切られた幹からは再び芽が出て幹ができ、それをまた伐採する・・・・そんなことを繰り返して燃料として使いました。その結果が

蜀台ブナ

この燭台ブナであり、この地方の王様に

あがりこ大王

あがりこ大王です。あがりこというのは「芽が上がる」から来ているそうで、伐採を繰り返すうちに幹がこぶ状になったのです。

原生林ではなく、人の働きかけにより形成されてきた森だったのです。

私たちはここをあとにして、今度は月山に向かいました。

志津のキャンプ場にある池にかかっている

地蔵池の浮橋

浮橋を渡りブナの森に分け入ります。

月山の森

月山の森のブナはすらっと伸びたまっすぐなブナです。

ブナの森ウォーク

樹齢200年を超えているであろうブナの森歩きはとても良い気持ちです。

木の実も豊富で

サルナシの実

サルナシもたわわに実っていましたし、ほかにもたくさんの恵みを見ることができました。


3日目の鳥海山と月山の山麓の森歩きはとても涼しい中で行うことができました。立派な森を歩くことは精神的にも素晴らしい体験です。いつまでも残ってほしいものです。


こうして3日間のツアーが終わりました。鳥海山に登頂できなかったことは心残りですが、お天気のことなのでどうすることもできません。3日目だけでも素晴らしい森歩きを体験できたことを喜びたいと思います。

ご参加された皆様、大変ご苦労様でした。そしてご参加いただきありがとうございました。


山旅会・鳥海山とブナの森歩きツアー(2015.8.21-23)1日目・2日目

お盆が過ぎて山の混雑が少しは少なくなるころ、東北地方最高峰・鳥海山ツアーに出かけました。

太平洋高気圧が後退し、夏型の天気ではなくなったのでお天気が心配です。

山形駅から酒田へ向かうバスからは鳥海山が山頂まで見えていました。このままの天気が続くといいのですが。

最初の2日間で鳥海山に登る計画です。コースは上りが鉾立から象潟口ルート、1日目は7合目の御浜小屋に宿泊し、2日目は山頂から矢島口ルートを祓川まで下山します。

1日目は

鉾立

五合目の鉾立をスタート。少し小雨が降り始めています。

登山開始

それでもまだ雨具をつけなくてもよいほどの雨です。

登山道沿いには

ナナカマド実

ナナカマドが赤くなりかけた実をつけ、

ダイモンジソウ

ダイモンジソウや

シロバナトウウチソウ

ソリバナトウウチソウ、

それにコバギボウシ、アキノキリンソウ、ニッコウキスゲ、ハクサンボウフウ、ミヤマセンキュウ、エゾシオガマ、ヤマハハコ、チョウセンアザミ、ウゴアザミ、イワイチョウ、そして

オヤマリンドウ

オヤマリンドウなどたくさんの花が見られました。

次第に雨が強く降る中、登山開始から2時間で本日の宿

御浜小屋

御浜小屋に無事到着しました。

夕食風景

宿の中ではお部屋の畳に食器を並べて「いただきまーす!」

最近ではなかなか経験できない風景です。

この日は雨は降れど風はほとんどなく、明日の登頂に期待をかけつつ就寝しました。


ところが・・・、夜の間に風雨は強くなり、明け方は激しい雨が降り出しました。別の建物にあるトイレに行くのも躊躇するほど。

2日目はすぐに登らずにしばらく様子を見ることにしました。そうこうするうちに別のパーティも鉾立から到着しました。彼らも暴風雨にこれ以上進めず小屋で足止めです。

しばらく待って雨は弱くなっても風が強くてとても山頂に向かえないと判断し、とても残念ですが安全のため鉾立に下山することとしました。

下山開始

やや重い足取りでみなさん御浜小屋を離れます。

登山道は川

登山道はあちこちで川や沼となっていました。

鉾立に迎えに来てもらった宿の車で早めに宿入りすることができてほっとしました。

こうして残念な鳥海山登山の日が終了しました。




美ヶ原・霧ヶ峰ツアー(2015.8.12-13)2日目

夜中の2時に起きて空を見ると相変わらず曇っています。多くのお客様が様子を見に来られましたが、ここであきらめた方も相当数いらっしゃいました。

それでも意欲満々のお客様がいらっしゃったので、再び「ねころび広場」に向かいました。

昨夜より風がやや強くなり寒いです。ダメもとで寝ころんで空を見ていると、何と時折雲が切れて星が見えるではないですか!

と思ったら全く星が見えなくなって霧雨が降り出したり・・・。

あきらめて宿に戻ろうとしたら再び星が出てきたり。

そうこうするうちに、お客様が、「あっ、流れた!」と叫びました。

しばらくして複数の人が、「あっ、すごく明るいのがこちらへ流れた」などと、嬉しそうに話してくれます。

時間も忘れて寒さも忘れてそんな時をしばらく過ごしていました。

結局空が白み始めた4時まで見ていて、粘った数名のお客様がそれぞれ数個の流星を見ることができました。一時はあきらめていたのに、本当にわからないものです。

全員で見られなかったのはとても残念ですが、少しでも流星が見られたことに安堵して再び部屋に入りました。

朝食の前、起きるとまたまたビックリ。雨風とガスで視界がほとんど利かなくなっているではないですが! ほんの2時間前に流星を見たのに!!

八島ヶ原湿原入口

この日の登山コースは霧ヶ峰。八島ヶ原湿原からスタートします。この頃には雨はほとんど上がりましたが深いガスに覆われていて視界が利きません。

八島ヶ原湿原は、柵が一周張り巡らされているのでシカが侵入できないため、たくさんの花が咲いていて

ヤナギラン群落

ヤナギランの群落や

シシウド

シシウド

アサマフウロ

アサマフウロの他、ノハラアザミ、タムラソウ、クサレダマ、ツリガネニンジン、マルバハギ、オミナエシなどたくさんの花が見られました。

次に、最初に登る

ゼブラ山へ

ゼブラ山へ。笹原が広がっていて雨具ズボンがびっしょりです。

この辺りは常に風が強いせいか

旗形樹形

木の枝が片側に出ている旗形をしています。この日もやや強めの風が吹いていました。

笹原を下る

このあと山彦谷の「北の耳」と「南の耳」を越え、車山に向けて進んでいきます。

花は少ないながらも

ウメバチソウ

ウメバチソウやカワラナデシコ、ウスユキソウ、ヤマハハコ、ヨツバヒヨドリなど、あまりシカが好まない植物が残っています。

風を避け、車山の山頂直下でランチタイムとした後、

車山山頂

車山に登頂し、その後車山の肩へ向けて下山しました。

ヒメトラノオ

肩の近くには、このツアーで初めて見るヒメトラノオが美しい花を付けていてツアーを締めくくることができました。


このツアーは、ペルセウス座流星群を観察することと、美ヶ原・霧ヶ峰の高原歩きと夏の花観察が主な目的でした。

残念ながら流星群を全員で見ることはできませんでしたが、大勢で大地に寝そべりおしゃべりするという、滅多にできない経験をしたり、気持ちの良い高原歩きと草花観察をすることができました。

ご参加された皆様には心より感謝申し上げます。

山本小屋の人には大変お世話になりました。ありがとうございました。

美ヶ原・霧ヶ峰ツアー(2015.8.12-13)1日目

毎年この時期になると注目されている天文現象があります。ペルセウス座流星群です。

今年は新月に近く観察の条件がよいのでツアーを企画し、行って参りました。

1日目は美ヶ原高原を散策した後夜から未明に掛けて流星群を観察し、2日目は霧ヶ峰を散策するものです。

まず1日目、美ヶ原高原です。

ねころび広場

美ヶ原高原ホテルふれあい館から歩き始め、美しの塔の横を抜けていきます。この手前に「ねころび広場」があって、ここで夜寝転がって流星を見る予定です。

右奥には今日の目的地、王ヶ頭が見えています。この日は曇ですが視界が良く、

北アルプス

北アルプスの槍穂高連峰、御嶽山、乗鞍岳、八ヶ岳、蓼科山など遠望が利きました。

花を求めてアルプス展望コースを進みます。

美ヶ原は花の季節を迎えており、

カワラナデシコ

カワラナデシコや

エゾリンドウ

エゾリンドウ、そして

白いノアザミ

珍しいノアザミの白花、

他にはウスユキソウ、ヤマハハコ、アキノキリンソウ、ハナイカリ、ホタルブクロ、マツムシソウ、ウメバチソウ、ホタルサイコ、ツリガネニンジン、マルバダケブキ、イブキボウフウなどたくさんの花が咲き乱れていました。

王ヶ頭

王ヶ頭が近づきました。曇り空で微風があり、この時期にしては歩くのに最適な気候です。

王ヶ頭ホテル直下では電気牧柵が設置してあり、シカの被害を防止しています。その中には

シカ柵の中

マツムシソウやイブキボウフウであふれていて、ここでもシカの被害が無視できないことが良くわかりました。

王ヶ頭にて

のんびり歩いたので、2時間余りかかって王ヶ頭に到着しました。相変わらず北アルプスなどの山々がよく見え、気持ちの良い山頂でした。

帰りは牧柵の中の道を通り、

美しの塔

美しの塔に立ち寄って、本日の宿

山本小屋

山本小屋に着きました。この小屋は外見はちょっと古めですが、展望風呂があったりとても豪勢な食事だったり、宿の人が親切でサービスが良かったりと、とても素晴らしい宿でした。

夕食後、「ねころび広場」で寝ころんで空が晴れてくるのを待ちましたが、残念ながら雲が切れず流星を見ることはできませんでした。




山旅会・白馬岳ツアー(2015.8.6-8)3日目

3日目になりました。快晴ですが風があって寒いです。

めいっぱい着込んで4:15に出発し山頂でご来光を見学します。

ご来光

太陽は妙高山の肩から昇りました。

ご来光ウォッチング

相変わらず風があったので、山頂にいる大勢の方は寒さに震えていました。

影白馬

振り向くと、反対側に白馬岳の影が写っています。「影白馬」でしょうか?

下山開始

寒い中ストレッチして下山開始です。

八ヶ岳と富士山

展望は素晴らしく、八ヶ岳の横には富士山も見えていますし、南アルプス、浅間山、四阿山、志賀高原横手山、妙高火打山などなどが雲海の上に浮かんでいました。

またこんな現象も見られました。

彩雲

彩雲です。何か良いことがあるでしょうか>

剣立山連峰

振り向けば剣立山連峰が。その隣には遠く白山も眺められました。

動物もたまに見られ、2日目にはライチョウが、そして3日目の途中には

ウソ

ウソやメボソムシクイなどの鳥が近くに現れてくれました。

大池山荘

再び大池山荘で休憩を取り、蓮華温泉方面へ下っていきます。

天狗の庭

日当たりの良い天狗の庭を通過し、次第に蒸し暑くなる樹林帯の中を延々下り、ついに

蓮華温泉

蓮華温泉に無事下山しました。

みなさま大変お疲れ様でした。そしてご参加頂きありがとうございました。



山旅会・白馬岳ツアー(2015.8.6-8.8)1日目、2日目

とても有名な北アルプスの名峰・白馬岳に、大雪渓を使わずに登るツアーに出かけてきました。

コースは栂池で1泊し、白馬大池から小蓮華山を通って白馬岳に登り白馬山荘に宿泊。その後再度山頂を踏んで白馬大池まで同じコースを戻り蓮華温泉に下ります。

まず1日目。栂池にある自然園の散策です。

涼しくて最高

この日は大雨洪水雷雨注意報が出ていて心配しながら散策を始めました。

曇り空で涼しくて快適です。

ニッコウキスゲとヒオウギアヤメ

ニッコウキズゲとヒオウギアヤメがいっぱい咲いていました。

キヌガサソウ

雪解けが遅いところでは大輪のキヌガサソウが。これはラッキーでした。

ベンチで一休み

ベンチで一休み。何とか雨に降られずに1日目が終了しました。

2日目はいよいよ白馬岳登山の日。朝4時半に集合して登山開始です。

天狗原にて

樹林帯を抜けると広い湿原に出ました。天狗原です。風吹大池への道を分けて大きな岩がゴロゴロしている歩きにくい道を白馬乗鞍に向けて登っていきます。

雪渓を登る

わずかに残る雪渓を難なく登り切り

白馬乗鞍岳

平坦でどこが山頂かわからないような白馬乗鞍岳に到着です。

ここからはこれから登る尾根が見通せます。

さらに進むと

大池と雪倉朝日

白馬大池と遠方の雪倉岳・朝日岳が絵のような美しさで迫って来ました。

白馬大池山荘で休憩後、池の畔のお花畑を眺めながら登山再開します。

お花畑にはチングルマ、ハクサンコザクラ、イワイチョウ、ハクサンイチゲ、モミジカラマツ、ミヤマキンポウゲなどが咲き、ここから進む尾根には

トウヤクリンドウ

トウヤクリンドウ

コマクサ

コマクサ

クロトウヒレン

クロトウヒレン

チシマギキョウ

チシマギキョウ

そしてイワギキョウ、タカネナデシコ、ヤマハハコ、ウサギギク、ミヤマリンドウなど数え切れないほどの花が咲き乱れていました。

小蓮華山

小蓮華山からは白馬岳がどんどん迫ってきて

白馬岳を望む

すごい迫力です。

そして登り初めから8時間半で白馬岳山頂に全員無事到着しました。みなさまご登頂おめでとうございます!

この後はすぐに下山して白馬山荘に宿入りしました。

夕食後に山荘の前では、

日の入り

隣の旭岳の肩に沈む夕日がとても美しかったです。

夜8時頃には空がまっ暗になり、有志で星空を鑑賞しました。夏の星座を流れる天の川が素晴らしくよく見え、幸せな気分で2日目を終えました。

山旅会・白山ツアー2回目(2015.8.2-8.4)

1回目のツアーが終了した翌日から2回目のツアーが始まりました。まず1日目です。

吊り橋

別当出合からすぐの吊り橋を渡り登山開始です。

この日は気温が高くて苦労しました。ゆっくりペースで進みます。

甚ノ助小屋

白山は水が豊富な山で、休憩所には水場やトイレが完備されていて助かります。ここは甚ノ助避難小屋。

砂防新道という、殆どの人が登る道を進んできましたが、

南竜道分岐

この分岐で砂防新道と分かれ、南竜道を進みます。

この辺りからカラフルな花が咲き乱れるお花畑が広がります。

南竜道お花畑

ピンク色のシモツケソウやハクサンフウロ、そして白いシシウドやイブキトラノオなどがいっぱい咲く気持ちの良いトラバース道を進みます。

程なくすると本日の宿

南竜山荘

南竜山荘が見えてきました。大変蒸し暑かった1日目はここで泊まりました。


2日目になりました。この日は午前中晴れで午後不安定になり雷雨の予報が出ています。何とか降りませんように!

御前峰が見えた

南竜道からコバイケイソウの花でいっぱいのエコーラインをジグザグに登っていきます。おおっ、最高峰の御前峰が見えてきました。

室堂にある白山奥宮は再来年に開山1300年を迎えるにあたり

白山奥宮

立て替え工事が行われていました。それにしても1300年とは気の遠くなるような時間の長さです。

奥宮横に広がるハクサンフウロ、ミヤマキンバイ、クロユリ、ハクサンボウフウ、ハクサンコザクラなどのお花畑を通って御前峰に登っていきます。

そしてついに

御前峰山頂

最高峰・御前峰に登頂しました。バンザーイ!

この日はすでに雲が多く、遠望はできませんが

大汝峰と池

同じ白山の大汝峰や眼下の池は眺めることができました。

山頂で昼ご飯を食べた後は反対側に下っていきます。

荒涼とした風景

左の尖った峰が剣ヶ峰、右は御前峰です。荒涼とした風景が広がっていますね。

この付近に点在する池は昔の噴火口。昨年噴火した御嶽山と似たような風景が広がっています。

血の池

池めぐりの1つ血の池を通過します。どうして血の池というのでしょうか?

ここから中宮道のお花松原へ標高差300mを下っていきます。3日前よりさらに開花が進んでいて、

お花松原のミヤマキンバイ

ミヤマキンバイや

お花松原のアオノツガザクラ

アオノツガザクラの大群落がかなりまぶしくなっていました。

お昼過ぎから時折ゴロゴロ鳴り始めたので、少しビクビクしながら来た道を戻り、何とか無事室堂にたどり着いてほっとしました。

予報通り、やや不安定な天気でしたが、パラパラと1回短時間降っただけで大した雨に当たることもなく済んで良かったです。

日没と飛行機

夕方、宿の近くで夕日を楽しみ、花と登頂と池めぐりを楽しんだ2日目が無事終了しました。


さていよいよ3日目、最終日です。この日は一番良いお天気です。

室堂にて

記念写真を撮り下山開始。

別山と弥陀ヶ原

眼下の弥陀ヶ原とその向こうの別山を眺めながら、岩ゴロゴロの斜面を慎重に下っていきます。

弥陀ヶ原にはコバイケイソウやオトギリソウなどの他

ミソガワソウ

ミソガワソウがたくさん見られました。

黒ボコ岩で観光新道と分かれ、急斜面を下っていきます。

お花畑を下る

ここのお花畑はいつ来ても見事で、タカネナデシコやシモツケソウ、イブキトラノオ、オタカラコウの他、トリカブトやシナノキンバイなども咲き、まさに百花繚乱です。

この後は次第に暑くなる道をひたすら下り、最後の

吊り橋2

吊り橋を渡って別当出合の下山しました。

ご参加された皆様、大変お疲れ様でした。そしてご参加頂き誠にありがとうございました。

3日間の写真は添乗員の水戸さんに撮って頂きました。水戸さん、ありがとうございました。












山旅会・白山ツアー1回目(2015.7.30-8.1)

昨年、ご好評をいただいた白山ツアーを今年も行うことになりました。しかも、満席をいただき追加設定されたのが1回目のツアーです。

昨年はあいにくの天気が続き、展望が得られませんでした。今年はどうでしょうか?

北陸新幹線で金沢まで来てバスで登山口の別当出合をお昼頃出発です。

ガスがかかっていて今にも雨が降りそうな天候の中を登っていきます。

中飯場

小1時間で中飯場に到着。ここにはトイレも水場もあります。

途中から雨になり雨具を付けて登りましたが、蒸し暑くて大変です。

南竜道分岐からはトラバース道となり花も多くなって楽しくなってきました。

南竜山荘

そして登山開始から4時間ほどで本日の宿、南竜山荘に到着して1日目が無事終了しました。


2日目、朝から快晴です。気持ちの良い天候の下、エコーラインを室堂に向けて登っていきます。

コバイケイソウ

今年はこのコバイケイソウの花付きが良く、遠くから見てもよく目立ちます。

弥陀ヶ原を登る

一登りすると弥陀ヶ原の広い湿原に出ました。これから登る最高峰・御前峰(ごぜんがみね)もくっきりとその姿を現しました。

本日の宿、室堂を通過していよいよ御前峰に一歩一歩登っていきます。

イワギキョウ

イワギキョウがびっしりと咲き、クルマユリやハクサンコザクラ、ハクサンフウロなど白山を冠した植物が見頃でした。

御前峰への登り

眼下の室堂平とその向こうに大きく鎮座する別山の眺めが素晴らしいです。

そしてついに

御前峰山頂

白山の最高峰・御前峰に登頂しました。おめでとうございます!

素晴らしいお天気で山頂からは御嶽山や乗鞍岳、槍穂高や立山剣など北アルプスの山々が屏風のように眺められ壮観でした。

パノラマ景観を楽しみつつお弁当を食べ、反対側に下っていきます。

御前峰、剣ヶ峰、大汝峰の3ピークの間に点在する池めぐりスタートです。

その中でもひときわ美しいのが

翠ヶ池

翠ヶ池です。しっかり写真を撮って進みます。

ここから中宮道という道を進み、標高差300mあまりをお花松原向けて下っていきます。

ヒルバオ雪渓

剣ヶ峰と大汝峰の鞍部からみると、大きなヒルバオ雪渓が広がっていて、お花松原はそのさらに奥になります。

急な坂を下り雪渓を通過し、ようやく

お花松原

お花畑が広がるお花松原に到着しました。今年はやや雪が多かったこともあり、花には少し早かったですが、

クロユリ群落

クロユリ群落やハクサンコザクラ群落は咲き始めていましたし、アオノツガザクラやミヤマキンバイなどの大きな群落もあり、満開時にはさぞかし素晴らしい花園となることでしょう。

延々来た道を戻り、途中から花の多い巻道を通って室堂に到着する頃にはもうヘトヘト。お天気が良すぎて(笑)、かんかん照りで体力を消耗してしまいましたが、何とか無事に到着しました。

夕食後に近くに高台からは

雲海

素晴らしい雲海を見ることができ、翌日の好天に期待がかかります。

こうして花と展望を十二分に楽しんだ2日目が終了しました。

3日目になりました。この日も素晴らしい天気です。

日の出前に起きてご来光を宿の近くで見ることにしました。

御嶽山

朝焼けの御嶽山からは噴煙が上がっています。ここではこの日も捜索活動が行われることでしょう。

槍ヶ岳の近くから昇った太陽を拝み、朝食後下山開始です。

眺めの良いところで

記念写真

御前峰をバックに記念写真。みな表情が晴れやかです。

弥陀ヶ原を見下ろす

前日登ってきた弥陀ヶ原を俯瞰しながら下りはじめ、黒ボコ岩からはお花畑の中

黒ボコ岩直下

急坂を一気に下り、お昼頃には別当出合に着いて全員無事下山しました。

2日目と3日目はこれ以上望めないお天気となり、花と展望を満喫しました。

さすがに人気の山とあって、土曜日の3日目はものすごい数の登山者とすれ違うのが大変でしたが、それほど多くの人にとって魅力のある山だということを証明しています。

ご参加された皆様、3日間大変お疲れ様でした。そしてご参加いただきありがとうございました。

3日間の写真は添乗員の金子さんに撮っていただきました。金子さん、ありがとうございました。







プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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