山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

天城八丁池ツアー2回目(2015.11.24)

1回目のツアーから8日後に2回目のツアーへ出かけました。

今回もお天気は良さそうです。

登山開始

タクシーを下車した八丁池口から登山開始します。

ヒメシャラ林を登る

ヒメシャラが多い林を登っていきます。とても明るく美しい林ですが、この辺りは下層植生がほとんどありません。シカが平らげてしまったのでしょう。

青スズ台

本日の最高標高地点の青スズ台に到着です。青スズのスズはスズタケという笹のことで、かつて笹に覆われていたピークですが、今は見る影もありません。

三角点

ここには三角点がありますが、三角点の周囲に生えている灌木も刈り込まれています。きっとシカが剪定?したのでしょう。

この日も展望台にやってきました。

八丁池と富士山

日が差してくると、八丁池と遠方の富士山がバッチリ。富士山は写真では見えにくいですがわかりますか?

昼食後、八丁池へ下りていきます。

八丁池

日がサンサンと差してきてポカポカの小春日和となりました。こんな場所で昼寝をしたーい!という声があちこちで。

心の中では同意しながら、でも帰りの時間が気になり下山し始めます。

下り御幸歩道でこの日も

ブナ巨木

たくさんのブナ巨木に出会い、

ムラサキシキブ実

ムラサキシキブの美しい実を鑑賞しつつ、進みます。

イイギリ葉

大きな大きなハート形のイイギリの葉を拾って楽しみつつ、バスが待つ水生地下まで無事下山しました。

紅葉はもう終盤でしたが、お天気に恵まれ晩秋の天城の大自然を満喫いたしました。

ご参加された皆様ありがとうございました。




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天城八丁池ツアー1回目(2015.11.16)

伊豆半島の屋根・天城連山の西部ふところに八丁池があります。

この付近にはブナ原生林が広がっており、この天城のブナ林を訪れる「森と山旅シリーズ」のツアーに行って参りました。

タクシーで八丁池口まで行き、ここから登山開始です。

八丁池口をスタート

この時は素晴らしい青空が広がってきてポカポカのお天気の中をスタート。

ヒメシャラ林の登り

ブナやヒメシャラの素敵な森を登っていきます。

鈴なりのマユミ

紅葉は盛りを過ぎ、木々の葉は落ちていて木の実が目立ちます。これは鈴なりになったマユミです。

青スズ台というピークを通り、八丁池の展望台へ向かいます。

天城縦走路

右手に天城縦走路が続いています。ガスで頂上が見えないところは伊豆半島の最高峰・万三郎岳です。

八丁池を俯瞰

昼頃になって急に雲が出てきましたが、八丁池が森の中にぽっかりと浮かんでいるのが見えます。

遠くには

富士山が見えた!

富士山も見えてラッキー!

展望台周辺でお弁当を食べてから八丁池へ向かいます。

八丁池

池の畔までやってきました。かなり大きな池ですね。

八丁池は周囲の長さが八丁(1丁は約109m)あるからその名が付いたと言われています。またの名を青スズ池と言われていたこともあるそうです。青スズのスズはスズタケという笹のことで、かつて笹で覆われていたとのことですが、鹿の食害で笹は全く見あたらず、その面影はありません。

風も出てきて寒くなったので、池で写真を撮った後はすぐに下山です。

下り御幸(ぎょうこう)歩道を進んでいくと

ブナ巨木

ブナ巨木が次々現れ素晴らしい森です。ここのブナにはコケがたくさん付着しているのが特徴です。湿気が多いのでしょう。

ヒメシャラの森

ヒメシャラもたくさんあってとても良い雰囲気です。

足元を動く物がいたので捕まえてみました。

ジムグリ

ジムグリというヘビです。このヘビはとてもおとなしく、捕まえても向かってきません。しばらく観察したりさわったりした後放してやりました。ごめんね。

水生地にゴール

そして水生地(すいしょうち)に無事下山して登山を終了しました。

まずまずの天気となり、お目当ての八丁池とブナ・ヒメシャラの素晴らしい森を歩くことができたツアーでした。

ご参加された皆様、ありがとうございました。



月居山・袋田の滝ツアー(2015.11.15)

日本三名瀑の1つ、袋田の滝を紅葉の時期に訪れるツアーに出かけてきました。

まずこのツアーではまず、滝の隣にある月居山に登り、ここから下りながら袋田の滝を目指します。

滝を斜め上の方からも眺められるので、立体的に楽しむことが出来ます。

月居山への登り

袋田の滝の駐車場から月居山を目指します。

先ほどまで降っていた雨が上がりとても蒸し暑い気候です。

ガスの中を登る

月居山は双耳峰となっていて、鞍部からまず後(うしろ)山を登ります。湿度が高くてガスが漂っています。

ダンコウバイなどが美しく黄葉している急な道を慎重に登っていきます。

月居山山頂

少し岩場を登るとあっという間に山頂に着きました。ここはかつてお城があったところ。広々とした山頂でお弁当タイムです。

美しい紅葉

カエデ類も赤く色づいていてとても気持ちの良い空間です。

ここからは鞍部まで下って前山に登り、滝の方へ下っていきます。

最初に現れるのは

生瀬の滝

生瀬(なませ)の滝です。袋田の滝の上流にある立派な滝ですね。

そしていよいよ

滝最上段

袋田の滝の最上段が見えてきました。

凄い迫力

すぐ近くで見る滝はその音も含めて凄い迫力です。

急な階段を延々と下り、多くの観光客が集まっている館瀑台に到着しました。

観瀑台

雨が降った後のせいか水量がとても多く迫力満点です。

人も多かったですが、さすが日本三名瀑とうなるほど立派な滝を見ることができて良かったです。

紅葉も盛りを過ぎたとはいえ楽しむことができました。

ご参加された皆様、ありがとうございました。

袋田の滝は他の季節にも訪れたい場所です。

昨年1月下旬のツアーの様子は ここ にあります。

寒さが厳しいときにはこのツアーのように氷瀑も楽しむことが出来ますよ。

石割山(2015.11.13)

山中湖の近くに石割山(1413m)があります。来月の下見のため出かけてきました。

赤の鳥居

石割山登山口には石割神社の赤い鳥居があり、ここから約400段の階段があって息が切れます。

階段を登りきってさらに進むと8合目に

石割神社

石割神社があります。しめ縄がかかっている大きな岩は、石という字のように割れているからその名が付いたと言われていますが、そのように見えますか?

ここから急坂を登るとほどなくして石割山山頂に着きます。ここも良かったのですが、ここから西の方へ尾根歩きをして次のピークの

平尾山から

平尾山からの方が山中湖がよく見えましたし、富士山も少し顔を出していました。

木の実もまだ残っていて

ミヤマイボタ実

ミヤマイボタの黒い実と

ツルウメモドキ実

ツルウメモドキの赤い実と、ガマズミの実など、それからカエデ類の紅葉をあちこちで楽しめました。

石割山ツアーは12月4日(金)に行われます。この時は400段の階段を登らず、歩きやすいコースを歩きます。

紅葉はも終わっていますが、もっと真っ白い富士山が青空にくっきりと見えていることを期待したいです。

詳しくは こちら をご覧下さい。

北高尾(2015.11.12)

フォーゲルツアーの下見のため、北高尾を訪れました。

陣馬高原下から陣馬山へ行かずに、底沢峠へ登ります。

数年前に訪れたとき、一面が伐採され、日当たりを好むセンブリがたくさん咲いていた場所にはスギの幼木が育っていました。

時期が遅いとはいえセンブリを探しましたが見つかりませんでした。代わりに

ツクバネ

ツクバネが実を付けていました。この実は本当に羽子板で打つ衝羽根にそっくりです。これも風で飛ぶための工夫なのでしょう。

コムラサキ

ヤブムラサキはもうほとんど葉を落としているのであのビロード状の肌触りを楽しむことはできませんが、ムラサキシキブより一回り大きな美しい実が目立ちます。

底沢峠から堂所(どうところ)山を取って北高尾山稜に進みます。この辺りは

コアジサイ

コアジサイが多く、

北高尾の黄葉

ダンコウバイやアオハダ、コナラなど美しく黄葉していて見事でした。

そしてまだ11月なのに

カンアオイ

カンアオイ(カントウカンアオイ)がもう花を付けていました!

晴れの予報に反して肌寒い曇空でしたが、北高尾の秋を楽しむことが出来ました。


フォーゲルの堂所山・北高尾ツアーは年末が押し迫る12月20日(日)に行われます。

その頃には黄葉は見られませんが、残った木の実や野鳥、そして晴れたら展望を楽しむことができます。

詳しくは こちら をご覧下さい。



奥多摩・倉戸山ツアー(2015.11.5)

今年はお盆以降目立った残暑もなく、紅葉が早めに訪れています。しかし10月に入って暖かい日が多かったので、山から下りてくる紅葉が少し足踏みしているような気がします。奥多摩の紅葉はどうでしょうか?

奥多摩湖

奥多摩湖は青い空に映えて、コバルトブルーの輝きです。小春日和が期待されているので、車やバイクがたくさんいました。

倉戸山は奥多摩湖のすぐ北にある1169mの山で、奥多摩湖畔から標高差600mほどあります。

登山口

湖畔の女の湯バス停からスタートです。

湖畔の紅葉

湖畔は日当たりがよいので美しく紅葉しています。

水面に反射した光がキラキラ輝いてまぶしいくらいです。

急な登り

急な斜面を直登したりトラバースして登っていきます。

たくさんのドングリ

今年はナラ類のドングリが豊作のようで、たくさん落ちていました。

よくみるとドングリから芽のようなものが出ていますね。これは実は芽ではなく根なのです。ドングリはこう見えても乾燥に弱いので、すぐに根を出して水分を得ようとします。芽が出るのは来年の春なのです。

ややきつい登りでしたが、山頂に近づくと次第に斜度は緩やかになって

青空に映える紅葉

青空に映える紅葉を楽しむ余裕が少し出てきました。

そしてスタートから2時間余りで山頂に到着しました。ここの山頂はだだっ広くて

青空ランチ

青空の下でのお弁当は最高です。

山頂からは倉戸口方面へ下ります。この付近には

大きなクリの木

大きなクリの木があちこちにあって、イガがたくさん落ちていました。それと

メグスリノキ

美しく紅葉したメグスリノキというカエデも見ることが出来ました。

下ったところで恒例の

いろいろな落ち葉

落ち葉並べです。この時期ならではのお楽しみですね。ほぼ真ん中にある3枚の葉(正確には小葉)がメグスリノキで、どこでも見られる木ではありません。

この後も下り続けて倉戸口バス停に無事下山しました。

この上ないお天気に恵まれ、紅葉も見頃で良かったです。

ご参加された皆様、ありがとうございました。









三ッ岩岳ツアー(2015.11.2)

群馬県南西部、西上州と呼ばれてる領域には岩峰がたくさんあります。三ッ岩岳もその1つです。

アカヤシオで有名なこの山へ紅葉を求めて行きました。

お天気はあいにくの雨。それでもご参加して下さったお客様には本当に頭が下がります。

大仁田ダム

この巨大な構造物は大仁田ダム。この手前からスタートです。

沢沿いの急登を登り切ると

第2鞍部周辺

尾根に出ました。雨は次第に小降りになってきています。心配していた紅葉はまだ見頃で良かった。

狭い尾根を進んでいくと、

迫ってきた岩場

大きな岩が現れてきました。ここは右に巻いていきます。幸い雨がほとんど止んできました。

難所

岩にかけられたロープにつかまって、このコース最大の難所に挑みます。岩に張り付いたツツジ類が本当に美しく紅葉していて励まされました。

登り切った所は

アカヤシオいっぱい

全体が真っ赤に染められています。これらはほとんどアカヤシオです。凄いですね!

アカヤシオの紅葉

5枚の整った葉っぱが特徴です。アカヤシオは花の時期に葉が出ていないのであまりお目にかかりませんが、紅葉はとても美しいです。

岩に張り付く紅葉

岩にツツジ類が張り付いて見事な紅葉が見られるのが岩峰の特徴なのでしょう。このような環境の紅葉はあまり見ないのでとても新鮮でした。

やっとの思いで山頂に到着し、バンザイをした後は

山頂でばんざい

みなさん、いい顔をしていますね。

急な下山路

下山も大変急で最後まで気が抜けないコースでした。

雨の中をスタートしましたが、昼前にはほとんど雨が上がり、美しい岩峰の紅葉を見ることができました。

ご参加された皆様、大変ご苦労さまでした。そして悪条件の中をご参加していただいたことに感謝いたします。

御坂・黒岳ツアー(2015.11.1)

昨年に引き続いて今年も秋の御坂・黒岳ツアーに出かけました。

黒岳は御坂山地の最高峰ですが、知名度は三ッ峠山に遠く及ばないせいか、とても静かな山歩きができます。

アクセスが三ッ峠山ほど便利でないことも幸いしているのでしょう。

登山開始

天下茶屋の横から登山開始です。この付近はちょうど黄葉がきれいです。

太宰治の歌碑

すぐ先にある太宰治の歌碑のまわりはとても華やかでした。

富士山と河口湖

やや雲があるも、富士山と河口湖はしっかり見えています。少し前に降った雪で富士山の上の方は積雪が見えています。

御坂山への登り

稜線の紅葉はほぼ終わりでたまった落ち葉をカサカサ踏みしめていく感触はとても良い物です。

御坂山を過ぎると稜線の林が見事になっていきます。

ブナ巨木

この2本のブナ巨木はこの周辺で最も太い物でしょう。風格を感じます。

旧御坂峠でお昼ご飯

いつものとおり旧御坂峠でランチです。この日は薄日が差しポカポカと暖かくて幸せな気分でした。

ここから黒岳に向けて延々登っていきます。そして登り初めから約3時間40分で黒岳に到着しました(写真を撮り忘れました)。

黒岳は展望が利かない山ですが、5分ほど南に進むと林が切れて展望が開けます。そこからは

山頂付近からみた富士

こんな光景を見ることが出来ました。やったー!

黒岳からはスズラン峠を通って

下山路

切れ落ちた沢沿いの道を慎重に下り、全員無事スズラン群生地駐車場に下山しました。

ご参加された皆様、ありがとうございました。


プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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