山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

三頭山ツアー(2016.10.24)

三頭山はツアーで何度も訪れていますが、紅葉の時期は初めて。どんな色彩に染まっているでしょうか?

都民の森駐車場から森林館を通り

セラピーロード

セラピーロードを進みます。ここは標高1000m。色づきはまだわずかです。

三頭大滝

三頭大滝を展望できる滝見橋までやってきました。水量が少なくやや迫力がありませんが、秋の風情が漂っていました。

ここからブナの路・コマドリの路を通って山頂に向かいます。

ブナの森

稜線に出ると色づきは進んできましたが、

霧の中のカエデ

深い霧の中に入ってしまいました。お日様の光が射さず残念。

そして昼過ぎに

三頭山中央峰

三頭山の3つあるピークの最高峰・中央峰に到着し、ここでランチです。

幸い、この日も風があまり吹かず、寒い思いをせずにご飯を食べることができました。

西峰

西峰付近の紅葉もなかなか素晴らしく、晴れていたらどんなに綺麗だろうと思いながら、沢沿いのコースを通って無事都民の森に下山し、ツアーを終了しました。

ご参加されたみなさま、ありがとうございました。

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御坂・黒岳ツアー(2016.10.23)

秋が深まってきました。紅葉前線は南へ下へ移動し、いよいよ日帰りできる山にも下りてきました。

昨年はすっかり落葉してしまっていた黒岳ツアーですが、今年はどうでしょうか?

天下茶屋にて

天下茶屋でバスを下りたときはとても良い天気。富士山がくっきり見えました。

稜線に出た

30分ほど登ると稜線に出ます。ここはもうブナ林が広がっています。紅葉が少し見られます。

尾根を御坂山へ登っていくと色づきが増していき、

ハウチワカエデ

ハウチワカエデが素晴らしい色をしていたのですが、次第に霧が出てきてお日様が隠れ、紅葉がちょっと映えず残念。

御坂山に到着

最初のピーク、御坂山に到着です。この頃は深い霧に包まれてしまいました。

この付近は

ブナ巨木

ブナやミズナラの巨木林が広がっていて、とても見事です。

歩きやすい道を進んでいきます。

リンドウ

秋の花のアンカー、リンドウが行く秋を名残惜しそうに咲いていました。

そして昼前に

旧御坂峠でランチ

旧御坂峠に着き、ここでランチタイムです。お日様が隠れてしまって肌寒い中では温かい飲み物が良いですね。

黒岳への急坂

食後は黒岳への登りです。次第に尾根が狭く斜度は急になり、今日一番きつい登りを何とか登り切ると

黒岳山頂

ついに御坂最高峰・黒岳に登頂しました。ばんざーい。

下山開始

紅葉した美しいブナ林を下り始めます。スズラン峠の手前でこの先の稜線上にある

紅葉した破風山の山肌

破風山の紅葉した美しい山肌を楽しみながら、スズラン群生地の駐車場に無事下山しました。

落ち葉を並べた

いつものように今日拾ったカエデなどの落ち葉を並べてみました。いろいろな形と色彩の葉があって、森の多様性が維持されていることが実感されました。

ご参加されたみなさま、ありがとうございました。

大菩薩嶺ツアー(2016.10.15)

昨年、雨で流れたこのツアー。今年は雪辱を期して出発です。

上日川峠からスタート。素晴らしいお天気です。

今年は紅葉が少し遅れていて、ようやく

ツタウルシ紅葉

木に絡まるツタウルシが紅葉し始めたところです。

急坂

大菩薩嶺に向かって急坂を登っていきます。青い空がとても広く感じます。

素晴らしい眺め

お天気がよいので眺めはとても素晴らしく、富士山や南アルプスがばーんと目に飛び込んできました。

雷岩でランチ

大菩薩峠からの道と合流するところにある雷岩でランチタイム。風も余りないので標高2000mで休憩していても寒くありません。

それにしても凄い人・人・人です。久々の好天の週末とあって山はごったがえしていました。

この後、針葉樹林帯を10分ほど登ると

大菩薩嶺にて

日本百名山・大菩薩嶺のピークに到着しました。ここも凄い人で写真を撮るのが精一杯。そそくさと下山です。

ナナカマドと笹原

ナナカマドの葉はもう落ちていて赤い実だけが残っています。笹原の中ではとても目立ちます。

この付近にはカラマツが植林されていて、今頃黄葉で美しいはずなのですが、今年は違いました。

カラマツの葉の食害

カラマツの葉を食べる虫が大発生しているようです。見るも無惨でした。

やがて

大菩薩峠にて

大菩薩峠に着きました。この付近はその昔お花畑が広がっていて素晴らしかったと聞きますが、今は見る影もありません。

その理由は

ニホンジカ

ニホンジカです。彼らが爆発的に増えて花などを食べてしまい、今は花がほとんど見られない草原と化してしまったのです。

このような場所は日本各地で見られるようになりました。

5時間あまり歩いて上日川峠に下山し、無事ツアーを終了しました。

ご参加されたみなさま、ありがとうございました。

森吉山・太平山ツアー(2016.10.11-13)その2

3日目となりました。

この日も曇っていてそれほど冷え込みが強くありませんが、日の出前に出発なのでそれなりに寒いです。

仁別国民の森の奥の旭又駐車場が太平山の登山口です。

太平山の看板

太平山は前岳、中岳、赤倉岳、旭岳などたくさんのピークの総称で、この日に登る奥岳が最高峰(1170m)です。

登山口

この橋を渡って登山道を進みます。「熊注意」の看板がとても派手です!

橋を渡る

さらに橋を2つ渡って御滝神社で安全祈願をして、急坂に取り付きます。

秋田杉巨木

秋田はスギの天然林で有名です。この山も中腹までこんな巨木が林立しています。

下垂した枝

雪が多いので、下の方の枝はご覧の通り下に曲がっています。

標高が高くなるに連れてブナ純林となり、元気のない木の幹には

ツキヨタケ

ツキヨタケ、

ブナハリタケ

ブナハリタケなどのキノコがたくさん。秋ですね。

クチベニタケ

このキノコは赤い模様を口紅に喩えてクチベニタケというかわいい名前をもらいました。

ツクバネソウ実

これを見て何に似ていると思いますか?

昔の人はこれを羽子板で衝く衝く羽根に喩えました。

この赤い部分はガクが変化したもの、藍色の部分は実です。とても自然のものとは思えませんね。

やがて中腹にある

御手洗神社のお地蔵さん

御手洗(みたらし)神社に着きました。お地蔵さんの服がきれいです。

神社からジグザグ道を登っていくと

男鹿半島と八郎潟干拓地

男鹿半島と八郎潟、および干拓地が遠望できるようになってきました。

そしてついに稜線に出て

山頂を望む

いきなり山頂が望めるようになりました。

山頂に近づくに連れみるみる眺めが良くなってきました。振り返れば

紅葉した斜面

燃えるように紅葉した稜線が続いています。

山頂の神社と避難小屋

ついに太平山奥岳に登頂しました。やったー!

山頂からの眺めは360°のパノラマです。

鳥海山や岩木山は見えませんが、

岩手山と乳頭山

岩手山と乳頭山ははっきりと見え、眼下の町など素晴らしい展望を楽しめました。

ゆっくりとお弁当を食べた後、往路を下山して3日間のツアーを終了しました。


雪の森吉山は大変でしたが、3日間に渡り秋田の素晴らしい大自然を楽しむことができたことに感謝いたします。

ご参加されたみなさま、3日間大変ご苦労さまでした。そしてご参加いただきありがとうございました。





森吉山・太平山ツアー(2016.10.11-13)その1

10月も中旬となり、各地で紅葉が楽しめる季節がやってきました。

今回は秋田県の森吉山と太平山です。とはいっても秋田県は行くのに時間がかかるので、
1日目: 名瀑(森吉山山麓の安の滝)めぐり
2日目: 森吉山登山
3日目: 太平山奥岳登山
と3日間の行程です。

まずは1日目と2日目のご紹介です。

森吉山はとても奥が深い山で、1日目は南側にあるマタギの里から中ノ又渓谷に入っていき、

遊歩道入口

安(やす)の滝遊歩道入口からスタート。

沢沿いを進む

沢のほとりを歩いていきます。この日は素晴らしいお天気ですが、少し冷え込んで沢沿いはひんやりしていて気持ちの良い道です。

でもここは大雨が降るととても危険で歩くことはできません。

紅葉が始まっている

今年は紅葉が遅れ気味ですが、標高600mのこの辺りは色づき始めていました。

そして約1時間歩くと

安の滝

すごーく立派な滝が現れました! 安の滝です。

日本の滝百選に選ばれているだけあって迫力があります。

少し登ってみると

安の滝上段

2段に分かれている上段と同じ高さとなって、違った角度で滝を楽しむことができました。

上の方は紅葉も進んでいて、あと2週間もすれば紅葉に包まれた素晴らしい滝を鑑賞できるでしょう。

遊歩道を引き返し、車で森吉山をぐるっと反時計方向に270°くらい回り、今宵の宿に到着して1日目が終了しました。


2日目となりました。この日は森吉山に登ります。

寒気が入ってきているとのことですが、朝の冷え込みはそれ程でもありません。宿を出るときは薄日も差していて、楽しみです。

ヒバクラ登山口

ヒバクラ登山口から登り始めます。

ナナカマドがきれい

この頃は晴れていてナナカマドの紅葉が美しく見えました。

美しいブナ

ブナの大木も3段染め。てっきりこのまま晴れると思っていたのですが・・・

雨が降り始めた

突然雨が降り始め

やがて雪が

やがてみぞれから雪となってきました。

マンサクの紅葉

マンサクが素晴らしい色に染まっていたのですが、ゆっくりと見る余裕もありません。

雪の山人平

初夏に花が咲き乱れる山人平の木道は積もった雪でつるつる滑り、

雪の笹原

山頂まであと少しのササ原には真っ白く積もって、傾斜した木道を歩くのが大変。

やっとの思いで

森吉山山頂

森吉山の山頂に到着です。

西よりの風が強く、かじかんだ手を出して写真を撮るのが精一杯。そそくさと下山開始です。

避難小屋でランチ

ゴンドラ方面にある避難小屋に入ってご飯を食べると少し落ち着きました。

ここまで出会う人は全くいません。何とかゴンドラまでたどり着き、乗車してゴンドラを下りた頃には空が晴れ上がっていました。

この後は秋田市内までバスで移動して宿入りし、何とか2日目が無事終了しました。



安達太良山ツアー(2016.10.7-8)

ようやく長雨が終わり、秋晴れとなる日が現れるようになりました。

10月7日より1泊2日で安達太良山ツアーに同行しました。

このツアーは最初の企画から行程が変更になったことは、下見の記録でご紹介しました。

1日目は安達太良山麓の滝を鑑賞します。日本の滝百選の1つ銚子ヶ滝です。

銚子ヶ滝入口

母成グリーンラインという県道から少し入ったところに入口があり、ここから山道を進みます。

最後に手すりの付いた急な階段を下ると

銚子ヶ滝

おおっ! ついに現れました!! なかなかの迫力です。

お酒を入れるお銚子に形が似ていることから付けられたとか。似ているか否かはともかく、この滝の良いところは滝壺まで下りられることです。

滝壺

水しぶきを浴びながら落差48mの滝を間近で堪能しました。

今回のツアーの宿は安達太良連峰の最高峰・箕輪山の西側麓にある横向温泉のホテルです。

少し早く着いたので、到着後に周囲を散策。

紅葉した箕輪山

翌日、最初に登る箕輪山は上の方がきれいに紅葉しているのが見えます。

次に行く隣の鉄山は

紅葉した鉄山

ホテルから間近に眺められました。この日みたいな良い天気になると良いのですが・・・。


さて2日目になりました。

お天気はというと曇り空です。山の上はガスがかかっていて雲が速いスピードで流れているところを見ると風が強そうです。

日の出時刻にはホテルを出て

箕輪山登山口

箕輪山横向登山口から登山開始。

ブナ林

スキー場横のブナ林をゆっくりと登っていきます。

スキー場を過ぎると登山道の状況が一変。道がえぐれていて粘土質で滑るため大変歩きにくいです。

それでも下から見えたように紅葉はとても美しく、

コミネカエデ紅葉

真っ赤に染まったコミネカエデや

サラサドウダン

サラサドウダンなど素晴らしい色彩です。

徐々に風が強くなりガスも出てきました。それでも時折ガスが薄くなって

中腹の紅葉

紅葉の広がりを感じられるような時もありました。

そしてホテルから約3時間で

箕輪山山頂

標高1726mの箕輪山に登頂しました。ものすごい風です。

あまりに風が強くてこの先縦走するのは無理と判断し、来た道を引き返すことにしました。

下山開始

前日のようなお天気とならず残念でしたが、紅葉の絨毯の中を一歩一歩下ります。途中で雨が降り出し道は滑る滑る。

最後は安全のため

スキー場を下りる

スキー場を歩いて登山口まで下山しました。

好天の下での紅葉山歩きはまたの機会に期待しましょう。

ご参加されたみなさま、大変ご苦労さまでした。

そして行程変更にも関わらずご参加いただきありがとうございました。

尾瀬・燧ヶ岳ツアー(2016.9.30-10.1)

尾瀬を代表する名山・燧ヶ岳(2356m)。秋色の景観を求めてツアーに行ってきました。

大清水からシャトルバスで一ノ瀬まで行き、ここから登山開始です。

尾瀬沼への道

とても良いお天気となり、紅葉が始まっている森の中を歩くのはとても気持ちがよいです。

三平峠

三平峠に立派な看板があり、ここからは尾瀬沼に向かって下っていきます。

三平下

尾瀬沼に出ると燧ヶ岳が立派な山容を見せていました。お天気が下り坂なので2日目に登る燧ヶ岳がちょっと心配。この日は沼のすぐ近くにある尾瀬沼ヒュッテに宿泊しました。

尾瀬沼ヒュッテ

2日目は日の出と共にスタート。小雨が降っています。

大江湿原

大江湿原は草もみじ。いかにも秋の景観です。

長英新道登山口

登山は長英新道を通ります。登山口を過ぎてややぬかるんだ道を登っていきます。

雨はそのうちに上がりましたが、次第にガスが濃くなってきて展望が利きません。

俎ぐら

2つあるピークの内の1つ俎嵓がぼんやり見えてきました。そして最高峰の柴安嵓は

柴安ぐら

うすぼんやりと見える程度。山頂直下の岩場を登っていき、登山開始から約5時間で

山頂標識

最高峰・柴安嵓に到着しました。残念ながら展望がありません。

広い山頂

広い山頂でランチを取り、今度は御池に向かって下り始めます。

俎ぐら山頂

三角点と祠がある俎嵓で小休止。土曜日ということもあってにぎわっていました。

御池に下りる道は登ってくる人がいっぱい。すれ違いが大変でした。
.
熊沢田代

次第にガスが切れて景色が少し見えるようになってきました。

途中に熊沢田代という広大な湿原があり、別天地です。いかにも尾瀬らしい秋の景観を楽しみました。

キンコウカ紅葉

夏に黄色く湿原を彩るキンコウカはサーモンピンクに染まって草もみじの主役となっています。

熊沢田代の下には

広沢田代と御池

広沢田代という湿原もあり、その下の御池にある建物に向かってどんどん下っていきますが、登山道は石がゴロゴロの急坂で、雨の後のぬかるみもあって四苦八苦。

結局下りも約5時間かかってようやく御池に到着し、ツアーを無事終了しました。

ご参加されたみなさま、大変ご苦労さまでした。そしてご参加いただきありがとうございました。

プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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