山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

湯河原城山ツアー(2017.2.27)

幕山梅林がそろそろ満開になる季節。

この時期、幕山には登山者が多いですが、それと比べて静かな山・城山にツアーへ行きました。

湯河原駅から歩き始め、みかん畑の急坂を進みます。曇りがちでやや風があり肌寒いですが、

さすがに暖かい地だけあって植物の開花が早く、

ショカッサイ

ショカッサイ(ムラサキハナナ)、

キランソウ

キランソウがもう咲き出しています。今年初めて見ました。

山道に入ってすぐに

兜石

源頼朝が戦いに敗れてこの地に逃げ延び、ここで兜を置いたという兜岩がありました。

この辺りでも

オニシバリ

オニシバリがもう満開。そして

アセビ

アセビもこんなに花が開いています。

ぐんぐん高度を稼いだので、広い相模湾が視界に飛び込み、

真鶴半島

真鶴半島が海に突き出しています。そんな景観を見ているうちに

城山にて

湯河原城山に着きました。ここでランチタイムです。

ここから先はやや登った後下っていきます。

日が差してきたので風が当たらない場所ではとても暖かく、

タチツボスミレ

タチツボスミレやムラサキケマンなどの花も見られました。早っ!

急な斜面を下っていくと、

しととの窟

頼朝が隠れていたと言われている「しとどの窟(いわや)」があり、真偽はともかくしばし見学。天然のこんなに大きな岩だなはそんなに沢山はないだろう、などと想像する。

さらに

沢を下る

ぐんぐん下ると

近づいた幕山

溶岩ドームの幕山がとても大きく見えてきました。

そして

梅林1

幕山梅林に到着。平日の夕方とあってそれほど人はいません。

梅林2

今まで何度か来た中で最高の咲きっぷりの梅林です!

最後に満開の梅林を十分楽しめてツアーを締めくくりました。

ご参加された皆さま、大変ご苦労さまでした。

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三浦アルプスツアー1回目(2017.2.25)

三浦半島の西部・葉山にある仙元山から東部の京急田浦駅までのコースを三浦アルプスと呼んでいますが、途中でコースを外れて田浦梅林からJR田浦駅まで行くツアーの1回目に出かけてきました。

仙元山へ登る

お天気が良く風はほとんど吹いていません。絶好の登山日和です。

最初のピーク、仙元山へゆっくり登っていきます。

仙元山にて

富士山や江の島などが青い海の向こうにくっきり見えています。

この暖かさで

コスミレ

コスミレがポツポツ咲いていましたし、この日も

キチジョウソウ実
まだ残っているキチジョウソウの実を見ることができました。

一方、昨日はあまり見なかった

深い傷

樹木の深い傷は、このコースでたくさん見られました。まだまだタイワンリスはたくさん生息しているようです。

これでもか、と思うほどのアップダウンをくり返し、展望のない樹林帯に飽き飽きした頃、ようやく

ランチタイム

送電線の鉄塔に着きました。ここでランチタイムです。

この日はクラブツーリズムの別のツアーもあり、同じ場所でのランチでしたので、50人位の人でいっぱい。

ワイワイしながらのランチです。

この先は展望も良くなり、後半のマイルストンである

乳頭山

乳頭山が間近に見えてきました。

乳頭山にて

このコース初めてピークらしいピークに立って写真を撮った後は急な下りが待っていました。

振り返ると

飛行機雲

飛行機雲が乳頭山を直撃! 面白い光景です。

そして後半のハイライト

梅林に着いた

田浦梅林に到着しました。青い東京湾の向こうにはアクアラインや房総半島を望めます。

最後は

梅林を歩く

梅林の中を歩いて春を感じつつ、JR田浦駅まで歩いて、ツアーを無事終了しました。

ご参加された皆さま、ハードなコース大変ご苦労さまでした。

そしてご参加いただきありがとうございました。






三浦半島・二子山ツアー(2017.2.24)

2月下旬になり、そろそろ春の気配が色濃く感じられる時期です。

三浦半島は関東の中では暖かい方なので、ウグイスの初鳴きでも聞こえるでしょうか?

そんな思いを込めて二子山ツアーに行って来ました。

東逗子駅からスタートしてハイキングコースを進みます。

登山口

登山口にはこんなかわいい看板が。

晴という予報を信じて来たのですが、何だか雲が低くたれ込めて、風もあって肌寒いです。

リョウメンシダ

三浦半島は温暖な地で湿度が高いのかシダがたくさん生えています。この大きな葉は両面に同じような模様があり、リョウメンシダと言います。いかにも三浦半島という景観ですね。

暖かい地では落葉樹よりも常緑樹が優性で、

アカガシ

これはアカガシです。樹皮にたくさんのこぶ状の突起があって、樹齢を感じさせてくれます。

この他、スダジイやタブノキなどの常緑樹がいっぱいです。

ところで

リス食痕

その樹皮に彫刻刀のような鋭い刃物で削ったような跡が・・・。だれでしょう、こんなひどいことをするのは。

これはタイワンリスの仕業です。もともと日本にいなかった外来種で、いろんな悪事を働くので特定外来生物に指定され、駆除が進められています。リスには罪はなくかわいそうですが、日本の生態系を守るためには仕方がありません。

昨年は木の実草の実が不作でしたが、

キチジョウソウ実
わずかにキチジョウソウの実が残っていました。そして

ナツトウダイ

ナツトウダイでしょうか、つぼみが上がってきています。この他にはタチツボスミレ、ヒメウズ、ヤマネコノメソウなどの草花と

ウグイスカグラ

ウグイスカグラの可愛い花が咲き始めていました。さすがに三浦半島は早いです。

そしてお昼頃

二子山

二子山に到着。ここでお弁当と暖かい飲み物をお腹に入れ、来た道を戻り、乳頭山方面に進んで田浦梅林へと向かいます。

ランドマークとスカイツリー

見晴らしの良い所からはランドマークタワーとスカイツリーを眺め、

急斜面の下り

急斜面の下りにチャレンジ。道が乾いていたので何とか乗り切りました。

最後は

田浦梅林

田浦梅林で満開のウメを見て、

田浦梅林2

梅林の下をくぐってJR田浦駅に到着し、ツアーを終了しました。

やや肌寒い日でしたが、少々長めのコースを楽しく歩き、春の芽吹きや開花から春を感じることができたツアーでした。

ご参加された皆さま、ありがとうございました。

沼津アルプスツアー2回目(2017.2.17)

1回目から3日おいて17日に2回目の沼津アルプスツアーに行って参りました。

この日は春一番が吹くという予想。そんな強風が吹いて欲しくないのですが、果たしてどうでしょうか?

登山口

多比の登山口ではもう強めの風が吹いていますが、南よりの風なので気温が高いです。ここからからみると大平山がはっきりと見えています。

沼津は関東から見れば南国なので植物の芽吹きは早く、

カンゾウ

カンゾウはもうこんなに伸びていて、

タチツボスミレ

タチツボスミレもしっかりと咲いています。

稜線に出るとさらに風が強くなり、飛ばされそうになりながらも頑張ります。

雨具やウィンドブレーカーを着込みますが、気温は高いのでそれほど寒くはありません。

ウバメガシ林

ウバメガシの林の間からは、

鷲頭山

これから登る鷲頭山は望めますが、富士山や箱根の山は残念ながら雲の中。振り返れば

大平山

大平山が円錐形のかっこいい形を見せています。

ヤマネコノメソウ

今年初めて見るヤマネコノメソウの花。もう猫の目(実)になっている株もありました。

この日もお昼頃鷲頭山に到着。ここで

ランチタイム

お弁当タイムです。この頃までは風だけでしたが、やがて雨粒が当たるようになり、上下雨具を来て再スタート。

急斜面の下り

雨は大したことはなく難所の急降下では、ほとんど濡れていなかったのでそれほど苦労せず無事通過しました。

でも

嵐の中

写真ではあまりよくわかりませんが、両側の木が強風でビュンビュン揺れ、時折身体にまともに当たります。

振り向けば

鷲頭山を振り返る
鷲頭山はやや霞み、海はといえば

荒れた海

白い波頭が立って大荒れです。

そこで最後の徳倉山には登らずに、その手前を

下山路

香貫台に無事下山しました。

あとで聞くと、やはり春一番が吹いたとのこと。なかなか大変な山行でした。

ご参加された皆さま、大変ご苦労さまでした。そしてご参加いただきありがとうございました。

沼津アルプス1回目(2017.2.14)

2月も中旬となり、太平洋側では雪が降りやすい季節です。

11日頃にも1回雪が降り、丹沢の上の方は更に白くなりました。

しかし伊豆半島の付け根に当たる沼津アルプスは温暖な場所にあり、標高が低いせいか雪は全くありません。

今回は海沿いの多比から大平山と鷲頭山の間の稜線に登り、鷲頭山、志下山、徳倉山と縦走し、香貫台入口に下山するコースで沼津アルプスの2/3くらいを歩きます。

登山口

多比から登山開始です。お天気が良く風もあまりなく、絶好の登山日和です。

みかん畑を縫うように進む急な舗装道路を進み

ここから山道

この看板から山道に入ります。このカラフルな看板は至るところにあり、雰囲気が良くてなかなか良いです。

稜線に出た

小1時間で稜線に出ました。朝来るときに見えていた富士山は残念ながら見えません。

岩場を下る

稜線は狭く岩がむき出しになっていて、立木や岩につかまりながら慎重に進んでいきます。

鷲頭山

時々、これから登る鷲頭山がその姿を現します。

ウバメガシ林

写真の中のクネクネした木はウバメガシというカシの仲間で、日本では沼津が分布の東限で、岩場に純林を作っています。

この木は焼くと高級の炭材・備長炭の原料となる木です。どうも他の植物との競争に弱いらしくて、他の植物が入りにくいやせた地に逃げ込んでいるのでしょう。

ランチタイム

ちょうどお昼頃、沼津アルプス最高峰・鷲頭山(392m)に到着し、ランチタイムです。

ここまではなかなかスリルのある道でした。良いお天気の下、山頂でのんびり食事をたべるのはこの上なくよい気分です。

昼食後は小鷲頭山へ進み

小鷲頭山にて

駿河湾の美しくカーブした海岸線が望める山頂で景色に見入っています。

ここからが最も急な下り。コース中最大の難所です。

急降下

150mくらいの標高差を一気に下ります。先ほどまで賑やかだったパーティも静かになり真剣そのもの。

ここからは下ったり登ったりをくり返します。

いくつかある展望台で後を振り返ると

鷲頭山を振り返る
鷲頭山と小鷲頭山が隣り合っていて、北側がすごい急斜面です。良くあんな場所を下りてこられたものです。

スミレ

タチツボスミレが1株咲いていました。小さな春を発見!

この後は徳倉山まで縦走し、

ついに下山

無事香貫台入口へ下山してツアーを終了しました。

ご参加された皆さま、大変お疲れ様でした。そしてご参加いただきありがとうございました。





高水三山ツアー(2017.2.12)

立春を過ぎても寒い日が続いています。山陰の方では数十年ぶりの大雪だそうで大変ですが、こちらは申し訳ないくらいに毎日良いお天気です。

今回は奥多摩の入口にある高水三山ツアーです。

軍畑駅から車道を30分ほど歩くと

登山道入口

登山道入口の看板があり、ここには

高源寺

高源寺というお寺があります。

福寿草

福寿草が咲き出していて春を感じます。ここでストレッチして登り始めます。

雪の残る斜面

日当たりの悪い北側斜面には少し残雪がありますが、降ってから気温が上がらないせいか一度も解けていないため、蹴飛ばせば飛び散ってしまう柔らかい雪です。

高源寺から1時間位で

常福院

常福院という高水山直下のお寺に着きました。

本堂

本堂はとても風情があり歴史を感じさせます。ここで安全登山を祈願して

高水山

高水山に到着。風が強くて寒いです。真冬ですが、日曜日とあってそれなりの人出がありました。

高水山から次の岩茸石山に向かいます。この日は遠くの景観がよく見えて、東の方はスカイツリーや筑波山、そして日光男体山までくっきり。冬はこれが良いですね。

そしてお昼頃、2つ目のピーク

岩茸石山

岩茸石山に到着しました。ここからの眺めは素晴らしく、寒さを忘れさせてくれます。

棒ノ折山、伊豆ヶ岳、武甲山など奥武蔵の山、雲取山、川乗山、御前山、大岳山など奥多摩の山、そして昼ヶ岳など丹沢の山です。

本当に素晴らしい眺めを見た後は、風の当たらないところでランチタイムです。

熱々のカップ麺を食べている人がいて、美味しそうでした!

昼食後は、3つ目のピーク惣岳山へ向かいます。

高水山と岩茸石山

途中で振り向くと、岩茸石山(左)と高水山(右)が見え、斜面の色にびっくり。植えてあるスギがまさに花粉を飛ばす寸前という感じで茶色になっていました(恐怖)。

そして岩場をよじ登って

惣岳山

惣岳山に着き、ここから

御嶽駅への道

植林帯で見通しの悪い道を延々と御嶽駅まで歩いて無事ツアーを終了しました。

ご参加された皆さま、大変ご苦労さまでした。


石老山ツアー(2017.2.5)

相模湖の南側に広がる石老山。標高702mの山を訪れるツアーに出かけました。

石老山へ

登山口でバスを下り、山の麓に向かっていく朝にはまだ青空が広がっていました。気温も高めで暖かいです。

石碑

病院横に蔓植物の絡まった立派な石碑があります。石老山と書いてあるのですが、良く読めませんね。

この辺りから石老山の名物

巨岩

れきからできた巨岩が始まります。

巨岩の間を登る

巨岩の間に道が造ってあり、そこを登っていきます。

顕鏡寺

暫く登るとお寺が現れます。顕鏡寺です。ここで一休み。

登山を再開し、相変わらずれき岩が多い斜面を登っていき、

融合平展望台

相模湖とその向こうの陣馬山が望める展望台に到着。ヤマツツジがたくさん植えてあって花の時期には見事な場所です。

この頃になるとだいぶ曇ってきました。

そして11時には

石老山山頂

石老山に到着。ここで少し早めのお弁当です。

丹沢主脈

蛭ヶ岳など丹沢主脈はまだ見えていますが、天候が下り坂でこの後すぐにガスで見えなくなりました。

大明神展望台

山頂から小1時間で大明神展望台に到着。ここからは

相模湖を望む

木が伸びていてちょっと見えづらいですが、相模湖と小仏城山などの山並みが望めました。

この頃からポツポツとみぞれのようなものが降り出しました。

幸い大したことなく雨は上がり、雨に追われるように早めにバス停に下山してツアーを終了しました。

ご参加された皆さま、大変ご苦労さまでした。


高麗山・湘南平ツアー(2017.2.1)

寒暖の差が大きかった1月が終わり、この日から2月です。

日の入り時刻は大分遅くなり、春が近づいている感じが強まってきました。

平塚市からほど近い海沿いに広がる大磯丘陵。標高は200mありませんが、周囲が低いために大変目立つ存在です。

大磯駅から周回コースで高麗山と湘南平を巡るツアーに出かけました。

駅からのんびり30分ほど歩くと

高来神社と高麗山

高来神社に到着。3年ぶりに来たら新しい門とお堂が建てられていました。

本堂の彫刻はとても素晴らしく、

神社の彫刻

一見の価値ありです。ここから山道に入ります。

江戸時代から保護されてきた森は鬱蒼としている照葉樹林で、その中にムクノキやケヤキなどの落葉樹も混じっています。

マルバウツギの紅葉

暖かい土地であるせいか、落葉低木のマルバウツギの紅葉がまだ残っていてびっくり。落葉と共に新しい葉が出てくるのでしょう。

照葉樹の樹幹

林冠が閉鎖した森は下から見るととても面白いです。ジグソーパズルのように枝が伸びて空間を埋めています。お互いが重ならないように枝を張っているのが不思議。

高麗山を通り過ぎ、尾根を進みます。

タブノキの独特の樹形

直角に曲がった枝が面白いタブノキ。周囲に邪魔な気がないと伸びたい放題枝を張ります。

照葉樹の広がる森を過ぎ、コナラやイヌシデなどの落葉樹林を進みます。

ヤブラン

つやつやしたヤブランの実がおいしそう。でもおいしくはありません。

おしるこ

富士山が望める浅間山の山頂でランチタイム。ここでおしるこを食べています。風が弱く暖かい日で美味しかったぁ。

ふくらんだお腹をかかえながら湘南平へ。

湘南平

急にだだっ広い空間が広がっています。ここはかつて波で削られ平になっていた場所。200mも隆起して現在の状態になっています。

展望台に登ると眺めは素晴らしく、

丹沢の眺め

大山をはじめとする丹沢の山々、相模湾の大海原と伊豆大島、真鶴半島などがぐるりと見渡せ、波にきらきら輝く太陽の光が美しかったです。

桜を観る

広場の下に植えられている梅や桜を見上げつつ、足元に咲く

トウダイグサ

気の早いトウダイグサのまぶしい黄緑色にも春を感じて、大磯駅まで下山してツアーを終了しました。

2月最初のツアーで春の予感がした1日でした。

ご参加された皆さま、ありがとうございました。

プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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