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山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

鹿児島探鳥ツアー(2017.11.28-30)2日目

2日目は曇天です。

九州は東京より西側にあるので、日の出日の入りが遅く、日の出はこの時期7時過ぎです。

センター周辺の保護区をねぐらとしていたツルは、まだ暗いうちから盛んに声を出して、数羽から十数羽くらいい小グループ単位でどこかに飛び立っていきました。

日の出を待つツル

日の出近くなっても保護区に残っているツルはたくさんいましたが、

餌撒き

毎日1回の餌撒きが7時過ぎに始まると、

乱舞

ツルは乱舞。ツル以外の鳥も一斉に飛び立っていなくなりました。

保護区内の道路を軽トラで走りながら、穀類を入れた袋の口を下にして広い範囲に撒いていきます。

ツルはしばらく戻ってきませんが、カラスの仲間やカモの仲間はすぐに戻ってきて撒いた餌を食べています。

この餌も膨大な個体数の維持に貢献しています。

それと、この辺りは江戸時代初期からの干拓地で、ほ場整備が行われておらず、じめじめした水田となっています。

田んぼに水たまりがあり、水路も水を抜かれないので、多くの魚やタニシなどの貝が生息しています。また、耕耘されずに放置された田んぼも多く、そこには稲の穂がまだたくさん付いて地上にあります。これらが膨大な数の野鳥を養っているに違いありません。こんなことから、この辺りは日本有数の越冬地となっているのでしょう。

そんなことを考えながら、次の観察地ではる薩摩川内市の高江干拓地へ向かいました。

川内川で鳥をさがす

まずは鹿児島一の大河、川内川で野鳥をさがします。川ではカモや少数のシギチドリが見られました。

この後は干拓地の田んぼに入っていきましたが、驚くべき光景が待っていました。

アトリの雲

ものすごい数の小鳥が飛んでいたかと思ったら

色が変わった電線

電線に止まりました。黒い電線の色が変わってたわんでいます。拡大してみるとそれらの鳥は

拡大すると

すべてアトリでした。数千羽いるでしょう。

何かのきっかけで飛び上がると空がまっ暗になるような感じです。この数には度肝を抜かれました。

さらに電柱に猛禽がたくさん止まっているのです。

同じ視野にハヤブサが2羽、ミサゴが1羽。そして別の方では小鳥があわてて逃げているので追っている鳥を見るとそれはハイイロチュウヒでした。何という猛禽の密度でしょう!

タゲリやケリ、タヒバリなども簡単に見つかり、普段苦労してさがしているのがウソのようです。

田んぼの脇の農道に腰を下ろしてお弁当を食べた後、次の目的地に進みました。

この日に宿を取った霧島市に向かう途中に、日本一の巨樹を見に行きました。

姶良(あいら)市にある蒲生(かもう)八幡神社です。

目通り幹廻り24.22mという日本で最も太い木を期待していくと

クスノキ拡大

風格・貫禄十分のものすごい木がそこに立っていました。推定樹齢1500年だとか。樹齢から言うと縄文杉より若いですが、見たときの印象では縄文杉より上回っていて、さすがに日本一の巨樹だと感嘆しました。

離れたところから見ると

蒲生の大クス

こんな感じです。樹高も30mあり枝をいっぱい広げている様子から、まだ元気で長生きしそうです。台風で折れたり倒れたりしないことを祈っています。

この後は薄暗い時間に霧島市に入り、国分駅近くの宿に向かいました。

小雨が降る予報でしたが、短時間パラパラと来ただけでほとんど降られずにラッキーでした。

2日目もたくさんの野鳥に会えたことを喜びました。


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プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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