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山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

四阿屋山ツアー(2018.3.9)

埼玉県秩父市の奥、小鹿野町には両神山という百名山がありますが、その手前の小さな岩山・四阿屋山にセツブンソウやフクジュソウを見るツアーに行ってきました。

前日朝から雨が降り続き、当日未明には激しい雨がしばらく降りました。そのせいでお客様は激減し、こぢんまりしたパーティです。

最初に四阿屋山の麓にある、セツブンソウ園を見学しました。

セツブンソウ自生地

とても広い面積(5000m2)には一面に白く雪が積もったように咲くセツブンソウ。この場所は3件の民家の土地だそうで、小鹿野町が借り受けて管理しているのだそうです。

セツブンソウは早春に開花結実し初夏には涸れてしまう植物で、暑さに弱いため自生地は北斜面の落葉樹林にほぼ限られています。

光合成するのは冬の終わり~早春なので、その時期に太陽の光が当たるのと、夏には日差しを遮ってくれるものが必要で、落葉樹林の下はそれが可能となります。ここもカツラ、マンサク、マメガキなどの落葉樹の林床に咲いていました。

セツブンソウ群落

花はちょうど見頃なのですが、大雨に打たれて

雨に打たれたセツブンソウ

花が痛んでいます。白いガクが透き通っていて、それはそれできれいです。紫色の雄しべも魅力ですね。

しばらく楽しんだ後は四阿屋山の登山口にある道の駅に移動し、

登山口

いよいよ登山開始します。この頃には雨が上がってほっとしました。

ツノハシバミ

このぶらり垂れ下がったものは何でしょう?

これはツノハシバミの雄花。ここから花粉が飛び、雌花に付くと受精して秋にナッツがなります。みなさんが食べるヘーゼルナッツの仲間です。

小1時間で福寿草園に到着。ここには

フクジュソウ

フクジュソウの他、

ソシンロウバイ

ソシンロウバイやウメなどが植えられ、いずれもきれいに開花していました。

福寿草園から一登りで

奥社

両神神社の奥社に着きました。ここからは四阿屋山の山頂に向けて岩場が連続しクサリがかかっています。

岩場の登り

しっかりと確保しながら岩場に挑み、お昼過ぎには

山頂

とても狭い山頂に着きました。ご苦労様でした。

山頂は北風が吹いて寒かったので、そそくさと下山します。

岩場の下り

登るときより下るときの方がこわい岩場ですが、この時はクサリや木の根が濡れていてちょっと緊張しました。

再び奥社に戻って昼食を取り別の道から下山します。

あちこちにものすごく太い

フジ蔓

蔓が絡みついていました。フジと思われるので、花時には見事に咲きそろうことでしょう。

遠くには

二子山

急峻な双こぶラクダのような山が。これはクライミングで知られる二子山です。

登山開始から4時間余りで

日本三大薬師

日本三大薬師の1つ薬師堂に下山しました。この薬師はとても立派で風格のある

薬師堂

お寺でした。

行く前はお天気がどうなるのか心配でしたが、登山中は途中でパラパラ来た程度で、大して降られることもなく無事登山することができました。

雨にもめげずにご参加下さった皆さま、ありがとうございました。

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プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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