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山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

奥武蔵・蕨山ツアー(2018.4.20)

東京・埼玉都県境にある棒ノ折山の北側にある蕨山(1044m)にツアーに行きました。

3月から気温が高くなり、4月もそのまま暑くなり、この日は気温が26℃まで上がると予想されています。

蕨山はこの時期アカヤシオやイワウチワが期待ですが、開花や新緑は一気に進み、目論見から外れないか心配です。

名郷でバスを降り、

名栗川を渡る

名栗川にかかる橋を渡って林道を進んでいき、山道をぐんぐん登って高度をかせぎます。

尾根に出るとミツバツツジの他

ベニドウダン

ベニドウダン(別名チチブドウダン)が咲いていました。サラサドウダンより小さい花ですが、かなり濃い色です。

足元には見逃しそうに小さな

フモトスミレ

フモトスミレが点々とどこまでも咲いています。

斜め後側には

伊豆ヶ岳

カエデの新緑の向こうに伊豆ヶ岳(左)と古御岳が、そして反対側には大持山や武甲山が望めます。

岩場を登る

岩場に差し掛かりました。

その時、後から弾むような声が

イワウチワ発見

イワウチワの花が見つかったようです。かろうじて少し咲いていました。そして

アカヤシオもあった

アカヤシオもまだチラホラ花が咲き残っていてホッとしました。

何でも開花が早いので仕方がありません。

もう1箇所岩場を登り切って進むと稜線に出ました。ここは西の有馬山に続く尾根です。

少し有馬山方面に進んだところに

本当の蕨山

「本当の蕨山」と書いてある最高標高地点があり、そこを踏みました。

戻ってさわらびの湯方面へ少し行ったところに展望台があって

ランチタイム

ランチタイムとしました。

ここは眺めが良く

展望台からの眺め

武甲山や武川岳、そして子の権現方面が見渡せました。

展望台からさわらびの湯への下りスタートです。

途中の南側方面の展望がよい場所からは

奥多摩の山々

川苔山(左)や蕎麦粒山(右)の眺めを楽しめます。

このコースの後半には登りの時に沢山あったフモトスミレの他に

マキノスミレ

ピンク色が濃いマキノスミレもやくさん咲いています。

こんなにたくさん見られるのは珍しいです。

この2つのスミレをスマホにマクロのクリップレンズを付けて撮ってみました。

フモトスミレアップ

フモトスミレと

マキノスミレアップ

マキノスミレです。

スミレには花弁が5枚あり、一番下にある花弁(唇弁)の色と模様が他と異なっています。

これはハニーガイドといって、訪花昆虫に蜜の場所を知らせるためのマークを付けています。

昆虫はこのマークがある唇弁をめがけてやって来て、花の中央部へ進み蜜を吸うときに花粉が雌しべに衝くしくみです。

植物は受粉するために、花を使って虫をおびき寄せる巧妙なしくみがあるのです。

歩きやすい道を進んでくると

金比羅神社

金比羅神社に着き、この先はやや歩きにくい道を一気に下り、

ゴール

ゴールのさわらびの湯に到着し、ツアーを終了しました。

高温が続く天候のおかげで期待していたアカヤシオやイワウチワは終わりかけていて残念でしたが、上に挙げたスミレの他、ミツバツツジやベニドウダン、そしてヤマザクラの花や山腹を覆う見事な新緑を堪能することができました。

ご参加された皆さま、ありがとうございました。

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プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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