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山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

西丹沢・不老山(928m)(2018.5.5)

西丹沢の南西部にある山域は、神奈川県と静岡県の県境に当たり、アクセスの起点は静岡県の駿河小山駅です。

この山域にはサンショウバラという大輪のバラが自生していて、5月30日に ツアー を予定しています。

その下見のため、駿河小山駅からバスで明神峠まで行き、ここから県境の尾根を不老山まで縦走し、駿河小山駅に下りました。

明神峠の看板

明神峠でバスを下りるとこんな看板がありました。

初めて聞く名前ですが、ここから西へ行くと山中湖の南側を通って行くトレイルが通じています。今回はここから東へ向かいます。

下層植生がない

明神峠から湯船山に向かう稜線は広葉樹林に覆われていて展望は利きません。シカの食害で下層植生に乏しく、草花はあまり見かけません。

湯船山の手前で振り返ると

富士山の前に葉が広がる

富士山は樹木の枝の隙間からチラチラと見えています。

湯船山から先は

太いブナ林

美しいブナ林が続いています。カジカエデ、オオモミジ、コハウチワカエデが多くて、秋にはカラフルに色づくでしょう。

しばらくブナ林を歩くと今度は杉檜の人工林が続きますが、峰坂峠を過ぎるとところどころに裸地が広がり、眺めが良くなりました。

北の方を見ると

菰釣山の稜線

菰釣山(右)から御正体山(左)へ稜線が続いています(ここは5/24の菰釣山ツアーで歩きます)。

南側には箱根の金時山や神山などが見えました。

火山灰が堆積している場所に着くと、サンショウバラがたくさん自生しています。

よくみると

サンショウバラはつぼみ

つぼみがたくさん付いています。例年ですと5月下旬から6月上旬に咲くのですが、今年はどうでしょうか?

この辺りは日当たりが良く、カマツカ、ガマズミ、ミヤマイボタ、ウツギ、ヤブデマリが蕾をつけていて

ベニバナニシキウツギ

ベニバナニシキウツギがピンク色の花をたくさん付けていました。

5月30日の本番には樹木の花で賑やかになっているでしょう。

少し進むと小高い丘になっていて、

富士山

富士山の眺めが良い良いところでサンショウバラの丘と呼ばれています。

火山灰地で他の植物が育ちにくく、サンショウバラにとって住みよい所なのでしょう。

さらに東へ進むと世附(よずく)峠に着き、ここからやや急な登りを頑張ると

不老山

まったく展望のない不老山に登頂しました。この付近にもサンショウバラがたくさん自生していました。

不老山からは進路を南に取り、駿河小山駅まで下っていきます。

途中までは山道でしたが、途中から林道に合流し、緩やかな傾斜の林道を花を見ながらダラダラ下っていきます。

ヤブデマリ

ヤブデマリは蕾の状態。

ニシキウツギ

ニシキウツギやゴマギやマルバウツギはきれいに咲いていて、他にも蕾の木が多く、本番にはまだ楽しめそうな感じでした。

最後に階段を下ると金時公園に下り、そこからは車道を30分くらい歩いて駿河小山駅に着きました。

やや距離は長いものの、急なアップダウンがない歩きやすいコースでした。

本番にサンショウバラが咲いていることを祈りたいと思います。

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プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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