山を歩いたり自然の中に身を置くことが好きな人に参考となるような情報を発信いたします。

大菩薩嶺・牛の寝通りツアー(2017.11.5-6)1日目

3連休の最後の日から1泊2日で今年最後の宿泊登山ツアーに行ってきました。

1日目は上日川峠から大菩薩嶺に登り、大菩薩峠にある介山荘という山小屋に泊まり
2日目は石丸峠まで主稜線を歩いた後、東に折れて長い牛の寝通りという尾根を小菅の湯まで縦走する
ツアーです。

まず1日目。お天気は雲一つ無い天気です。

3連休に入って比較的お天気に恵まれているので、甲斐大和からのバスに乗る人はそれほど多くありませんし、山の中での混雑もそれほどではありませんでした。

登山開始

上日川峠からの登りは樹林帯の中を行きます。さすがにこの標高では紅葉がほぼ終わっているので、木漏れ日を浴びて暖かいです。

富士が見えてきた

少し急な斜面を登ると富士山が見えてきました。バッチリです!

さすがに標高2000m近いので麻の冷え込みは厳しく、

霜柱

霜柱が立っていました。

雷岩にて

稜線に出ました。雷岩の所は絶好のランチポイントです。多くの人がここでランチしています。

ここからの眺めは大変素晴らしく、

雷岩からみた富士

どーんと日本一の山が構えていて、それは感動ものでした。人造湖の大菩薩湖がアクセントになっていますね。

ここから大菩薩嶺を往復した後、

大菩薩峠への下り

大菩薩峠に下っていきます。この尾根歩きが実に爽快。草原状で見晴らしがよく、奥多摩の山や御坂、道志方面がすっきりと見渡せました。

降り空ければ

雷岩方面を振り返る

雷岩方面と、遠くには雪を被った乗鞍岳まで見えました。

この道はところどころ岩場があり

岩場の下り

慎重に下っていきます。やがて

峠に立つ介山荘

この日の宿、介山荘が見えてきました。ここが大菩薩峠です。

大菩薩峠は日の出も日の入りも見られる良いロケーションにあります。

夕方は防寒具をしっかり着込んで日の入り鑑賞です。

夕焼けの介山荘

日没が近づいてきて介山荘の建物が赤みを帯びてきました。

そして16:30過ぎに南アルプスの山並みの真ん中に

日没

日が沈みました。宿のご主人によると、沈んだ山は蝙蝠岳、そしてその右が塩見岳、左は荒川岳と赤石岳です。

夕日の中の富士

富士山の周囲の空もうっすら染まり、

とても印象的な夕日を楽しむことができました。

夕食中に宿のご主人が、「月が昇ったよ」とおっしゃるので見に行くと

月が昇った

地平線から満月直後のいびつな赤い月が顔を出していました。

1日中素晴らしいお天気に恵まれた初日が終了しました。 

2日目につづく











倉戸山ツアー(2017.11.3)

10月の後半は、週末に2回続けて台風がやって来ました。11月に入ってようやくお天気が続くようになり、久々の好天の週末です。

しかも3連休。奥多摩の駅前はものすごい人・人・人。

乗る予定のバスにも長蛇の列。何と3台増便され、やっとの思いで登山口の女の湯に着きました。ヤレヤレ。

女の湯から倉戸山を目指して登っていきます。

ところどころ急坂があり、

急坂を登る

久々の登山の人はあえぎながら登っていきます。

11月に入って秋も後半戦。いろいろなものを発見できます。

クリタケ

おいしいキノコのクリタケ、

ドングリ

今年はどこでも豊作のドングリ(ミズナラとコナラ)、

アズキナシ実

アズキナシの赤い実。

山頂近くで

巨大なキノコ

とても大きくてスベスベしたキノコを発見。ムラサキシメジかも知れません。

登り始めて2時間で

山頂

美しく紅黄葉したカエデが多い、倉戸山山頂に到着しました。ご苦労様で~す!

山頂に着いた

はしゃぎ回ります(笑)。

ランチタイム

誰もいない山頂でゆっくりとランチタイム。駅前とバスの焦燥がウソのようです。

真っ赤なカエデ

お天気が良いので紅葉が映えます。

下りは倉戸口バス停へ向かっていきます。

御前山

奥多摩湖向こうの御前山(惣岳山)がきれいに紅葉しています。

小河内ダム

木々の間から小河内ダムも見えました。

イチョウ黄葉と御前山

麓に降りてくると銀杏の黄色も目に飛び込んできました。

やがて倉戸口バス停に到着し、無事ツアーを終了いたしました。

当初の予報に反して良いお天気となり、あまりの人手に驚きましたが、山の中ではほとんど人にも会わず、美しい紅葉と奥多摩湖の青い湖面を眺めて、静で気持ちの良い山歩きでした。

ご参加された皆さま、ありがとうございました。

笠丸山ツアー(2017.10.31)

今年の10月はお天気に恵まれませんでしたが、31日のツアーは願ってもないお天気となりました。

西上州には小さい岩山がたくさんあり、上野村にあるその1つ笠丸山に行ってきました。

登山開始

スーパー林道に登山口があり、ここから登山開始します。

沢沿いを進む

沢沿いのコースを登っていきます。

マムシグサ

マムシグサがあちこちで赤い実を付けていて目立ちました。

1時間ほどで地蔵峠到着。お地蔵さんが安置されているのは

コナラ巨木

立派なコナラ巨木の根元です。

今年はドングリが豊作で

ドングリは豊作

ミズナラドングリがたくさん落ちていて、踏んで転んでしまいそうです(笑)。

「ややっ!」 あれは何だ!

山頂が見えた

樹林の間に天を突くような鋭峰が!

そう、あれば笠丸山なのです。 「みんなであそこに登るんですよ」と言っても、みなさん半信半疑です。

でも・・・

山頂が近い

山頂がだんだん近づいてきました。

急登

ところどころでロープが張ってある急登があり、ちょっと振り返ると

ツツジの紅葉

アカヤシオやサラサドウダンが真っ赤に色づいている岩場とブナ、ミズナラの黄色く色づいた森が広がっていて良い感じです。

最後の急坂を登り切ると2つのピークの鞍部に着き、狭まったちょっとこわい岩場

狭い尾根

を通過すると、笠丸山山頂(西峰)に着きました! やったー

とても狭い山頂でしたが、他のパーティがいなかったので

ランチタイム

山頂を独占して景色を眺めながら美味しいランチといたしました。

風があまりなく紅葉に囲まれた穏やかな山頂でした。

紅葉と奥秩父

真っ赤なアカヤシオの向こうには金峰山を始めとする奥秩父の峰や

両神山

幾重にも続く岩山(奥は両神山)、

そして反対の方向には雪をいただいた上越の山まで見ることができました。

サラサドウダン

本当に素晴らしい色の紅葉(サラサドウダン)でした。

さてランチの後は

東峰

また恐怖の岩場を東峰に向かって進み、山頂の祠の前で手を合わせた後下山開始です。

下りも急

下りも急坂の連続で、転倒しないように気をつけながら進み、1時間余りで無事登山口に到着いたしました。


素晴らしいお天気と紅葉の中で、スリリングな岩場のある山を楽しんだツアーでした。

ご参加された皆さま、ありがとうございました。






愛鷹連峰・越前岳(2017.10.27)

富士山の南にある古い火山、愛鷹連峰。その最高峰・越前岳に行ってきました。

ようやく長雨が終わり、秋晴れとなりました。この日は雲一つ無い絶好の登山日和です。

御殿場からバスに乗り十里木で下車。ここから数分歩くと登山口です。

長い階段

いきなり長い階段が。斜度もそれなりにありきつい登りです。

十里木からの富士山

登り切るとススキ原の向こうにどでかい富士山が。山頂付近は少し雪を被っています。

富士山と宝永火口

こちら側からは宝永火口がよく見えます。300年ちょっと前に大噴火を起こした場所ですね。

登りが緩やかになって灌木の中を登っていきます。

次第に紅葉が

登るに連れて次第に木々が色づいてきました。

ヤマボウシやブナ、そしてコアジサイなどが目立ちます。

斜度が緩くなってきたら

越前岳山頂

越前岳の山頂に到着です。お天気に誘われて数組のパーティがランチを取っていました。

山頂の眺めは素晴らしく、富士山の他

駿河湾

駿河湾と富士市街の景観が良かったです。

ここからは稜線歩きです。

稜線の紅葉

コミネカエデが赤く色づいていて、黄色いブナもきれいです。

山頂から20分あまりで富士見台着。ここは昭和の初期に岡田紅陽という人が富士山に撮影に訪れ、その図案が昭和初期に発酵された五十銭紙幣に使われたそうです。

私も真似をして撮ってみました。

五十銭の富士

題して五十銭札の富士です。周囲の灌木が伸びていて、案外写しにくかったです。

ここからは稜線沿いに富士見峠へ向かって下っていきます。

南の方には

位牌岳と鋸岳

愛鷹連峰で2番目に高い位牌岳(左)とその隣の鋸岳が、その峻険な姿をくっきりと見せていました。

東の方には木々の間から

箱根方面

箱根の神山と駒ヶ岳を望むことができ、大涌く谷の噴煙もよく見えました。

富士見峠からはやや急な道を下りて、林道手前で

山神社の祠

(愛鷹)山神社で安全登山のお詣りをして

山神社入口

鳥居のある山神社入口まで下山しました。

快晴微風の絶好のコンディションに恵まれ、越前岳の楽しい下見を終えました。


越前岳ツアーは2回行われ、

 11月7日(火)はクラブツーリズムの新宿発バスツアー → 詳細
 11月10日(金)はフォーゲルの現地集合ツアー → 詳細

となっています。
素晴らしい富士山と稜線の紅葉を見においでください。


箱根・明神ヶ岳ツアー(2017.10.20)

10月中旬になり本来なら最も過ごしやすいシーズンですが、今年は違うようです。

秋雨前線が停滞してほとんど毎日雨。しかも中には12月の気温という日もあって、もう冬なのかしらと勘違いしそうです。

おまけに巨大な台風まで近づいてきています。

そんな中、雨が止みそうな感じなので箱根の明神ヶ岳ツアーに出かけました。

宮城野からはすぐに山道に入らず、別荘地を上がっていきます。

山道始点

別荘地の一番上から山道に入ってやや急な斜面を登っていきます。

雨はほとんど止みましたが道はややぬかるんでいます。こんな日はカエルが・・・ などと話していると

ヒキガエル

とびきり大きい奴が出てきました! ヒキガエルです。

昨年、ナラのドングリは不作でしたが、今年はというと

ドングリは豊作

たくさん落ちています。コナラもミズナラも豊作のようです。ブナはほとんど落ちていませんでしたが。

稜線に出た

山道を小1時間ほど登ると稜線に出ました。ここは明神ヶ岳から明星ヶ岳に通じる外輪山の一角です。

雨は止んでも霧がかかっていてほとんど展望は利きません。残念。

その稜線は秋の花盛り。

リンドウ

リンドウや

リュウノウギク

葉をこすると良い匂いがするリュウノウギク、

マツムシソウ

草刈り後に出てきたのか小さなマツムシソウ、

フジアザミ

とても大きなフジアザミ、

センブリ

葉を噛むと飛び上がるほど苦いセンブリ、

そしてヤマラッキョウ、ウメバチソウ、タイアザミなど本当に花の多い道です。

昼過ぎには

明神ヶ岳にて

明神ヶ岳の山頂に到着。ここでランチタイムとしました。

晴れたらとても眺めの良い山頂ですが、残念ながら何も見えません。私たちの貸切状態です。

ここから金時山方面へ外輪山を巡ります。

途中で珍しい物をお客様が見つけられました。

白花フジアザミ

白花のフジアザミです。初めてみました。

緩く下っていき、所によっては

延々と続く笹原

延々とササ(ハコネダケ)原が続きます。そしてようやく前方の霧の中に

霧の金時山

金時山が見えてきました。

金時山手前の矢倉沢峠で稜線を離れ、仙石バス停まで下ってツアーを終了しました。

ぱっとしないお天気でしたが、たくさんの秋の花が見られて良かったです。

ご参加された皆さま、大変ご苦労さまでした。

ご参加いただきありがとうございました。




プロフィール

荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)

Author:荘司たか志(登山ガイド、森林インストラクター)
職業: クラブツーリズム(株)あるく登山ツアーガイド、
ネイチャーガイド・フォーゲル代表
URL: http://vogel2011.web.fc2.com/

あちこちの山や里山を歩き、そこで見た自然情報を掲載します。
自然好きな人、これから自然のことを知りたいと思っている人は、是非ご覧いただき、コメントをお送り下さい。

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